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――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ “ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ” ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー！株式 ◎ 2011/10/07 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。ａｑｕａです。 昔の農村地帯の学校では、稲刈り等の手伝いのための秋休みというのがあっ たそうですが、現在はいくつかの理由で２学期制を導入する学校が増えており、 今週末が前期の終業式となっている学校もあるようです。前期を終了した子供 達には数日間の秋休みが待っています。 また、明日からは月曜日の体育の日を含む３連休となります。運動会の時期 でもあり、今週末はさわやかな秋晴れの空の向こうから声援や歓声が聞こえて きそうです。 外での活動も良いですが、静かな空間でのんびり読書するにも良い季節です。 ちなみに、古代中国の唐代を代表する文人の韓愈（かんゆ）が残した詩の一 節に「燈火（とうか）親しむべし」とあります。「秋になると涼しさが気持ち 良く感じられ、あかり（燈火）になじむようになる」という意味で、秋は読書 に適した季節であるとしたこの一節が「読書の秋」の由来とされれいます。 運動会や遠足の秋、読書の秋、行楽の秋、実りの秋、グルメの秋・・・いろ いろありますが、何をするにも良い季節が到来しました。 …………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ＜スペシャル版＆プライベート・サービス通信＞ ２．主な材料 ３．主な投資判断 ４．投資の肴 ５．編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 ８６０５.６２（＋ ８３.６０）△０.９８％ ◎ＴＯＰＩＸ ７４１.５５（＋ ４.６９）△０.６４％ ◎売買高概算 １６億１８３０万株 ◎売買代金概算 １兆０３０８億円 ◎時価総額 ２５５兆８７８７億円 ◎値上り銘柄数 ９６７ ◎（年初来）新高値 １９ ◎値下り銘柄数 ５７９ ◎（年初来）新安値 １１ ◎変わらず １１８ ◎騰落レシオ（２５日）９１.３３％ ◎サイコロ（日経平均）６勝６敗 ○●●○○○●●●●○○ ５０.０％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比－０.５９％ ７５日線比－６.８４％ ◎為替 （対ドル） ７６.５９ （対ユーロ）１０３.０６ ◎出来高上位 １.みずほ ＜８４１１＞ １０９円（± ０円） ８３,１９８千株 ２.東電力 ＜９５０１＞ ２２０円（＋ ９円） ７６,０５３千株 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ３２８円（＋ ２円） ４１,４３０千株 ４.東芝 ＜６５０２＞ ３２０円（＋ １７円） ３８,６３８千株 ５.新日鉄 ＜５４０１＞ ２１７円（＋ ５円） ３０,５３４千株 ◎売買代金上位 (円) １.ソフトＢＫ＜９９８４＞ ２４５６円（＋１５０円） ４０,１３３百万 ２.ファナック＜６９５４＞１０９８０円（＋４５０円） １８,５０２百万 ３.東電力 ＜９５０１＞ ２２０円（＋ ９円） １６,８８９百万 ４.三菱商事 ＜８０５８＞ １４８１円（＋ ４７円） １４,４４３百万 ５.トヨタ自 ＜７２０３＞ ２５４９円（＋ １１円） １４,３８０百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１５７０万株 買い１８１０万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が２日連続高で、前日比８３円（０． ９８％）高の８６０５円で取引終了です。 欧州の金融システムや景気の先行きに対する不安が後退したことで昨晩のＮ Ｙ株式市場は大幅続伸。ダウは３日続伸で節目の１万１０００ドルを５日ぶり に上回り、その流れを受けて東京市場も買いが先行。外国証券の寄付前の注文 状況が９営業日ぶりに買い越しとなったことも買い安心につながりました。為 替市場でユーロが一時１０３円台にまで下落したことや、今晩の米雇用統計が 良い内容になるとの期待を背景にＮＹ株の上昇を見越した買いも入り、日経平 均株価は１２：４４に一時１４１円高まで上昇しました。ただ、米雇用統計の 内容を見究めたいとして終盤にかけて様子見ムードが広がり上げ幅をやや縮小 させています。売買代金は概算１兆０３０８億円、上海市場は国慶節で休場、 香港市場と韓国市場はともに２％超の続伸となりました。 