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こんにちは。aquaです。

 少し前にハンバーガーチェーンのモスバーガーが完全予約制で高級食パンの
販売を始めて話題になりましたが、先日は家具インテリア専門店のニトリがス
テーキをメインとしたレストンを開店しました。

 ニトリは以前から子会社を通じて「いきなり!ステーキ」をフランチャイズ
展開していましたが、そのノウハウを活かして独自展開に乗り出した格好です。

 外資のイケアやコストコが店内に飲食スペースを併設しているように、店舗
で販売している食材や食器類をレストランで提供することによって全体の売上
増を計ることに違和感はありません。

 ちなみに最近は、大手製紙メーカーの日本製紙が食材にこだわったレストラ
ン「141 OUJI TABLE」を開業。

 ビデオやゲームソフトのレンタルなどを柱とするゲオが完全セルフレジの食
料品店「ゲオヤ」をオープンさせ、旅行会社のHISが国産そば粉を使ったこ
だわりの蕎麦店「満天ノ 秀そば」を始めるなど、異業種による新業態の開業
が相次いでいます。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な経済指標ほか

 3.指数と個別株の連動性





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  29683.37(+ 40.68)△0.14%
◎TOPIX  1960.87(+  1.74)△0.09%

◎売買高概算    9億0915万株
◎売買代金概算   2兆0555億円
◎時価総額   725兆8519億円

◎値上り銘柄数 1021  ◎(年初来)新高値 60
◎値下り銘柄数 1051  ◎(年初来)新安値 25
◎変わらず    118

◎騰落レシオ(25日)110.63%(前日1.81%低下)

◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 〇〇〇●〇●〇●〇●〇〇  66.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.48% 75日線比 +2.19%

◎為替  (対 ド ル)108.84(前日比0.03円安)
     (対ユーロ)130.24(前日比0.11円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.SBG  <9984> 10080円(-   70円)  591億円
 2.ファストリ<9983> 90230円(+  430円)  527億円
 3.東芝   <6502>  4600円(-  295円)  465億円
 4.任天堂  <7974> 65050円(+  200円)  414億円
 5.レーザテク<6920> 18240円(+  240円)  402億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は小幅高、40円(0.14%)高の2万9683円で
取引終了です。

 昨晩のNYダウは305ドル(0.9%)の大幅高で史上最高値を更新し、
ナスダックも180P(1.3%)の大幅高。これを受けて東京市場も朝方か
ら買いが先行し、寄付きは147円高となりました。

 ただ、政権不安、感染再拡大、そしてワクチン供給の遅れが引き続き重石と
なり、買い一巡後は上げ幅縮小。週末でのポジション調整の売りに加えて、今
晩の日米首脳会談の内容を受けての中国との軋轢も警戒要因となっています。

 業種別では、石油、保険、不動産、空運、精密などの上げが目立ち、一方で
海運、電力ガス、鉄鋼、銀行、非鉄などは下げています。

 個別銘柄では、電子測定器を手掛ける日置電機がストップ高で700円高の
5150円。主要顧客の自動車や電子部品業界向けにバッテリー、モーター、
5G関連の測定器需要が活発で好業績を発表。営業利益は前年同期比79%の
大幅増となり、好感した買いが膨らんでいます。

 13日に東証1部に新規上場した紀文食品。公開価格1160円、初値12
71円でしたが、本日も3日連続高で214円高の1781円となっています。

 臨床検査のBMLが70円高の3725円。新型コロナウイルスのPCR検
査の受託体制を1日3万件超と2020年12月の1.6倍にしたと発表し、
好感した買いが入っています。

 病院向け生体情報モニターなどを手掛ける日本光電が105円高の3360
円。コロナウイルスの感染拡大で生体情報モニターや人工呼吸器の売上げが想
定を上回り、業績の上方修正を発表。好感した買いが入っています。

 希少貴金属を産業用に加工するフルヤ金属が大幅高、560円高の7740
円です。電子業界や化学業界で好調な受注が続いおり、業績の大幅上方修正を
発表。好感した買いが膨らんでいます。

