■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


  今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。


  『 生産フル操業、スマートフォン特需で株価上昇余地大の○8○○!』

  
  『 そして、大型株への物色の広がり 』



  ※配信についてのお問い合わせは・・・ aqua@aqua-niter.com 

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             ◎ ハロー!株式 ◎      2012/02/08 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 今年は平年よりも1日多い366日の閏(うるう)年です。2月29日に生
まれた人は誕生日が4年に1回ということになりますが、法律では閏年以外の
平年は3月1日で誕生日を迎えるのと同等になります。

 同じ考え方で、閏年の2月29日に期限が到来するものについては、平年で
は2月末日が満期日となります。

 ちなみに、4年に1度の夏季オリンピック、同じく4年に1度の米大統領選
挙、これらのイベントはすべて閏年に行われます。

 オリンピックは大きな商機を提供し、米大統領選挙を有利に運ぶため現職の
大統領は景気浮揚を図ることなどから、過去の閏年の多くは好景気となってい
ます。

 地球が太陽の周りを1周するのに365日ちょうどであれば2月29日は存
在しないのですが、実際に地球が元の位置に戻るには365日と5時間40数
分かかります。1年で約6時間(約4分の1日)のズレが生じるため、4年に
1度(4で割れる年)の割合で1日増やし閏年としてそのズレを補正していま
す。

 しかし、6時間弱を6時間として補正してしまいますと今度は加え過ぎによ
る反対のズレが生じることになります。

 そのため、例外ルールとして100で割り切れる年は平年、さらにそれでも
微小なズレが残るため例外の例外として400で割り切れる年は閏年としてい
ます。2000年は通常の閏年ではなく、例外の例外としての閏年でしたので
電子回路等のトラブル(2000年問題)が危惧されたというわけです。

 また、わずか1日の増加に過ぎませんが、そのインパクトを単純に計算して
みますと、年間では365分の1で0.3%、四半期(1―3月期)では90
分の1=1.1%、月間(2月)では28分の1=3.6%ということになり
ます。

 年間ベースではともかく、四半期、月間では無視できない大きさとなり、特
に個人消費や小売売上高などの統計に影響が表れます。個人消費を日数の影響
を受ける部分(食費等)と受けない部分(家賃等)とに分け、国内総生産(G
DP)に占める個人消費の割合を勘案しますと、1―3月期のGDPは閏月に
よって0.4%押し上げられるとの試算があります。

 わずか1日ですが、そのことによって経済の実力を過大に評価してしまう可
能性があるため、GDPは季節調整により閏年の影響を除去した数値で比較す
ることになっています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.投資家心理と相場の特性

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均   9015.59(+ 98.07)△1.10%
◎TOPIX   782.34(+  9.57)△1.24%

◎売買高概算  24億7769万株
◎売買代金概算  1兆3207億円
◎時価総額  269兆2418億円

◎値上り銘柄数 1281  ◎(昨年来)新高値 38
◎値下り銘柄数  290  ◎(昨年来)新安値  0
◎変わらず    102

◎騰落レシオ(25日)125.00%

◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○○●●●○○○●○●○ 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.82% 75日線比+4.78%

◎為替  (対ドル) 77.02  (対ユーロ)102.18

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  124円(+  3円)162,387千株
 2.福島銀  <8562>   87円(+ 29円) 96,579千株
 3.三菱UFJ<8306>  390円(+ 10円) 76,619千株
 4.新日鉄  <5401>  206円(+ 11円) 56,551千株
 5.三井住友建<1821>  113円(-  3円) 49,767千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.トヨタ  <7203> 3135円(+149円) 53,941百万
 2.DeNA <2432> 2485円(+192円) 49,289百万
 3.三菱UFJ<8306>  390円(+ 10円) 29,576百万
 4.グリー  <3632> 2576円(- 35円) 24,209百万
 5.JT   <2914>4140百円(+75百円) 22,455百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1330万株 買い1700万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比98円(1.10%)高の
9015円と9000円の大台に乗せて取引終了です。

