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こんにちは。aquaです。

 1964年の東京、72年の札幌、98年の長野と、日本でオリンピック(
夏季・冬季)が開催された後はそれぞれ当時の首相が退陣しており、4回目の
今回もこのジンクスが守られた格好です。

 自民党総裁選に名乗りをあげているのは現時点で岸田文雄前政調会長のみで
すが、今のところ岸田氏を含め4人から5人で総裁(=首相)の座を争うこと
になりそうです。

 今回の自民党総裁選は国会議員票(383票)と党員・党友票(383票)
の合計766票の過半数(384票)を得票した候補が総裁となり、1回で決
まらない場合は上位2名での決戦投票となります。

 ちなみに、自民党における各派閥の人員は下記のようになっています。

       細田派 96人
       麻生派 53人
       竹下派 52人
       二階派 47人
       岸田派 46人
       石破派 17人
       石原派 10人

 その他、菅グループや旧谷垣グループを含めた無派閥が60人程度います。

 今回は、岸田派以外は諸々の事情で支援候補者の一本化が難しいとされる派
閥が多いことや、時流に沿う総裁でなければ来る衆議院選挙を戦えないと考え
る若手議員らの動きもあって、総裁選の票読みが難しくなっています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.車名別新車販売

 3.自律反発と半値戻し





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  29659.89(+531.78)△1.83%
◎TOPIX  2041.22(+ 25.77)△1.28%

◎売買高概算   11億7683万株
◎売買代金概算   3兆0419億円
◎時価総額   750兆5382億円

◎値上り銘柄数 1554  ◎(年初来)新高値 203
◎値下り銘柄数  532  ◎(年初来)新安値   2
◎変わらず    102

◎騰落レシオ(25日)108.07%(前日比11.27%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 9勝3敗 ●〇〇●〇●〇〇〇〇〇〇  75.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +6.33% 75日線比 +4.68%


◎為替  (対 ド ル)109.79(前週末比0.24円高)
     (対ユーロ)130.35(前週末比0.30円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.レーザテク<6920> 27520円(+  860円) 1419億円
 2.郵船   <9101>  9830円(+  890円) 1348億円
 3.ソフバンG<9984>  6320円(+  120円) 1123億円
 4.商船三井 <9104>  8980円(+  530円)  735億円
 5.トヨタ  <7203>  9962円(+  206円)  594億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は大幅高、531円高の2万9659円となり、3万円
が視界に入ってきました。これで6日連続高となり、この6日間での上げ幅は
2018円となります。

 この度の上昇は、8月22日(日)の横浜市長選で菅首相が推す立候補者が
大敗し、首相交代の可能性が高まったことで8月23日(月)から始まってお
り、8月20日(金)の2万7013円から本日まで立会い日数僅か11日間
で値幅にして2646円の大上昇となっています。


 これまで繰り返し、「外国人がもっとも嫌うのは政治不信」と申し上げてき
ましたが、菅首相退陣をきっかけに株価は一気に燃え上がる形となっています。
首相交代により、衆院選で自民党は単独過半数を大きく上回る議席を獲得する
との見方も浮上してきています。

 業種別では、海運、証券、機械、情報通信、不動産、非鉄、鉄鋼、電機など
の上げが目立ちます。

 個別銘柄では、海運セクターが業種別で断トツの値上がり率トップとなり、
郵船が890円高の9830円、商船三井が530円高の8980円、川崎汽
船が510円高の5820円と大幅高です。

 バルチック海運指数が約14年ぶりの高値水準となっており、業績の更なる
拡大、加えて郵船の場合は今期予想配当700円から算出する配当利回りが7
%台となっており、株価の先高を期待した買いが継続しています。

 脱ハンコ関連で電子署名や電子契約サービスを手掛ける弁護士COMが57
0円高の7130円と大幅高。脱はんこを進めてきた河野規制改革相が自民党
総裁選に出馬することで関連銘柄として思惑的な買いが膨らんでいます。紙や
印鑑を使わない電子契約サービス分野で同社はトップです。

 他にも、9月30日現在の株主を対象に1株を2株に株式分割すると発表し
た医療用縫合装置を手掛ける松屋アールアンドディがストップ高で700円高
の4375円。

 誰が首相になっても再生可能エネルギーの推進は続くことからレノバが3日
連続高で655円高の4900円、太陽光発電施工のウエストHDも460円
高の5360円、バイオマス発電所保有のイーレックスも179円高の246
5円と大幅高です。

 デジタルピアノ好調で河合楽器が350円高の4220円、EV向けバッテ
リーテスターの日置電機も650円高の9410円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、ライト工、パソナ、キッコーマン、味の素、イビデン、
富士フイルム、リクルート、SMC、荏原製作、ダイキン、富士通、レーザー
テック、日本電子、三菱商、郵船、商船三井、川船、NTTデータ・・・等々
です。



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【2】車名別新車販売                       **
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◎車名別新車販売
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 8月の車名別新車(軽含む)販売ランキング ※カッコ内は前年同月比

  1位)トヨタ  ヤリス      1万8476台( 55.8%増)
  2位)ホンダ  N-BOX(軽) 1万3229台(  8.9%減)
  3位)トヨタ  ルーミー     1万0347台( 84.2%増)
  4位)トヨタ  アクア        9442台(147.6%増)
  5位)スズキ  スペーシア(軽)   9300台( 12.1%減)


 ヤリスは昨年9月に販売台数首位になって以来、今年6月を除き、11回目
 の首位です。




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【2】自律反発と半値戻し                     **
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 急ピッチで下げた相場が下げ過ぎへの警戒感から自然に(自律的に)少し戻
ることを「自律反発」と言います。落としたボールが地面に着いて跳ね返る(
リバウンドする)のと同じで、これも相場の特性のひとつです。

 この特性を見越して、大きく下げた後は「自律反発を狙った買い(リバウン
ド狙いの買い)」が入ります。

 ちなみに、景気後退や不良債権処理で日本経済があえいでいた頃、外資系証
券は日本株を「死んだ猫」にたとえ、多少なりとも相場が反発すると「死んだ
猫でも屋根から落とせばリバウンドはする」と揶揄されたことがあります。


 ところで、今に伝わる相場格言は、古人が長きにわたる経験と相場観測から
見出した相場の特性を伝えたものであり、その中の一つに「半値戻しは全値戻
し」というのがあります。

 半値戻しとは、下げた分の半分を戻すことであり、半分を戻すほどの勢いが
あれば下げる前の水準、つまり全値戻しも期待できるというのが上記の格言の
意味です。

 裏を返せば「相場が強くなければ半値戻しはしない」ということであり、自
律反発(下げ幅の3分の1程度の戻り)との違いを言い表しています。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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上記にちなみ、日経平均は2月16日に今年の最高値となる3万0714円を
付けて、8月20日には一時2万6954円まで下げました。その間の下げ幅
は3760円で、下げ幅の半値戻しは2万8834円となり、先週末時点で半
値戻しを達成しています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判
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