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■□    女性のための株式投資       2021/03/04 夕刊 VOL.10514
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こんにちは。aquaです。

 米国の大学教授が提唱した「ピーターの法則」は、階層組織における構成員
の昇進に関する社会的な一般法則としてよく知られています。

 概要は以下のとおりです。


   『 能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する 』


   『 無能な人間はその階層にとどまり、

            出世した人間は上位の階層で無能化する 』



 有能であるために昇進するわけですが、ある段階になると要求されるレベル
に応えられなくなるという事象です。

 部下として有能でもトップに就くと無能になってしまう例は数多く、残念な
がらそれは政治の世界でも起こりえます。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.海外投資家動向

 3.その他の経済指標




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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  28930.11(-628.99)▼2.13%
◎TOPIX  1884.74(- 19.80)▼1.04%

◎売買高概算   12億8561万株
◎売買代金概算   2兆7612億円
◎時価総額   698兆9737億円

◎値上り銘柄数  787  ◎(昨年来)新高値 39
◎値下り銘柄数 1295  ◎(昨年来)新安値 12
◎変わらず    112

◎騰落レシオ(25日)106.64%(前日比0.25%低下)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 〇●●●〇●〇●〇●〇●  41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -1.24% 75日線比 +4.10%


◎為替  (対 ド ル)107.12(前日比0.31円安)
     (対ユーロ)129.15(前日比0.02円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.SBG  <9984> 10050円(-  550円) 1681億円
 2.ファストリ<9983> 99230円(- 5720円) 1080億円
 3.任天堂  <7974> 61120円(- 2280円)  658億円
 4.ソニー  <6758> 11045円(-  285円)  559億円
 5.トヨタ  <7203>  7922円(-   49円)  431億円


◆相場概況

 本日の日経平均株価は大幅安、628円(2.13%)安の2万8930円
で取引終了です。

 昨晩のNY市場は10年物国債利回りが前日比0.09%高い1.48%ま
で上昇。この金利上昇を嫌気してハイテク株中心に売りが膨らみ、NYダウは
121ドル(0.3%)安、ナスダックは361P(2.7%)安。

 これを受けて東京市場も朝方から電機・精密などハイテク株中心に朝方から
売りが優勢。その後も上海や香港などアジア市場が大幅安となっていることを
横目に13:07には下げ幅が848円となる場面がありました。その後は円
相場が1ドル=107円台の円安に振れたことで押し目買いが入り、引けにか
けては幾分下げ幅を縮めています。

 業種別では、海運の上げが目立ち、不動産、銀行、石油が小高く、一方で非
鉄、情報通信、精密、電機、空運、医薬品、自動車などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、相場全般安の中にあって、日立造船が急騰してストップ高、
150円高の920円となっています。13年5月以来約7年9ヶ月ぶりの高
値水準です。容量が世界最大級の全固体電池を開発したと発表し、業績拡大を
期待した買いが集まっています。全固体電池はリチウムイオン電池に比べ、燃
えにくくエネルギー効率も高いため次世代の電池として関心が高いです。

 人工知能活用の自動翻訳サービス・ソフト提供のロゼッタが3日連続高かつ
大幅高、243円高の2826円となっています。外国語が話せなくても自由
に外国人と会話できる言語サービスを始めると発表。収益向上を期待した買い
が膨らんでいます。

 海運株が大幅高。コンテナ船運賃やバラ積み船運賃が石炭輸入国の輸入回復
などから高止まりしており、業績拡大期待から買いが入っています。川崎汽船
が120円高の2125円、商船三井が115円高の3405円、郵船が85
円高の3165円となっています。

 その他、日本ビクターとケンウッドが経営統合したJVCケンウッドが26
円高の228円と12%を超える大幅高、燃料電池や電気自動車(EV)向け
2次電池材料を手掛ける第一稀元素化学が114円高の1259円。

 従来のパチンコ・パチスロ機からゴルフ事業への転換を材料に平和が149
円高の1815円、総合アパレル大手のワールドが2月国内既存店売上高改善
を好感して59円高の1378円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、西松建、東ソー、第一稀元素化、ADEKA、東海カ、
日立造船、松屋、郵船・・・等々です。



