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こんにちは。aquaです。

 気象庁が「梅雨入り」を発表するのは、本来が大雨による災害が発生しやす
い時期であることを周知させるためで、注意を促す意図があります。

 梅雨前線の北上に伴い、関東甲信でもこれから本格的な雨の季節を迎えます
が、大雨などの災害時に自治体から発表される避難情報がきょうの午前0時か
ら大幅に変わりました。

 大雨の警戒レベルは5段階あり、レベル1、2で気象庁が早期注意情報や大
雨・洪水・高潮注意報を発し、災害への心構えを高め、自らの避難行動を確認
するよう促すのは従来と変わらずですが、レベル3以上で自治体が発令する非
難情報は下記のように変わりました。


【レベル3】『高齢者等避難』 ←「避難準備・高齢者等避難開始」

  避難を促す対象を明確にし、高齢者や体の不自由な方は避難を開始。危険
  度の高い地域に住んでいる場合などもこの段階での避難が推奨されていま
  す。


【レベル4】『避難指示』   ←「避難指示または避難勧告」

  避難勧告を廃止して避難指示に一本化。土砂災害警戒情報や氾濫危険情報
  が出るなど、災害が差し迫ったタイミングで発令され、対象地域の住民は
  危険な場所から全員避難、小中学校や公民館など指定緊急避難場所などへ
  の退避が求められます。

  避難場所への移動が危険な場合は、近くの安全な場所や、屋内の高いとこ
  など、より安全な場所へ避難。


【レベル5】『緊急安全確保』 ←「災害発生情報」

  災害がすでに発生または切迫。命を守るため大至急最善の行動が求められ
  ます。


 レベル5の「緊急安全確保」はあくまで避難し遅れた人に「次善の行動」を
求める呼びかけであり、レベル4の段階にきたら躊躇なく非難することが重要
です。

 尚、本日は熊本県の一部地域に、新ルール下で初めて、避難指示が発令され
ました。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.4月の貿易統計

 3.その他の経済指標(機械受注、マンション販売等)

 4.海外投資家動向





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  28098.25(+ 53.80)△0.19%
◎TOPIX  1895.92(+  0.68)△0.04%

◎売買高概算    9億9465万株
◎売買代金概算   2兆1734億円
◎時価総額   700兆1808億円

◎値上り銘柄数 1385  ◎(年初来)新高値 76
◎値下り銘柄数  703  ◎(年初来)新安値 46 
◎変わらず    104

◎騰落レシオ(25日) 87.98%(前日比0.60%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇〇〇●●●○●〇●●〇  50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -2.79% 75日線比 -3.83%


◎為替  (対 ド ル)109.12(前日比0.05円安)
     (対ユーロ)132.97(前日比0.68円安)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.SBG  <9984>  8500円(+   30円) 1113億円
 2.ファストリ<9983> 85700円(-  450円)  623億円
 3.東エレク <8035> 45870円(+  920円)  418億円
 4.任天堂  <7974> 62680円(+   90円)  366億円
 5.ソニーG <6758> 10475円(+   55円)  352億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は53円(0.19%)高の2万8098円で取引終了
です。

 昨晩のNY市場はビットコインの急落で投資家心理が悪化し、ダウは164
ドル(0.48%)安、ナスダックは3P安。そのビットコインは一時前日比
約30%安、4月に付けた高値から約53%安の3万ドル割れ寸前まで売られ
る場面がありました。

 これを受けて東京市場も朝方は売りが先行し、寄付き直後には223円安と
なる場面がありました。もっとも昨日に362円安となった後だけに売り一巡
後は先高期待からの押し目買いが入り、下げ幅縮小からプラスに転じています。

 業種別では、繊維、金属、電機、ゴム、不動産などが高く、一方で鉄鋼、非
鉄、石油、空運、海運、陸運、商社、小売などが下げています。

 個別銘柄では、モバイル向け主力でアフィリエイト広告大手のアドウェイズ
が68円高の1017円と大幅高で1000円台乗せ。電子コミック系の広告
需要が旺盛で業績が好調であり、今後の更なる成長を期待した買いが膨らんで
います。

 ノイズ除去フィルターを主力とする電子部品中堅の双信電機が37円高の5
10円と値を飛ばしています。4月28日に好業績発表で大幅高し、その後一
押し入れていましたが、値幅・日柄調整一巡感から再び買いが入ってきていま
す。

 半導体レーザ技術のQDレーザが85円高の1620円と大幅高。決算説明
会で22年3月期にレーザアイウェアを800~1000台弱販売する計画を
示し、前期の276台から大幅に拡大することから業績拡大を期待した買いが
入っています。

 その他、半導体製造装置のタツモが116円高の1615円、フィリピンで
の通信事業を主力として業績好調のIPSが195円高の2722円、照明機
器大手の岩崎電気が自社株買いを発表して121円高の1611円、自動車用
シート材大手のセーレンが業績上方修正で164円高の2150円、水晶デバ
イスの日本電波工も42円高の733円と大幅高。

 一押しでパワー半導体の富士電機が145円高の5040円。東京・埼玉・
千葉を中心に小中高校生向け個別指導塾「森塾」を運営するスプリックスが1
19円高の1229円と大幅高。DX関連の富士通は460円高の1万773
5円と上場来高値を更新です。

 本日の新高値銘柄は、東急建、新日本科学、野村不、第一稀元素化学、アー
ス製薬、ブリヂストン、荏原実業、富士通、いすゞ、ヤマハ発、河合楽器、第
一生命、藤田観光・・・等々です。



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【2】4月の貿易統計                       **
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 財務省が本日発表した4月の貿易統計(速報)によりますと、輸出額から輸
入額を差し引いた貿易収支は2553億円の黒字でした。

