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             ◎ ハロー株式 ◎       2018/07/27 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 例年100万人近い見物客が訪れる国内最大規模の隅田川花火大会は明日の
19時スタートの予定でしたが、台風12号の影響で荒天が予想されるため、
日曜日に順延されることになりました。もし日曜日も実施できなければ中止と
なるそうです。

 台風12号は太平洋側から東日本上陸という異例のコースを辿りつつありま
すが、報道で引き合いに出されているのが平成28年の台風10号です。※今
年の台風と区別するため平成28年の台風10号は「台風10号(※)」とし
ます。

 気象庁が統計を始めて以来初めて東北地方の太平洋側への上陸となった台風
10号(※)は、岩手県と北海道を中心に大きな爪痕を残しました。

 台風10号(※)が岩手県大船渡付近に上陸した際の勢力は970ヘクトパ
スカルで、危険半円(台風の右側)に位置した宮古市付近では最大瞬間風速3
7.7メートルを観測。ちなみに、最大瞬間風速が40メートル程度になると
道路標識が折れ曲がったり、トラックが横転したりするそうです。

 台風10号(※)は、その被害によりポテトチップスの一部製品が生産・販
売停止となったことでも話題になりましたが、北海道や岩手県では記録破りの
大雨となり各地の川が氾濫、各地で道路や鉄道が寸断され、死者23名、行方
不明者4名、負傷者14名、住家全壊513棟、半壊2280棟などの厄災を
もたらしました。

 明日にも本州に上陸するとみられる台風12号の予想進路は、当初発表され
たものより西の方にずれており、最新の予想進路の中心線は、西日本豪雨の被
災地を横断しています。

 関東は進路がずれたと安心するのは早計で、関東でもところによっては40
メートル超の最大瞬間風速が予想され、関東の一部では48時間雨量が最大4
00ミリを超えるとの予報もあります。※東京の梅雨期間の総降水量(平年値
)は135ミリ程度。

 台風の影響が及ぶと予想される地域では、早めの備え、早めの避難が肝要で
す。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.完全を待たず







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  22712.75(+125.88)△0.56%
◎TOPIX  1775.76(+  9.98)△0.57%

◎売買高概算   13億8133万株
◎売買代金概算   2兆1679億円
◎時価総額   659兆7919億円

◎値上り銘柄数 1398   ◎(年初来)新高値 72
◎値下り銘柄数  623   ◎(年初来)新安値  2
◎変わらず     80

◎騰落レシオ(25日)107.57%(前日比5.65%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ●〇〇〇〇●●●〇〇●〇 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +1.86% 75日線比 +1.39%


◎為替  (対 ド ル)111.02(前日比0.06円安)
     (対ユーロ)129.31(前日比0.50円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 197.0円(+  1.0円)13259万株
 2.三菱UFJ<8306> 692.0円(+  2.2円) 7657万株
 3.マネックス<8698>   582円(-   25円) 6872万株
 4.野村   <8604> 527.0円(- 32.4円) 5930万株
 5.ビジョナリ<9263>   120円(-   22円) 5050万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 20540円(+  210円)  888億円
 2.三菱UFJ<8306> 692.0円(+  2.2円)  531億円
 3.任天堂  <7974> 37900円(+  320円)  527億円
 4.東エレク <8035> 18975円(-   30円)  453億円
 5.ソフトBK<9984>  9385円(+  131円)  410億円


◆相場概況

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が125円(0.56%)高の2万
2712円で取引終了です。

 米欧首脳会談で欧州の譲歩により貿易摩擦の激化がひとまず回避されたこと
を受けて昨晩のNYダウは112ドル高。円相場も1ドル=111.20円前
後と円安に振れたことも支援材料となり、朝方から買いが先行。その後は一時
上げ幅を縮小する場面がありましたが、花王が中間期で過去最高益を更新する
など好業績銘柄を物色する動きが見られ、引けにかけて上げ幅拡大し、高値引
けとなっています。

 大規模緩和策が修正されるとの観測が根強く、30~31日の日銀金融政策
決定会合の結果に市場の注目が集まります。売買代金は2兆1679億円、上
海総合指数は8ポイント安の2873です。

 業種別では、化学、石油、ゴム、陸運、精密、機械、鉄鋼、商社などが高く、
一方で証券がの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の利
回りが一時0.105%と約1年ぶりの水準に上昇し、預貸利ざやの縮小に歯
止めがかかるとの思惑から銀行株が上昇。ふくおかFGが14円高の629円、
スルガ銀が30円高の1014円、ゆうちょ銀が14円高の1345円、静岡
銀が12円高の1054円、三菱UFJは2.2円高の692円となっていま
す。

