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            成功する株式投資への必読版

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株式投資のPARTNER
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■□    女性のための株式投資       2018/02/05 朝刊 VOL.8961
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おはようございます。aquaです。

 「立春」(昨日)が過ぎ、暦の上では春到来です。これから初めて吹く南寄
りの強風が「春一番」であり、立春から数えて88日目が「八十八夜」、21
0日目が「二百十日」となります。


 さて、増刊号でも申し上げましたが、週末(金)のNYダウは665ドルの
大幅安で2万5520ドルとなっています。注目の1月の米雇用統計が市場予
想を上回る結果となって長期金利が約4年ぶりの水準となる2.85%まで上
昇し、これを嫌気した売りが膨らんでいます。


 日米金利差の拡大で円相場は1ドル=110.10円前後まで円安が進んで
いますが、シカゴ日経先物は2万2960円と週末(金)の東京市場の日経平
均株価の終値2万3274円よりも310円ほど安い水準となっており、本日
の東京市場は朝方から軟調な展開となることが想定されます。


 相場が下がってきますとどうしても心情的に悲観的になりがちですが、ここ
で改めて思い出して頂きたいのは、『稼ぎ時は弱気相場にあり!』、そして『
尺取虫(しゃくとりむし)の縮むのも伸びんがため』との教えです。

 
 季節習性としまして2月は上昇しやすい月であり、2000年以降の18年
間で上昇13回、下落5回。3月相場も上昇12回で下落6回となっており、
安い場面での「押し目買い」、これで報われる可能性は高いです。


 目先の動きに振り回されて一喜一憂することなく、目線を上に向けて微動だ
にしない中長期スタンス、これで臨みたいところです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      25520.96(-665.75)▼2.54%
□ナスダック       7240.95(-144.92)▼1.96%
□S&P500      2762.13(- 59.85)▼2.12%

□ダウ輸送株      10687.18(-232.88)▼2.13%
□半導体株(SOX)   1317.98(- 37.09)▼2.74%

□NY原油先物(3月限)   65.45(- 0.35)
□NY 金先物(4月限) 1337.30(-10.60)

□バルチック海運指数   1095   (-19)

□為替      (対ドル)110.09(前週末比0.32円安)
        (対ユーロ)137.23(前週末比0.07円高)

□CME日経225先物   22960(-360)※大阪終値比



 先週末2日のNY株式市場は急落。金利上昇が嫌気され売りが膨らみました。

 米労働省が朝方発表した1月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月比
20万人増と市場予想(18万人増)を上回り、米連邦準備理事会(FRB)
が注目している平均時給上昇率は前年同月比2.9%と市場予想(2.6%)
を大きく上回り、09年6月以来の大きな伸びとなりました。

 雇用統計の内容が予想以上に強かったことから、利上げペースが加速すると
の見方が広がり、債券利回りが上昇。長期金利の指標となる米10年債利回り
は米10年債利回りは一時2.85%と約4年1カ月ぶりの水準にまで上昇し
ました。

 金利上昇により株式の相対的な魅力が薄れることへの懸念や、低コスト(低
金利)の資金が株式市場に流入し相場を押し上げてきた図式が崩れることへの
警戒感から広範囲の銘柄に売りが広がりました。

 この日は3指数そろって大幅下落。ダウの下落幅は08年12月1日(67
9ドル安)以来、9年2カ月ぶりの大きさ。下落率は16年6月24日(3.
39%安)以来、1年8カ月ぶりの大きさとなっています。

 S&P業種別指数は全11業種が下落。エネルギー、テクノロジー、素材、
通信、金融などが下落率上位となっています。投資家の不安心理を映すボラテ
ィリティ・インデックス(VIX)は跳ね上がり、約1年3カ月ぶりの高水準
をつけました。

 個別銘柄では、好調な決算を発表しアナリストによる目標株価の引き上げが
相次いだアマゾン・ドットコムが買われ上場来高値を更新。同じく好決算を手
がかりに玩具のマテル、ケーブルテレビのチャーター、ソフトバンク傘下で米
携帯電話4位のスプリント、通信機器のモトローラ・ソリューションズなどが
大きく上昇しています。

