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こんにちは。aquaです。

 日銀が本日発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製
造業の景況感を示す業況判断指数(DI)がプラス5に改善しました。

 前回12月調査(マイナス10)から15ポイントの上昇で、上昇幅は市場
予想(10ポイント)を大きく上回り、コロナ禍以前の2019年9月の水準
と並びました。※下記参照

 ところで、大阪府の昨日の新型コロナウイルスの新規感染者数は599名と
2日続けて東京を上回り全国最多となりました。

 こうした状況を踏まえ政府は大阪府に対し「まん延防止等重点措置」(以下、
重点措置)を適用する方針です。

 まん延防止措置は、2月に成立した改正特別措置法で新設された制度で、感
染者が急増している局面(ステージ3)で、緊急事態宣言を出す状況(感染爆
発、ステージ4)への移行を食い止めるべく、予防的に地域を絞って集中的な
対策を行うためのものです。

 ちなみに、緊急事態宣言は都道府県を対象に発令され、「休業」要請・命令
や全面的な「外出自粛」要請もできますが、まん延防止措置は措置を講じるエ
リアが限定され、飲食店などに対しできるのは「時短」要請・命令までです。

 また、まん延防止措置のもとでは、店舗従業員への検査受診の勧奨の他、発
熱などの症状がある人や感染防止のための措置を行わない人の入場を禁止する
こともあり、場合によっては店名の公表や立ち入り検査も認められます。

 尚、今回のまん延防止等重点措置は大阪府に加え、兵庫県と宮城県の3府県
に適用される見通しで、対象地域は大阪府が大阪市、兵庫県が神戸、西宮、尼
崎の3市、宮城県が仙台市になるようです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.日銀短観

 3.本日の経済指標等





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  29388.87(+210.07)▼0.72%
◎TOPIX  1957.64(+  3.64)▼0.19%

◎売買高概算   12億4597万株
◎売買代金概算   2兆7186億円
◎時価総額   724兆1240億円

◎値上り銘柄数  861  ◎(年初来)新高値 64
◎値下り銘柄数 1261  ◎(年初来)新安値 21
◎変わらず     64

◎騰落レシオ(25日)120.76%(前日比5.08%低下)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ●〇●●●●〇〇〇〇●〇  50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.29% 75日線比 +2.77%


◎為替  (対 ド ル)110.80(前日比0.07円安)
     (対ユーロ)129.88(前日比0.02円高)


◎売買代金上位(東証1部)

 1.SBG  <9984>  9391円(+   61円) 1311億円
 2.東エレク <8035> 48980円(+ 2190円)  768億円
 3.トヨタ  <7203>  8423円(-  193円)  559億円
 4.任天堂  <7974> 62920円(+ 1110円)  552億円
 5.ソニーG <6758> 11650円(+   55円)  517億円


◆相場概況

 名実ともに4月、新年度入りとなった本日の東京市場。日経平均株価は21
0円高の2万9388円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは85ドル(0.2%)安でしたが、ナスダックは201P
(1.5%)の大幅高。シカゴ日経先物も2万9345円まで上昇したことを
受け、また8:50に発表となった3月日銀短観で大企業・製造業の業況判断
DIが+5と1年半ぶりにプラスとなったことも支援材料となり、東京市場は
朝方から買いが先行。

 円相場が1ドル=110.75円前後の円安水準で推移していること、上海
や香港市場が上昇していることも買いを誘い、終日高い水準での値動きとなっ
ています。

 業種別では、精密、電機、保険、金属、情報通信、機械などの上げが目立ち、
一方で鉄鋼、空運、海運、電力ガス、自動車などは下げています。

 個別銘柄では、日銀短観で大企業・全産業の設備投資計画が前年度比3.0
%と増加していることを受け、設備投資関連が大幅高。ファナックが1330
円高の2万7515円、ディスコが1850円高の3万6600円、ツガミが
53円高の1716円、キーエンスが1640円高の5万1910円、東京エ
レクも2190円高の4万8980円、レーザーテックも660円高の1万5
180円となっています。

 ソフトバンクGが61円高の9391円。米国市場でハイテク株比率の高い
ナスダック指数が上昇しており、ハイテク株に投資する同社の含み益拡大を期
待した買いが入っています。

 第一生命HDが181円高の2083円と年初来高値更新。1億7000万
株(自己株式を除く発行済み株数の15.25%)、2000億円を上限とす
る自社株買いを3月31日に発表。自社株は原則として消却するとしており、
需給改善を期待した買いが入っています。

 その他、100円ショップ大手のセリアが85円高の3950円と連日で上
昇、一押しの半導体関連の東京応化が370円高の7290円、リードフレー
ムが5G向けに好調の三井ハイテックが390円高の5020円。

 半導体検査用プローブカード世界3位の日本マイクロニクスが102円高の
1787円、医療従事者向け情報サイトを手掛けてソニー筆頭株主のエムスリ
ーが488円高の8059円、業績と配当の上方修正を好感して平和不動産が
200円高の3655円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、日東製網、サイバーエージ、荏原、東芝、アドバンテ
スト、ウシオ電、三井ハイ、シマノ、スクリーン、東京エレク、第一生命・・
・等々です。