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【2】海外投資家動向                       **
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◎対内証券投資・株式・週間(財務省統計)※カッコは前週の動向(修正値)
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 2月21日~2月27日

 海外投資家 -4546億円(+ 935億円) 4週ぶり売り越し



◎投資部門別の売買状況・週間(東証統計)※カッコは前週の動向
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 2月第4週(2月22日~2月26日、1051円安・4週ぶり下落)

 個人投資家 +4695億円(-  29億円) 4週ぶり買い越し

 海外投資家 -3811億円(- 382億円) 2週連続売り越し

 事業法人  + 298億円(- 264億円) 5週ぶり買い越し

 信託銀行  -2098億円(-1929億円) 7週連続売り越し


 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。

 ※同期間の日銀のETF購入額は549億円。
  → http://www.aqua-inter.com/hint/boj.html#latest

 ※個人の取引別動向は、現金取引が差し引き2512億円の買い越し、信用
  取引は差し引き2182億円の買い越しでした。

  尚、2月26日申込時点の信用評価損益率はマイナス10.02%と2週
  連続で悪化しました。
  → http://www.aqua-inter.com/hint/ws_data.html#weekly

 ※指数先物については、海外投資家は3194億円の売り越し。現物と指数
  先物の合計では7006億円の売り越し。現物・先物合計での売り越しは
  2週連続で、額は昨年9月第5週以来、約5カ月ぶりの大きさです。
  → http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly



◎投資部門別の売買状況・月間(1月)※カッコは前月の動向
 ―――――――――――――
  → http://www.aqua-inter.com/hint/m_data.html#monthly

 個人投資家 -3678億円(+3715億円) 2カ月ぶり売り越し

 海外投資家 +3472億円(+4172億円) 5カ月連続買い越し

 事業法人  -1653億円(+  25億円) 2カ月ぶり売り越し

 信託銀行  -6308億円(-4389億円) 2カ月連続売り越し




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【3】その他の経済指標                      **
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◎消費動向調査
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 2月の消費動向調査によりますと、消費者心理を示す消費者態度指数は前月
 比4.2ポイント上昇の33.8となり、3カ月ぶりに改善しました。

 指数を構成する4項目(暮らし向き、収入の増え方、雇用環境、耐久消費財
 の買い時判断)すべてが前月から上昇しました。

 内閣府は消費者心理の基調判断について、前月の「弱含んでいる」から「依
 然として厳しいものの、持ち直しの動きがみられる」に上方修正しました。



◎車名別新車販売
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 2月の車名別新車(軽含む)販売ランキング

  1位)トヨタ  ヤリス       2万0559台( 約5.9倍)
  2位)ホンダ  N-BOX(軽)  1万8591台( 3.1%減)
  3位)スズキ  スペーシア(軽)  1万5328台( 9.9%増)
  4位)ダイハツ タント  (軽)  1万3876台( 4.3%減)
  5位)トヨタ  ルーミー      1万1954台(55.6%増)

      ※カッコ内は前年同月比
      ※トヨタ「ヤリス」は20年2月発売

 ヤリス(旧ヴィッツ)の販売台数首位は6カ月連続です。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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個人投資家(信用取引)には「相場が上昇すれば売り、下がれば買う」逆張り
傾向がみられますが、日経平均が3万円の大台に乗せた2月第3週に関しては
大台越えで相場上昇に弾みがつくと見た個人投資家が信用買いを入れ、3週ぶ
りに買い越しに転じました。週末に大きく下落した2月第4週(先週)も買い
持ち高を減らさず、押し目買いを入れた結果、先週の信用買い残は2兆974
3億円まで膨らみ、2年3カ月ぶりの高水準となっていました。今週初め(3
月1日)の上昇局面で建玉を落としていれば良いのですが、本日の下落で多く
の建玉がシコリとなった可能性があります。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 15年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2020 
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  資産運用(株式)部門 第3位

→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2020/category/asset-stock.html


◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
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  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位


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