朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー！株式 ◎ 2012/01/19 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。ａｑｕａです。 大阪市の橋下市長は、同市の米シカゴの事務所の米西海岸への移転を検討し ているそうです。ハイテク産業などが集まる西海岸の重要性が高まっていると の判断が背景にあります。 米西海岸に位置するカリフォルニア州は、人口は米国最大の３７２０万人、 面積は全米３位で日本の総面積を上回る広大な州です。ハイテク産業の密集地 シリコンバレー、娯楽・映画のハリウッドやディズニーリゾートなどを抱える 州経済も全米屈指の規模を誇ります。 カリフォルニア州の２０１０年のＧＤＰ（国内総生産）は１兆９０１０億ド ル（約１４５兆円、米商務省推定）で、米国ＧＤＰ全体の１３％を占めていま す。世界各国と比較した場合、同州経済はブラジルの２兆１０００億ドル（世 界銀行調べ）に次ぐ世界第９位の規模で、インドの１兆７０００億ドル（同） を上回ります。 カルフォルニアの消費税率は地方税分を加えますと１０％を超えますが、少 数の富裕層が納める所得税が州の財政全体の半分以上を占めるいびつな構造が 災いし、州財政は金融危機も追い打ちとなって赤字が拡大し実質的に破綻して います。 また、カリフォルニア州の公務員退職年金基金（カルパース）は米国最大の 公的年金基金で、積極的な運用で知られています。そのカルパースは住宅バブ ル期に取得した住宅用地を、同州の不動産開発業者と積水ハウスの関連会社に 売却し、多額の損失を計上する見通しとなっています。 ちなみに、全米最大の年金カルパースの総資産は邦貨換算で２０兆円以上と も言われますが、国民年金・厚生年金の積立金を管理する年金積立金管理運用 独立行政法人（ＧＰＩＦ）は世界最大規模の機関投資家で、資産額は約１２０ 兆円です。 …………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ＜相場コメント＞ ２．主な材料 ３．主な投資判断 ４．投資判断と目標株価 ５．編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 ８６３９.６８（＋ ８９.１０）△１.０４％ ◎ＴＯＰＩＸ ７４０.６８（＋ ５.７０）△０.７８％ ◎売買高概算 ２１億３１６８万株 ◎売買代金概算 １兆１５０２億円 ◎時価総額 ２５５兆３３４４億円 ◎値上り銘柄数 ８８９ ◎（昨年来）新高値 １７ ◎値下り銘柄数 ６２０ ◎（昨年来）新安値 ６ ◎変わらず １６３ ◎騰落レシオ（２５日）１０１.４０％ ◎サイコロ（日経平均）８勝４敗 ○○●●○○●○●○○○ ６６.７％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比＋２.１６％ ７５日線比＋０.８３％ ◎為替 （対ドル） ７６.７５ （対ユーロ） ９８.６７ ◎出来高上位 １.みずほ ＜８４１１＞ １０９円（＋ ２円）１１２,６３６千株 ２.飛島建 ＜１８０５＞ １４０円（＋ １６円 ８９,０４９千株 ３.東電 ＜９５０１＞ ２１９円（－ ２円） ６４,７７７千株 ４.駒井ハルテ＜５９１５＞ ３０４円（＋ ８０円） ５６,６５２千株 ５.三井住友建＜１８２１＞ ７７円（＋ １円） ５５,５８１千株 ◎売買代金上位 (円) １.グリー ＜３６３２＞ ２０８０円（－ ８１円） ３７,９６４百万 ２.ＤｅＮＡ ＜２４３２＞ １８５５円（＋ １１円） ２２,５６１百万 ３.ファナック＜６９５４＞１２８６０円（＋３９０円） １９,６９９百万 ４.コマツ ＜６３０１＞ ２０６４円（＋ １６円） １９,４７１百万 ５.ＪＴ ＜２９１４＞ ３８４千円（－１３千円） １８,１８１百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り２４３０万株 買い１０４０万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が３日連続高、前日比８９円（１．０ ４％）高の８６３９円と８６００円台に乗せて取引終了です。 住宅指標など景気指標の改善を好感して昨晩のＮＹダウが９６ドル高となっ たこと、加えてＮＹダウが昨年５月２日に付けた高値１万２８７６ドルまであ と２９８ドル（終値ベースでは４月２９日の１万２８１０ドルまであと２３２ ドル）に迫っていること、欧州債務不安の一服を背景に１ユーロ＝９８円台後 半のユーロ高・円安に振れたことを好感した朝方から幅広い銘柄に買いが先行。 