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こんばんは。aquaです。

 チューリップがこの時期を彩る花の一つで、オランダを扱ったテーマパーク、
長崎県佐世保市のハウステンボスでは恒例の「チューリップ祭」が開催されて
います。

 アンデルセンの童話「おやゆび姫」で女の子を包んでいた花がチューリップ
で、このようなメルヘンチックな花が、投機の対象となり、人々を惑わしてい
たことは今となってはそれもまた童話の世界の出来事のような感じがします。

 17世紀前半のオランダでは、チューリップの小さな球根が、平均的な労働
者の賃金の10年分の値段で取引され(現在価値に換算すれば5千万円以上)、
借金をしたり、家屋敷を売って球根を買い求める人が相次ぎました。これが世
に言う「チューリップ・バブル」で、最終的には多くの人が破たんしたそうで
す。

 そんなチューリップの昔話は、人間の価値判断の不確かさ、「みんなで渡れ
ば怖くない」といった付和雷同の怖さを今に伝える教訓ともなっています。

 オランダに縁(ゆかり)の深いチューリップですが、日本の玄関口、東京駅
東側の「八重洲」の地名もオランダに縁があります。

 日本に漂着し、後に徳川家康の国際情勢顧問や通訳として取り立てられたオ
ランダ人ヤン・ヨーステンは和名を「耶楊子(やようす)」と言い、彼の邸宅
がこの地にあったことが「八重洲」の由来だそうです。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.1台当たり営業利益







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  21803.95(+ 26.66)△0.12%
◎TOPIX  1743.60(+  0.39)△0.02%

◎売買高概算   11億7463万株
◎売買代金概算   2兆2350億円
◎時価総額   648兆4271億円

◎値上り銘柄数  759   ◎(昨年来)新高値 60
◎値下り銘柄数 1214   ◎(昨年来)新安値 22
◎変わらず     98

◎騰落レシオ(25日)104.37(前日比3.39%低下)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ●●●●〇●〇〇〇〇●〇 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.58% 75日線比 -3.59%


◎為替  (対 ド ル)106.03(前日比0.57円高)
     (対ユーロ)131.19(前日比0.87円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 194.9円(-  1.4円)11341万株
 2.三菱UFJ<8306> 723.9円(-  7.4円) 4798万株
 3.TBグ  <6775>    79円(+   13円) 3249万株
 4.日経Wイン<1357>  1351円(-    2円) 2535万株
 5.東芝   <6502>   322円(+    2円) 1846万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 18840円(+   60円) 1424億円
 2.任天堂  <7974> 49040円(+  820円) 1133億円
 3.ソニー  <6758>  5446円(+   46円)  369億円
 4.三菱UFJ<8306> 723.9円(-  7.4円)  347億円
 5.日経Wイン<1357>  1351円(-    2円)  345億円



◆相場概況

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅高、26円(0.12%)高の
2万1803円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが248ドル安となり、円相場が1ドル=106.30円前
後の円高に振れたことを嫌気して朝方から売りが先行。10時過ぎには1ドル
=105.80円前後まで円高が進んだことと横目に下げ幅が221円となる
場面がありました。その後は日銀による上場投資信託(ETF)と見られる買
いに加えて割安感を意識した先高期待からの押し目買いが優勢となり、引けに
かけては小幅ながらプラスに転じています。

 もっとも売買代金は2兆2350億円と今年最低となり、相場格言にある「
閑散に売りなし」を期待させます。上海総合指数は0.2ポイント安の329
1です。

 東証が3月第1週(5~9日)の投資家別株式売買動向を発表。外国人は9
週連続の売り越しで売越額は3754億円、一方、個人は7週連続の買い越し
で買越額は713億円、年金基金の動向を反映する信託銀行は2週ぶりの買い
越しで買越額は414億円となっています。

 業種別では、電力ガス、小売、不動産、サービス、空運などが高く、一方で
海運、繊維、銀行、証券、鉄鋼、機械などが下げています

 個別銘柄では、クスリのアオキが10%の大幅高、700円高の7290円
となっています。昨日発表した第3四半期(17年5月21日~18年2月2
0日)の業績が好調であり、業績拡大を好感した買いが膨らんでいます。

 三井物産筆頭株主の東洋エンジニアリングが27円高の1012円と値を上
げています。インドの国営肥料会社から大型肥料プラントを受注したと発表。
受注額は800億円程度の模様であり、業績拡大を期待した買いが入っていま
す。プラント試運転の開始時期は20年12月予定です。

 EC業者向けネット決済を手掛けるメタップスが大幅高、287円高の28
05円となっています。みずほ銀行などがキャッシュレス決済の実証実験を始
めると発表。決済アプリとしてメタップス子会社が提供する「プリン」を使用
することから収益拡大を期待した買いが入っています。飲食店などを訪れた客
がスマートフォンでQRコードを読み込むだけでデジタル通貨で即時決済でき
るようにします。

