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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ベテランの方も、ビギナーの方も、どうぞご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/ ◆ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2018/07/09 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。aquaです。 アスファルトに覆われた都市部では降った雨を吸収する地面が少なく、大雨 となれば必然的に大量の雨水が地上に留まることになります。 その対策として、マンホールや排水溝を通じて下水道に流れる仕組みが整備 されており、一般的に都市の下水道は1時間50ミリまでの雨であれば流せる ように設計されていますが、それ以上の雨となれば排水能力を超えて道路の冠 水などが発生します。 東京都では、豪雨対策として区部の対応能力を1時間50ミリから75ミリ に引き上げる方針で、河川の護岸整備とあわせて、一時的に雨水を溜める調整 池や貯留槽の整備も行ってきました。 都では1時間100ミリの局地的短時間の集中豪雨にも対応できるよう、地 下調節池間の接続工事にも着手しており、2025年の完成を目指しているそ うです。 今回、西日本を襲った記録的豪雨は、1時間100ミリ前後の大雨が広範囲 かつ長時間降り続きました。被災面積は広大で、電気、水道、交通網などのラ イフラインが各地で寸断され、多くの家が水没したり、大量の土石に埋もれ、 未だに被害の全容が判明していません。 都心で大量の土石に埋もるようなことは想像できませんが、同じように1時 間に100ミリを超える豪雨が都心を中心に広範囲に長時間降った場合どうな るのか・・・今以上の対策が必要になるかもしれません。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.買いたい弱気と売りたい強気 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 22052.18(+264.04)△1.21% ◎TOPIX 1711.79(+ 20.25)△1.20% ◎売買高概算 12億2088万株 ◎売買代金概算 2兆0415億円 ◎時価総額 636兆2820億円 ◎値上り銘柄数 1649 ◎(年初来)新高値 35 ◎値下り銘柄数 390 ◎(年初来)新安値 83 ◎変わらず 60 ◎騰落レシオ(25日) 81.39%(前日比0.55%低下) ◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 ●●〇●●〇●●●●〇〇 33.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 -1.53% 75日線比 -0.62% ◎為替 (対 ド ル)110.45(前週末比0.12円高) (対ユーロ)129.98(前週末比0.59円安) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 188.1円(+ 2.8円) 9883万株 2.三菱UFJ<8306> 628.7円(+ 10.1円) 4266万株 3.日産自 <7201>1003.5円(- 48.0円) 3924万株 4.富士通 <6702> 732.6円(+ 34.8円) 2186万株 5.日経Wイン<1357> 1262円(- 30円) 1635万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 19400円(+ 400円) 926億円 2.ソフトBK<9984> 8578円(+ 285円) 601億円 3.任天堂 <7974> 35600円(+ 880円) 498億円 4.村田製 <6981> 20095円(+ 1115円) 485億円 5.日産自 <7201>1003.5円(- 48.0円) 402億円 ◆相場概況 本日の東京マーケットは日経平均株価が先週末の241円高に続いて連日の 大幅高、264円(1.21%)高の2万2052円で取引終了です。 6月の米雇用統計の結果を受けて米利上げが加速するとの見方が後退。これ を好感して週末のNYダウが99ドル高となり、東京市場も朝方から買いが先 行。上海や香港、台湾などアジア主要市場が大幅高していることも買いを誘い、 13:11には上げ幅が317円となる場面がありました。引けにかけては幾 分上げ幅を縮小したものの、外国人と見られる買いも入り、高い水準を維持し て引けています。売買代金は2兆415億円、上海総合指数は67ポイント( 2.4%)高の2815です。 業種別では、医薬品、電機、精密、非鉄、建設、銀行などの上げが目立ちま す。 個別銘柄では、セラミックコンデンサー世界トップの村田製作が大幅高、1 115円高の2万0095円と昨年来高値更新です。スマートフォンの高度化 や車の電子化、次世代通信規格「5G」設備でセラミックコンデンサーの需給 が逼迫しており、製品価格を2~3割値上げすると報じられています。値上げ はITバブル期の2000年以来、約18年ぶりとなり、収益拡大を期待した 買いが集まっています。 同じく、セラミックコンデンサーを手掛ける太陽誘電も270円高の343 0円、アルミ電解コンデンサーの日本ケミコンも185円高の4830円とい ずれも昨年来高値を更新です。 エーザイが2日連続でストップ高、1504円高の1万0710円となって います。開発中のアルツハイマー型認知症治療薬の臨床試験(治験)で効果を 確認したと発表し、将来の業績拡大を期待した買いが連日で集まっています。 中古品ネット販売のシュッピンが131円高の1765円と大幅高。6月の 月次売上高が前年同月比16%増と発表し、好感した買いが膨らんでいます。 ソニーが242円高の5692円と値を飛ばしています。ソニー孫会社の1 8年3月期の単独営業利益が511億円と前の期に比べて2倍に増えたと報じ られ、好感した買いが入っています。孫会社が手がけるスマホゲームが大ヒッ トしている模様です。 その他、日立プラントコンストラクションと原子力発電設備の解体を目的と して業務提携契約を締結したと発表したベステラがストップ高で300円高の 1563円、ガラス国内3位のセントラル硝子が363円高の2811円と値 を飛ばしています。 