 ギリシャへの支援が前進するとの見方から昨晩のNYダウが33ドル高で昨
年来高値はもちろんのこと約3年8ヶ月ぶりの水準まで上昇したこと、また為
替が対ユーロ、対ドルともに円安に振れたことも支援材料となって朝方から幅
広い銘柄に買いが先行。戻り売りを吸収しながら引けにかけてジリジリと上げ
幅拡大で高値引けとなっています。業績見通しの上方修正を発表したトヨタが
半年ぶりに3000円台を回復したことも投資心理を改善させ、買いを誘う要
因となっています。売買代金は概算1兆3207億円、上海総合指数は55ポ
イント(2.4%)高の2347と大幅高です。

 業種別では、鉄鋼、自動車、銀行、海運、非鉄などの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、東北地盤の地銀株が軒並み大幅高。福島銀行は29円高の8
7円と50%の上昇、福島県郡山本拠の大東銀行は22円高の94円と30%、
岩手県の東北銀行が27円高の163円、青森県のみちのく銀行が26円高の
180円等々となっています。日銀が本日朝発表した1月の貸出・資金吸収動
向で地銀・第2地銀の貸出残高が増加し、特に東日本大震災の被災地での運転
資金需要が増えていることから材料視した買いが入っています。

 リンナイが310円高の5530円と大幅高。昨日の引け後に2011年4
~12月期の連結営業利益が前年同期比6%増の206億円と発表。好調な業
績を好感した買いが入っています。新興国の生活水準向上に伴い熱機器需要が
拡大したほか、国内でも電力不足を背景とした節電志向を背景にガス機器など
節電商品の販売増に繋がっています。

 舗装大手のNIPPOが44円高の896円と大幅高で昨年来高値更新。昨
日に2012年3月期連結業績の大幅上方修正を発表し、好感した買いが入っ
ています。営業利益を98億円から152億円、連結当期利益は56億円から
75億円に引き上げています。国内外の工事受注高が大幅に増加しています。
日本道路も12円高の359円、前田道路も21円高の963円、東亜道路も
17円高の250円といずれも昨年来高値更新です。

 トヨタ自動車が149円高の3135円と大幅高で3000円の大台回復。
2012年3月期の連結営業利益が2700億円になる見通しと発表し、従来
計画2000億円から35%の大幅上方修正となることから好感した買いが入
っています。

 トラック・バス用ブレーキで首位のTBKが61円高の461円と急騰。2
012年3月期連結業績予想の上方修正と増配予想を発表し、好感した買いが
入っています。期末配当は5円から7円(前期末は5円)に増額し、中間配当
含む年間配当は12円(前期は10円)となります。 

 クボタが51円高の749円と大幅高。2011年4~12月期の連結営業
利益が前年同期比11%増の768億円となり、好業績を好感した買いが膨ら
んでいます。北米向けトラクター販売が好調で、当初未定としてきた期末配当
を前期実績の7円から8円、年間14円を15円と増配することも支援材料と
なっています。

 その他、ライト工業が3円高の516円と連日で昨年来高値更新、太平洋セ
メントが4円高の173円と昨年来高値更新、ユニクロを展開するファースト
リテイリングが380円高の1万6000円と昨年来高値更新、ユニ・チャー
ムが20円高の4185円と昨年来高値更新、大阪チタニウムが135円高の
3540円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、ハザマ、NIPPO、東亜道路、前田道路、日本道路、
ライト工業、オリエンタルランド、太平洋セメント、ナカヨ通信、日産車体、
ユニ・チャーム、ファーストリテイリング・・・等々です。



☆スペシャル版(有料版)通信

 NYダウが昨年来高値更新、ドイツ市場が35%を超える上昇となるなどい
よいよ世界的株高の動きが顕著となり、まさしく昇龍相場の様相です。直近(
1月18日)ご紹介の復興関連「太平洋セメント」が昨年来高値を更新、「日
本触媒」、「五洋建設」、「森精機」、そして「ライト工業」も大きく値を飛
ばしており、株式マーケットはまさしく宝の山。