 美顔器や痩身器具など家庭用美容・健康機器メーカーのヤーマンが15%の
大幅高、274円高の2099円となっています。18年4月期第3四半期累
計の営業利益が45億円と前年同期比59%の大幅増となっており、好感した
買いが膨らんでいます。訪日外国人需要が旺盛であり、中国国内でもアリババ
による通販が拡大しています。

 その他、遊戯施設展開のイオンファンタジーがクレーンゲームやメダルゲー
ムの好調で360円高の5280円、富士ソフト子会社で次世代通信規格「5
G」関連のサイバーコムが303円高の2440円、家具のニトリは260円
高の1万9065円と上場来高値を更新しています。

 本日の新高値銘柄は、キリン、くらコーポ、サンエー、LIXILビバ、ス
シローG、オービック、サイバーエージ、大塚商会、タカラバイオ、鎌倉新書、
ニトリ・・・等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   A(1801)大成建       7,000→ 6,500円
 据置き   A(1803)清水建       1,400→ 1,100円
 据置き   B(1802)大林組       1,400→ 1,200円
 据置き   B(1812)鹿島        1,200→ 1,100円

[野村証券]
 据置き   A(4544)みらかHD     6,000→ 6,300円
 据置き   A(7575)日本ライフライン  3,750→ 4,150円
 据置き   A(9603)HIS       4,700→ 4,400円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(6367)ダイキン     14,500→14,800円

[みずほ証券]
 引上げ B→A(2267)ヤクルト      8,820→ 9,350円
 据置き   A(9684)スクエニ      5,630→ 5,700円

[大和証券]
 据置き   2(7947)エフピコ      6,600→ 7,400円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ 2→1(3349)コスモス薬    25,000→25,000円
 据置き   1(4911)資生堂       7,500→ 7,800円
 据置き   2(6103)オークマ      8,700→ 8,600円
 据置き   2(6113)アマダ       1,850→ 1,800円
 引上げ 3→2(6118)アイダエンジ    1,540→ 1,600円
 据置き   2(6324)ハーモニク     8,300→ 8,200円
 引上げ 3→2(6383)ダイフク      7,000→ 8,000円
 据置き   2(6407)CKD       3,100→ 2,900円
 据置き   2(6471)日精工       2,100→ 1,900円
 据置き   2(6506)安川電       6,200→ 5,900円
 引上げ 3→2(8252)丸井G       1,900→ 2,300円
 引下げ 2→3(6472)NTN        650→   510円
 引下げ 2→3(6481)THK       5,300→ 5,300円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価





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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎マンション市場動向
 ―――――――――
 2月の首都圏の新築マンション発売戸数は前年同月比7.8%増と2カ月連
 続の増加。契約率は65.0%と、2カ月連続で低下しました。※契約率は
 70%が好不調の目安とされます。

 1戸当たり平均価格は前年同月比335万円(5.8%)アップの6128
 万円、平米単価は前年比3.7万円(4.3%)アップの88.9万円とな
 っています。ともに2カ月連続の上昇です。



◎対内証券投資・株式(財務省集計)※カッコ内は前週の動向
 ―――――――――
 3月4日~3月10日

  海外投資家 -4325億円(-4634億円) 3週連続売り越し



◎投資部門別の売買状況(東証集計)※カッコ内は前週の動向
 ――――――――――
 3月第1週(3月5日~3月9日、日経平均287円上昇・週間)

  個人投資家 + 713億円(+3359億円) 7週連続買い越し

  海外投資家 -3754億円(-3484億円) 9週連続売り越し

  事業法人  + 632億円(+ 873億円) 9週連続買い越し

  信託銀行  + 414億円(- 267億円) 2週ぶり買い越し


 ※個人の取引別動向は、現金が差し引き738億円の買い越し、信用取引が
  24億円の売り越しです。

 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。

 ※海外投資家の売買状況の推移は下記にてご確認いただけます。

  → http://www.aqua-inter.com/hint/w_data.html#weekly



◎新規上場           公開価格     初値     終値
 ――――
 神戸天然物化学(6568) 2340円  3665円  3770円





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【4】1台当たり営業利益                     **
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 昨日の日経新聞朝刊に乗用車7社の四輪販売1台当たりの営業利益に関する
記事が掲載されていましたが、2018年第3四半期決算資料における各社の
通期予想ベースの1台当たり営業利益は下記のようになっています。※カッコ
内は営業利益と販売台数の通期予想。


 SUBARU  35万6000円(3800億円、106.71万台)

 トヨタ     24万6000円(2兆2000億円、895万台)

 ホンダ     14万8000円(7750億円、522.5万台)

 日産       9万8000円(5650億円、578万台)

 スズキ      9万7000円(3000億円、310.2万台)

 マツダ      9万4000円(1500億円、160万台)
 
 三菱自      8万7000円(950億円、109万台)
 


 尚、日経の記事には一部日経推定数値を使って計算しているとの注意書きが
ありますが、各社予想ベースの数値で計算すると上記のようになります。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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プロバイダーあるいはセキュリティソフトなどではそのようなメールを迷惑メ
ールとして自動判断しておりますが、投資を扱う本誌も誤判断されてしまうケ
ースがあるようです。その場合、当方からのメールを受信する(受信拒否しな
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