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こんにちは。aquaです。

 史上初となる米朝首脳会談が明日シンガポールで、予定では日本時間の午前
10時から始まります。

 会談に臨むにあたりトランプ米大統領は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウ
ン)労働党委員長にとって「最初で最後のチャンス」だとし、「良いことが起
こるどうかは、すぐにでも分かると考えている。もし起こらないと思えば、私
は自分の時間を無駄にはしない。彼の時間も無駄にしたくない」と述べていま
す。

 トランプ米大統領が席を蹴って早々と会場を後にする可能性もあるわけです
が、主要7カ国(G7)首脳会議を途中退席してまでシンガポールに向ったの
は何らかの成果の確証があるからと考えるのが普通です。

 ちなみに今回の会談の焦点は、北朝鮮の完全非核化、北朝鮮の体制保証、朝
鮮戦争の終戦などです。

 尚、トランプ米大統領は、キム委員長が真剣かどうかは「最初の1分で分か
る」とも述べています。

 歴史的瞬間になるのは間違いなく、両首脳のファーストコンタクトでは、握
手は片手か両手か、ハグはするのかまで注目されています。
 



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.情報と株価







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  22804.04(+109.54)△0.48%
◎TOPIX  1786.84(+  5.40)△0.30%

◎売買高概算   11億3204万株
◎売買代金概算   1兆9134億円
◎時価総額   664兆5534億円

◎値上り銘柄数 1189   ◎(年初来)新高値 109
◎値下り銘柄数  800   ◎(年初来)新安値  30
◎変わらず     99

◎騰落レシオ(25日) 96.70%(前日比0.20%低下)

◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 〇〇●●〇●〇〇〇〇●〇 66.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.89% 75日線比 +3.57%


◎為替  (対 ド ル)109.41(前週末比0.48円高)10941
     (対ユーロ)128.84(前週末比1.13円高)12889

◎出来高上位

 1.不二サッシ<5940>   165円(+   15円) 6288万株
 2.みずほ  <8411> 193.5円(+  0.6円) 6070万株
 3.東京電力 <9501>   514円(+    3円) 4741万株
 4.東芝   <6502>   319円(+    4円) 4702万株
 5.三菱UFJ<8306> 676.7円(+  0.2円) 4317万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 20790円(+  240円)  677億円
 2.任天堂  <7974> 41640円(+   50円)  602億円
 3.トヨタ自 <7203>  7492円(+   12円)  409億円
 4.ソフトBK<9984>  8143円(+  132円)  334億円
 5.ソニー  <6758>  5509円(+   59円)  295億円



◆相場概況

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が109円(0.48%)高の2万
2804円で取引終了です。

 週末のNYダウが75ドル高となったことを受けて朝方から堅調なスタート。
新潟県知事選で自民党と公明党が支持した候補が当選したこと、円相場が1ド
ル=110円台の円安に進行したことも買いを誘い、引けにかけて上げ幅を広
げています。もっとも明日の米朝首脳会談や明日から開催される米FOMCな
ど重要イベントを控えて様子見気分も強く、売買代金は1兆9134億円と減
少しています。上海総合指数は14ポイント安の3052です。

 業種別では、石油、水産、小売、食品、精密などが高く、一方で海運、石油
などが下げています。

 個別銘柄では、夢の街創造が3日連続高、かつ大幅高で252円高の271
7円となっています。サッカーW杯ロシア大会の開幕を14日に控え、テレビ
観戦のため同社サービスを利用して出前をとる人たちが増えるとの思惑から物
色の矛先が向かっています。食材宅配事業を全国展開するライドオンエクスプ
レスも45円高の1345円と値を飛ばしています。

 工作機械用NC(数値制御)装置世界トップのファナックが390円高の2
万2790円と値を上げています。4月の機械受注が前月比10.1%増と市
場予想の3%程度を大きく上回り、さらなる拡大も期待できるだけに好感した
買いが入っています。

 ジャパンエレベーターサービスが330円高の2385円と大幅高。エレベ
ーターの保守・保全市場において、建物の老朽化が進む中にあって、加えて社
会的なコスト意識の高まりもあり、大手事業者からの乗り換えなど事業拡大を
期待した買いが入っています。

 その他、再生可能エネルギーの発電・開発・運営を手掛けるレノバが204
円高の1505円、業務用厨房機器大手で食洗機国内首位のホシザキが70円
高の1万1450円、お薬手帳や薬局予約アプリを手掛けるフリービットが好
業績見通しで269円高の1391円。

