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□□…………………………………………………………………………………□□ □■ ■□ 2018年【新春お年玉号】 お申込みはお済みですか? → http://www.aqua-inter.com/2018/otoshidama.html 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2017/12/14 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんばんは。aquaです。 過去幾度かの産業革命は産業構造に大きな変化をもたらし、経済はその都度 飛躍的に発展しました。 まず18世紀後半にイギリスで蒸気機関の改良と実用化が進みます。石炭を 燃料に、蒸気機関を動力源とする軽工業中心の発展は「第1次産業革命」と呼 ばれ、機械化が進みました。 19世紀後半から20世紀初頭にかけて石油の利用が進み、重工業や化学工 業で技術革新が起こります。これが「第2次産業革命」で、特にドイツやアメ リカの工業力が高まり、大量生産の時代に突入します。 そして20世紀後半からコンピュータの利用が広がり、インターネット時代 の到来とともに生産の自動化と効率化進みました。これがいわゆる「第3次産 業革命」です。 そして現在は「第4次産業革命」と呼ばれる技術革新が進行しつつあります。 第4次産業革命は、あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」が 根幹にあり、ドイツは「インダストリー4.0」と銘打ち、国家プロジェクト として進めています。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.第4次産業革命を支えるキャンブリック ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 22694.45(- 63.62)▼0.28% ◎TOPIX 1808.14(- 2.70)▼0.15% ◎売買高概算 16億6682万株 ◎売買代金概算 2兆6593億円 ◎時価総額 670兆6108億円 ◎値上り銘柄数 1362 ◎(年初来)新高値 169 ◎値下り銘柄数 606 ◎(年初来)新安値 6 ◎変わらず 83 ◎騰落レシオ(25日)104.38%(前日比2.55%上昇) ◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇〇〇●●●〇〇〇●●● 50.0% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.59% 75日線比 +6.35% ◎為替 (対 ド ル)112.71(前日比0.72円高) (対ユーロ)133.19(前日比0.04円安) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 202.7円(- 4.6円)18210万株 2.東芝 <6502> 324円(+ 12円)10846万株 3.三菱UFJ<8306> 809.6円(- 20.4円) 9772万株 4.SGHD <9143> 2170円(+ 264円) 4307万株 5.JDI <6740> 248円(+ 11円) 3410万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 20650円(- 130円) 910億円 2.SGHD <9143> 2170円(+ 264円) 892億円 3.任天堂 <7974> 43010円(- 920円) 869億円 4.三菱UFJ<8306> 809.6円(- 20.4円) 791億円 5.ソフトBK<9984> 9150円(- 215円) 700億円 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り460万株 買い500万 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続安、63円(0.28%) 安の2万2694円で取引終了です。 昨晩のNYダウは80ドル高で史上最高値を更新しましたが、米FOMCで の政策金利予測の水準が従来通り来年3回の利上げを示したことで利上げ加速 観測が後退。これによって米長期金利が低下して日米金利差縮小を材料に円相 場が1ドル=112.60円前後まで円高が進み、東京市場は朝方から売りが 先行。中国人民銀行によるオペ金利を引き上げもマイナス要因となり、終日軟 調な展開となっています。売買代金は2兆6593億円、上海総合指数は10 ポイント安の3292です。 東証が本日発表した12月第1週(4~8日)の投資家別株式売買動向を見 ますと、外国人は4週連続の売り越しで売越額は2168億円。個人は3週連 続の売り越しで売越額は750億円。年金基金の売買動向を反映する信託銀行 は2週ぶりに買い越しで買越額は2689億円となっています。 業種別では、紙パ、石油、不動産、建設、化学、医薬品などが高く、一方で 銀行、証券、保険、海運、機械などが下げています。 個別銘柄では、パナソニックが6日連続高で38.5円高の1676円とな っています。昨日にトヨタと電気自動車などに使う車載電池で提携すると発表 し、好感した買いが継続しています。米テスラに加えてトヨタにも供給するこ とで電動化需要の取り込みがさらに進むとの期待が高まっています。 製パン・製菓用材料など食品商社の正栄食品がストップ高、705円高の5 520円となっています。発行済み株式総数の約19%に相当する約405万 株を12月26日に消却すると発表し、好業績に加えて株式需給好転を好感し た買いが集まっています。 関西地盤でロードサイド型の回転ずし店「くら寿司」を直営展開する「くら コーポレーション」が大幅高、680円高の6100円となっています。17 年10月期の連結純利益が前の年に比べ10%増の48億になったと発表。従 来計画45億円からの上方修正と最高益更新を好感した買いが膨らんでいます。 その他、「モッピー」や「モバトク」などスマホ向けポイントサイトを運営 し、ビットコイン事業大手のビットバンクにも出資しているセレスが大幅高で 211円高の2110円、半導体・自動車・機械・建築などダイヤモンド工具 国内首位の旭ダイヤが104円高の1286円と大幅高、セラミックファイバ ー大手のイソライト工業も80円高の1144円と大幅高。 一押しの電気通信工事大手の協和エクシオが101円高の2724円、ロー ト薬も45円高の3120円、また大井競馬場や東京サマーランド大家の東京 都競馬も95円高の3920円と値を飛ばしています。 本日の新高値銘柄は、東洋建、大東建、協和エクシオ、名糖産、ツクイ、エ ムスリー、養命酒、カゴメ、J.フロント、王子紙、ロート薬、小林薬、出光 興、JX、コロナ、EIZO、オプテックス、ヒマラヤ、パラベッド、富士急、 名鉄、阪急阪神、松竹・・・等々です。 ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ~ 大好評の有料版 ~ ┗━━━━━━━━━━┛ 新規でのお申し込みは、新春号とのセットが【お得】です。 → http://www.aqua-inter.com/2018/otoshidama.html ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [UBS証券] 引上げ B→A(6178)日本郵政 1,430→ 1,750円 [野村証券] 据置き A(2695)くらコーポ 6,700→ 6,800円 据置き A(4536)参天製薬 2,100→ 2,500円 据置き A(4592)サンバイオ 2,900→ 3,700円 据置き A(4998)フマキラー 2,900→ 3,300円 引下げ A→B(5949)ユニプレス 3,300→ 3,300円 [SMBC日興証券] 新 規 A(4681)リゾートトラスト 3,200円 [三菱UFJMS証券] 据置き A(6140)旭ダイヤ 1,000→ 1,500円 [みずほ証券] 据置き A(6471)日本精工 1,800→ 2,000円 据置き A(7762)シチズン 840→ 1,000円 据置き A(7966)リンテック 3,300→ 3,600円 [大和証券] 新 規 2(3091)ブロンコビリー 3,900円 新 規 2(3543)コメダ 2,500円 新 規 2(8200)リンガーハット 2,900円 据置き 2(9983)ファストリテ 42,500→50,000円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎中国経済指標 ―――――― 1~11月累計の固定資産投資は前年同期比7.2%と市場予想と一致した ものの、1~10月(7.3%増)からは伸び率が鈍化。 11月の工業生産高は前年比6.1%増で市場予想(6.0%増)を上回り ましたが、前月(6.2%増)からは鈍化。 11月の小売売上高は11月11日の「独身の日」のセールの活況が寄与し 前年比10.2%増と伸び率は前月(10.0%増)から拡大しましたが、 市場の予想どおりで、中国経済は全体として緩やかな減速傾向が続いていま す。 ◎マンション市場動向 ――――――――― 11月の首都圏の新築マンション発売戸数は前年同月比24.6%増と3カ 月ぶりに前年実績を上回りました。 契約率は67.9%で、好不調の目安とされる70%を4カ月連続で下回っ ていますが、前月比・前年比ともに改善しています。 1戸当たり平均価格は前年同月比390万円(7.6%)上昇の5551万 円、平米単価は前年比8.6万円(11.5%)上昇の83.5万円となっ ています。 ◎対内証券投資・株式(財務省集計)※カッコ内は前週の動向 ――――――――― 12月3日~12月9日 海外投資家 - 848億円(-1668億円) 4週連続売り越し ◎投資部門別の売買状況(東証集計)※カッコ内は前週の動向 ―――――――――― 12月第1週(12月4日~12月8日、日経平均7円下落・週間) 個人投資家 - 750億円(- 672億円) 3週連続売り越し 海外投資家 -2168億円(-1973億円) 4週連続売り越し 事業法人 + 858億円(+ 330億円) 4週連続買い越し 信託銀行 +2689億円(- 304億円) 2週ぶり買い越し ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」 は年金資金等の売買動向を反映しています。 ◎新規上場 公開価格 初値 終値 ―――― ヴィスコテクノ (6698) 4920円 15000円 14650円 アルヒ (7198) 1300円 1270円 1338円 LTS (6560) 680円 ※買い気配で値付かず ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】第4次産業革命を支えるキャンブリック ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 例えば、大規模な生産設備が故障によりストップすれば、大きな経済損失が 発生するだけでなく、故障によって事故が発生すれば人命に関わることさえあ ります。 こうしたリスクを防ぐために、IoTを使ってより多くの情報をビッグデー タとして集め、状態を常に監視しながら、パフォーマンスの低下などをAI( 人工知能)によって察知し、故障や事故が発生する前に修理・復元を行いパフ ォーマンスを維持するというのが第4次産業革命の目指す一つの形です。 この第4次産業革命を支える基幹技術が以下の7つです。 C:クラウドコンピューティング A:AI M:モビリティー B:ビッグデータ R:ロボティクス I:IoT C:サイバーセキュリティー モビリティーは「自動運転車」と解せば分かりやすく、また、車をはじめあ らゆるモノがネットにつながり、巨大なデータをやり取りし、仮想通貨が流通 する社会では高度なセキュリティー技術は必要不可欠です。 上記7つのテクノロジーの頭文字を合わせて「CAMBRIC」(キャンブ リック)と言い、グーグルやアマゾン、アップルなどの巨大IT企業が主導権 を握ろうしのぎを削っています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 投資においてよくある間違いは、上ったからもう下がるだろう、下がったから もう上がるだろうと思い、相場の流れに逆らうことです。これで失敗する投資 家は少なくありません。一方、この世界にもAI(人工知能)やロボットが台 頭してきており、彼らは感情がない分、GOサインがでている限り、逆のシグ ナルが点灯しないかぎり、最高値であってもどんどん買い上がることが可能で す。右肩上がりのNYダウのチャートが、そういったやり方が正しいことを証 明しています。ただ、それが逆回転した場合の怖さを思ったりします。これも 人間とAIとの違いです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 11年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2016  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 9年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2016/ ◎まぐまぐ大賞 2016  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 株式資産運用部門 第5位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2016/category/asset-stock.html ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━