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こんにちは。aquaです。

 今日で5月の取引が終了しました。日経平均の5月月間のパフォーマンスは
47円(0.16%)高でした。

 5月の日本株相場は、米長期金利の上昇を嫌気して米ハイテク株が下げたこ
とに連動して中旬頃に大きく値下りし、日経平均は前月末比で一時1300円
超下落しましたが、下旬にかけて値を戻しました。結果として小幅ながら2カ
月ぶりの上昇となっています。

 ※月間騰落 http://www.aqua-inter.com/hint/m_data.html#monthly

 明日からは名実ともに6月相場となります。ここ数年の6月相場は堅調に推
移していますが、2016年の6月相場は英国の欧州連合(EU)離脱問題で
大きく揺れました。

 英国は2016年6月23日の国民投票でEU離脱の是非を問うことになり
ましたが、英国民は結局はEU残留を選択するだろうというのが大方の予想で
した。

 しかし、結果はまさかの離脱派の勝利。翌24日の東京市場では世界経済や
金融システムの混乱を警戒したパニック的な売りが膨らみ、日経平均は1日で
1286円(7.9%)安と急落しました。

 ただ、その日の急落で悲観シナリオを織り込み、その後は6月24日の水準
を一度も下回ることなく上げ幅を拡大し、およそ1年半後の2018年1月に
は2万4000円まで上昇しています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.本日の主な経済指標

 3.建機出荷等および中国PMI





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  28860.08(-289.33)▼0.99%
◎TOPIX  1922.98(- 24.46)▼1.26%

◎売買高概算   10億2073万株
◎売買代金概算   2兆2415億円
◎時価総額   709兆7068億円

◎値上り銘柄数  420  ◎(年初来)新高値 65
◎値下り銘柄数 1712  ◎(年初来)新安値 75
◎変わらず     60

◎騰落レシオ(25日) 87.81%(前日比1.21%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ●〇●●〇〇〇〇〇●〇●  58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.77% 75日線比 -1.32%


◎為替  (対 ド ル)109.74(前週末比0.14円高)
     (対ユーロ)133.83(前週末比0.09円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.SBG  <9984>  8388円(+  296円) 1531億円
 2.任天堂  <7974> 67970円(+  880円)  779億円
 3.トヨタ  <7203>  9135円(+  155円)  728億円
 4.ファストリ<9983> 89830円(+ 1850円)  712億円
 5.ソニーG <6758> 10970円(+  170円)  630億円



◆相場概況

 5月月末となる本日の日経平均株価は、289円(0.99%)安の2万8
860円で取引終了です。

 週末のNYダウは64ドル高、ナスダックは12Pの小幅高でしたが、東京
市場は先週末に600円の大幅高となった後だけに朝方から戻り売りが先行。
また月末は昨年の9月以降8ヶ月連続で下落していることから月末安のアノマ
リーも警戒要因となり、買い手控え気分が強い中、徐々に下げ幅を広げていま
す。そうした中、トヨタ自動車が一時上場来高値を更新し、半導体関連のレー
ザーテックも上場来高値を更新しています。

 業種別では海運が唯一上昇。一方で不動産、機械、鉄鋼、銀行、建設、商社
などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、ワクチン接種拡大による経済正常化期待から、旅行関連が軒
並み高。トラベルコのオープンドアが139円高の2634円、航空券予約サ
イトのエアトリが47円高の2927円、近畿日本ツーリストとクラブツーリ
ズムが統合したKNTが43円高の1362円、エイチ・アイ・エスも14円
高の2525円と値を上げています。

 医薬品国内2位のアステラス製薬が5日連続高で37円高の1797.5円。
26日に2026年3月期までの新たな中期経営計画を発表し、時価総額目標
を掲げて26年3月期に7兆円まで伸ばすと明記しており、現在3.3兆円程
度だけに先行き株高を期待した買いが継続しています。

 半導体関連装置のレーザーテックが1140円高の2万0600円と上場来
高値を更新、パワー半導体のトレックス・セミコンダクターが131円高の2
209円、アルミ電解コンデンサーで首位の日本ケミコンが94円高の256
4円。

 他にも5Gや自動運転関連で水晶デバイスの日本電波が64円高の917円、
同じく水晶デバイスの大真空が230円高の3500円。半導体レーザ企業で
視覚障害者向けアイウェアを手掛けるQDレーザが134円高の1645円。