業種別では、卸売、繊維、不動産、機械、その他金融、海運等が上昇率上位 となっています。 個別銘柄では、工具・ベアリング・産業用ロボット大手の不二越が大幅高。 前引け後の１１時に同社が発表した２０１０年１２月～１１年８月期決算が、 円高下にも関わらず営業利益・純利益ともに大幅増加となったことが好感され ました。台数で産業用ロボット世界首位、電力関連の材料も持つ安川電機も大 幅高となっています。 自動車用蓄電池（バッテリー）や産業用の蓄電池等を手掛ける新神戸電機が 年初来高値を更新。自動車生産が震災後の落ち込みから回復し、一部では増産 が始まったことが好感されています。また、同社の信用倍率は０．３８倍と好 取組になっており、売り方の買い戻しあるいは踏み上げを狙った買いなども入 っている模様です。 自動車関連では、想定以上に早い生産回復による業績上振れ期待で日産系プ レス最大手のユニプレスや同じく日産系で自動車用ゴム部品大手の鬼怒川ゴム なども堅調。また、自動車向け切削工具大手のＯＳＧは、昨日引け後に発表し た好決算と自社株買いを好感した買いが入り急伸しました。 自然エネルギーの活用に注目が高まる中、昨日の地熱発電関連銘柄に続き、 この日は風力発電に関わる日本風力開発、日本製鋼所、三菱重工、日本精工、 ＮＴＮなどが軒並み高。スマートグリッド（次世代送電網）関連の明電舎や高 岳製作所などもしっかりでした。 金や銅、原油などの国際商品相場が上昇したことを受けて、伊藤忠、丸紅、 三井物産、住友商事、三菱商事などの商社株が上昇。これまでの相場下落で膨 らんだ処分売りが一巡したことや、投資家のリスク回避ムードが緩和している ことも商社株の追い風となっています。また、ドイツ証券のアナリストが投資 判断を「中立」から「買い」に引き上げた半導体製造装置関連の東京エレクト ロン、ニコン、大日本スクリーン製造がそろって上昇しています。 ☆スペシャル版（有料版）、プライベート・サービス通信 ６月上旬頃から「ここから上値余地大の○８○○！」としてご紹介してまい りました「ウェザーニューズ」（４８２５）が年初来高値を更新する強い動き で、文字通り「上放れ」の様相となっています。 ４カ月前のご紹介当時の株価は２０００円どころで、本日の終値は２６１０ 円。上昇幅は約６００円、率にして３０％の上昇です。 １００株単位で買いやすいこともあり、多くの方が仕込まれていますが、 取り敢えずは本当におめでとうございます！ ☆有望銘柄の紹介で大好評！【アクア・スペシャル版】のお申込みは・・・ → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な材料 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・日銀景気判断、生産・輸出の回復緩やか 追加緩和見送り ・８月の景気一致、２ヵ月ぶり上昇 先行は４ヵ月ぶり低下 ・９月の「銀聯カード」利用額、５５億円と過去最高を更新 ・ＫＤＤＩとソフトＢＫ、ｉＰｈｏｎｅ４Ｓ月額通信料発表 ・東電、千葉・鹿島のガスタービン発電設備の出力１．５倍 ・ニチバン、「スポーツマンシップ」発売 スポーツ時にも ・米ヤフー、日本のヤフー株放出間近か 米税務当局が指針 ・中国、ＳＮＳ規制を強化か 「中国版ツイッター」も対象 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】主な投資判断 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［ドイツ証券］ 据置き Ａ (3401) 帝人 470→ 360円 据置き Ａ (3402) 東レ 780→ 700円 引上げ Ｂ→Ａ (7731) ニコン 1,980→ 2,180円 引上げ Ｂ→Ａ (7735) 大日本スクリーン 830→ 750円 引上げ Ｂ→Ａ (8035) 東京エレクトロン 5,050→ 3,980円 据置き Ａ (6592) 東芝 480→ 420円 据置き Ａ (6665) エルピーダメモリ 980→ 730円 据置き Ａ (7259) アイシン精機 3,600→ 3,500円 ［メリルリンチ証券］ 引上げ Ｂ→Ａ (6753) シャープ 765→ 900円 据置き Ａ (6752) パナソニック 1,184→ 1,066円 据置き Ａ (7267) ホンダ 3,200→ 3,000円 据置き Ａ (7201) 日産 900→ 850円 据置き Ｂ (7203) トヨタ 3,300→ 3,000円 引下げ Ｂ→Ｃ (7272) ヤマハ発動機 1,350→ 910円 ［野村証券］ 据置き Ａ (3382) セブン＆アイ 2,650→ 2,700円 据置き Ａ (4927) ポーラオルビス 2,400→ 2,750円 据置き Ａ (6752) パナソニック 1,470→ 1,100円 引下げ Ａ→Ｂ (6758) ソニー 2,780→ 1,650円 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記 ※価格：各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】投資の肴 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 秋の気配が増してきた今日この頃。