朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ~ 投 資 の 指 針 ~ ┗━━━━━━━━━━┛ https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2018/01/23 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんばんは。aquaです。 米上下両院は2月8日までのつなぎ予算を可決し、政府機関閉鎖の長期化を 回避しました。ただし、9月までの本年度予算成立の見通しは立っておらず、 2月8日には再び予算失効の恐れがあります。 ところで、トランプ氏が米大統領に就任してから1年が経過し、公約として 掲げた医療保険制度改革(オバマケア)改廃につまづき、メキシコ国境の壁建 設も先送りされましたが、公約の目玉だった大型減税(10年間で1.5兆ド ル、邦貨換算で約165兆円)を含む税制改革は昨年のクリスマス直前に実現 しました。 大型減税と並ぶもう一つの看板公約、巨額のインフラ投資(10年間で1兆 ドル、同110兆円)については今月30日の一般教書演説(施政方針演説) で、その内容が示される可能性があります。 予算や財源の問題、ロシア疑惑や人事の停滞など、米政権運営は危うい状況 が続いているように見えるため、NY市場でも相場上昇の持続に懐疑的な見方 がありますが、何より足元の企業業績は好調で、大型減税のもう一つの効果と 言える大型のM&Aの活発化がすでに現実化しており、巨額インフラ投資の波 及効果などへの期待も合わさってNY株は高値更新を続けています。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.展望リポート ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 24124.15(+307.82)△1.29% ◎TOPIX 1911.07(+ 19.15)△1.01% ◎売買高概算 14億1512万株 ◎売買代金概算 2兆7548億円 ◎時価総額 707兆9493億円 ◎値上り銘柄数 1649 ◎(昨年来)新高値 206 ◎値下り銘柄数 346 ◎(昨年来)新安値 1 ◎変わらず 68 ◎騰落レシオ(25日)114.35%(前日比7.55%上昇) ◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇〇●●●〇〇●●〇〇〇 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 +3.41% 75日線比 +7.41% ◎為替 (対 ド ル)111.06(前日比0.28円安) (対ユーロ)136.10(前日比0.52円安) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 217.3円(+ 2.4円)11754万株 2.三菱UFJ<8306> 886.8円(+ 7.9円) 6850万株 3.東芝 <6502> 336円(± 0円) 4475万株 4.レカム <3323> 399円(+ 4円) 3796万株 5.さが美 <8201> 157円(+ 30円) 2560万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 23300円(+ 620円) 1992億円 2.任天堂 <7974> 49590円(+ 1140円) 1917億円 3.ソニー <6758> 5732円(+ 160円) 709億円 4.三菱UFJ<8306> 886.8円(+ 7.9円) 603億円 5.ソフトBK<9984> 9458円(+ 187円) 558億円 ◆相場概況 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続高、307円(1.29% )高の2万4124円と1991年11月15日以来、約26年ぶりに2万4 000円台に乗せて取引終了です。 昨晩のNYダウが142ドル高となり、ナスダック指数、S&P500種指 数も上昇して主要3指数はいずれも史上最高値を更新。これを好感して東京市 場も朝方から幅広い銘柄に買いが先行。昼に日銀が金融政策の現状維持を決定 したことも買い安心感を誘い、引けにかけて上げ幅を拡大しています。首都圏 の17年新築マンション平均価格が前年比7%上昇していることで不動産セク ターの上昇率がトップとなっています。売買代金は2兆7548億円、上海総 合指数は45ポイント(1.2%)高の3546となり、香港、台湾、韓国、 インドなどアジア主要市場は軒並み高です。 業種別では、不動産、精密、食品、証券、情報通信、鉄鋼、医薬品、機械な どの上げが目立ちます。 個別銘柄では、医療機器大手でカテーテルなど心臓血管領域に強いテルモが 220円高の5630円と値を上げて昨年来高値と面合わせ。2月8日に17 年4~12月期の決算発表を予定しており、好業績を期待した買いが入ってい ます。同社は海外売上高比率が64%と高いです。 一押しで精密小型モーター世界首位の日本電産が385円高の1万8210 円と値を上げて昨年来高値更新。明日に17年4~12月期の決算発表を予定 しており、好業績を期待した買いが入っています。 同じくソニーも160円高の5732円と値を上げて昨年来高値更新。ソニ ー・ピクチャーズエンタテインメントの映画「ジュマンジ」が1月19~21 日の週末興行収入で北米首位となっており、好感した買いが入っています。 