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おはようございます。aquaです。

 貴重な週末、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。

 コロナウイルスの影響で果実の価格の浮き沈みも鮮明になっています。ホテ
ルや外食店の営業自粛でアールスメロンなどの高級品が平年より安くなる一方、
家で過ごすことが長くなったため日常品のバナナやリンゴの価格は平年より1
割ほど高くなっています。


 全国の学校が休校に入ると子供も手軽に食べやすいバナナの需要が高まり、
リンゴは多くの人に馴染みがあり、日持ちもするため根強い支持があるそうで
す。


 平年より2割ほど安いメロンと同じく価格が下落したのが高級国産マンゴー
や温室栽培のサクランボです。業務用と百貨店需要の縮小でマンゴーの卸値は
一時平年比3割安、サクランボも2割安まで落ち込んだそうです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言





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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      25871.46(-208.64)▼0.80%
□ナスダック       9946.12(+  3.07)△0.03%
□S&P500      3097.74(- 17.60)▼0.56%

□ダウ輸送株       9077.75(-129.88)▼1.41%
□半導体株(SOX)   1966.79(- 13.35)▼0.67%

□NY原油先物(7月限)   39.75(+ 0.88)
□NY 金先物(8月限) 1753.00(+21.90)

□為替      (対ドル)106.94(前日比0.02円高)
        (対ユーロ)119.80(前日比0.13円高)

CME日経225先物     22290(-220)※大阪終値比



 先週末19日のNY株式市場は、感染拡大懸念で景気敏感株が売られダウが
3日続落となった一方、コロナ禍でも収益拡大が期待できるアマゾンなどが買
われ、ナスダック指数は小幅ながら6日続伸となりました。

 米中の外交トップが会談し、貿易協議の第1段階合意を守り、中国による米
農産物の購入加速を再確認したと伝わり、香港問題や新型コロナの対応を巡り
悪化しかけていた米中関係が改善に向かうとの期待から朝方は買いが先行。

 寄り付き直後にダウは371ドル高まで上伸しましたが、西海岸のカリフォ
ルニア州や南部のテキサス州などで1日の新規感染者数が過去最多を更新した
と伝わり、第2波懸念で指数は上げ幅を削りました。

 アップルが新型コロナの感染者が急増している地域の店舗を再閉鎖すると伝
わると投資家心理が悪化。感染の再拡大で経済活動の正常化および景気回復が
遅れるとの懸念が強まりダウはマイナスに転じました。

 ダウが下げ幅を広げた一方、コロナ禍でも収益拡大が期待される動画配信の
ネットフリックスやネット通販・クラウドのアマゾンなどがしっかりで、ナス
ダック指数は小幅ながら6日続伸で取引を終えました。

 S&P業種別指数は、ヘルスケアを除く10業種が下落。公益、エネルギー、
工業、不動産などが下落率上位となりました。

 個別銘柄では、バイオ医薬品のバーテックスやリジェネロン、ギリアド、ア
ムジェン、バイオジェンなどが上昇した一方、クルーズのカーニバル、ホテル
のマリオット、カジノのMGM、アメルリカン航空などのコロナ終息期待銘柄
が軒並み安。

 カーニバルなどのクルーズ株は業界団体がクルーズ船の運航を9月15日ま
で停止すると発表したことが嫌気され、アメリカン航空は社債発行計画も売り
を誘いました。デルタ航空やユナイテッド航空なども下げ、テーマパーク・映
画のディズニーも売られました。

 アップルは上場来高値を更新した後、店舗の再閉鎖発表でマイナスに転じま
した。序盤上げていた航空機のボーイングや航空エンジン・機械のレイセオン
テクノロジーズ、重機のキャタピラーなどの景気敏感株もマイナスに転じてい
ます。

 ダウ銘柄ではドラッグストアのウォルグリーン、ディスカウントストアのウ
ォルマート、医薬品のメルクやファイザーなどが堅調でした。

 NY原油(WTI)は0.91ドル(2.3%)高と続伸。前日発表された
主要産油国による協調減産の順守率が高かったことや、米中の外交トップが貿
易協議の第1段階合意を守ることを確認したことなどが好感され一時40ドル
台を上回り3カ月半ぶりの高値をつける場面がありましたが、新型コロナ感染
拡大「第2波」への警戒感から上げ幅を縮小しました。

