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             ◎ ハロー株式 ◎       2018/05/14 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 明日は新月で、月の満ち欠けを基準にしたイスラム歴(ヒジュラ暦)では第
9月が始まります。

 イスラム暦では第9月は最もな神聖な月とされ、一般的には「ラマダン」と
呼ばれます。

 ちなみにイスラム歴のような太陰暦は、一年の長さが太陽暦よりもやや短い
ため、ラマダンの時期も年ごとに少しずつ移動します。また、ラマダンの始ま
りは目視での月齢観測によるため、雲に隠れ新月が確認できない場合は始まり
が1日遅れることもあります。

 ほとんどの宗教では内面的な信仰を裏付ける証拠として一定の行為が要求さ
れますが、イスラム教においてのそれは、信仰告白、礼拝、喜捨、巡礼、斎戒
の五行であり、イスラム教徒としての行動を規定した斎戒の一つが断食(サウ
ム)です。

 ラマダンに断食を行うことで、罪を償い、さらには欲望を自制し、辛苦を乗
り越え、忍耐力を学ぶところに意味があるとされています。ただ、断食は日の
出から日没までで、夜は糧と生の喜びを享受する時間となり、日が沈んでから
明けるまでの間に1日分の食事をとることが普通です。

 なお、ラマダンの時期およびその前後は、イスラム過激派の一部で「聖戦」
(テロ)が活発化する傾向があるため、外務省は注意喚起しています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.値幅見ず日柄見よ







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  22865.86(+107.38)△0.47%
◎TOPIX  1805.92(+ 10.96)△0.61%

◎売買高概算   15億1988万株
◎売買代金概算   2兆5931億円
◎時価総額   670兆9898億円

◎値上り銘柄数 1197   ◎(年初来)新高値 146
◎値下り銘柄数  813   ◎(年初来)新安値  62
◎変わらず     73

◎騰落レシオ(25日)122.10%(前日比3.14%低下)

◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 〇●〇〇〇●●〇●〇〇〇 66.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +3.21% 75日線比 +3.91%


◎為替  (対 ド ル)109.47(前週末比0.14円安)
     (対ユーロ)130.92(前週末比0.74円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 199.7円(+  0.5円) 6543万株
 2.マネックス<8698>   683円(-   22円) 6259万株
 3.三菱UFJ<8306> 724.7円(+  1.7円) 3602万株 
 4.東京電力 <9501>   587円(+   25円) 3490万株
 5.JDI  <6740>   143円(+    5円) 2454万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 20920円(+  160円)  948億円
 2.資生堂  <4911>  8330円(+ 1122円)  564億円
 3.任天堂  <7974> 45920円(-  180円)  456億円
 4.マネックス<8698>   683円(-   22円)  430億円
 5.武田薬  <4502>  4798円(+  144円)  427億円



◆相場概況

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続高、107円(0.47%)
高の2万2865円で取引終了です。朝方は先週後半の2日間で350円近く
上昇した後だけにやや売りが先行、小幅安での寄付きとなりました。

 ただ、先週末のNYダウが91ドル高となり、円相場も1ドル=109.4
0円前後と落ち着いた値動きとなっていることを好感した買いが徐々に優勢と
なり、加えて土曜日の増刊号にてコメントした資生堂が好決算発表で1122
円という大幅高、また三井不動産も257円高で9%超の大幅高となっている
ことも相場全般の買い安心感を誘い、引けにかけて徐々に上げ幅を広げていま
す。売買代金は2兆5931億円、上海総合指数は10ポイント(0.3%)
高の3174です。

 業種別では、不動産、倉庫、電力ガス、化学、非鉄、石油、海運などの上げ
が目立ち、一方で紙パ、鉱業、水産、繊維などが下げています。

 個別銘柄では、資生堂が1122円高の8330円と15%を超える大幅高
で上場来高値を更新。18年1~3月期の連結純利益が前年同期の2倍の28
8億円となり、第1四半期としても過去最高となり、好感した買いが膨らんで
います。中国で高級化粧品の販売が好調、国内でも中国人を中心とした訪日外
国人向けの販売が大きく伸びています。雪肌精のコーセーも950円高の2万
1650円と大幅高です。

 住友系ガラス専業で建築・自動車用が9割を占める日本板硝子がストップ高、
150円高の1083円となっています。18年3月期の連結決算と同時に今
期の大幅な増益計画を発表し、加えて6期ぶりの復配も発表したことで好感し
た買いが集まっています。

 伊藤忠系コンビニ大手のユニー・ファミリーマートが300円高の1万13
10円と値を飛ばし、年初来高値更新。民泊仲介で世界最大手の米エアビーア
ンドビーの日本法人と業務提携すると発表。民泊利用者への鍵の受け渡しなど
に店舗網を活用することで訪日客の来店による販促を拡大する考えです。

 三井不が257円高の3064円と9%を超える大幅高で年初来高値更新、
これで3日連続高です。18年3月期連結純利益が前期比18%増と4期連続
で過去最高を更新し、加えて初めての自社株買いも発表したことで好業績を株
主還元強化を好感した買いが膨らんでいます。