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【2】日銀短観                          **
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 日銀短観(21年3月調査) ※カッコ内は前回(20年12月)調査
 ――――
  大企業・ 製造業DI: +5 (-10) 15ポイント改善

  大企業・非製造業DI: -1 (- 5)  4ポイント改善


 業況判断指数(DI)は、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」
と答えた企業の割合を差し引いた指数で、企業の景況感を示します。


 3月調査(回答期間:2月25日~3月31日)の日銀短観では、大企業製
造業の景況感を示す業況判断指数(DI)はプラス5への大幅に改善。市場予
想(±0)を上回り、3四半期連続で改善しました。

 前回調査と比較して、大企業製造業は繊維、食料品、造船・重機等を除く業
種で景況感が改善。中でも石油・石炭製品、生産用機械、非鉄金属、自動車、
鉄鋼などの業況改善が顕著でした。造船・重機等の業況悪化は2期連続。


 大企業非製造業DIはマイナス1と前回調査よりも良かったものの、製造業
と比較して改善ペースの鈍さが際立ち、二極化が鮮明となっています。

 大企業非製造業も業況が改善した業種は多かったものの、GoToトラベル
停止により宿泊・飲食サービスが大きく悪化し、緊急事態宣言の影響で対個人
サービスや小売の業況も悪化しました。宿泊・飲食サービスや

 ちなみに、対個人サービスとは、理容・美容・浴場業、娯楽(レジャー)業、
各種学校、学習塾、老人福祉・介護事業などです。


 先行き(3カ月後)については、大企業製造業が現況比1ポイント悪化のプ
ラス4、大企業非製造業が現況比変わらずのマイナス1を見込んでいます。

 21年度の大企業全産業の設備投資計画(前年度比)は3.0%増と、市場
予想(2.7%増)を上回る伸びとなっています。

 尚、21年度の事業計画の前提となる想定為替レート(全規模全産業)は1
ドル=106.70円、1ユーロ=123.10円となっています。




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【3】本日の経済指標等                       **
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◎新車販売台数(3月)
 ――――――
 登録車  38万4114台 前年同月比 2.4%増(前月 2.2%減)
 軽自動車 22万8889台   同  10.9%増( 〃 5.0%増)

  合計  61万3003台   同   5.4%増( 〃 0.5%増)



◎財新製造業PMI
 ――――――――
 中国メディアの財新と英調査会社のIHSマークイットが発表した3月の中
 国製造業PMIは前月比0.3ポイント低下(悪化)の50.6。

 上昇(改善)するとの市場予想に反して4月連続で低下し、昨年4月以来、
 11カ月ぶりの低水準となりました。

 ちなみに、中国国家統計局が前日発表した3月の製造業PMIが4カ月ぶり
 に改善してします。

 今回は国営企業などの大企業を主な集計対象としている国家統計局のPMI
 と、集計対象に民間の中小企業が多く含まれる財新のPMIとで明暗が分か
 れた格好です。



◎対内証券投資・株式・週間(財務省統計)※カッコは前週の動向(修正値)
 ――――――――――――
 3月21日~3月27日

 海外投資家 -8524億円(- 790億円) 5週連続売り越し



◎投資部門別の売買状況・週間(東証統計)※カッコは前週の動向
 ―――――――――――――
 3月第4週(3月22日~3月26日、615円安・3週ぶり下落)

 個人投資家 +3069億円(-3186億円) 3週ぶり買い越し

 海外投資家 -3729億円(+4088億円) 4週ぶり売り越し

 事業法人  -  38億円(- 602億円) 3週連続売り越し

 信託銀行  -5019億円(-2222億円)11週連続売り越し


※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」は
 年金資金等の売買動向を反映しています。

※同期間の日銀のETF購入額は1262億円。
 → http://www.aqua-inter.com/hint/boj.html#latest

※個人の取引別動向は、現金取引が差し引き2155億円の買い越し、信用取
 引は差し引き913億円の買い越しでした。

 尚、個人の信用取引は7週連続の買い越しで、信用買い残高は2年5カ月ぶ
 りの高水準となっています。

 3月26日申込時点の評価損益率はマイナス7.41%と、3週ぶりに悪化
 しました。
 → http://www.aqua-inter.com/hint/ws_data.html#weekly

※指数先物については、海外投資家は168億円の売り越し。現物と指数先物
 の合計では3898億円の売り越し。現物・先物合計での売り越しは3週ぶ
 りです。
 → http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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独フォルクスワーゲンの米現地法人「フォルクスワーゲンオブアメリカ」は、
電気自動車に軸足を置くことを鮮明にするため、社名の「Volks」の部分
を電圧の単位「Volt」に由来する「Volts」に替え、「ボルツワーゲ
ン」(Voltswagen)に変更すると発表しました。この発表を受けて
本国ドイツでフォルクスワーゲンの株価は一時5%ほど上昇しましたが、同社
は社名変更はエイプリルフールのジョークと明かし、釈明に追われていました。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 15年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2020 
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  資産運用(株式)部門 第3位

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  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位


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