三菱地所が73.5円高の2178.5円、三井不が77円高の2911円、 住友不が93円高の4288円、東京建物が35円高の1794円となるなど 不動産株が軒並み高、業種別では不動産セクターが値上がり率トップとなって います。 不動産経済研究所が発表した17年の首都圏マンション市場動向で新築マン ション発売戸数が前年比0.4%増えて4年ぶりに前年実績を上回っています。 価格も上昇しており、加えて今年は19年秋の消費増税前の駆け込み需要も見 込まれ、業績拡大を期待した買いが入っています。 その他、東京ディズニーランド&シーを手掛けるオリエンタルランドが16 0円高の1万1005円、タイヤ用カーボンブラック国内首位で電炉用電極や 半導体・太陽電池用素材も手掛ける東海カーボンが89円高の1696円と大 幅高、雪肌精など化粧品販売がインバウンド向け好調のコーセーが330円高 の1万9430円と値を飛ばしています。 本日の新高値銘柄は、ショーボンド、日本M&A、森乳、ABCマート、野 村不、資生堂、コーセー、タカラバイオ、森精機、ナブテスコ、日立、日本電 産、ソニー、オプテックス、任天堂、ユニチャーム、三井不、東京建物、東京 都競馬・・・等々です。 …………………………………………………………………………………………… 有望銘柄の紹介で大好評! 「アクア・スペシャル版」のお申込みは・・・ → https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 新 規 A(4565)そーせい 16,050円 [クレディS証券] 引上げ B→A(3659)ネクソン 2,800→ 4,000円 据置き A(4751)サイバー 4,400→ 5,300円 据置き A(6594)日本電産 16,700→20,000円 [三菱UFJMS証券] 新 規 A(6465)ホシザキ 12,500円 新 規 A(6586)マキタ 6,100円 据置き A(8905)イオンモール 2,560→ 2,870円 [みずほ証券] 引下げ A→B(7718)スター精密 2,100→ 2,350円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎粗鋼生産 ―――― 17年12月の粗鋼生産は前年同月比0.1%増の微増。2017年通年で は前年比0.1%減と3年連続の減少となりました。 ◎百貨店売上高 ―――――― 17年12月の全国百貨店売上高は既存店ベースで前年同月比0.2%減と 2カ月ぶりに前年実績を下回りました。2017年通年では前年比0.1% 増と3年ぶりの増加となっています。 顧客別における12月の訪日外国人のインバウンド売上高は前年同月に比べ 45.0%増の279億円と過去2番目に高い水準。年間累計では46.3 %増の2704億円と2年ぶりに過去最高を更新しています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】日銀展望リポート ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 日銀は本日の金融政策決定会合で、短期金利をマイナス0.1%、長期金利 の指標となる10年物国債利回りをゼロ%程度に操作する金融政策の現状維持 を、8対1の賛成多数で決定しました。資産買入れ方針は全員一致で現状維持 決定です。 同時に公表した18年1月の「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)で は、景気判断を「緩やかに拡大している」とし、物価上昇率が2%程度に達す る時期については「19年度頃」と、いずれも前回から変わらずです。 年度ごとの成長率と物価の見通し(政策委員見通しの中央値)についても、 下記のように前回(17年10月調査)から据え置きとなっています。 【成 長 率】見通し 今回 前回 2017年度 1.9% ← 1.9% (据え置き) 2018年度 1.4% ← 1.4% (据え置き) 2019年度 0.7% ← 0.7% (据え置き) 【物価上昇率】見通し 今回 前回 2017年度 0.8% ← 0.8% (据え置き) 2018年度 1.4% ← 1.4% (据え置き) 2019年度 1.8% ← 1.8% (据え置き) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「悲観主義者はチャンスの中に困難を探し、楽観主義者は困難の中にチャンス を見出す」との言葉がありますが、楽観的であるということは投資家に必要な 資質です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 12年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2016  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 9年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2016/ ◎まぐまぐ大賞 2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 株式資産運用部門 第4位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━