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おはようございます。aquaです。

 月日が経つのは早いもので、本日から『水無月』(みなづき)、6月入りと
なります。


 この『水無月』とは陰暦で5月のことで、漢字では「水の無い月」と書きま
すが、水が無い訳ではなく、「無」は「の」にあたる連帯助詞「な」であって
『水の月』という意味になります。


 陰暦5月は田に水を引く月であることから『水無月』と言われるようになっ
たそうです。


 今から65年前の昭和30年(1955年)の6月1日、アルミの1円貨が
発行されました。その1円貨は、本日で満65歳となります。


 本日から名実ともに6月相場入りとなります。傾向としまして6月は比較的
相場が上昇しやすい月です。加えてこの度のコロナショックで相場が大きく下
落した後だけに「尺取り虫が縮むのも伸びんがため」。今後の展開に大いに期
待が高まります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言





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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      25383.11(- 17.53)▼0.07%
□ナスダック       9489.87(+120.88)△1.29%
□S&P500      3044.31(+ 14.58)△0.48%

□ダウ輸送株       8969.79(- 35.64)▼0.40%
□半導体株(SOX)   1852.49(+ 47.83)△2.65%

□NY原油先物(7月限)   35.49(+ 1.78)
□NY 金先物(8月限) 1751.70(+23.40)

□為替      (対ドル)107.77(前日比0.57円安)
        (対ユーロ)119.67(前日比0.61円安)

CME日経225先物     21950(+140)※大阪終値比



 先週末29日のNY株式市場は、売り優勢で推移した後、トランプ米大統領
が米中通商合意への言及を避けたことを好感してダウは下げ幅を縮小、ナスダ
ック指数は上げ幅を拡大しました。

 中国が香港への統制を強める「国家安全法」を導入する方針を採択したこと
に対し、トランプ米大統領が午後に新たな対中制裁を発表することから米中対
立の激化が警戒され、序盤は売り優勢で推移。

 朝方発表された4月の個人消費支出が前月比13.6%減と過去最大の落ち
込みを記録し、5月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が改善するとの予
想に反して悪化したことや、WEB討論会に参加したパウエル米連邦準備理事
会(FRB)議長が新型コロナの感染拡大の第2波は経済回復の頓挫につなが
るとの見方を示したことも投資家心理を冷やしました。

 トランプ米大統領が午後の会見で、香港に対する優遇措置の撤廃に向けた手
続きの開始を表明するとダウは瞬間的に368ドル安まで下げ幅を拡大しまし
たが、大統領が通商合意や追加関税への言及をしなかったことへの安心感で急
速に値を戻しました。

 ダウは前日終値付近にまで値を戻して終え、ハイテク株の比率の高いナスダ
ック指数は上げ幅を拡大し、終値ベースでコロナショック後の戻り高値を更新
しました。

 S&P業種別指数は、ヘルスケア、テクノロジー、公益、コミュニケーショ
ンなどが上昇した一方、金融、不動産、工業などが下げました。

 個別銘柄では、インターネットの状況を可視化するサービスを手掛けるサウ
ザンドアイズの買収を発表したネットワーク機器のシスコシステムズが大幅高。
アマゾンやマイクロソフトなどの大型ハイテク株が上昇。在宅ワークの拡大に
伴うパソコン需要の高まりで業績好調なデルが大幅高。エヌビディアやAMD、
インテルなどの半導体株の上昇も目立ちました。

 1ドルショップを展開するダラー・ゼネラルが大幅上昇。急速な雇用悪化で
低価格指向を強め、同社の2~4月期業績が大幅な増収増益となったことが好
感されました。一方、レイセオン・テクノロジーズやボーイングなど航空機・
防衛関連株が売られ、JPモルガンやバンク・オブ・アメリカ、アメリカン・
エクスプレスなど金融株の下げも目立ちました。

 NY原油(WTI)は1.78ドル(5.3%)高と大幅高で続伸。経済活
動の再開による需要回復期待で買いが先行。WTIの受け渡し拠点のクッシン
グの在庫減少や米国内の原油生産設備(リグ)の稼働数も減り続けていること
も支援材料となり上げ幅を拡大し、3月6日以来約2カ月半ぶりの高値で取引
を終えました。

 NY金は23.4ドル(1.4%)高で続伸。米中対立の激化懸念から、安
全資産の金を買う動きが強まりました。



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【1】本日の注目点と話題                     **
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◆先週末の日経平均株価は、前日比38円安の2万1877円で取引を終了。

    日経平均株価の勝敗 ●〇〇〇〇●●〇〇〇〇●

 個別銘柄では、プレシジョン・システム・サイエンス、大東銀、凸版印刷、
大幸薬品などの上昇が目立ちました。※詳細は29日の本誌夕刊をご参照くだ
さい。

 先週末のNY株式市場では、米中対立がさらに先鋭化するとの警戒感がやや
後退し、ダウは引けにかけて下げ幅縮小、ナスダック指数は引けにかけて上げ
幅を拡大しました。

 CME日経平均先物の終値は2万1950円で、先週末の東京市場の日経平
均終値2万1877円と70円ほど高い水準。先週末の大阪取引所の日経平均
先物(夜間取引)は2万2000円で取引を終えました。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万2000円 心理的節目
 2万1950円 CME日経平均先物
☆2万1877円 先週末終値
 2万1657円 200日線
 2万1500円 心理的節目



