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             ◎ ハロー株式 ◎       2021/07/30 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 本日は月末ですが、昨年9月以降、本日を含めて月の最終営業日は11回連
続で下落しており、来月以降も意識されそうです。

 ところで、年間を通して水の使用量が最も多いのが8月であることから、水
循環基本法では、貴重な水資源や健全な水循環についての理解と関心を深める
ことを目的に、8月1日を「水の日」と定めています。

 地球の表面は、その7割が海水で覆われ、残りの3割の陸地もその10%は
氷です。地球を覆う大量の水のうち97.5%は海水で、淡水は2.5%未満。
さらに飲み水として使える水は地球にある水全体のわずか1%以下という少な
さです。

 食品衛生法が「水のみを原料とする清涼飲料水」と定義しているミネラルウ
ォーターについては日本でも年々消費量が拡大しており、日本ミネラルウォー
ター協会のデータによりますと、2020年の国民1人当たりの年間消費量は
33.3リットルと、直近10年でみても7割程度増加しています。

 ちなみに、ミネラルウォーターを飲用として購入する習慣が根付く欧州では
消費量が日本と比べ格段に多く、イタリアが1人当たり年間192.0リット
ル、スペインが167.7リットル、フランスが147.4リットルなどとな
っています。※海外のデータは2019年実績。

 尚、世界で日本のように水道水がそのまま飲める国は、多くても15カ国程
度とされています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.小売業販売額

 3.本日のIPOとその他の経済指標





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  27283.59(-498.83)▼1.80%
◎TOPIX  1901.08(- 26.35)▼1.37%

◎売買高概算   12億3671万株
◎売買代金概算   2兆8469億円
◎時価総額   698兆8591億円

◎値上り銘柄数  275  ◎(年初来)新高値 35
◎値下り銘柄数 1875  ◎(年初来)新安値 97
◎変わらず     40

◎騰落レシオ(25日) 89.29%(前日比3.96%低下)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 〇●●●●●〇〇〇●〇●  41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -3.52% 75日線比 -4.91%

◎為替  (対 ド ル)109.58(前日比0.28円高)
     (対ユーロ)130.15(前日比0.25円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.ソフバンG<9984>  6837円(-  183円)  750億円
 2.キーエンス<6861> 60740円(+ 2750円)  704億円
 3.任天堂  <7974> 56400円(- 2310円)  643億円
 4.レーザテク<6920> 20470円(-  610円)  557億円
 5.トヨタ  <7203>  9805円(-   51円)  519億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は大幅安、498円(1.80%)安の2万7283円
で取引終了です。

 昨晩のNY市場は金融緩和政策が当面続くとの見方からダウは153ドル(
0.44%)高、ナスダックも15P(0.11%)高となりましたが、東京
市場は昨日にコロナ感染者が全国で初めて1万人を超えて2日連続で過去最多
を更新したことを警戒して朝方から幅広い銘柄に売りが先行。

 その後も月末と週末が重なって買い手控え気分が強まる中、月末の日経平均
株価が昨年9月から10ヵ月連続で下落していること、また香港市場が大幅安
となっていることも警戒材料となり、徐々に下げ幅を広げています。

 業種別では、海運が突出して高く、一方で医薬品、情報通信、精密、機械、
電機、建設などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、商船三井が大幅高で620円高の5650円と上場来高値更
新。22年3月期の連結純利益が前期比3.7倍の3350億円と従来計画2
100億円から大幅上方修正し、また増配意向も示したことで好感した買いが
膨らんでいます。

 郵船も380円高の5880円と上場来高値更新、川崎汽船も225円高の
3720円と値を飛ばしています。

 自動車部品国内最大、世界2位のデンソーが215円高の7482円。20
22年3月期の営業利益計画を前期比2.8倍の4130億円とし、また自社
株買いも発表したことで好感した買いが入っています。自動車販売の拡大でカ
ーエアコンやエンジン部品などが伸びています。

 太陽光発電所建設のウエストHDが145円高の4915円。業績好調であ
り、また国策・再生可能エネルギー関連として買いが入っています。

 FAセンサーのキーエンスが2750円高の6万0740円と株式分割考慮
後で上場来高値を更新。21年4~6月期の連結純利益が前年同期比85%増
の675億円と四半期として過去最高を更新し、好感した買いが膨らんでいま
す。欧米やアジアでセンサーなどFA機器が伸びています。

