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――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 〓 有望銘柄の紹介で大好評!〓 【 アクア・スペシャル版 】 お申し込み・詳細は → https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2021/01/14 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。aquaです。 上昇ピッチが速く、さすがに速度オーバーなような気もしますが、かと言っ て積極的に売るべき材料も見当たらず、売ったところで資金の持って行き場は 株式以外に見当たりません。 乗り遅れから買いたい投資家が多いため下押しも限定的で、下げを見込んで 売っていた投資家は見込み違いの相場上昇で買い戻しを迫られ、そうした買い 戻しが相場上昇に拍車をかけています。 ところで、NY市場では明日のJPモルガン・チェース、ウェルズファーゴ、 シティグループから20年10~12月期の決算発表が本格化します。 金融情報会社のリフィニティブによりますと、米大手銀行20年10~12月 期決算は大幅な減益が予想されているものの、21年1~3月期は大幅な増益が 見込まれています。 コロナ禍の影響を受けにくいハイテク株は20年10~12月期も増益を確 保する見込みで、大幅に上振れるケースも出てきそうです。 S&P500種指数採用の主要500社全体では、20年10~12月期は 前年同期に比べ9.8%減益が予想されていますが、すでに織り込み済みで、 21年1~3月期の急回復が期待されています。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.本日の経済指標等 3.物価指数 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 28698.26(+241.67)△0.85% ◎TOPIX 1873.28(+ 8.88)△0.48% ◎売買高概算 14億1374万株 ◎売買代金概算 3兆2420億円 ◎時価総額 690兆9167憶円 ◎値上り銘柄数 1000 ◎(昨年来)新高値 143 ◎値下り銘柄数 1090 ◎(昨年来)新安値 2 ◎変わらず 98 ◎騰落レシオ(25日)109.49%(前日比5.02%上昇) ◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ●〇〇●|●●●〇〇〇〇〇 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 +5.86% 75日線比 +13.10% ◎為替 (対 ド ル)104.03(前日比0.35円安) (対ユーロ)126.42(前日比0.10円高) ◎売買代金上位(東証1部) 1.SBG <9984> 8569円(+ 244円) 2233億円 2.レーザテク<6920> 14330円(- 730円) 816億円 3.ファストリ<9983> 93660円(+ 1530円) 806億円 4.東エレク <8035> 42250円(- 700円) 732億円 5.任天堂 <7974> 65810円(+ 20円) 606億円 ◆相場概況 本日の日経平均株価は5日連続高。昨日の292円高に続き、241円高の 2万8698円と昨年来高値を更新して取引終了です。 昨晩のNYダウが8ドルの小幅安となり、東京市場も朝方はやや売りが先行。 寄付き直後には45円安となる場面がありました。ただ、引き続き下値では先 高期待からの押し目買い意欲は旺盛。また中国関連のファナックなど機械株も 上昇し、14:00には一時523円高の2万8979円と2万9000円に 急接近。もっとも、その後は高値警戒感が意識され、上げ幅を縮めています。 業種別では、ゴム、証券、銀行、機械、情報通信、陸運、小売、建設などの 上げが目立ち、一方で海運、石油、鉄鋼、精密などが下げています。 個別銘柄では、牛丼老舗の吉野家HDが127円高の2039円と大幅高。 20年9~11月期の連結営業損益が6億3400万円と前年同期の4600 万円の赤字から黒字転換し、業績回復を好感した買いが膨らんでいます。 工作機械用NC装置世界首位のファナックが600円高の2万7675円と 連日で上昇。日本工作機械工業会が発表した2020年12月の工作機械受注 総額(速報値)が前年同月比8.7%増と2カ月連続で前年同月を上回り、好 感した買いが入っています。安川電も300円高の5960円、不二越も14 5円高の4830円と値を飛ばしています。 ワイヤロープ最大手の東京製綱が136円高の1006円と大幅高。米国橋 梁向けケーブルの受注が本格化して来期は黒字転換が見込め、また米国には耐 用年数を過ぎた橋りょうや道路が多く、バイデン関連としての買いが入ってい ます。 セラミックコンデンサーの太陽誘電が4日連続高で130円高の5580円 と約20年4カ月ぶりの高値水準。中国の20年12月の貿易統計で米ドル建 ての輸出・輸入が拡大しており、中国景気が良好との見方から中国売上高が3 割を超える同社に買いが入っています。 その他、好業績と増配意向を示した医薬品・医薬原料商社のイワキが93円 高の643円と大幅高、コールセンター向け派遣のエスプールが好業績発表で 94円高の850円、ヤングレディス衣料のパルグループが4日連続高で12 3円高の1360円、水晶デバイスの日本電波が52円高の714円と大幅高。 また、マネックスGが50円高の514円と大幅高。傘下に暗号資産(仮想 通貨)交換業のコインチェックを有し、ビットコイン価格の最近の上昇による 収益寄与を期待した買いが入っています。 本日の新高値銘柄は、キッコーマン、味の素、イビデン、太陽HD、SMC、 不二越、安川電、富士通、TDK、レーザーテック、ファナック、東京エレク、 伊藤忠、コナミ、ファーストリテイ・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 有望銘柄や投資のノウハウ等 お役立ち情報満載! https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】本日の経済指標等 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎企業物価指数 ―――――― 20年12月の企業物価指数(2015年=100、速報)は100.3と 前年同月に比べ2.0%下落しました。