 黒字は3カ月連続で、黒字額は市場予想(1438億円)を上回りました。
ちなみに前年同月は9369億円の赤字。

 4月の輸出額は前年同月比38.0%増の7兆1811億円。増加は2カ月
連続で、4月の輸出額としては比較可能な1979年以降で過去最高となりま
した。品目別では自動車(88.9%増)や半導体製造装置(79.1%増)
の輸出が大きく伸びています。

 4月の輸入額は前年同月比12.8%増の6兆9258円と3カ月連続の増
加で、輸入額も4月としては過去最高を記録。品目別では、原粗油(38.9
%増)、石油製品(122.4%増)、非鉄金属(60.8%増)などの輸入
が大きく伸びました。

 尚、4月の国・地域別の輸出入は下記のようになっています。
 
                 全体に占める割合  前年比増減率

  【輸出総額】  7兆1811億円(100.0%) 38.0%増

    対米    1兆2761億円( 17.8%) 45.1%増
    対EU     6761億円(  9.4%) 39.6%増
    対中    1兆5834億円( 22.0%) 33.9%増
    対台      4936億円(  6.9%) 24.3%増
    対韓      5174億円(  7.2%) 25.6%増


  【輸入総額】  6兆9258億円(100.0%) 12.8%増

    対米      7384億円( 10.7%)  5.8%増
    対EU     7867億円( 11.4%) 16.6%増
    対中    1兆7494億円( 25.3%)  0.7%増
    対台      3311億円(  4.8%) 25.6%増
    対韓      2940億円(  4.2%) 19.4%増


 尚、4月の対中輸出は、単月としては過去最高だった3月に次いで過去2番
目の水準で、4月としては過去最高。対中輸入は単月としては過去508カ月
中12位で、4月としては過去最高を記録しています。




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【3】その他の経済指標                      **
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◎機械受注
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 本日発表の3月の機械受注統計で、設備投資の先行指標となる「船舶・電力
 を除く民需」の受注額は前月比3.7%増と3カ月ぶりプラスとなりました
 が、市場予想(6.2%増)には届かず。

  ※2月:8.5%減、1月:4.5%減、12月:5.3%増

 非製造業が9.5%増と3カ月ぶりにプラスに転じた一方、製造業は0.1
 %減と3カ月連続のマイナスとなっています。

 機械受注の基調判断は「持ち直しの動きに足踏みがみられる」で据え置きで
 す。

 尚、同時に発表された1~3月の「船舶・電力を除く民需」の受注額は前期
 比5.3%減、製造業は2.2%減、非製造業は9.2%減となった一方、
 4~6月の船電除く民需の見通しは2.5%増、製造業が7.0%増、非製
 造業が2.7%増予想となっています。



◎マンション販売
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 4月の首都圏の新築マンション発売戸数は前年同月比約3倍増の2089戸
 と、緊急事態宣言中だった前年同月(686戸)から大きく増加しました。
 前年比の増加は5カ月連続。前月(3103戸)比では32.7%減。

 4月の初月契約率は73.6%で、前月と同率だったものの前年同月比では
 5.3ポイントダウンしましたが、好不調の目安とされる70%は3カ月連
 続で上回っています。

 4月の1戸当たり平均価格は7764万円と、前年同月に比べ1548万円
 (24.9%)上昇。平均価格の前年比上昇は2カ月連続。前月との比較で
 は1434万円(22.7%)上昇しています。

 平米単価は112.5万円で前年同月比10.5万円(10.3%)上昇。
 平米単価の前年比上昇は5カ月ぶり。前月比では19.0万円(20.2%
 )の上昇となっています。



◎コンビニ売上高
 ―――――――
 4月のコンビニ大手7社の既存店売上高は前年同月比6.6%増と 2カ月
 連続プラス。

 4月の来店客数(既存店ベース)が前年同月比7.8%増で14カ月ぶりの
 プラスとなった一方、客単価は1.1%ダウンし、19カ月ぶりのマイナス
 となっています。




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【4】海外投資家動向                       **
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◎対内証券投資・株式・週間(財務省統計)※カッコは前週の動向(修正値)
 ――――――――――――
 5月9日~5月15日

 海外投資家 -4714億円(+1447億円) 7週ぶり売り越し



◎投資部門別の売買状況・週間(東証統計)※カッコは前週の動向
 ―――――――――――――
 5月第2週(5月10日~5月14日 1273円安 2週ぶり下落)

 個人投資家 +4452億円(-1514億円) 2週ぶり買い越し

 海外投資家 -4214億円(+2152億円) 3週ぶり売り越し

 事業法人  +1058億円(+ 0.4億円) 6週連続買い越し

 信託銀行  + 423億円(+ 478億円) 5週連続買い越し


 投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」は
 年金資金等の売買動向を反映しています。

 個人の取引別動向は、現金取引が差し引き2421億円の買い越し。信用取
 引は差し引き2031億円の買い越しで、いずれも2週ぶりの買い越しです。

 指数先物については、海外投資家は6962億円の売り越し。現物と指数先
 物の合計では1兆1177億円の売り越し。現物・先物合計での売り越しは
 2週ぶりで、売越額は2020年3月第1週以来、およそ1年2カ月ぶりの
 大きさとなっています。
 → http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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2016年8月の女優の堀北真希さんの電撃婚の発表以降、偶然とはいえ人気
女優やタレントの結婚と市場の動揺が重なったケースが多く、昨日の新垣結衣
さんと星野源さんの結婚発表と絡めてネタとして本日のショック安を警戒する
向きもありましたが、杞憂に終わりました

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 15年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2020 
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  資産運用(株式)部門 第3位

→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2020/category/asset-stock.html



◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位


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