買い一巡後も上海などアジア主要市場が軒並み高していることを横目に終日高 い水準での値動きとなっています。売買代金は概算１兆１５０２億円と２日連 続で１兆円を超えています。上海総合指数は２９ポイント（１．３％）高の２ ２９６です。 業種別では、証券、海運、非鉄、電機などの上げが目立ち、陸運、食品、電 力ガスなどが下げています。 個別銘柄では、本日も復興関連株が軒並み高。日本橋梁は本日もストップ高 で１５０円高の１０２８円まで上昇。これで年が明けてから７回目のストップ 高となり、上昇を開始した昨年１２月２８日の２２３円から５倍に迫る勢いで す。 コンクリート橋梁トップクラスのＰＳ三菱もストップ高、８０円高の５７８ 円まで上昇。これで１２月２８日の２１６円から株価は２．６倍となります。 地盤改良など基礎工事大手の日本基礎技術が３７円高の３７８円、日本道路が １１円高の３１７円といずれも昨年来高値更新。西松建設が９円高の１６８円、 太平電業が２７円高の５６９円。 東芝プラントが２０円高の８４３円、千代田化工建設が２７円高の８６３円、 日揮が１３円高の２０４７円とプラント株も連日で値を上げています。 日本海洋掘削が４４１円高の２６６４円と急伸。政府が愛知県沖の海底で２ 月中旬をメドにメタンハイドレート掘削試験に入る方針を固めたと報じられ、 同社は石油や天然ガスの掘削に従事してきただけに好材料視した買いが集まっ ています。 ファナックが３日連続高、３９０円高の１万２８６０円と値を飛ばしていま す。３日間の上昇率は１０％に達します。中国など新興国における工場自動化 投資が加速しており、改めて見直し買いが入っています。ゴールドマン・サッ クス証券が昨日に買いを再強調するレポートを公表したことも支援材料となっ ています。中国関連としてコマツは８日連続高、１６円高の２０６４円と上伸 です。 東京エレクトロンが１２５円高の４３５５円、アドバンテストが４９円高の ７５３円、ニコンが４１円高の１７６８円と値を上げるなど半導体関連株が上 昇。昨日のＮＹ市場でフィラデルフィア半導体株指数（ＳＯＸ指数）が５％の 大幅高となり、東京市場でも半導体関連株を見直す動きが広がっています。 大阪チタニウムが２６５円高の３６５５円と連日で大幅高。世界的に航空機 需要が拡大していると報じられ、航空機向けチタンに強みを持つ同社に物色の 矛先が向かっています。東邦チタニウムも８８円高の１３５７円と値を飛ばし ています。 尚、北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ有投手の米大リーグ移籍が 決まったことを受け、受領する移籍金約４０億円を特別利益として計上すると 発表した日本ハムは１円安の９３０円と小動き。北海道日本ハムファイターズ は２０１２年１２月期に、日本ハムは２０１２年１～３月期に計上するとして います。 本日の新高値銘柄は、ＰＳ三菱、日本道路、日本基礎技術、ダイダン、日本 橋梁、加藤製作、日野自動車、宮越ＨＤ、ゴールドウイン、アルインコ、アオ キスーパー・・・等々です。 ☆相場コメント☆ ＮＹダウが連日で上昇。いよいよ昨年５月２日に付けた高値１万２８７６ド ル更新まであと２９８ドル（終値ベースでは４月２９日の１万２８１０ドルま であと２３２ドル）と迫っています。今年は大統領選があり、アノマリー通り の展開です。 東京市場も「昇龍相場」、強い動きとなっています。本日の日経平均株価は ８６３９円となり、これで２５日移動平均線８４５２円、１月限ＳＱ値８４７ ０円、一目均衡表の基準線８４８０円、７５日移動平均線８５６８円、そして 心理的節目８６００円など主な節目を上回ってきています。ちなみに、ブラジ ル市場は６ヶ月ぶりの高値まで上昇しており、新興国市場に変化の兆しが見え 始めている点は見逃せません。 ところで、「新春お年玉号」から既に二桁以上の大幅高銘柄が続出していま す。改めて、ご確認頂き、強気の姿勢で臨んで頂ければと思います。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 有望銘柄の紹介で大好評！