 その他、一押しの乳酸生菌飲料のヤクルトが160円高の6460円、半導
体製造装置のTOWAが業績上方修正で346円高の2388円、化学品・薬
品など液体物流サービスの日本コンセプトが153円高の2380円、化粧品
・医薬品原料の日本精化が業績と年間配当計画の上方修正で93円高の176
3円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、コスモス薬品、日本精化、アルファシステムズ、日本
精線、横河ブリッジ、ベイカレント、キーエンス、IDOM、郵船、商船三井
・・・等々です。


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【2】小売業販売額                        **
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◎小売業販売額
 ――――――
 商業動態統計(速報)によりますと、6月の小売業販売額は前年同月に比べ
 0.1%増加しました。前年比増は4カ月連続ですが、伸び率は市場予想(
 0.2%増)に届かず。

 前月比では3.1%増で3カ月ぶりプラス。コロナ禍前の2019年6月と
 の比較では1.2%減。

 こうした状況を踏まえ、経済産業省は小売業の基調判断を「横ばい傾向にあ
 る」で据え置きました。

 尚、業態別大型小売店の月間販売額および前年比増減率は下記のようになっ
 ています。

  コンビニ      9730億円   1.7%増  4カ月連続増収
  ドラッグストア   6180億円   0.9%増  2カ月連続増収

  スーパー    1兆2304億円   1.8%減  5カ月連続減収
  百貨店       4117億円   3.3%減  4カ月ぶり減収
  ホームセンター   2830億円  10.1%減  2カ月連続減収
  家電量販店     3785億円  19.9%減  9カ月ぶり減収


 ちなみに、コロナ禍前の2019年6月との比較では、ドラッグストア(7
 .4%増)、ホームセンター(5.5%増)、スーパー(2.9%増)、家
 電量販店(0.5%増)のプラスが続いている一方で、百貨店(21.1%
 減)とコンビニ(3.5%減)が引き続きマイナスとなっています。




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【3】本日のIPOとその他の経済指標               **
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◎新規上場            公開価格     初値     終値
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 AIメカテック(6227)  1920円  1941円  1707円




◎鉱工業生産
 ―――――
 6月の鉱工業生産指数(2015年=100)速報値は99.3で、前月か
 ら6.2%上昇。上昇は2カ月ぶり。市場予想は5.0%上昇。

 自動車工業が22.6%上昇と伸びが大きく、指数全体を押し上げました。

 尚、生産計画から算出する予測指数は、7月が1.1%低下、8月が1.7
 %上昇見込みとなっていることなどから、経産省は鉱工業生産の基調判断を
 「持ち直している」で据え置きました。




◎住宅着工戸数
 ――――――
 6月の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比7.3%増と、4カ月連続で前
 年実績を上回りました。市場予想は7.2%増。

 内訳は、持ち家が前年比10.6%増で8カ月連続増加。貸家は11.8%
 増で4カ月連続増、分譲は1.5%減と2カ月ぶりに減少しました。




◎雇用動向
 ――――
 6月の完全失業率(季節調整値)は2.9%と、前月に比べ0.1ポイント低
 下(改善)しました。

 実数で見た就業者数は6692万人で、前年同月比22万人増と3カ月連続で
 増加。同じく実数ベースの完全失業者数は206万人で、前年同月比11万人
 増と17カ月連続で増加しました。

 尚、季節調整後の就業者数は6666万人で、前月比21万人増と、4カ月ぶ
 り増加。一方、季節調整後の完全失業者数は202万人で、前月に比べ2万人
 減と3カ月ぶりに減少しました。


 6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.13倍で、前月比0.04ポイント
 上昇(改善)。

 都道府県別の有効求人倍率は、福井県の1.88倍が最高で、沖縄県の0.8
 8倍が最低。東京都は0.89倍で沖縄に次ぐ低い水準で、神奈川県(0.9
 4倍)と大阪府(0.96倍)も1倍以下で、求人数が求職者数を下回る状態
 となっています。

 産業別の求人数増加率(前年比)は、製造業が39.3%増、教育・学習支援
 行が13.15増となった一方で、宿泊業・飲食サービス業が10.6%と厳
 しい状況が続いています。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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NY市場では決算発表後の時間外取引で米アマゾン株が通常取引終値比で7%
超下落しました。過去2カ月分の上げ幅を帳消しにするような下げ幅で、本日
の投資家心理悪化の一因となっています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判
 断でなさるようにお願いいたします。

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