 電子顕微鏡で世界首位の日本電子が330円高の5620円、照明機器大手
の岩崎電気が104円高の1727円、液晶ディスプレー用高機能フィルム開
発・製造の恵和が155円高の3100円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、オープンドア、関東電化、中央発條、エアトリ、日本
電波、レーザーテック、トヨタ自、大真空、日本ケミコン、ローランド、KN
T・・・等々です。



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【2】本日の主な経済指標                     **
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◎鉱工業生産
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 4月の鉱工業生産指数(2015年=100)速報値は99.6と、前月か
 ら2.5%上昇。

 上昇は2カ月連続で、コロナ禍前の2019年1月の99.1を上回り、同
 年9月(102.4)以来の水準を回復しました。

 鉱工業生産の基調判断は「持ち直している」で据え置きです。

 尚、生産計画から算出する予測指数は、5月は前月比1.7%低下、6月は
 同5.0%の上昇見込みとなっています。



◎住宅着工戸数
 ――――――
 4月の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比7.1%増と、2カ月連続で前
 年実績を上回りました。市場予想は3.5%増。

 内訳は、持ち家が前年比8.8%増と6カ月連続で増加。貸家は13.6%
 増と2カ月連続で増加、分譲は0.3%減と2カ月ぶりに減少しました。



◎小売業販売額
 ――――――
 商業動態統計(速報)によりますと、4月の小売業販売額は前年同月に比べ
 12.0%増加しました。2カ月連続で前年実績を上回ったものの、市場予
 想(15.3%増)には届かず。

 前月比では4.5%減と3カ月ぶり減少。コロナ禍前の2019年4月との
 比較では3.7%減少。

 経済産業省は小売業の基調判断を前月の「持ち直しの動きがみられる」から
 「横ばい傾向にある」に引き下げています。

 尚、業態別大型小売店の月間販売額および前年比増減率は下記のようになっ
 ています。

  百貨店       3536億円 153.3%増  2カ月連続増収
  家電量販店     3510億円  14.2%増  7カ月連続増収
  コンビニ      9618億円   8.2%増  2カ月連続増収
  ホームセンター   3034億円   1.6%増  2カ月連続増収

  スーパー    1兆1991億円   0.2%減  3カ月連続減収
  ドラッグストア   6010億円   2.8%減  3カ月連続減収



◎消費動向調査
 ――――――
 消費者心理を示す5月の消費者態度指数は前月に比べ0.6ポイント低下の
 34.1と、2カ月連続で悪化しました。

 指数を構成する4項目のうち「暮らし向き」「収入の増え方」「雇用環境」
 が前月から悪化、「耐久消費財の買い時判断」は前月比横ばいでした。

 内閣府は消費者心理の基調判断を、前月の「依然として厳しいものの、持ち
 直しの動きが続いている」から「持ち直しのテンポが緩やかになっている」
 に下方修正しました。




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【3】建機出荷等および中国PMI                 **
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◎自動車輸出実績
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 4月の自動車輸出台数は前年同月に比べ83.7%増の35万5659台。

 乗用車とトラックがいずれも前年に比べ9割前後増加した一方、バスは2割
 近い減少でした。



◎建機出荷額
 ―――――
 4月の建設機械出荷額は前年同月比37.6%増の2069億円と、6カ月
 連続で前年実績を上回りました。

 国内向け(内需)は1.7%減の575億円と4カ月連続のマイナスとなっ
 た一方、輸出(外需)は62.7%増の1493億円で6カ月連続のプラス
 となっています。



◎中国PMI
 ―――――
 中国国家統計局が発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前
 月比0.1ポイント低下の51.0と、小幅に悪化しました。悪化は2カ月
 連続。市場予想は前月比横ばい。

 中国の製造業PMIが景気判断の分岐点となる50を上回るのは、昨年3月
 から15カ月連続です。

 5月の非製造業PMIは前月比0.3ポイント上昇の55.2と、2カ月ぶ
 りの改善で市場予想(55.1)を小幅に上回りました。分岐点となる50
 を上回るのは15カ月連続。

 製造業と非製造業を合わせた5月の総合PMIは前月比0.4ポイント上昇
 の54.2でした。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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21年度の事業計画の前提となる想定為替レート(全規模全産業)は1ドル=
106.70円、1ユーロ=123.10円。輸出企業(製造業)に限れば今
年度の想定為替レートは1ドル=105.38円、1ユーロ=122.38円
で、現在の為替水準(1ドル=109円台後半、1ユーロ=133円台後半)
は業績の上振れ要因です。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 15年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2020 
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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