 金利上昇を受けて、運用収益改善期待から保険株も連日で上昇。T&Dが1
5円高の1732.5円、東京海上が98円高の5413円、第一生命も23
円高の2194.5円となっています。

 31日の金融政策決定会合で日銀が大規模緩和策を修正するとの観測が根強
く、銀行株や保険株に物色の矛先が向かっています。

 ヤクルトが510円高の8250円と大幅高。14:20に4~6月期の決
算を発表し、好感した買いが入っています。乳酸菌飲料「ヤクルト」の販売が
アジアで好調です。

 フリーマーケットアプリ大手のメルカリが125円高の4685円と値を上
げています。同社株は6月19日に初値5000円、高値6000円、終値5
300円となり、その後6月26日には4165円の安値まで下落していまし
た。4200円前後で揉み合って底値固めしているだけに、さらに上値を窺う
動きとなるのか否か、注目となります。

 その他、モーター駆動装置や電源回路などに使われるパワー半導体が中国向
けなど好調で好業績を発表した富士電機が47円高の833円、雪肌精やデコ
ルテのコーセーが480円高の2万2330円、1~6月期純利益が過去最高
となった花王が234円高の8403円、5G関連のアンリツが30円高の1
613円と昨年来高値を更新です。

 本日の新高値銘柄は、三井住友建、協和エクシオ、システナ、Monota
RO、日油、高砂香、クミアイ化、JX、ノリタケ、エラン、アンリツ、古野
電・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 引上げ B→A(1893)五洋建設       850→   800円
 据置き   A(6963)ローム      14,500→12,500円
 据置き   B(6506)安川電機      4,600→ 4,000円
 据置き   B(7915)NISSHA    3,100→ 2,400円

[JPモルガン証券]
 据置き   B(6954)ファナック    26,000→22,000円

[野村証券]
 据置き   A(4307)NRI       6,350→ 7,000円
 据置き   A(6146)ディスコ     27,817→26,028円
 据置き   B(6923)スタンレー     4,200→ 4,300円
 据置き   B(6967)新光電工       850→ 1,030円
 据置き   B(7518)ネットワン     2,050→ 2,300円

[SMBC日興証券]
 新 規   A(4384)ラクスル          3,510円
 新 規   A(4385)メルカリ          6,260円

[大和証券]
 据置き   1(2413)エムスリー     5,160→ 5,170円
 据置き   2(4919)ミルボン      5,360→ 5,660円
 据置き   3(3938)LINE      3,900→ 4,800円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   3(3938)LINE      3,700→ 3,900円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎都区部CPI
 ――――――
 7月の東京都区部の消費者物価指数(CPI、2015年=100)中旬速
 報値は、生鮮食品を除く総合が100.5と前年同月比で0.8%上昇しま
 した。上昇は13カ月連続で、伸び率は前月(0.7%上昇)を上回りまし
 た。

 尚、都区部CPIは、8月24日発表の全国CPIの先行指標となります。




◎中国工業企業利益
 ――――――――
 中国国家統計局が発表した6月の工業企業利益は前年同月比伸び率が20%
 と、5月(21.1%増)から伸びが鈍化しました。

 1~6月では前年同期比で17.2%増加し、1~5月の16.5%増から
 伸びが拡大しています。




◎新規上場         公開価格   初値   最終
 ――――
 プロレドP(7034) 4250円 7170円 ※8670円買い気配




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【4】完全を待たず                        **
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 投資に限らずですが、「完全な状況」を待つという理由で判断や行動を先延
ばしすることはよくあることです。

 常に「ベストなタイミングで買い、ベストなタイミングで売る」ことが可能
であればいいのですが、経験豊かな投資家でもそのようなことはめったにある
ことではありません。

 投資に関していえば、常に正しく「今が底値」あるいは「今が天井」と知ら
せてくれる客観的な何かがあれば良いのですが、底値は悲観的なムード一色で
売りが最も多い時期に形成され、しかも過ぎて見なければ確定しません。

 天井も同じで、下がることなどあり得ないと思うほどに誰もが強気になった
時で、売りを出そうものなら馬鹿者扱いされかねない状況において形成されま
す。底値と同じく過ぎてみて初めて天井と分かります。
 
 言えることは、事前にそれだと確信できる「完全な状況」などありえず、実
際には常に不完全で不確実の中にあって目標を立て行動しなければならないと
いうことです。

 完全を待たず、失敗を畏れず、その過程において起こることは全て受け入れ、
あきらめず常に前進した人のみが成功の果実を手に入れることができます。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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災害への準備を怠ったり、避難行動をしなかったことで命を落とすことがあり
ます。災害への備えや早めの行動は、結果として無駄になったり空振りになる
こともありますが、命を拾ったと思えばそれはそれで「幸い」なことです。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 12年連続受賞 =


◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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