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             ◎ ハロー株式 ◎       2021/02/18 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 今朝の東京都心は先月31日以来の氷点下を記録し凍えるような朝でしたが、
強烈な寒波に見舞われている米国ではマイナス30度を下回ったところもあり
ワクチン接種への影響も出ているようです。

 ところで、住友金属鉱山は銅相場などの上昇により業績が改善、株価は昨年
来高値を昨日更新し、2018年に付けた上場来高値(5562円)に接近し
ました。※本日は大幅反落。

 ちなみに、住友鉱山は年間(2020年3月期)で銅を約40万トン、金を
約1万8千トン生産しています。

 2021年3月期の業績予想の前提となる銅価格(1トン当たり)は21年
1~3月期が7500ドル・通期は6634ドル、金価格(1トロイオンス当
たり)は21年1~3月期が1850ドル・通期が1836ドル、為替は21
年1~3月期が104円・通期が105.59円と想定。

 非鉄金属価格の変動が住友鉱山の連結税引前利益に与える影響は、銅の場合、
1トン当たり価格が100ドル変動すると年間28億円、金の場合、1トロイ
オンスあたり価格が10ドル変動すると年間2億円と試算されています。

 参考までに銅相場(ロンドン金属取引所)および金相場(ニューヨーク商品
取引所)の最近の動きは下記のようになっています。

 ・銅先物 http://www.aqua-inter.com/hint/lme.html

 ・金先物 http://www.aqua-inter.com/hint/gold.html



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………



 1.今日の相場

 2.本日の経済指標等

 3.最後の相場師と住友鉱山





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  30236.09(- 56.10)▼0.19%
◎TOPIX  1941.91(- 19.58)▼1.00%

◎売買高概算   15億7991万株
◎売買代金概算   2兆8854億円
◎時価総額   719兆5170億円

◎値上り銘柄数  406  ◎(昨年来)新高値 61
◎値下り銘柄数 1713  ◎(昨年来)新安値  3
◎変わらず     75

◎騰落レシオ(25日)103.72%(前日比6.86%低下)

◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 〇〇●〇〇〇〇●〇〇●●  66.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +4.53% 75日線比 +11.46%

◎為替  (対 ド ル)105.90(前日比0.12円高)
     (対ユーロ)127.57(前日比0.43円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.SBG  <9984> 10340円(-   65円)  999億円
 2.ファストリ<9983>107350円(+ 4700円)  892億円
 3.マネックス<8698>   995円(-   88円)  827億円
 4.任天堂  <7974> 68600円(-   10円)  800億円
 5.トヨタ  <7203>  8093円(-  154円)  570億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は、56円(0.19%)安の3万0236円で取引終
了です。

 昨晩のNYダウが90ドル高で3日連続で史上最高値を更新したことを受け、
東京市場も朝方から買いが先行。9:08には上げ幅が268円となる場面が
ありました。ただ、2月に入って2500円を超える急速な上げを演じた後だ
けに警戒感が意識されており、買い一巡後は戻り売りが優勢となって上げ幅縮
小。昼からは手掛かり材料難もあってマイナスに転じています。

 ファーストリテイリングが4700円高で1銘柄で日経平均を169円押し
上げている点を考慮しますと、実際は日経平均が200円超の下げというイメ
ージです。

 業種別では、電力ガス、空運、医薬品が堅調。証券、銀行、鉄鋼、非鉄、自
動車、石油、電機などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、JALが20円高の2373円と連日で上昇し、20年6月
9日以来約9カ月ぶりの高値水準。ANAも20円高の2519円と値を上げ
ています。医療従事者を対象にワクチン接種が昨日から始まり、経済活動正常
化期待から買いが入っています。

 ユニクロを展開するファーストリテイリングが9日連続高で4700円高の
10万7350円と株式分割考慮後の上場来高値を更新。時価総額はNTTを
上回り、トヨタ、ソフトバンクG、ソニー、キーエンスに次いで5位に浮上し
ています。

 自社株買いを好感して昨日ストップ高となったアドウェイズが本日も135
円高の896円と大幅高、ビットコイン価格上昇を材料に仮想通貨関連のマネ
ーパートナーズが昨日の76円高に続いて本日も33円高の337円。

 仮想通貨ビットコイン関連のマネックスGは88円安の995円。昨日まで
12日連続高で1月29日の540円から2倍となった後だけに戻り売りが出
ています。

 その他、経済活動正常化期待から昨日ストップ高となった挙式のテイクアン
ドギヴ・ニーズが本日も105円高の884円、ワタベウェディングも24円
高の349円。

 商業施設用照明器具で国内大手の遠藤照明が47円高の626円、電子機器
受託製造などEMS事業のユー・エム・シーが52円高の764円。

 業績好調のKADOKAWAが成長期待から295円高の3970円、金型
部品国内2位のパンチ工業も40円高の604円と7%の大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、アドウェイズ、日油、住友ベーク、オリエンタルラン
ド、資生堂、ユー・エム・シー、ファナック、スノーピーク、富士急、日通、
ファーストリテイ・・・等々です。


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【2】本日の経済指標等                      **
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◎新規上場           公開価格      初値      終値
 ――――
 アクシージア(4936)  1450円   2051円   2300円



