朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ～ 人の行く裏に道あり花の山 ～ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 ⇒ https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2021/02/26 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。ａｑｕａです。 昨晩のＮＹ市場では長期金利の目安となる１０年債利回りが一時１．６１４ ％と昨年２月１４日以来、約１年ぶりの高水準にまで上昇しました。 歴史的にみれば米長期金利は今も超低水準です。しかしながら、昨年３月以 降、１％以下で推移していたことからみれば最近の金利上昇は急ピッチです。 金利上昇に対する警戒感が強まる中、米地区連銀総裁が足元の金利上昇を「 妥当」と述べことで長期金利が跳ね上がり、Ｓ＆Ｐ５００種指数を構成する主 要５００社の平均配当利回り（１．４８％程度、ロイター調べ）を上回ったこ とがトリガーとなりＮＹ株は下げ幅を拡大しました。 ＮＹ株安を受けて日本株も大きく下落。日経平均の下げ幅は今年最大で、１ 日の下げとしてはコロナ禍による最大の下げとなった昨年３月１３日の下げ幅 （１１２８円安）を上回り、英国の欧州連合（ＥＵ）離脱（ブレグジット）決 定で急落した２０１６年６月２４日（１２８６円安）以来、およそ４年８カ月 ぶりの大きさとなっています。 日本の長期金利（１０年債利回り）は大きく上昇し、一時０．１７５％と、 １６年１月２９日以来、およそ５年１カ月ぶりの高水準となりました。 今回は金利上昇が売りの口実となりましたが、ただこのタイミングでの調整 安はむしろ正常な動きとの見方があります。 日経平均、ＴＯＰＩＸともに本日の下落で２５日線を下回り、過熱感は大き く後退。また、ＴＯＰＩＸに続き、日経平均のパラボリックも本日陰転しまし た。日銀の動き（ＥＴＦの購入）も確認したいところです。 来週以降、注目されるのは、これまでのようにあまり時間を置かずに２５日 線の水準を回復し、すみやかに上昇基調に戻れるかという点です。 …………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ２．本日の経済指標等 ３．海外投資家動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 ２８９６６.０１（－１２０２.２６）▼３.９９％ ◎ＴＯＰＩＸ １８６４.４９（－ ６１.７４）▼３.２１％ ◎売買高概算 １６億８８７６万株 ◎売買代金概算 ３兆６２１２億円 ◎時価総額 ６９０兆６４１１億円 ◎値上り銘柄数 １７２ ◎（昨年来）新高値 １６ ◎値下り銘柄数 １９８５ ◎（昨年来）新安値 ２１ ◎変わらず ３７ ◎騰落レシオ（２５日）１０２.５８％（前日比７.７６％低下） ◎サイコロ（日経平均） ６勝６敗 〇〇●〇〇●●●〇●〇● ５０.０％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比 －０.７３％ ７５日線比 ＋５.１５％ ◎為替 （対 ド ル）１０６.１６（前日比０.１６円安） （対ユーロ）１２９.０６（前日比０.１１円高） ◎売買代金上位（東証１部） １.ＳＢＧ ＜９９８４＞ ９８９５円（－ ４７０円） １４６２億円 ２.任天堂 ＜７９７４＞ ６４７５０円（－ ３６１０円） １１１１億円 ３.ファストリ＜９９８３＞１０５０００円（－ ４５５０円） ８２３億円 ４.東エレク ＜８０３５＞ ４３５５０円（－ ２１５０円） ７３８億円 ５.ソニー ＜６７５８＞ １１１２０円（－ ４５０円） ６９０億円 ◆相場概況 本日の日経平均株価は１０００円を超える大幅安、１２０２（３．９９％） 安の２万８９６６円と３万円を割り込んで取引終了です。 昨晩のＮＹ市場は、長期金利が一時１．６１４％まで跳ね上がり、主要５０ ０社の配当利回り（１．４８％程度）を上回るなど長期金利上昇を嫌気した売 りが膨らみ、ＮＹダウは５５９ドル（１．７％）の大幅安。ナスダックも４７ ８Ｐ（３．５％）の大幅安となり、東京市場も朝方から売りが優勢。 一時は押し目買いが入って幾分下げ幅を縮小する場面もありましたが、週末 と月末が重なり、また今晩のＮＹ市場の動きを見極めたいとして買い手控え気 分は強く、引けにかけて下げ幅を広げて本日の安値引けとなっています。 業種別では３３業種全て下落。特に電気、精密、機械、不動産、医薬品、建 設、非鉄などの下げが目立ちます。 個別銘柄では、相場全般安の中にあって任天堂向け主体の半導体を手掛ける メガチップスが７０円高の３４１５円と上昇。２１年３月期の連結最終損益が ２００億円の黒字になる見通しと発表。前期の１７億円の赤字から大幅黒字転 換し、また従来計画２７億円からも大きく上方修正となり、好感した買いが入 っています。 原油価格が約１年１ヶ月ぶりの高値水準まで上昇していることで資源関連の 日鉄鉱業が昨日の５１０円高に続いて本日も２５０円高の６７００円。 エイチームがスクエニと共同開発したスマホ向けゲームアプリ「ファイナル ファンタジー７ ザ ファーストソルジャー」を材料にストップ高で３００円 高の１５１５円。 二酸化炭素の排出を抑えるアンモニア燃料の熱処理炉の開発進める中外炉工 業が脱炭素関連で１４０円高の２０１２円、ＡＩ制御を搭載した新しい蓄電池 を材料に荏原実業が１８０円高の４７０５円。 ３月３１日を基準日として１株→４株の株式分割を発表した自動車バネメー カーの中央発條が１５５円高の３０００円、業績上方修正と増配意向発表で特 殊土木のライト工業が５２円高の１７６６円。 美容室経由でスキンケア・ヘアケア製品を販売するアジュバンコスメは毛髪 成長促進効果を持つ物質発見で８０円高の１２０８円と値を上げています。 本日の新高値銘柄は、日鉄鉱、中外炉、西松建、エイチーム、ＪＵＫＩ、メ ガチップス・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 有望銘柄や投資のノウハウ等 お役立ち情報満載！ https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】本日の経済指標等 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎新規上場 公開価格 初値 終値 ―――― アピリッツ （４１７４） １１８０円 ５６００円 ６６００円 ｃｏｌｙ （４１７５） ４１３０円 ８４５０円 ８１４０円 室町ケミカル （４８８５） ８２０円 １４２４円 １４６２円 ◎都区部ＣＰＩ ―――――― ２月の都区部消費者物価指数（ＣＰＩ、２０１５年＝１００、中旬速報）は 値動きの大きな生鮮食品を除く総合が１０１．４と、前年同月比で０．３％ 下落しました。下落は７カ月連続ですが、下落率は２カ月連続で縮小しまし た。 尚、都区部消費者物価指数は全国消費者物価指数の先行指標と位置付けられ ています。 ◎小売業販売額 ―――――― 商業動態統計（速報）によりますと、１月の小売業販売額は前年同月に比べ ２．４％減少しました。 前年実績を下回るのは２カ月連続。小売業の基調判断は「弱含み傾向」で据 え置かれました。 業態別の販売額の前年比増減率は下記のようになっており、百貨店は１月と して過去最大の落ち込みを記録しました。 家電量販店 １１．４％増 ４カ月連続増収 ホームセンター１０．８％増 ４カ月連続増収 スーパー ４．８％増 ４カ月連続増収 ドラッグストア ３．４％増 ４カ月連続増収 コンビニ ４．４％減 １１カ月連続減収 百貨店 ３０．３％減 １６カ月連続減収 ◎鉱工業生産 ――――― １月の鉱工業生産指数（２０１５年＝１００）速報値は前月比４．２％上昇 の９７．７と、３カ月ぶりにプラスに転じました。 製造工業生産予測調査で２月は上昇、３月は低下を予想。鉱工業生産の基調 判断は「持ち直している」で据え置きです。 ◎住宅着工戸数 ―――――― １月の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比３．１％減と、１９カ月連続で 前年実績を下回りました。市場予想は２．５％減。 内訳では、持ち家が前年比６．４％増と３カ月連続で増加した一方、貸家は １８．０％減と２９カ月連続減、分譲は６．９％増と１５カ月ぶりに増加し ました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】海外投資家動向 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎対内証券投資・株式・週間（財務省統計）※カッコは前週の動向（修正値） ―――――――――――― ２月１４日～２月２０日 海外投資家 ＋ ９４１億円（＋３３９５億円） ３週連続買い越し ◎投資部門別の売買状況・週間（東証統計）※カッコは前週の動向 ――――――――――――― ２月第３週（２月１５日～２月１９日、４９７円高・３週連続上昇） 個人投資家 － ２９億円（－４３０３億円） ３週連続売り越し 海外投資家 － ３８２億円（＋３４５１億円） ３週連ぶり売り越し 事業法人 － ２６４億円（－１３６０億円） ４週連続売り越し 信託銀行 －１９２９億円（－ ７４１億円） ６週連続売り越し ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」 は年金資金等の売買動向を反映しています。 ※同期間の日銀のＥＴＦ購入額は６０億円。 → http://www.aqua-inter.com/hint/boj.html#latest ※個人の取引別動向は、現金取引が差し引き１３３５億円の売り越し、信用 取引は差し引き１３０６億円の買い越しでした。 尚、２月１９日申込時点の信用評価損益率はマイナス９．６９％と、３週 ぶりに悪化しました。 → http://www.aqua-inter.com/hint/ws_data.html#weekly ※指数先物については、海外投資家は１４６５億円の売り越し。現物と指数 先物の合計では１８４８億円の売り越し。現物・先物合計での売り越しは ３週ぶりです。 → http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【４】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 本日の日経平均は大きく値下がりしましたが、２月月間では１３０２円高と、 ４カ月連続の上昇となっています。 ※月間騰落 → http://www.aqua-inter.com/hint/m_data.html#monthly ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝ １５年連続受賞 ＝ ◎まぐまぐ大賞 ２０２０ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 資産運用（株式）部門 第３位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2020/category/asset-stock.html ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１７ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ １０年連続で『総合大賞』 ０６年～０８年はマネー部門賞第１位 ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除はご自身にてお願い いたします。登録解除用のＵＲＬをメルマガ最下段に記載しておりますので ご利用ください。 ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行：アクアリンクス株式会社 関東財務局長（金商）第２２８２号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
