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こんばんは。aquaです。

 今年になって2回目の米連邦公開市場委員会(FOMC)がきょう明日の2
日間の日程で開催されます。

 投資ファンドのカーライル・グループ共同経営者からの転身で、約40年ぶ
りにエコノミスト以外の出身者となるジェローム・パウエル新FRB議長の、
今回が初舞台となります。

 ご存知のように米連邦公開市場委員会(FOMC)は、日銀金融政策決定会
合に相当するアメリカの金融政策を決定する最高意思決定機関で、会合は原則
として約6週間ごとに年8回開催され、必要があれば緊急開催もあります。

 FOMCで投票権を持つ主要メンバーは、米連邦制度理事会(FRB)執行
部(理事)から7名、地区連銀総裁から5名の12名が基本構成。FRB理事
7名にニューヨーク連銀総裁を加えた8名が常任理事で、ニューヨーク連銀総
裁を除く11の地区連銀総裁から4名が持ち回りで投票権を持つFOMC委員
の任にあたっています。

 今は7席あるFRB理事ポストのうち4つが空席となっているため、8名の
投票によって金融政策を決定することになります。

 ちなみに、現在のFRBの政策金利(フェデラルファンド・レート、FFレ
ート)の誘導目標は1.25%~1.50%ですが、今回の会合(21日結果
発表)では0.25%の追加利上げ(誘導目標を1.50%~1.75%に変
更)が確実視されています。

 CMEグループでは利上げに関する市場の織り込み度合いを「フェド・ウォ
ッチ」(下記)で示していますが、3月の利上げ確率は9割以上で、ほぼ確実
視されています。

 www.cmegroup.com/ja/trading/interest-rates/countdown-to-fomc.html

 尚、上記サイトで、上方の「21 318」が2018年3月21日の会合
における政策金利を表しています。また、「BPS」は「ベーシスポイント」
と読み、1bpsは1%の100分の1で、0.01%のことを指しています。
bps表記で「150-175」とあれば1.50%~1.75%を表してい
ます。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………



 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.ドット・チャート





 〓アクアからのご連絡〓

  明日21日は「春分の日」の祝日のため、無料版および有料版の配信を

  お休みさせていただきます。




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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  21380.97(- 99.93)▼0.47%
◎TOPIX  1716.29(-  3.68)▼0.21%

◎売買高概算   11億8168万株
◎売買代金概算   2兆2559億円
◎時価総額   638兆3111億円

◎値上り銘柄数  947   ◎(昨年来)新高値 11
◎値下り銘柄数 1025   ◎(昨年来)新安値 53
◎変わらず    101

◎騰落レシオ(25日)101.35%(前日比2.64%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ●〇●〇〇〇〇●〇●●● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -1.38% 75日線比 -5.30%


◎為替  (対 ド ル)106.28(前日比0.38円安)
     (対ユーロ)131.16(前日比1.16円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 193.5円(+  0.5円)10327万株
 2.三菱UFJ<8306> 710.1円(+  3.8円) 5366万株
 3.日経Wイン<1357>  1405円(+   13円) 2790万株
 4.東芝   <6502>   325円(+    3円) 2475万株
 5.日本郵政 <6178>  1317円(+   44円) 1972万株

◎売買代金上位

 1.任天堂  <7974> 48230円(-   90円) 1355億円
 2.日経レバE<1570> 18090円(-  170円) 1208億円
 3.ソニー  <6758>  5138円(-    6円)  430億円
 4.日経Wイン<1357>  1405円(+   13円)  394億円
 5.三菱UFJ<8306> 710.1円(+  3.8円)  380億円



◆相場概況

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続安、99円(0.47%)
安の2万1380円で取引終了です。

 16年の大統領選挙でフェイスブックの会員情報が不正利用された疑いで同
社のザッカーバーグCEOの証人喚問を求めるなどの報道を受けてフェイスブ
ック株が大幅安。NYダウも335ドルの大幅安となり、東京市場も朝方から
ハイテク株中心に売りが先行。9:19には下げ幅が256円となる場面があ
りました。その後は日銀による上場投資信託(ETF)買いへの期待感、加え
て先高を期待した押し目買いが入り、引けにかけては下げ幅を縮めています。
売買代金は2兆2559億円、上海総合指数は11ポイント(0.3%)高の
3290です。

 業種別では、電力ガス、証券、非鉄、海運、空運、石油などが高く、一方で
電機、精密、機械、医薬品、食品などが下げています。

 個別銘柄では、鮮魚専門店を百貨店や駅ビル内で展開する魚力が165円高
の1338円と大幅高。昨日の引け後に株主優待制度を再開すると発表し、好
感した買いが入っています。18年9月末日現在から再開し、株数と保有期間
別に海産物を贈ります。

