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おはようございます。aquaです。

 本日は3月期決算銘柄の配当・株主優待等の権利付き最終売買日となります。


    = 「半値押し」と「半値8掛け2割引き」 =


 株式マーケットに接していますと『半値押し』という言葉を耳にする機会が
多いと思います。


 順調に上がっていた株式が一転して下がり始めますと、その株を持つ人は不
安になるし、一方で買い場を狙う人も出てきます。どこまで下がるか。その目
安にする水準の一つが『半値押し』です。「押し」は株価の下げを表す相場用
語です。


 例えば、500円だった株価が700円に上昇した後、下げに転じたとしま
す。上げ幅200円の半分に当たる100円分下げた600円がちょうど「半
値押し」水準となります。この水準になれば下げ止まってくるのではと考える
タイミングです。ただ、そこでも止まらなければ相場は弱いとの見方に変わり
ます。株価が500円まで逆戻りするのが「全値押し」です。


 もう底値に近いだろうと経験的に使われてきた相場格言に「半値8掛け2割
引き」もあります。0.5(半値)×0.8(8掛け)×0.8(2割引き)
=0.32が計算式です。つまり高値の約3分の1にまで下がれば、さすがに
買っていいのではないかと判断します。その株の高値が500円だった場合、
500×0.32で160円です。


 また、半値押しとは反対に、下がっていた株価が下落分の半分を取り戻して
くる「半値戻し」という目安もあります。そして、「半値戻しは全値戻し」と
言い、半値まで戻せば相場は強く、全値を戻してくる可能性があるとの見方に
繋がってきます。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      25516.83(+ 14.51)△0.06%
□ナスダック       7637.54(-  5.13)▼0.07%
□S&P500      2798.36(-  2.35)▼0.08%

□ダウ輸送株      10000.79(- 51.51)▼0.51%
□半導体株(SOX)   1382.75(- 17.62)▼1.26%

□NY原油先物(5月限)   58.82(- 0.22)
□NY 金先物(4月限) 1322.60(+10.30)

□為替      (対ドル)109.95(前日比0.10円高)
        (対ユーロ)124.40(前日比0.04円高)

□CME日経225先物    20935(+195)※大阪終値比



 週明け25日のNY株式市場はほぼ横ばい。ダウは日中の安値から値を戻し、
小幅ながら反発して取引を終了しました。

 世界的な景気減速懸念を背景にアジア株や欧州株が軒並み下げた流れを引き
継ぎ、週明けのNY株式市場は続落スタート。ダウは一時130ドル安まで下
げる場面がありましたが、急落後の安値を拾う動きもあって底堅い動きとなり
ました。

 ドイツのIFO経済研究所が発表した3月の企業景況感指数が予想を上回り
7カ月ぶりに改善したことや、ロシア疑惑に関する捜査報告書で大統領の関与
を立証できなかったことで政治リスクに対する懸念が後退したことなどが支援
材料となり指数は下げ幅を縮小しました。ただ、上値は重く前週末終値付近で
取引終了となっています。

 S&P業種別指数は、一般消費財、工業、公益などが堅調だった一方、テク
ノロジー、金融、コミュニケーション、素材などが軟調でした。

 個別銘柄では、航空機のボーイングが3営業日ぶりに上昇。カタール航空の
トップがボーイングに対する信頼を表明し、「あらゆる技術的問題は修復でき
る」と述べたことが好感され買い戻しが入りました。景気動向に敏感な重機の
キャタピラーも反発しています。

 一方、アップルが下落。同社はこの日の発表イベントで動画配信サービスへ
の参入などを発表しましたが、サプライズ感に乏しく材料出尽くしで売り優勢
となりました。アナリストが目標株価を引き下げた電気自動車(EV)のテス
ラが下落。アナリストが投資判断を引き下げた半導体のテキサス・インスツル
メンツやアナログ・デバイシズの他、マイクロン・テクノロジーやエヌビディ
アなども下げました。

 NY原油(WTI)は世界的な景気減速懸念から続落。一方、NY金は3営
業日続伸。景気減速懸念から、安全資産としての金に資金が流入。利下げ観測
も金相場の追い風となっています。




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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は、前週末比650円安の2万0977円で取引終了。
下げ幅は今年最大で、昨年12月25日(1010円安)以来の大きさとなり
ました。

     日経平均の勝敗 ●●〇〇●●〇〇●〇〇●

 個別銘柄では、ニトリ、ロゼッタ、三菱倉庫、カッパ・クリエイトなどが逆
行高で取引を終了しました。※詳細は昨日夕刊の「相場概況」をご参照くださ
い。

 昨晩のNY株は日中の安値から値を戻し、ほぼ横ばいで取引を終了しました。

 CME日経平均先物の終値は2万0935円で、昨日の東京市場の日経平均
終値2万0977円と比べ40円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経
平均先物(夜間取引)終値は2万0970円となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万1454円 昨年3月末終値
 2万1443円 25日線
 2万1349円 26週線
 2万1243円 100日線
 2万1050円 75日線
 2万1000円 心理的節目
☆2万0977円 昨日終値
 2万0935円 CME日経平均先物
 2万0823円 一目雲上限
 2万0810円 13週線
 2万0722円 一目雲下限


 昨日は東証1部銘柄の約94%、2014銘柄が値下がりしました。直近で
値下がり銘柄数が2000を超えたのは3月8日、昨年12月20日と25日
で、ちなみに昨年12月25日は日経平均が安値を付けた日でもあります。



◎本日の予定  ※3月決算銘柄の権利付き最終売買日
 ―――――
 08:50 2月の企業向けサービス価格指数
   〃   日銀金融政策決定会合の主な意見(14~15日開催分)


 海外では、2月の米住宅着工・許可件数、1月のS&Pケースシラー米住宅
価格指数、3月の米消費者信頼感指数などの発表が予定されています。


◎市場変更
 ――――
 パレモHD(2778) ジャスダック → 東証2部


●その他のトピック

・楽天Wとディーカレット、仮想通貨交換業者登録

・芝浦メカトロニクス、今期経常を上方修正 増配

・テラスカイ、4月30日付けで1株を2株に分割

・ルネサス、2000万株を上限に自社株買い実施

・壱番屋、19年2月期純利益が13%減 下振れ



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 27日(水) 日本:配当落ち
        中国:1~2月の工業企業利益
        米国:1月の貿易収支

 28日(木) 日本:2月の建機出荷額
        米国:18年10~12月期GDP確定値

 29日(金) 日本:2月の失業率、求人倍率、鉱工業生産、住宅着工
        英国:18年10~12月期GDP改定値
        米国:1月の個人消費支出(PCE)
  

◆今日の高島暦

 < 相場の波動 > 高下荒く初め高いと後安の非 戻り売り良し

 <相場高低判断> 相場変化あって高し




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【3】心に残る名言                        **
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      どうしようもない劣悪な環境?

      最大で最悪の不運?

      なるほど、そいつは実に素晴らしい!

      それこそ、君が成功するために与えられた

                  最高の贈り物だ。

                       モナハン



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◆3月26日 今日は何の日 六曜:先負
 
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