下落は10カ月連続となっています。 前月比では0.5%上昇しました。 ◎機械受注 ―――― 20年11月の機械受注で、設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く 民需」の受注額は前月比1.5%増と、市場予想(6.5%減)に反して2 カ月連続で増加しました。 ※10月:9.5%増、9月:4.4%減、8月:0.2%増 内訳では、大きく伸びた前月の反動で製造業が2.4%減と3カ月ぶりのマ イナスとなった一方、非製造業は5.6%増と3カ月連続のプラス。 こうした状況を踏まえ内閣府は機械受注の基調判断を前月の「下げ止まって いる」から「持ち直しの動きがみられる」に上方修正しました。 ◎地域経済報告(さくらリポート) ―――――― 日銀は3カ月ごと全国支店長会議を開催し、収集された情報をもとに地域経 済報告をまとめます。 日銀は全国を9地域に分け、それぞれの地域について景気判断を示しており、 本日発表された1月の地域経済報告では北陸、四国、九州・沖縄の判断を引 き上げ、東北、関東甲信越、東海、近畿、中国の判断を据え置き、北海道の み判断を引き下げています。 ちなみに「さくらリポート」の名称は、ベージュ色の米地区連銀経済報告( ベージュブック)を意識してつけられたもので、地域経済報告の表紙は淡い ピンク(さくら色)となっています。 ◎オフィス空室率 ――――――― 20年12月の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区) の平均空室率は4.49%と前月から0.16ポイント上昇(悪化)しまし た。 空室率の上昇(オフィス市況の悪化)は10カ月連続で、空室率は15年9 月(4.53%)以来、5年3カ月ぶりの高水準となっています。 12月の東京都心5区の平均賃料(円/坪)は前月に比べ224円(1.0 %)下落の2万1999円と、5カ月連続で下落し、1年3カ月ぶりに2万 2千円台を下回りました。 ◎ガソリン価格 ―――――― 1月12日時点のレギュラーガソリンの給油所小売価格(1リットル当たり 全国平均)は前週比0.4円上昇の136.1円と、7週連続で値上がりし ました。 ◎中国貿易統計 ―――――― 中国税関総署が本日発表した12月の貿易統計によりますと、ドル建ての輸 出入額の前年同月比増減率は下記のようになっています。 輸出 18.1%増 (市場予想15.0%増)※前月21.1%増 輸入 6.7%増 ( 〃 5.0%増)※前月 4.5%増 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】物価指数 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 景気の不況時や過熱時に物価を安定させ、経済の健全な発展を促すために金 融の緩和や引き締めによって景気を刺激したり抑制を図る中央銀行は、必然的 に物価の動向に注目することになります。 物価を示す経済統計にはいくつかありますが、注目度が高いのが「消費者物 価指数」と「企業物価指数」です。 物価指数(Price Index)の一つで、総務省が毎月26日を含む 週の金曜日に発表する「消費者物価指数(Consumer Price In dex)」は単に「CPI」とも呼ばれます。 消費者物価指数は約600品目に関して消費者が購入する小売り段階での価 格を指数化したもので、すべての項目を総合した「総合指数」ととに、物価変 動の大きい生鮮食品を除いた「生鮮食品除く総合指数(コア指数)」も発表さ れます。 生鮮食品は消費者物価全体の数パーセントを占めるに過ぎませんが、その価 格は天候等で大きく左右され、全体への影響も無視できないものとなるため、 生鮮食品を除いたコア指数の動向に注目が集まります。 尚、アメリカのCPIでは、変動の大きいエネルギーと食品を除いたコア指 数の動きが重要視されます。 消費者物価がお金の流れの下流域(消費段階)での価格変動を示しているの に対し、日銀が発表する「企業物価指数」(CGPI:Corporate Goods Price Index)は上流域、生産者あるいは企業間取引で の値動きを示しています。 アメリカなどの生産者物価指数(卸売物価指数:PPI:Producer Price Index)も同じような指標です。 企業物価指数では、主に国内企業物価、輸出物価、輸入物価の3つの指数が 作成され、毎月第8営業日に前々月の確報値と前月の速報値が発表されます。 企業物価指数は輸入依存度の高い日本では世界の商品市況や為替動向の影響 を受けることになります。また、原材料価格の変動が最終製品価格に反映され るには時間がかかることから、消費者物価指数よりも企業物価指数の方が先行 性があります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【4】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 投げ売りで相場が底を打つ「セリング・クライマックス」という状況がありま すが、直近の上昇は「バイイング・クライマックス」を想起させるような上げ 方です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 15年連続受賞 = ◎まぐまぐ大賞 2020  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 資産運用(株式)部門 第3位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2020/category/asset-stock.html ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除はご自身にてお願い いたします。登録解除用のURLをメルマガ最下段に記載しておりますので ご利用ください。 ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━