『アクア・スペシャル版』 ┗━━━━┛ お申込み・詳細 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な材料 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・ブラジル中銀、政策金利引き下げ 昨年８月末以降４会合連続 ・世界的な金融緩和 １２年前半に２０程度の中銀が追加緩和策 ・日生、インド資産運用会社に２百億円出資 新興国に足がかり ・１月第２週の部門別動向、海外勢３週連続買い越し 額も増加 ・１２月首都圏マンション販売、高層物件好調で４年ぶり高水準 ・ＬＧ、テレビの世界市場でシェア首位目指す 製品の８割３Ｄ ・米名門企業コダックが破産法適用申請 つなぎ融資で業務継続 ・ＩＭＦ、資金基盤増強を検討 欧州支援の融資枠の拡大も計画 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】主な投資判断 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［メリルリンチ証券］ 据置き Ａ (4088) エアウォーター 1,100→ 1,150円 据置き Ａ (4775) 総合メディカル 3,300円 据置き Ｂ (9101) 日本郵船 210→ 200円 据置き Ｂ (9104) 商船三井 310→ 290円 据置き Ｂ (9107) 川崎汽船 160→ 150円 ［クレディＳ証券］ 据置き Ａ (4188) 三菱ケミカル 730→ 550円 ［ＪＰモルガン証券］ 引上げ Ｂ→Ａ (2875) 東洋水産 2,100→ 2,200円 ［シティＧ証券］ 据置き Ａ (6902) デンソー 3,400→ 3,000円 据置き Ａ (7259) アイシン精機 3,600→ 3,100円 引下げ Ａ→Ｂ (7272) ヤマハ発動機 1,320→ 1,060円 ［大和証券ＣＭ］ 引上げ ２→１ (9956) バロー 1,800円 新 規 ２ (2659) サンエー 4,000円 新 規 ２ (9948) アークス 1,800円 新 規 ４ (8178) マルエツ 240円 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記 ※価格：各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】投資判断と目標株価 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 証券会社が独自の調査と基準によって銘柄や株価の判断を示す投資判断は基 本的に株価指数（主にＴＯＰＩＸ）を基準（ベンチマーク）にした相対的評価 であり絶対的評価とは異なりますが、投資の参考にしている人は少なくありま せん。 しかしながら、初心者の方にとりましては理解が難しいケースがあります。 例えば、投資判断を引き上げたにも関わらず、目標株価を引き下げるといっ たケースです。 事業環境が期待されたほど好転せずに業績が伸び悩むことが想定される場合、 アナリストは利益見通しを引き下げるとともに目標株価を引き下げますが、そ れでもまだ目標株価の水準が現在の株価水準よりも十分に割安であれば投資判 断の引き上げを行います。 上記とは逆のケースを含めましてこういったことはよくあることで、その際 は実際の株価と照らし合わせていただければ分かりやすいと思います。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【５】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 破産法適用の申請を行った米コダックは１８８０年創業で、１３２年の歴史を 有する名門企業です。世界初のデジタルカメラを開発したのも同社ですが、利 益率の高かったフィルム事業にこだわり、変化への対応に大きく出遅れたのが 破たんの原因でした。環境への変化に対応できなかった恐竜ではありませんが、 現状維持は退歩なりという教訓です。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝６年連続受賞＝ ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１１ http://melma.com/contents/moy2011/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 ４年連続での『総合大賞』 （０６年と０７年はマネー部門賞第１位） ◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー部門 第１位 （０６年から０８年まで連続受賞、０９年はコンテスト実施せず） ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断 でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行：アクアリンクス株式会社 関東財務局長（金商）第２２８２号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