 その他、大成建設が80円高の6140円と第一目標達成、国際航空貨物の
近鉄エクスプレスが376円高の2466円、好業績発表で乾汽船が150円
高の1009円とストップ高、航海・航空計器大手で防衛省にも納入する東京
計器が好業績発表で186円高の1410円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、大成建、戸田建、グリコ、カルビー、キッコーマン、
マツキヨ、ツルハ、ブレインパッド、ロート、大正薬、資生堂、小林薬、オリ
ジン、アンリツ、日本電子、河合楽器、三井不・・・等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[野村証券]
 据置き   A(1983)東芝プラント    2,500→ 2,700円
 据置き   A(3563)スシロー      5,400→ 6,900円
 据置き   A(4206)アイカ工業     4,640→ 4,700円
 据置き   A(4527)ロート       3,200→ 3,800円
 据置き   A(4966)上村工業      9,500→ 9,750円
 据置き   A(6845)アズビル      5,900→ 6,200円
 据置き   A(8801)三井不動産     3,940→ 4,160円
 据置き   A(9058)トランコム     9,500→ 9,700円
 据置き   A(9076)セイノー      2,050→ 2,300円
 据置き   A(9989)サンドラッグ    5,400→ 6,200円
 引下げ A→B(2875)東洋水産      5,000→ 4,400円
 引下げ A→B(7259)アイシン精機    6,700→ 6,500円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(6754)アンリツ      1,290→ 1,870円
 据置き   A(7220)武蔵精密      3,900→ 4,500円
 据置き   C(8871)ゴールドクレスト  2,400→ 2,100円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(1803)清水建設      1,430→ 1,480円
 据置き   A(4921)ファンケル     4,700→ 4,900円
 新 規   A(6997)日本ケミコン        4,500円
 据置き   B(3978)マクロミル     3,400→ 2,200円

[みずほ証券]
 引下げ A→B(7270)SUBARU    4,000→ 3,400円

[大和証券]
 据置き   1(4849)エンジャパン    6,000→ 6,250円
 据置き   1(9404)日本テレビ     2,500→ 2,800円
 据置き   1(9682)DTS       4,770→ 5,300円
 引上げ 2→1(9759)NSD       2,660→ 2,800円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   2(5949)ユニプレス     3,300→ 3,200円
 据置き   2(6113)アマダ       1,800→ 1,850円
 据置き   2(7731)ニコン       2,500→ 2,400円
 据置き   4(2371)カカクコム     1,320→ 1,430円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎企業物価
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 4月の国内企業物価指数(2015年平均=100、速報)は100.4と
 前年同月比2.0%上昇しました。市場予想は2.1%上昇。

 前年比での上昇は16カ月連続ですが、伸び率は1年1カ月ぶりの低水準で
 す。



◎遊園地・テーマパーク売上高
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 3月の特定サービス産業動態統計によりますと、遊園地・テーマパークの売
 上高は前年同月比2.2%増で、2カ月連続のプラスとなってます。



◎ESPフォーキャスト調査
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 この調査は民間エコノミストの予測を集計したもので、本日発表された5月
 調査では18年1~3月期の実質GDP成長率が前期比年率換算で0.12
 %と、前月調査(0.56%)から下方修正されました。

 下方修正は4カ月連続で、消費や設備投資の鈍化が影響しています。





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【4】値幅見ず日柄見よ                      **
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 短い期間でわずかな価格差を狙って売買を繰り返す投資のやり方を「値幅取
り」あるいは「値ざや稼ぎ」などと言います。

 価格差(値幅、値ざや)から利益を得る(取る)という意味で、一部のヘッ
ジファンドやデイトレーダーなどはまさに値幅取りを狙った投資家です。

 こういったやり方も投資手法の一つではありますが、目先の事ばかり追いか
けていますと、大きな流れや潮流の変化を見落としがちとなります。

 上昇途中の調整には、縦の動き(上下変動)の「値幅調整」と横の動きの(
一定の時間の経過を要する)「日柄調整」とがあります。

 投資家の多くは株価の上昇や下落といった縦の動きには敏感ですが、時間の
経過(日柄)についてはあまり気にしないという傾向があります。

 相場にもリズムがあって、3カ月や6カ月周期で相場つきが変わることは実
際によくある事象です。

 個々の銘柄や経済などの状況によって変動のサイクルは変わってきますが、
6カ月ごとの企業決算、3カ月ごとの四半期決算、信用取引における6カ月期
日なども相場に影響していると考えられます。

 また、同じ100円高でありましても、相場が低空飛行を続けた後の100
円高と、かなりの期間上昇した後の100円高とでは意味合いが違う可能性が
あります。

 もしかすると前者は「上昇開始の狼煙(のろし)」、後者は「最後の輝き」
かもしれないというわけです。

 目先の動きに気を取られてばかりでは大きなチャンスは見えてきません。昔
から伝わる相場格言には「値幅見ず日柄見よ」とありますが、目先の上げ下げ
に一喜一憂せずに、中長期の株価チャートを使って過去の転換点を確認しつつ
大きな流れを見よというのが「日柄見よ」の教えです。





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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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終値ベースで先週末の米ボラティリティ・インデックス(VIX)は1月26
日以来およそ3カ月半ぶりの低水準、本日の日経平均VIは昨年12月25日
以来の低水準と、日米でボラタヒリティ・インデックスの低下傾向が鮮明です。
これは、先行きに対する警戒感の薄れとリスクオンムードの強まりを示してい
ます。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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