――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
 
 ┏━━━━┓
 ┃株式投資┃    “ 相場は不安の壁を駆け上る ”
 ┗━━━━┛     

                       『アクア・スペシャル版』

            → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 



株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

             ◎ ハロー!株式 ◎      2012/02/09 夕刊

・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・


こんばんは。aquaです。

 NHKの「ためしてガッテン」は、最先端の科学とユニークな実験で、毎週
実用的な情報を提供している人気の番組です。昨日は今が旬の「イチゴ」を取
り上げており、「1秒で糖度急上昇」の裏ワザや「気持ち良くキレイにへたを
取る」快感のワザが方々で話題になっていました。※内容は番組ホームページ
でも確認できます。

 ところで、このイチゴ、農林水産省の定義では野菜に分類されていることを
ご存知でしょうか?

 野菜と果物の定義を調べますと、辞書によって微妙に見解が分かれますが、
おおまかな区分は下記のようになります。

「野菜」は、食用に栽培された一年生か二年生の草で、様々な部位が食される。
「果物」は、多年生の木になる果実で、一般的に甘く生で食されるもの。果物
      は実だけを食用とする。果物は、本来「木(く)の物」である。

 定義を見ましても、あいまいで人によっては判断が分かれるというのが容易
に想像できますが、「一年生か二年生の草」と「多年生の木になる果実」とい
う観点からいきますと、イチゴやメロンなどは野菜に分類されるというわけで
す。

 ちなみに、イチゴの甘くておいしい実の部分は、狭義には果実ではく仮果あ
るいは偽果として区別されています。実際にはまわりにたくさん付いている種
だと思っているものが実で、さらにその中に種があるという構造になっている
とのこと。赤い部分は、もともとは茎だった花床という部分が肥大したものだ
そうです。

 トマトやスイカなど、野菜か果物かで議論したことのある人も多いかと思い
ますが、実際に行政によって判断が分かれるケースが少なくありません。野菜
はごはんのおかずになるもので、果物はおやつやデザートして食べるものとい
う区別の仕方もあり、一般的には多分に感覚的な判断が優先されています。

 なお、アメリカでは、トマトが野菜か果物かを裁判所で争ったことがあるそ
うです。

 「甘くて生で食べられるもの」か、「デザートではなく、食事中に食べられ
るもの」かで争われ、野菜か果物かで関税率が違ったため最高裁までもつれ、
最終的には「トマトは野菜である」との判断が下されています。

 ただ、トマトのように果実を食用とする野菜は「果菜」であるとの解釈を目
にしますとまたややこしくなってしまいます。



……………………………………………………………………………………………
 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………


 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.心理学の世界

 5.編集後記







――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】今日の相場                         **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


◎日経平均   9002.24(- 13.35)▼0.15%
◎TOPIX   784.49(+  2.15)△0.27%

◎売買高概算  26億6811万株
◎売買代金概算  1兆3320億円
◎時価総額  269兆8232億円

◎値上り銘柄数 754  ◎(昨年来)新高値 33
◎値下り銘柄数 767  ◎(昨年来)新安値  1
◎変わらず   153

◎騰落レシオ(25日)116.58%

◎サイコロ(日経平均)6勝6敗 ○●●●○○○●○●○● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.45% 75日線比+4.59%

◎為替  (対ドル) 77.16  (対ユーロ)102.66

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  126円(+  2円)176,268千株
 2.福島銀  <8562>   78円(-  9円) 98,226千株
 3.三菱UFJ<8306>  396円(+  6円) 89,896千株
 4.板硝子  <5202>  133円(+  6円) 71,400千株
 5.新日鉄  <5401>  207円(+  1円) 58,684千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.三菱UFJ<8306>  396円(+  6円) 35,274百万
 2.DeNA <2432> 2597円(+112円) 32,401百万
 3.トヨタ  <7203> 3130円(-  5円) 31,782百万
 4.三井住友 <8316> 2606円(+ 24円) 24,019百万
 5.JT   <2914>4305百円(+165百円)22,329百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1870万株 買い2060万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比13円(0.15%)安の
9002円と9000円の大台をキープして取引終了です。

 昨晩のNYダウは5ドル高と小動きで材料難の中、昨日に9000円の大台
乗せとなった後だけに朝方から戻り売りが優勢。10:49には下げ幅が72
円となって8942円まで下押しする場面がありました。寄り前に発表の機械
受注が市場予想の5%減を下回る7.1%減となったことも重石となっていま
す。ただ、1ユーロ=102.60円台となるなど為替が円安に振れたことを
横目に押し目買いが入り、徐々に下げ幅縮小。ギリシャ債務問題に関して新た
な緊縮策が与野党間で合意するとの期待感も高まり、大引けは9000円台を
維持しています。売買代金は概算1兆3320億円、上海総合指数は小幅高、
2ポイント(0.09%)高の2349です。

 業種別では、紙パ、電力ガス、不動産、銀行、食品などが高く、ゴム、建設、
機械などが下げています。

 個別銘柄では、東京ディズニーランド&シーを運営するオリエンタルランド
が20円高の8340円と連日で昨年来高値更新。12年3月期の業績上方修
正を好感した買いが継続的に入っています。昨年3月の東日本大震災後に深刻
な客離れに見舞われましたが、昨年夏以降、入場者数が急回復。震災直後の長
期休園にもかかわらず、2011年度は過去最高の営業利益を達成する見通し
です。今年1月の入場者数は1月単月として過去最高を記録。11年度下期(
11年10月~12年3月)の入場者数は過去最高の1426万人に達する見
通しです。