 その他、パワー半導体強化のトレックス・セミコンダクターが151円高の
1936円、機械式圧力計世界シェア首位でトヨタ自動車の「MIRAI」に
圧力センサーが採用された長野計器が95円高の1260円、子供服のナルミ
ヤが好業績見通し発表で93円高の1359円となっています。

 本日の新高値銘柄は、関電工、紀文食品、野村不、フィル・カンパニ、井関
農、ベイカレント、トレックスセミ、日本電子、空港施設・・・等々です。




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【2】主な経済指標ほか                      **
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◎新規上場            公開価格     初値     終値
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 サイバートラスト(4498) 1660円  6900円  7900円



◎中国GDP
 ―――――
 中国の国家統計局が発表した21年1~3期の国内総生産(GDP)は、物
 価変動の影響を除いた実質で前年同期比18.3%増と、1992年以降で
 最大の伸びを記録しました。

 ちなみに市場予想は、日本経済新聞社の集計では17.9%増、ロイターの
 集計では19.0%増でした。



◎中国経済指標 ※増減率は前年同期比、カッコ内は市場予想
 ――――――
 ・工業生産高
    3月:14.1%増(予想17.2%増) 1~2月:35.1%増
  1~3月:24.5%増

 ・小売売上高
    3月:34.2%増(予想28.0%増) 1~2月:33.8%増
  1~3月:33.9%増

 ・固定資産投資(工場やマンション建設などを反映)
  1~3月:25.6%増(予想25.0%増) 1~2月:35.0%増

 ・不動産開発投資
  1~3月:25.6%増            1~2月:38.3%増



◎中国の主要都市住宅価格
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 中国の主要70都市の3月の新築住宅価格は前月比0.5%上昇と、前月(
 0.4%)から伸びが加速。

 主要70都市のうち、新築住宅価格が前月から上昇したのは62都市で、前
 月から6都市増加しました。




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【3】指数と個別株の連動性                    **
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 相場全体が上昇しているのに持ち株は上がらない、反対に全体が軟調でも上
昇するケースなど、全体の動きに影響されるながらも個別銘柄の動きは一様で
はありません。

 そうしたことを客観的に把握するモノサシとして、相場全体(日経平均など
の指数)との連動性を示す「β(ベータ)値」という数値があります。

 例えば、日経平均と全く同じ動きをする銘柄のベータ値は1となります。ベ
ータ値1というのは、日経平均が5%変動すればその銘柄も5%変動すること
を意味します。

 ベータ値が1.2の場合、日経平均が10%変動すればその銘柄は12%変
動するということであり、ベータ値が0.5の場合は日経平均が10%変動し
てもその銘柄の変動率は5%に留まるということになります。ベータ値がマイ
ナスの場合は指数の動きと逆相関で、日経平均が下落するとその銘柄は上昇す
ることを表します。

 これから先の相場上昇が期待できる場合は、ポートフォリオの中でベータ値
が高い銘柄の比率を高め、指数などのベンチマークを超えるパフォーマンスを
狙うというのは、運用の世界では一般的なやり方です。

 一般にベータ値が高い銘柄群というのは、為替との連動性が高い外需株、素
材や機械などの景気敏感株などです。

 一方、医薬品、食品、小売りなど、景気動向の影響を受けにくいとされるい
わゆる「ディフェンシブ株」、または建設などの内需株はベータ値が低くなる
傾向があります。

 また、業界大手は相対的にベータ値が低く、中堅から下位にいくほどベータ
値が高くなる傾向があります。同じことですが、大型株よりも小型株の方がベ
ータ値は高くなりがちです。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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米国はワクチン接種ペースの加速により歴史的なハイペースで景気が上向いて
おり、昨晩発表された米経済指標も景気拡大を裏付け、NY株は過去最高値を
更新しています。一方、日本に入ってきているワクチンの量はまだ少なく、感
染拡大を抑制できていないことが日本株の上値を重くしている要因の一つです
が、ワクチンが大量に入ってくるようになり接種する人が増えればNY株のよ
うになると考えるのが自然です。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 15年連続受賞 =


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  資産運用(株式)部門 第3位

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