◎本日の予定 
 ―――――
 08:50 1~3月期の法人企業統計
 10:45 中国5月の財新製造業PMI
 14:00 5月の新車販売

 23:00 米4月の建設支出
 23:00 米5月のISM製造業景況感指数


 法人企業統計は3カ月ごとに財務省が企業の設備投資や財務状況について総
合的に調査したもので、企業の売上高や経常利益、設備投資の動向などが示さ
れますが、新型コロナ感染拡大が調査表の回収に影響しているため今回は回収
済みの調査票を基に速報値を本日発表し、7月末をメドに確報値が発表される
見通しです。

 回答が遅い企業ほど新型コロナの影響が大きかった可能性が高いことから、
速報値よりも確報値の方が弱い内容となる見込みです。


 東京都は本日から、休業要請などの緩和の段階を「ステップ2」に進めます。
ステップ2では、学習塾、劇場や映画館、スポーツジム、生活必需品以外の商
業施設などの営業が認められます。


 5月の米ISM製造業景況感指数(PMI)は、4月の水準から小幅に改善
すると予想されていますが、先週末発表された5月のシガコ購買部協会景気指
数(PMI)が改善予想に反して悪化しており、ISM指数も同様の結果にな
れば市場心理を悪化させる可能性があります。


 尚、中国国家統計局が昨日発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PM
I)は、前月比0.2ポイント低下の50.6と、上昇するとの市場予想に反
して2カ月連続で悪化しましたが、景気拡大・縮小の分岐点となる50は3カ
月連続で上回りました。

 同時に発表された5月の中国非製造業PMIは前月比0.4ポイント上昇の
53.6と、製造業と同様、3カ月連続で50を超えています。



◎決算発表 
 ――――
 15:00 ショーワ(7274)



◎今週のポイント
 ―――――――
≫「株価は需給(売り買いのバランス)で決まる」と言われますが、足元の需
 給の良さは下記の2つが要因。

 1)裁定取引に伴う現物株の売り残が5月22日時点で2兆5千億円と過去
   最高水準に達し、裁定解消に伴う現物株の買い戻し需要も過去最大。

 2)5月第3週(18~22日)の海外投資家は6週ぶりに日本株(現物)
   を買い越し、先物と合わせると15週ぶりに買い越しました。最大の売
   り主体だった海外投資家が買いに転じたことで需給がさらに好転。

 5月第3週の日経平均が一段高(1489円・7.4%上昇)となったのは、
 表向きは「緊急事態の全面解除」が好感されたためですが 内部的には好需
 給が効いています。こうした需給の良さは当面続くとみるのが妥当。
 

≫マザース指数はコロナショックの急落を乗り越え、年初来高値からさらに昨
 年来高値も更新。ジャスダック平均は11連騰と、個人投資家による小型株
 物色の流れが続いており、要注目。

 
≫日経平均のボリンジャーバンドでは、強いトレンドの形成を示す「バンドウ
 ォーク」が進行中。一方、騰落レシオ、RSI、25日線カイリ率など、複
 数のテクニカル指標が過熱感を示唆。


≫行動制限の解除で人出が増加。経済活動の再開に伴う景気回復が期待される
 一方、感染拡大「第2波」の兆候に注意。


≫本日の5月の米ISM製造業景況感指数(※上記参照)や7日発表の5月の
 米雇用統計が要注目。

 ちなみに、4月の雇用者数は前月比2053万7千人減(修正値)、失業率
 は戦後最悪の14.7%でしたが、5月の雇用者数は前月からさらに800
 万人減、失業率は19.5%まで悪化すると予想されています。

 週間の新規失業保険申請件数や新規感染者数の動向によっても雇用統計に対
 する反応が変わってくる可能性あり。


≫香港情勢および米中関係は留意事項。



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 2日(火) 日本:5月のユニクロ売上高

 3日(水) 中国:5月の財新非製造業PMI
       米国:5月のADP雇用報告
       米国:4月の製造業新規受注
       米国:5月のISM非製造業景況感指数

 4日(木) 欧州:ECB理事会結果発表・ECB総裁会見
       米国:週間の新規失業保険申請件数
       米国:4月の貿易収支

 5日(金) 日本:4月の家計調査
       日本:4月の景気動向指数速報
       日本:ソニーが「PS5」関連イベント
       米国:5月の雇用統計

 6日(土) 日本:東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」開業

 7日(日) 日本:改正外為法が全面適用
       中国:5月の貿易収支



◆今日の高島暦

 < 相場の波動 > 初め高いと後安の非 戻り売り方針良し

 <相場高低判断> 比較的後場は安し




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【2】心に残る名言                        **
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     近すぎて見えなかったものも、

        遠ざかる時はじめてその形がよくわかる。


                 銀色 夏生   詩人






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◆6月1日 今日は何の日 六曜:先勝
 
 衣替え、防災用品点検の日、氷の日、電波の日、写真の日、梅肉エキスの日、
 気象記念日、ねじの日、麦茶の日、真珠の日、人権擁護委員の日、ムヒの日、
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  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位

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