 関西電力が71円高の1320円と値を飛ばしています。経済産業省原子力
安全・保安院が関西電力大飯原子力発電所の3・4号機(福井県)のストレス
テスト(耐性調査)の結果を「妥当」とする審査書の最終案を専門家の意見聴
取会に提示したと報じられ、原発再稼働による収益改善を期待した買いが入っ
ています。関電が保有する原子力発電所としては最大規模で収益に与える影響
は大です。

 東北電力も98円高の843円、九州電力は45円高の1158円、中部電
力も28円高の1460円と上昇。今後は他の電力会社管内の原発の耐性調査
でも安全性を確認できるのではないかとの思惑が広がっています。

 トリーバーチが好調でレナウン筆頭株主のルックが29円高の241円と大
幅高。2011年12月期の連結営業利益予想を従来の5億円から10億70
00万円に上方修正し、好感した買いが入っています。12月の百貨店、直営
店での販売が予定を上回ったほか、販管費の削減が寄与します。

 住友化学系の化学専門商社の稲畑産業が19円高の514円と上昇。201
2年3月期当期利益予想と配当予想の上方修正を好感した買いが入っています。
連結当期利益は50億円から58億円、3月期末配当は9円から12円に上方
修正。年間配当は21円(従来予想は18円)となります。

 日本製紙Gが92円高の1766円、巴川紙が11円高の193円、大王紙
が15円高の528円、王子紙が9円高の381円となるなど紙・パルプ株が
軒並み高。日本製紙Gの決算を好感した買いが他の銘柄にも波及する形となっ
ています。

 その他、大阪チタニウムが60円高の3600円、タツタ電線が7円高の4
12円、復興関連で新潟発祥の大手ホームセンターのコメリが18円高の23
43円、好業績の日本触媒が9円高の941円、好決算発表で昨日大幅高のリ
ンナイが本日も20円高の5550円、ゴールドウインが19円高の438円
と昨年来高値更新となっています。

 本日の新高値銘柄は、JT、トリドール、クスリのアオキ、オリエンタルラ
ンド、太平洋セメント、栗本鉄工、ゴールドウイン・・・等々です。




 ┏━━━━┓
 ┃株式投資┃ 有望銘柄の紹介で大好評!『アクア・スペシャル版』
 ┗━━━━┛     

   お申込み・詳細 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 



――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】主な材料                          **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


・ギリシャ緊縮策、年金の削減除き連立3党の党首間で合意

・1月の消費者態度指数、2カ月連続上昇 判断も上方修正

・1月末の都心オフィス空室率9.23% 上昇続き過去最高

・10―12月の機械受注、4四半期ぶり減 判断据え置き

・2月第1週の部門別動向、海外投資家が6週連続買い越し

・トヨタ自、SUV「ハイランダー」の国内生産を米に移管

・1月の中国CPI、前月比4.5%上昇 6カ月ぶり拡大

・12年の米経済成長率3%近くまで上向く可能性 FT紙

・米シスコの前四半期、純利益43%増 好調なIT投資で



――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】主な投資判断                        **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


[ドイツ証券]
 引下げ B→C (6753) シャープ       720→   350円

[メリルリンチ証券]
 据置き   A (6707) サンケン電気         460円
 据置き   A (6807) 日本航空電子         730円
 据置き   B (6752) パナソニック     650→   670円
 引下げ A→B (6753) シャープ       700→   530円
 据置き   B (6758) ソニー       1,700→ 1,650円
 据置き   C (3401) 帝人             255円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A (7740) タムロン      2,190→ 2,400円

[野村証券]
 据置き   A (5711) 三菱マテリアル    265→   290円
 据置き   A (7201) 日産自動車         1,150円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ B→A (9684) スクエニ      1,700→ 1,800円

[みずほ証券]
 引下げ B→C (2897) 日清食品      3,030→ 2,530円

[大和証券CM]
 引上げ 3→2 (5741) 古河スカイ          260円
 引下げ 1→3 (3105) 日清紡            700円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価


 
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【4】心理学の世界                        **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
 

 江戸時代の天才相場師として知られる本間宗久。その宗久が相場について語
った数ある言葉の中から現代語訳で一つご紹介させていただきます。

 ~~

 この相場は上昇トレンドにあると考え、その過程で調整安があることを認識
 し買いを見送っていても、思ったとおり少し下げ始めると今度は、「買わな
 くて良かった。もっと下がりそうだ」と思うようになるものです。反対に、
 買う前に上昇してしまえば、戦略を忘れて相場に参加するようなことも見ら
 れます。

 このような心理状態は心に定まりがなく、目先の動きに一喜一憂することか
 ら生じるのであり、これでは成功から遠ざかる一方です。

 相場の動きを後から見れば、あの安値で買い、この高値で売れば・・・と、
 簡単に取れそうな気がしますが、実際に相場に身を置けばそのようなことは
 極めて稀なことです。

 どのようにして取るかを予め決めて投資を行うべきです。心が定まらなけれ
 ば、動きにつられて上だ下だと心が動き休まることがなく、結局、損を重ね
 ることになります。

 ~~

 相場は今も昔も群集心理学の世界。宗久の相場に対する考え方は現代におい
ても十分に通用します。


___________________________________
【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
言うは易しの類で、そんなことは百も承知と思いながらも、一旦資金を投じて
しまうと客観的に冷静に対応できないのが人の常です。ちなみに本間宗久の言
わんとしたことは、「下げたとき、上げたときに、基本方針を忘れるな」とい
う相場格言に単純化されています。
___________________________________
  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =6年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2011 http://melma.com/contents/moy2011/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 4年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


======================================================================

●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断
でなさるようにお願いいたします。


●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。
          → mailto:aqua@aqua-inter.com

●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に
 てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html

●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ
 い。
          → http://www.aqua-inter.com/


========================================================================
 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<< TOP >>