 NY金は21.9ドル(1.3%)高で反発。「第2波」懸念でリスクを嫌
った資金が金先物に流入したほか、ゴールドマン・サックスが向こう1年の金
価格の見通しを引き上げたことも相場の支援材料となりました。



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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆先週末の日経平均株価は、前日比123円高の2万2478円で取引を終了。

    日経平均株価の勝敗 〇〇〇●〇●●●〇●●〇


 先週末のNY株はまちまちの動き。感染拡大「第2波」への警戒感が相場の
重石となった一方、コロナ禍でも収益拡大が見込める銘柄が堅調でした。

 CME日経平均先物の終値は2万2290円で、先週末の東京市場の日経平
均終値2万2478円と比べ190円ほど安い水準。先週末の大阪取引所の日
経平均先物(夜間取引)終値は2万2280円となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万2500円 心理的節目
☆2万2478円 先週末終値
 2万2357円 一目転換線
 2万2290円 CME日経平均先物
 2万2280円 5日線
 2万2000円 心理的節目
 2万1898円 25日線
 2万1793円 200日線



◎本日の予定
 ―――――
 13:00 5月の食品スーパー売上高
 14:00 5月の主要コンビニ売上高

 21:00 米5月シカゴ連銀全米活動指数
 23:00 米5月の中古住宅販売件数


 NY市が経済再開の第2段階へ移行。22日から店外での飲食や理美容店の
営業が可能となります。

 米アップルがオンラインで、開発者向けイベント「WWDC」を開催します。


◎今週のポイント
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≫引き続き、経済活動の再開に伴う景気回復への期待と、新型コロナの感染拡
 大「第2波」への警戒感のせめぎ合い。

 NY市場では先週された5月の米小売売上高や6月のフィラデルフィア連銀
 製造業景況指数が予想以上に改善しましたが、23日発表の6月の米製造業
 PMIも前月から大幅に改善する見通し。

 米連邦準備理事会(FRB)による流動性供給と資金繰り支援がNY株をサ
 ポートしており、悪い指標が出た場合には一時的な動揺はあっても政策期待
 が強まる公算。米政権による大規模インフラ投資計画の詳細が固まれば投資
 意欲を刺激する可能性も。

≫前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)のボルトン氏が書いたトランプ政
 権内部の暴露本が23日に発売予定。ホワイトハウスは出版差し止めを求め
 提訴しましたが、裁判所は訴えを退けています。

≫FRBが25日、米銀に対するストレステストの結果を発表。テストの結果
 が米銀の配当政策や自社株買い計画に影響を与えるため要注目。

≫新型コロナの感染拡大がもたらした「新常態」と次世代向け投資で企業業績
 に明暗。マザーズ指数が年初来高値を更新しおよそ1年8カ月ぶりの高値を
 付けるなど、個人投資家の買い意欲は旺盛。感染拡大の第2波に対する警戒
 感はあっても悲観ムードはなく、勝ち組企業を物色する傾向強し。

 約2カ月半ぶりに再開する株式新規公開(IPO)の結果・動向如何で、個
 人投資家の買いが広がる可能性。

 日本は本格的な株主総会シーズン入り。総会シーズンは相場が堅調との経験
 則があり、個別株物色が強まる傾向あり。

 今晩のアップルの開発者向けイベントや、24日に任天堂が発表する新プロ
 ジェクトも材料視される可能性。

≫テクニカル的には相場の上昇基調に変化なく、5日線や25日線が相場(日
 経平均)の下値をサポートする公算。



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 23日(火) 日本:5月の全国百貨店売上高
        欧米:6月のPMI速報値
        米国:5月の新築住宅販売件数

 24日(水) 日本:約2カ月半ぶりにIPOが再開
        日本:任天堂が新プロジェクト発表
        欧州:6月のIFO企業景況感指数

 25日(木) 日本:ニトリが3~5月期決算を発表
        米国:1~3月期GDP確定値
        米国:5月の耐久財受注額
        米国:FRBが米銀を対象としてストレステストの結果を公表
      
 26日(金) 米国:5月の個人所得・個人消費支出


◆今日の高島暦

 < 相場の波動 > 安日柄 急落することあり 戻り売りの日

 <相場高低判断> 相場の寄り付きに倣う




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【3】心に残る名言                        **
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     失ったものを数えるな。残ったものを数えよ。


                 ベニー・グッドマン





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