本日の新高値銘柄は、安藤ハザマ、飛島建、不動テトラ、スタートトゥ、ク スリのアオキ、日本化学、エーザイ、TDK、日本光電、カシオ、太陽誘電、 村田製作、日本ケミコン・・・等々です。 ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ~ 株 式 投 資 の 指 針 ~ ┗━━━━━━━━━━┛ (詳細)https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [UBS証券] 新 規 A(7956)ピジョン 7,000円 [JPモルガン証券] 据置き A(7267)ホンダ 4,800→ 4,500円 据置き A(7270)SUBARU 4,200→ 4,000円 据置き A(7272)ヤマハ発 4,250→ 4,000円 据置き B(7203)トヨタ 8,200→ 7,800円 [野村証券] 据置き A(1414)ショーボンド 8,700→ 8,500円 引上げ B→A(4523)エーザイ 8,400→15,000円 据置き A(7733)オリンパス 5,250→ 5,450円 据置き A(7779)サイバダイン 3,300→ 3,100円 [SMBC日興証券] 引上げ B→A(3092)スタートトゥ 4,000→ 5,200円 据置き A(3966)ユーザベース 2,730→ 4,220円 据置き A(4849)エンジャパン 6,300→ 6,600円 据置き A(8591)オリックス 2,250→ 2,220円 据置き A(9519)レノバ 1,740→ 1,900円 [三菱UFJMS証券] 据置き B(2678)アスクル 4,000→ 3,200円 据置き B(9843)ニトリ 16,100→16,400円 [みずほ証券] 引上げ B→A(4917)マンダム 3,800→ 4,300円 [大和証券] 引上げ 2→1(3549)クスリのアオキ 7,000→ 9,000円 引上げ 3→2(6857)アドバンテスト 2,500→ 3,000円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎対内証券投資 ―――――― 海外投資家による6月の日本株投資は2カ月連続の売り越し。売越額は1兆 0030億円でした。 ちなみに、1月は6682億円の買い越し、2月は3131億円の売り越し、 3月は4兆0416億円の売り越し、4月は1兆4025億円の買い越し、 5月は6159億円の売り越しとなっています。 ◎国際収支 ―――― 5月の国際収支(速報)によりますと、海外との総合的な取引状況を示す経 常収支は1兆9383億円の黒字でした。黒字が47カ月連続で、前年同月 に比べ14.5%増加しました。 訪日外国人が国内で使った金額から、日本人が海外で支払った金額を差し引 いた5月の旅行収支の黒字額は2113億円と、単月として過去最高だった 前月(2272億円)からは小幅に縮小しましたが前年同月比では39%増 加し、5月としては過去最高、単月ベースでも前月に次いで過去2番目に多 い水準です。 ◎地域経済報告(さくらリポート) ―――――― 日銀が本日の全国支店長会議でまとめた7月の地域経済報告によりますと、 全9地域で景気判断が据え置きとなっています。 日銀は全9地域の景気判断で「回復」あるいは「拡大」の文言を使っており、 地震があった大阪を含む近畿については前回4月の「安定したペースで緩や かに拡大している」から「一部に地震の影響がみられるものの、緩やかに拡 大している」とし部分的に修正しています。 ◎景気ウオッチャー調査 ―――――――――― 景気ウォッチャー調査は、生活実感としての景況感を示すことから「街角景 気」ともいわれます。本日発表された6月の景気ウォッチャー調査によりま すと、現状判断DIは前月比1.0ポイント上昇の48.1で、16年9月 以来の低水準だった前月から改善しました。 内閣府は「緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる」とし て判断を据え置いています。 ◎ESPフォーキャスト調査 ―――――――――――― この調査は民間エコノミストの予測を集計したもので、本日発表された6月 調査では、18年4~6月期の実質GDP成長率が前期比年率1.67%と 前月調査の1.73%から下方修正されたものの、18年度GDPは1.0 8%と前月(1.07%)とほぽ変わらずでした。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】買いたい弱気と売りたい強気 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 上昇相場に乗り遅れた投資家の本心には、「買いたい。しかもできるだけ安 く」との思いがあるものです。 上昇したという結果を見て、安い時に買っておけばという思いを強めた投資 家の心には、下がってほしい、下がるはずだとの希望的観測が芽生え、やがて それに囚われ「弱気」に転じてしまうことがよくあります。 これが「買いたい弱気」というもので、どうせ値下りを待つのだからと、当 初の思いとは裏腹に売りを仕掛けてしまいます。 これと反対なのが「売りたい強気」です。今は下がっているけど、今度高く なったら売りたい。もう一度高くなるような気がするから今は買い建てしてみ ようと思うわけです。 いずれも自分の都合による思い込みと希望的観測が背景にあるのですが、相 場の流れに逆らう商いになってしまう可能性が高く、注意が必要です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 日経平均は先週金曜日に続き、連日で200円超の上昇となりました。先週の 本誌で触れましたが、先週は空売り比率や新安値銘柄数が高水準となり、騰落 レシオが80%を下回るなど、「売られすぎ」を示すサインが複数点灯してい たことを考えますと、自然な流れとみることもできます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 12年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ◎まぐまぐ大賞 2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 株式資産運用部門 第4位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2017/ 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