 06年に明星食品子会社化でカップ麺国内シェア5割超の日清食品が190
円高の8270円、カレールウ国内首位のハウス食品が95円高の4060円、
空間ディスプレーの企画設計大手の丹青社が128円高の1529円と値を飛
ばしています。


 本日の新高値銘柄は、サカタのタネ、安藤ハザマ、不二製油、キッコーマン、
ハウス食品、ケンコーマヨ、セブン&アイ、川田テクノ、日油、花王、参天薬、
ファンケル、コーセー、クミアイ化、ホシザキ、アンリツ、バンダイ、ヤマハ、
河合楽器、ゴールドウイン、イオン、山九・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   B(6586)マキタ       4,800→ 5,000円
 据置き   B(6861)キーエンス    55,000→67,000円

[UBS証券]
 引下げ A→B(4063)信越化学     14,000→11,800円

[野村証券]
 据置き   A(1801)大成建設      7,380→ 7,220円
 据置き   A(1802)大林組       1,630→ 1,580円
 据置き   A(1824)前田建設      1,450→ 1,590円
 据置き   A(6464)ツバキナカシマ   3,500→ 3,300円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(6367)ダイキン     14,800→15,200円
 新 規   A(6544)JESHD         2,720円
 新 規   A(9519)レノバ           1,740円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(5802)住友電工      2,320→ 2,050円
 据置き   A(7259)アイシン精機    7,100→ 6,700円
 据置き   A(9605)東映       15,600→14,900円

[みずほ証券]
 据置き   A(4004)昭和電工      6,000→ 7,200円
 据置き   A(4021)日産化学      4,900→ 5,850円
 据置き   A(5440)共英製鋼      2,280→ 2,480円
 引上げ B→A(5801)古河電工      6,200→ 5,000円
 引下げ A→B(2782)セリア       6,600→ 5,000円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ 2→1(6506)安川電機      6,300→ 6,000円
 引下げ 1→2(6954)ファナック    33,000→29,000円
 引下げ 2→3(6103)オークマ      9,000→ 7,500円
 引下げ 2→3(6471)日本精工      1,900→ 1,450円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎マネーストック
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 5月のマネーストック(通貨供給量)は、代表的な「M3(現金、銀行など
 の預金)」の月中平均残高が前年同月比2.7%増の1331兆3千億円と
 なり、過去最高を更新しました。



◎機械受注
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 設備投資の先行指標として注目される4月の「船舶・電力を除く民需」の受
 注額は前月比10.1%増と市場予想(2.5%増)を大きく上回りました。

 受注額はリーマンショック発生前の08年6月以来、9年10カ月ぶりの高
 い水準を記録し、内閣府は基調判断を3月までの「持ち直しの動きがみられ
 る」から「持ち直している」に上方修正しました。



◎特定サービス産業動態統計
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 経済産業省が発表した4月の特定サービス産業動態統計(速報)によります
 と、クレジットカード取扱高は前年同月比8.0%増で37カ月連続プラス、
 遊園地・テーマパーク売上高は12.7%増と3カ月連続で前年実績を上回
 りました。





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【4】情報と株価                         **
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 情報の捉え方というのは人それぞれ。株価を動かす材料(情報)に接した際
に自分自身で判断できればいいのですが、他人の評価を待って(聞いて)動く
ケースや動きそのものを見て「提灯」(相場に追随する投資家)になるケース
など、実際には様々なケースがあります。市場で話題になる頃には情報は広範
囲に伝播し、投資家の裾野は広がります。

 例えば、以前「小型偽造紙幣鑑別機」が話題となった神鋼電機(現シンフォ
ニアテクノロジー)の動きは次のようになっています。


<1日目> 乾電池1個で駆動する低価格の小型偽造紙幣鑑別機の発売を発表。

  ・終値296円(前日比変わらず)   58万株(出来高)


<2日目>

  ・終値311円(前日比+15円)  617万株


<3日目> NHKが同製品を紹介。  

  ・終値318円(前日比+ 7円)  964万株
  
 
<4日目> ラジオ日経「朝イチマーケッツ」で注目銘柄として紹介。  

  ・終値335円(前日比+17円) 3371万株


 よくあるパターンとしては、2日目の上昇を見て注目し、4日目の値上がり
とボリューム増加を確認して腰を上げるケースです。上記の例では、結果的に
4日目の株価と出来高がこの材料でのピークとなり、その水準を抜くのに半年
の期間を必要としました。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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現在や将来に起こること全てが過去に例を見出せるとは限りませんが、過去の
値動きや出来高の推移(株価チャート)からは、下値や上値の水準等を含めて
多くのことを学びとることができるものです。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 12年連続受賞 =


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