 今年の干支「壬・辰」(みずのえたつ)が指し示す「水」・「土」に関連し
た銘柄が牽引する形での強調相場であり、時折、ハイテク株・金融株の上昇も
織り交ぜながらの腰の強い展開です。この流れにしっかりと乗って行きたいと
ころです。

 本年は『吉兆象徴、昇竜の年』。こうした環境にありまして、どの銘柄を買
っていいのか分からない方、或いはこれまで株式投資で上手く行ってない方、
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【2】主な材料                          **
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・ユーロが対円で1カ月半ぶり高値 一時102円30銭台

・昨年の国際収支、経常黒字43%減 48年ぶり貿易赤字

・日本「全品目で交渉」正式表明 TPP事前協議初会合で

・ルネサス・富士通・パナソニック、半導体事業統合へ詰め

・1月街角景気、2カ月ぶり悪化 寒波や大雪が消費に影響

・海外投資家、日本株3カ月ぶり買い越し 1月財務省統計

・NTT、今日午前の時間外取引で自社株4182万株取得

・英豪BHP、12月中間決算は増収減益 鉄鉱石事業好調

・ギリシャ、首相と連立与党3党首との協議を8日に再延期



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【3】主な投資判断                        **
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[シティG証券]
 据置き   A (2432) DeNA          3,200円
 据置き   A (2914) JT            45万円
 据置き   A (4061) 電気化学工業         330円
 据置き   A (8219) 青山商事          1,900円

[野村証券]
 据置き   A (6841) 横河電機       868→   941円
 据置き   A (7203) トヨタ自動車    3,700→ 3,900円
 据置き   A (7312) タカタ       2,350→ 2,150円

[SMBC日興証券]
 新 規   A (6619) ダブルスコープ       2,800円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ B→A (4186) 東京応化工業    1,620→ 2,160円
 据置き   A (6750) エレコム      2,000→ 2,100円
 据置き   A (6770)アルプス電気     700→   750円
 据置き   A (8113) ユニチャーム    4,100→ 4,750円
 据置き   A (8219) 青山商事          1,800円
 据置き   A (8870) 住友不動産販売       5,600円
 据置き   A (9766) コナミ           2,900円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価


 
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【4】投資家心理と相場の特性                   **
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 企業の収益力や成長性や景気、金利や為替、相場環境や政治状況などは株価
形成に大きな影響を与えます。もちろん実際に売り買いする投資家の心理によ
っても株価は影響されます。

 様々な材料や相場そのものが投資家心理を変化させるという側面もあります
が、「思惑」あるいは「悲観」「楽観」などの言葉で表現されますように投資
家心理の起伏そのものが株価に及ぼす影響もかなり大きいと言えます。

 投資家の思惑や心理に影響されることによって、株価はしばらく一定方向に
動きやすいという性質を持つことになります。

 つまり、株価の上昇を見て買いたいと思う人が増え、株価が下がったのを見
て皆がまた売りたいと思うために、買いが買いを呼ぶ、売りが売りを呼ぶとい
う展開になりやすいということです。

 また、株価はこれとは逆の性質も持っています。

 長い上昇相場の後である日突然暴落したり、逆に長い低迷相場の後で突然に
反発するという性質です。

 上昇相場が長く続いた後の皆に利が乗っている状態では、上値が重いとの認
識が広がれば売りが出て反落します。

 反対に弱気相場でも売りが出尽くせばそれ以降の売り圧力は減少することに
なります。底近辺では悪材料でも下がりにくくなると同時に、徐々に買いが増
えることによって株価は反発していきます。その際、売り方の買戻しを呼び込
み、急反発となるケースもあります。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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株や円がようやく本来あるべきトレンドに回帰しつつあります。ちなみに、日
経平均株価の昨年来高値は4月につけた1万1408円ですが、NYダウは同
時期につけた高値をクリアしています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =6年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2011 http://melma.com/contents/moy2011/
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   「ハロー!株式」 4年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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