◎マンション販売
 ―――――――
 20年1月の首都圏の新築マンション発売戸数は前年同月に比べ7.1%増
 の1325戸と2カ月連続で増加。

 単月として2年ぶりの高水準だった前月(7362戸)との比較では82%
 減少しました。

 1月の初月契約率は68.1%で、前月から5.5ポイントアップしたも
 のの、好不調の目安とされる70%を3カ月連続で下回りました。

 1月の1戸当たり平均価格は5824万円で前年同月に比べ2562万円(
 30.6%)ダウンしました。平均価格の前年比下落は2カ月連続。前月比
 では204万円(3.6%)アップ。

 平米単価は87.1万円で前年同月比39.1万円(31.0%)ダウン。
 平米単価の前年比下落も2カ月連続。前月比では3.4万円(4.1%)ア
 ップしました。



◎対内証券投資・株式・週間(財務省統計)※カッコ内は前週の動向
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 2月7日~2月13日

 海外投資家 +3301億円(+4632億円) 2週連続買い越し



◎投資部門別の売買状況・週間(東証統計)※カッコ内は前週の動向
 ―――――――――――――
 2月第2週(2月8日~2月12日、740円高・2週連続上昇)

 個人投資家 -4303億円(-4041億円) 2週連続売り越し

 海外投資家 +3451億円(+4215億円) 2週連続買い越し

 事業法人  -1360億円(- 327億円) 3週連続売り越し

 信託銀行  - 741億円(-1538億円) 5週連続売り越し


 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。

 ※同期間の日銀のETF購入額は48億円。
  → http://www.aqua-inter.com/hint/boj.html#latest

 ※個人の取引別動向は、現金取引が差し引き4468億円の売り越し、信用
  取引は差し引き165億円の買い越しでした。

  尚、2月12日申込時点の信用評価損益率はマイナス8.01%と、マイ
  ナス幅は2018年2月2日時点(マイナス4.77%)以来およそ3年
  ぶりの小ささで、多くの投資家に含み益が生じている状況です。
  → http://www.aqua-inter.com/hint/ws_data.html#weekly

 ※指数先物については、海外投資家は1270億円の買い越し。現物と指数
  先物の合計では4721億円の買い越し。現物・先物合計での買い越しは
  2週連続です。
  → http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly




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【3】最後の相場師と住友鉱山                   **
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 住友金属鉱山と言えば1981年から1982年にかけての大相場が知られ
います。主役は「最後の相場師」と言われた是川銀蔵です。

 住友金属鉱山に取り掛かる前の1978年、当時すでにいくつもの仕手戦で
名前が知られていた是川銀蔵は、銅価格の上昇を見越して同和鉱業(現DOW
A)の株式を買い集め、一時は個人で6000万株を保有しその時点で同和鉱
の筆頭株主だったとされます。

 思惑はあたり、同和鉱の株価は100円台前半から値を上げ、500円を超
え、600円を超え、700円を超えても上昇は止まらず、是川の資産も膨ら
んでいきました。6000万株が100円上昇すれば、単純計算で60億円で
す。

 当初、是川は500円を超えた段階で利喰いしようと考えていましたが、株
価の勢いが止まらないのを見て、自分の利益目標を1000円以上に引き上げ
てしまいます。

 同和鉱の株価は900円台まで上昇しますが、直後に非鉄金属相場が暴落し
同和鉱の株価も急落、3カ月後に300円まで値を下げます。一時は300億
円の評価益があったとされますが、この時は破産寸前で持ち株を売却するのが
精一杯だったとされます。

 これに懲りた是川はしばらく株から遠ざかりますが、1981年9月18日
の日経新聞の朝刊に「金属鉱業事業団、鹿児島県菱刈金山に高品位金鉱脈を発
見」との記事をみつけ、この鉱脈がとなりの住友鉱山の鉱脈とつながっていな
いわけがないとの確信から再び大勝負に乗り出します。

 是川はすぐに住友鉱山の株を買い漁り、ピーク時で持ち株は5000万株を
超えたと言われます。200円台前半だった株価はわずかな期間で700円台
まで上昇するも、肝心の住友鉱山側から鉱脈に関する続報がないため株価は波
乱含みとなりますが、住友鉱山が金鉱開発に着手との記事が出ると人気に火が
つき、株価は1000円の大台を突破、証券会社からは目標株価3000円の
声も聞かれ始めました。

 住友鉱山の相場には多くの個人投資家が参戦。市場は強気一辺倒になり、1
982年4月には住友鉱山の株価は1200円を超えましたが、同和鉱で失敗
した是川は住友鉱山では1000円台に乗せてから10日間で全株を売り切り、
200億円の巨利を手にしたとされます。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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中国では春節(旧正月)の大型連休が明け、上海市場が1週間ぶりに取引を再
開しました。上海市場の休みの間の日経平均のパフォーマンスは2.5%高、
ダウは0.6%高で、休場明けの上海市場の値動きが注目されましたが、日本
時間15時半現在、上海総合指数は0.3%程度の上昇となっています。

※上海総合指数 http://www.aqua-inter.com/hint/sse.html 16時過ぎ更新

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 15年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2020 
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  資産運用(株式)部門 第3位

→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2020/category/asset-stock.html



◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
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  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位


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