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こんばんは。aquaです。

 10月31日は古代ケルト人の収穫祭を起源とする「ハロウィン」です。日
本におきましてもカボチャをくりぬいて作った「ジャック・オー・ランタン」
のオレンジ色がこの時期の街の色としてすっかり定着した感があります。

 ハロウィンが過ぎますと、デパートなどではクリスマスに向けた飾りつけが
始まり、来年の年賀状が発売(11月1日)になるなど、追い立てられるよう
に気ぜわしさが増していきます。

 追い立てられると言えば、大抵どこの家庭や職場でもいたるところに時計が
ありますが、時計がないと不安という方が少なくありません。また、少し進ま
せたり時間がずれた時計がいくつもあり、どれが本当の時間なのか分からなく
なってしまったというケースもよくある話です。「情報」についてもそうです
が・・。

 時間を管理しているのか時間に管理されているのか分からない状況の人が少
なくないように思う今日この頃です。

 ところで、質問に対する答えから深層心理を明らかにする心理テストの一つ
に「あなたにとって時計とはどんな存在ですか?」というのがあります。

 この質問の「時計」を「妻」や「夫」あるいは「恋人」に置き換えますと自
分にとって相手はどのような存在かが浮き彫りなるというものです。皆様の場
合はいかがでしょう?



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.投資の肴

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均   9050.47(+123.93)△1.39%
◎TOPIX   771.43(+  8.64)△1.13%

◎売買高概算  21億6380万株
◎売買代金概算  1兆4934億円
◎時価総額  264兆9172億円

◎値上り銘柄数 933  ◎(年初来)新高値 13
◎値下り銘柄数 602  ◎(年初来)新安値  2
◎変わらず   130

◎騰落レシオ(25日)98.82%

◎サイコロ(日経平均)6勝6敗 ○●○●○●●○●●○○ 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+4.15% 75日線比+0.11%

◎為替  (対ドル) 75.82  (対ユーロ)107.56

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  112円(±  0円)218,855千株
 2.三菱UFJ<8306>  353円(+  3円) 78,684千株
 3.東電力  <9501>  298円(-  8円) 69,187千株
 4.野村   <8604>  316円(+  7円) 51,959千株
 5.新日鉄  <5401>  212円(+  7円) 42,691千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.オリンパス<7733> 1217円(-138円) 52,068百万
 2.NTT  <9432> 4005円(+140円) 41,683百万
 3.三菱商事 <8058> 1659円(+ 22円) 36,885百万
 4.ソフトBK<9984> 2655円(+205円) 33,295百万
 5.三井住友 <8316> 2253円(+ 19円) 31,151百万



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1500万株 買い1940万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が連日で大幅高、前日比123円(1
.39%)高の9050円と約2ヶ月ぶりに9000円台を回復して取引終了
です。

 昨晩のNYダウはEU首脳会議での包括戦略を好感して339ドルの大幅高、
シカゴ日経先物も9055円まで上昇しており、東京市場も朝方から幅広い銘
柄に買いが先行。寄り後直後の9:03には上げ幅が159円となって908
6円と9100円に接近する場面がありました。為替が昨晩のロンドン市場で
一時1ドル=75.67円と戦後最高値を更新するなど円高の流れが続いてい
ますが、相場は円高抵抗力が付き、腰の強い展開です。もっとも、買い一巡後
は週末要因に加えて主要企業の決算発表が相次ぐこと、昨日との2日間で30
1円上昇したこともあり、引けにかけてはやや上げ幅を縮小しています。売買
代金は概算1兆4934億円と増加、売買高も21億6380万株と20億株
台に乗せています。上海総合指数は37ポイント(1.5%)高の2473で
す。

 業種別では、情報通信、鉄鋼、保険、食品、自動車、石油などの上げが目立
ち、電力ガス、紙パは下げています。

 個別銘柄では、スカイマークが28円高の1107円と連日で上昇。昨日の
引け後に発表した2011年4~9月期単独決算で税引き利益が前年同期比6
2%増の44億円となり、12年3月期は過去最高の88億円を計画している
ことから好感した買いが入っています。低運賃が評価されて羽田~新千歳線な
ど基幹路線が活況となっています。

 日野自動車が12円高の460円まで上昇。7月26日に付けた年初来高値
493円が視野に入ってきています。12時50分に発表した4~9月期連結
決算で純利益が5億円となり、30億円の赤字予想から一転して黒字を確保。
好感した買いが入っています。

 日特エンジニアリングが69円高の981円まで上昇。昼休み中に2012
年3月期の連結純利益が従来計画17億円から20億円になる見通しと発表。
上方修正を好感した買いが入っています。同社はコイル製造自動巻き線機メー
カーで、スマートフォン向けの微細コイル用巻き線機の受注が想定を大幅に上
回っています。

 ダイハツが3日連続高、36円高の1388円まで上昇しています。前引け
後、2012年3月期連結業績予想の上方修正を発表。純利益を従来計画37
0億円から500億円に大幅増額しています。国内市場の軽自動車シフトを追
い風に、低燃費の新型軽「ミライース」の販売が好調です。