 一方、決算への失望売りで、エクソンモービルとシェブロン、アルファベッ
ト(グーグル)などが大きく下落。アイフォーンの販売台数が予想を下回った
アップルが下げ幅を拡大しました。

 この日はダウ構成する全30銘柄が下落。シェブロン、エクソンモービル、
ゴールドマン、アップルなどが下落率上位となっています。

 原油先物(WTI)と金先物はともに3日ぶり下落。ドル高の進行に伴い、
ドル建てで取引されている商品(コモディティ)は割高感を意識した売りで軟
調でした。




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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆先週末の日経平均株価は前日比211円安の2万3274円で取引を終了。

     日経平均の前日までの勝敗 ●〇〇〇●●●●●●〇●

 個別銘柄では、KHネオケム、小野薬品、リコー、総医研などが上昇しまし
た。※詳細は2日夕刊の「相場概況」をご参照ください。

 先週末のNY株は金利上昇を嫌気して急落。ダウの下げ幅(665ドル安)
は、リーマンショック後で景気が急速に悪化していた08年12月以来、約9
年2カ月ぶりの大きさで、過去6番目の下げ幅となっています。

 先週末の大阪取引所の日経平均先物(夜間取引)の終値は2万3040円。
CME日経平均先物の終値は2万2960円で、先週末の東京市場の日経平均
終値2万3274円と比べ310円ほど安い水準です。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万3356円 5日線
☆2万3274円 先週末終値
 2万3053円 13週線
 2万3000円 心理的節目
 2万2960円 CME日経平均先物
 2万2881円 窓下限(12月29日高値)
 2万2764円 昨年末終値
 2万2759円 75日線



◎本日の予定
 ―――――
 10:45 中国1月の財新非製造業PMI


 NY市場では、1月の米ISM)非製造業景況感指数の発表が予定されてい
ます。また、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル新議長が就任宣誓式を行
います。

 

◎市場変更
 ――――
 象印(7965) 東証2部 → 東証1部



◎決算発表 ※約160社が決算を発表
 ――――
 11:00 帝人(3401)
 13:00 塩野義(4507)、LIXILグ(5938)
 14:00 三菱商(8058)
 15:00 マルハニチロ(1333)、日電硝(5214)、
       住友電(5802)、スズキ(7269)


 15時過ぎに、キッコマン(2801)、イビデン(4062)、パナソニ
ック(6752)、三菱自(7211)、ヤマハ(7951)などが決算を発
表します。

 NY市場では、取引開始前にアルコニック、ブリストル・マイヤーズ・スク
イブ、取引終了後にシーラスロジック、スカイワークスなどが決算を発表しま
す。



●その他のトピック

・塩野義、1回の服用で効くインフルエンザ新薬 5月発売へ

・Vテク、海外大手ディスプレイメーカーから110億円受注

・ソニー、通期の利益予想を上方修正 20年ぶり過去最高へ

・ホンダ、通期の利益予想を上方修正 アジアが好調で上振れ



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 6日(火) 決算:SUMCO、三井造、三菱重、IHI、トヨタ
       決算:GM、ディズニー、ギリアド

 7日(水) 決算:旭化成、ミネベア、マツダ、菱地所、ソフトバンク
       決算:テスラ

 8日(木) 12月の国際収支
       1月末の都心オフィス空室率
       1月の景気ウオッチャー調査
       決算:国際帝石、大成建、DeNA、日産自、SUBARU
       決算:ツイッター、エヌビディア
       米つなぎ予算の期限

 9日(金) オプションSQ
       決算:東レ、JXTG、オリンパス、シチズン、三井不
       中国1月のCPI、PPI
       平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック開幕



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 前週末の足取りに変化をみせる日

 <相場高低判断> 意外の高値あらん




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【3】心に残る名言                        **
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        今日という日は、残りの人生の最初の一日。


             映画 アメリカン・ビューティー








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