 アルミ2次合金地金で国内トップの大紀アルミが大幅高、90円高の829
円となっています。昨日の引け後に業績の上方修正を発表し、好感した買いが
膨らんでいます。

 日本郵政が44円高の1317円と3.5%近い上昇。18年3月期の連結
最終損益が前期の289億円の赤字から4500億円の黒字に転換すると発表。
好感した買いが入っています。傘下の日本郵便の宅配サービス「ゆうパック」
が伸び、業績を押し上げています。増配計画の発表も支援材料となっています。 

 製錬や環境・リサイクルを手掛けるDOWAが170円高の3990円と値
を飛ばしています。米政権による鉄鋼とアルミニウムの輸入制限について、日
本製品は品目別に除外される可能性がかなり高いとの世耕経済産業相の見通し
を好感した買いが膨らんでいます。三菱マテも40円高の3325円、三井金
も30円高の4950円、関連銘柄として海運株も高く、郵船が14円高の2
177円、川崎汽船も37円高の2497円と値を上げています。

 その他、ロードローラーなど道路機械大手の酒井重工業が220円高の49
90円、富士ソフト子会社で5G関連のサイバーコムが80円高の2158円、
再生可能エネルギー事業のレノバが93円高の1877円。

 イオン系コンビニのミニストップが101円高の2142円、全国の病院や
介護関連施設の利用者に身の回り品などをレンタルするエランが49円高の2
289円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、タマホーム、あみやき、大正薬、エラン、魚力、カプ
コン、吉野家・・・等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[JPモルガン証券]
 新 規   A(4516)日本新薬          9,500円

[野村証券]
 引下げ A→B(2671)アスクル      3,600→ 3,500円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(5334)日本特殊陶業    3,300→ 3,500円

[みずほ証券]
 据置き   A(3391)ツルハ      18,500→17,500円
 据置き   A(6383)ダイフク      6,500→ 7,800円

[大和証券]
 引上げ 3→2(7735)SCREEN    9,000→12,000円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価





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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎景気動向指数(CI)
 ――――――
 景気の方向や強さを示す指数で、景気の現状をあらわす1月の一致指数(2
 010年=100)改定値は前月比4.8ポイントの低下の114.9と、
 速報値(114.0)から上方修正されました。

 一致指数の動きから機械的に求められる景気の基調判断は「改善を示してい
 る」で変化はありません。



◎訪日外国人客数  
 ―――――――
 2月の訪日外国人客数は前年同月に比べ23.3%(約47万3千人)増加
 の250万9300人で、2月として過去最高を記録しました。

 ちなみに、国・地域別の訪日客の伸び率は、中国の40.7%増、シンガポ
 ールの33.2%増、マレーシアの32.4%増が上位。

 客数では、中国からの71万6400人、韓国の70万8300人、台湾の
 40万0900人の順となっています。



◎新規公開       公開価格     初値     終値
 ――――
 信和(3447)  1150円  1106円  1165円





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【4】ドット・チャート                      **
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 市場参加者が気にするところは今後の利上げペースについてで、その手がか
りとなるのが、「ドット・チャート」です。

 ドット・チャートとは、FOMC参加者が適切と考える毎年末時点のFFレ
ートの誘導目標の水準をドット(点)で表した散布図で、毎年3月、6月、9
月、12月の会合後にFRBが公表しています。

 ちなみに、FOMCで投票権を持つのは基本12名で、空席があるため今回
は8名。投票を持たない7地区の連銀総裁も会合に参加するため、今回のFO
MC参加者は15名となります。

 12月の会合で示されたドット・チャートは下記(左側、Dot Plot
Chart)にて確認できます。

 www.cmegroup.com/ja/trading/interest-rates/countdown-to-fomc.html


 ドット・チャートでは金利水準を中央値で示し、利上げの幅は25bps=
0.25%ずつという想定になっています。

 現在の政策金利(FFレートの誘導目標)は1.25~1.50%(中央値
1.375%)ですが、昨年12月に示されたドット・チャートを見ると20
18年末の金利は2.125%(2.00%~2.25%)となっています。

 1.375%→1.625%(1回)→1.875%(2回)→2.125
%(3回)・・・つまり、2018年には3回の利上げが想定されていること
になります。

 このドット・チャート(FMOC参加者の金利見通し)に変化があれば、市
場にとってサプライズとなります。

 尚、今回は日本時間22日午前3時に、FOMCの結果と景気判断を示す声
明文が公表され、FOMC参加者の政策金利について見通しの他、経済成長や
インフレ率などに関する最新予測も明らかになります。その30分後に、パウ
エル新議長が就任後初の記者会見に臨みます。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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景気を重視して利上げに慎重な考え方を「ハト派」と呼び、物価重視で利上げ
に積極的な考え方を「タカ派」と呼びますが、FOMCでどちらの色彩が強く
出るかによって市場の反応は変わってきます。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 12年連続受賞 =


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