 ソフトバンクが205円高の2655円と大幅高。昨日の引け後に発表した
4~9月期の連結純利益が前年同期比2.8倍の2172億円と大幅な増益と
なり、好感した買いが入っています。孫正義社長が同日の記者会見で、12年
3月期の配当(前期は5円)について、増配意向を示したことも買いを誘って
います。

 コマツが6日連続高、107円高の2023円と値を飛ばして2000円台
回復です。昨日の引け後に発行済み株式総数の1.65%に当たる1600万
株を上限に自己株式を取得すると発表。株式需給の改善を期待した買いが集ま
っています。取得総額の上限は300億円、期間は11月7日~12月28日
です。

 その他、発行済み株式総数の約1割に当たる自社株消却を発表したテルモが
235円高の4105円、エンプラスが154円高の1633円、ゼリア新薬
が92円高の1326円、KIMOTOが34円高の638円、ヤマハ発が5
6円高の1159円と値を飛ばし、好業績を発表したニチハは35円高の91
6円と年初来高値を更新です。

 本日の新高値銘柄は、キャンドゥ、JT、ゼリア新薬、クスリのアオキ、横
川電機、メガネトップ、ニチハ、サンゲツ・・・等々です。




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【2】主な材料                          **
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・9月の鉱工業生産、半年ぶり低下 円高や世界景気後退で

・9月の消費支出、7カ月連続で前年比減少 テレビ不振で

・9月の消費者物価、3カ月連続で前年比上昇 燃料費高で

・9月の自動車生産は2カ月ぶり減 輸出は2カ月連続増加

・任天堂、有料の課金システム対応ソフトを来年中にも発売

・日系企業の現地タイ人従業員、条件付きで日本に受け入れ

・サムスン電子の7―9月、液晶の価格下落などで営業減益

・米HP、パソコン事業分離見送り 従来どおりの運営維持



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【3】主な投資判断                        **
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[メリルリンチ証券]
 据置き   A (4063) 信越化学      4,100→ 4,300円
 据置き   A (5486) 日立金属          1,100円
 据置き   A (6506) 安川電機       820→   780円
 据置き   C (4530) 久光製薬      3,200→ 3,000円

[シティG証券]
 据置き   A (6758) ソニー           1,900円

[野村証券]
 据置き   A (4917) マンダム          2,800円
 据置き   A (6301) コマツ           2,930円
 据置き   A (9984) ソフトバンク        3,510円
 据置き   A (8806) ダイビル          1,020円

[みずほ証券]
 新 規   A (5344) MARUWA        4,000円

[大和証券CM]
 引上げ 2→1 (2322) NECフィールディング   1,260円
 引下げ 1→3 (5214) 日本電気硝子         860円
 据置き   3 (4109) ステラケミファ       2,400円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】投資の肴                          **
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 テクニカル分析は株価の変動そのものから相場の先行きを推測する手法で、
その種類や切り口は様々ですが、その中でパターン分析の代表的な手法はアメ
リカで言えば「ギャン理論」、日本で言えば「一目均衡表」です。

 一目均衡表は、昭和の初めの頃、兜町担当の新聞記者だった細田悟一氏が一
目山人(いちもくさんじん)というペンネームで、多数の人手と数年の歳月を
かけてまとめ上げた相場理論で、波動論・時間論・値幅観測論に基づいて展開
されています。

 当時、取引所は東京株式取引所と称し、戦後の財閥解体で大量の株式が出回
るまでは、取引所自体の株式が指標銘柄として取引されていました。取引所の
株式は「東株」と呼ばれ、増資による新株は「新東」。一目均衡表は当初、「
新東転換線」として発表されました。

 その後数十年を経て、改めて出版され世に出たのが、「これを見れば相場の
帰趨は一目瞭然である」という意味から名付けられた『一目均衡表』です。

 一目均衡表では、買いサイン、売りサインは元より、相場の方向や強弱、押
し目限界、戻り限界、底値買いに有効なパターンなどを表現し、値幅観測論や
時間論、波動論による相場予測をも為そうとするものです。

 一目均衡表も数あるテクニカル分析の一つなのですが、その独特な言い回し
や他に類を見ないビジュアルなグラフ、難解な部分も含めて何やら神秘性を帯
びた指標として捉えられています。

 ちなみに、一目均衡表はある一定期間の高安の平均に着目して作られたチャ
ートであり、その詳しい見方は時折スペシャル版でも取り上げていますが、転
換線、基準線、先行スパンの各線はそれぞれ短、中、長期の押し(上昇過程の
下げ)や戻り(下落過程の上げ)の限界(上値抵抗や下値支持)として機能し
やすいという傾向があります。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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ハロウィンは、例えるなら日本のお盆のような行事なのですが、アメリカのハ
ロウィンは大人も含めてかなり盛り上がるそうです。米マーケットでは8月の
新学期商戦や12月のクリスマス商戦などと並び、このハロウィン商戦の良し
悪しもきまって話題になります。アメリカでは、GDPのおよそ7割を個人消
費が占めており、新規失業保険申請者件数や雇用統計、消費者信頼感指数や小
売売上高等、直接的・間接的に消費に関わる経済指標に米マーケットが敏感に
反応するのはこのためです。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =5年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2010 http://melma.com/contents/moy2010/
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   「ハロー!株式」 3年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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