読書の秋と言われますように、じっくり 本を読むというのも魅力ある過ごし方です。皆様さまざまに興味のあるジャン ルをお持ちかと思いますが、兵法書というのもなかなかタメになります。 兵法書は戦いにおける戦術を記したものですが、機を見て資金を投じたり引 き上げたりする投資においても「兵法」ともいえる戦術が重要となり、投資に 限らず参考になる部分がたくさんあります。 世に兵法書と呼ばれるものはたくさんありますが、古代中国の兵法書では、 かのナポレオンや武田信玄なども愛読していたとされる「孫子」があまりにも 有名です。 また、孫子を含む７つの兵法書を「武経七書」と呼び、兵法の代表的な古典 とされますが、武経七書の中の一つ「六韜」は、まっすぐな針で釣りをしてい たことで有名な太公望（周の祖、太公が待ち望んだ人物という意）と周の武王 との問答形式で記された書物です。 六韜は文・武・龍・虎・豹・犬の六つの編からなり、その中でも戦略に詳し い「虎韜」は源義経が鞍馬山の天狗からその奥義を学んだという逸話などでも 有名で、奥義書や秘伝書などを言い表す「虎の巻」の語源にもなっています。 ところで、中国の民間においては「孫子」よりも「兵法三十六計」の方が幅 広く流用されていると聞きます。 その兵法三十六計の第三十六計に「走為上（そういじょう）」とあり、意味 は「走(に)ぐるを上(じょう)と為す」、つまり逃げるのが最善の策であるとし ています。 もう少し具体的に説明しますと「勝算が無ければ、逃げるのが最善の策だ。 逃げることは負けるのとは違う。勝ちではないが、負けるということでもない。 全滅しては再起は計れず。兵力を温存し、次の機会に備えよ」となります。 ちなみに、三方ヶ原の戦いで武田信玄の大軍に惨敗し、わずかな手勢と共に 浜松城に逃げ帰った徳川家康がとった戦略が兵法三十六計の第三十二計「空城 計」であると言われます。 すでに野戦に敗れ、圧倒的に優勢な敵軍を相手に城に逃げ込んでも、最終的 には補給線を断たれ降伏を余儀なくされます。そのような時、自軍が兵力で劣 る場合の窮余の策として、敵将に自軍の戦闘能力を錯覚させるのが空城計。 優秀で用心深い指揮官ほど警戒心が強いことを利用した策で、三方ヶ原の戦 いで大敗し、城に逃げ帰った家康は、敵軍を前に城門を開け放ち、敵を引き入 れようとする構えを見せるのですが、武田方は謀を警戒して引き返してしまい、 家康は死地を脱することができました。 ちなみに、家康が城に逃げ帰った際に絵師に描かせた自画像が、有名な「徳 川家康三方ヶ原戦役画像」で通称「しかみ像」。苦渋の表情が描かれたこの絵 を、家康は終生手元に置いて軽挙妄動・慢心の自戒としたそうです。家康は三 方ヶ原の戦いで全滅を免れたことによって、その後の働きが実を結び、結果と して最大の力を有するに至ります。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【５】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 日経平均株価は２５日移動平均線が上値抵抗として意識されていますが、昨日 今日の連続上昇で上抜けに再トライの様相となっています。上値抵抗を上抜け ますと、その後はその水準が下値支持として意識される傾向があるため、来週 以降の動きに期待が高まります。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝５年連続受賞＝ ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１０ http://melma.com/contents/moy2010/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 ３年連続での『総合大賞』 （０６年と０７年はマネー部門賞第１位） ◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー部門 第１位 （０６年から０８年まで連続受賞、０９年はコンテスト実施せず） ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断 でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行：アクアリンクス株式会社 関東財務局長（金商）第２２８２号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
