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21億円(+ 997億円) 4週ぶり売り越し ※個人の取引別動向は、現金が差し引き1930億円の売り越し、信用取引 も差し引き529億円の売り越しでした。 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」 は年金資金等の売買動向を反映しています。 ※海外投資家の売買状況の推移は下記にてご確認いただけます。 → http://www.aqua-inter.com/hint/w_data.html#weekly ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】ESG投資 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 企業の社会的責任は、英語の「コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリ ティ」を略して「CSR」と呼ばれます。 企業の社会的責任とは、利益を追求するだけでなく、活動が社会へ与える影 響に責任を持ちながら、社会貢献に配慮し、あらゆるステークホルダー(利害 関係者:消費者、投資家等、及び社会全体)にとってプラスになるこを目指し ながら成長を持続させなくてはいけないという社会的な要請を指します。 つまり、企業は良い商品やサービスの提供に努め、事業の過程で自然環境に 悪影響を及ぼしたり、誰かを泣かせたり迷惑をかけてはいけないということで あり、事業を通じてよりよい社会をつくり、社会の課題に当事者として取り組 むことが求められます。 CSR活動は、企業にとって直接的な利益には結びつかず、費用のみが計上 されることになりますが、長い目で見れば、環境効率の向上によるコスト削減、 技術革新、企業イメージやブランド価値が向上するなど、さまざまなメリット があり、結果として消費者や投資マネーを惹きつけることになります。 従来の投資基準に加え、上記のような企業の社会的責任を重視して投資先の 選別を行うことを英語の「ソーシャル・レスポンシブル・インベストメント」 を略して「SRI」と言い、日本語では「社会的責任投資」と呼びます。 100年ほど前のアメリカで、キリスト教的な倫理観と相いれないタバコや 酒、賭博などに関連する企業を投資対象から外したことが始まりとされていま す。 現在は考え方を一歩すすめ、SRI(社会的責任投資)とCSR(企業の社 会的責任)を発展的に統合、長期的な視点で、持続可能となるような国際社会 づくりへの貢献度を積極的に評価して投資先を選別する「ESG投資」が主流 になりつつあります。 ESGとはエンバイロメント(環境)、ソーシャル(社会)、ガバナンス( 企業統治)の頭文字で、こうした観点を評価・考慮して投資を行うことを「責 任投資原則」として国連が提唱し、各国の年金や機関投資家の間で投資規範と して採用する動きが広がっています。 日本におきましても年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)をはじめ 多くの資産運用会社が環境・社会・企業統治の3つの課題に対する企業の取り 組みを判断材料として投資を行っています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 来週から決算発表が本格化。火曜日に三菱自や富士通ゼネなど13社、水曜日 には日本電産やファナック、アドバンテスト、LINEなど45社、木曜日は 東エレク、日産自、花王など73社、金曜日はJR東、アステラス、日立、ヤ フーなど190社超が決算を発表します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 12年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ◎まぐまぐ大賞 2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 株式資産運用部門 第4位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━