朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ベテランの方も、ビギナーの方も、どうぞご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/ ◆ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2018/09/06 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。aquaです。 マグニチュード6.7、最大震度7(阪神淡路、新潟県中越、東日本、熊本 地震と同等)を観測した未明の地震により、道内すべての火力発電所が停止し、 北海道全域、約295万戸が停電しました。 北海道内の電力需要の半分程度を担っていた道内最大の火力発電所・苫東厚 真(とまとうあつま)火力発電所を含む全面復旧には少なくとも1週間程度か かる見通しです。 当初目指した本日中の電力復旧の計画は数時間で修正を余儀なくされ、休止 していた発電所の再稼働などで急場をしのぐことになりました。 世耕経済産業相が会見で伝えたところによりますと、再稼働済みの水力発電 所(30万kw)に加え、砂川火力発電所(25万kw)が再稼働し、伊達火 力発電所(70万kw)、奈井江火力(35万kw)、知内火力発電所(70 万kw)を明日にも再稼働させ、さらに北本連系線で本州から60万kwの電 力供給を受け、明日までに合計290万kwの供給力が確保される見通しです。 それでも前日の北海道のピーク電力380万kwには足りず、影響は長引く 怖れがあります。 尚、阪神淡路大震災の際は、停電状態から給電が再開した際に家電製品など から発火する「通電火災」が同時多発的に発生し、地震の影響で迅速な消火や 救助が困難だったこともあって被害が拡大しました。北海道の被災地では一部 地域で給電が再開していますが、避難の際は自宅のブレーカーを落とすよう呼 びかけられています。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4. イベント・ドリブン戦略 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 22487.94(- 92.89)▼0.41% ◎TOPIX 1692.41(- 12.55)▼0.74% ◎売買高概算 12億8036万株 ◎売買代金概算 2兆2328億円 ◎時価総額 629兆3027億円 ◎値上り銘柄数 504 ◎(年初来)新高値 10 ◎値下り銘柄数 1538 ◎(年初来)新安値 151 ◎変わらず 64 ◎騰落レシオ(25日) 83.31%(前日比0.11%低下) ◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇〇〇〇〇〇〇●●●●● 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.07% 75日線比 +0.15% ◎為替 (対 ド ル)111.37(前日比0.08円高) (対ユーロ)129.47(前日比0.69円安) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 192.9円(- 0.3円) 7115万株 2.TATER<1435> 533円(- 223円) 6578万株 3.三菱UFJ<8306> 670.3円(+ 3.1円) 3954万株 4.ヤフー <4689> 366円(- 9円) 2191万株 5.日本通信 <9424> 183円(- 11円) 2141万株 ◎売買代金上位 1.任天堂 <7974> 38220円(- 1430円) 1236億円 2.日経レバE<1570> 20150円(- 200円) 1059億円 3.ソフトBK<9984> 10005円(+ 155円) 553億円 4.ファストリ<9983> 54280円(+ 430円) 363億円 5.トヨタ自 <7203> 6667円(- 54円) 363億円 ◆相場概況 本日の東京マーケットは日経平均株価が5日連続安、92円(0.41%) 安の2万2487円で取引終了です。 昨晩のNYダウは22ドル高となりましたが、ナスダック指数は96ポイン ト(1.1%)の大幅安となっており、加えて関西地方中心に拡大した台風2 1号の被害、更に北海道で発生した震度7の地震が経済に及ぼす影響が警戒さ れ、朝方から売りが先行。相次ぐ災害で訪日外国人の伸びが鈍化するとの警戒 感も相場の重石となり、終日2万2500円を中心に安い水準で揉み合う展開 となっています。売買代金は2兆2328億円、上海総合指数は12ポイント 安の2691です。 業種別では、鉱業、土石が小高く、一方で保険、精密、石油、陸運、空運、 小売、電力ガスなどの下げが目立ちます。 個別銘柄では、安全に配慮した青果物をネット販売するオイシックス・ラ・ 大地が195円高の3475円と大幅高。9月30日を基準日として1株→2 株の株式分割を実施すると発表。業績も好調であり、好感した買いが膨らんで います。 日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替えで除外が有力視されていた宝HDは 採用が維持され、一転して買いが集まって180円高の1294円、同じく除 外が有力視されていた東京ドームも採用維持で37円高の978円。 一方、新規採用が有力視されていたスタートトゥデイは見送りとなり、一転 して売りが優勢となって270円安の3475円と大幅安です。 台風21号に続き、北海道地震の復興需要への期待で基礎・地盤改良・法面 など特殊土木のライト工業が100円高の1511円、建機レンタルのカナモ トが220円高の3680円、同じく建機レンタルの西尾レントオールも75 円高の3630円。 海上土木首位の五洋建設が19円高の678円、海上土木の不動テトラが3 円高の216円、土木工事関連で前田建設が46円高の1363円、東洋建設 も12円高の422円と値を上げています。 その他、元気寿司が560円高の6180円、ピアノ世界大手の河合楽器が 185円高の4400円、破砕・解体用建機製造のオカダアイヨンが72円高 の1855円と値を飛ばしています。ど真ん中銘柄としてご紹介のソニーは5 4円高の6288円です。 本日の新高値銘柄は、日水、不動テトラ、ライト工、鎌倉新書、レノバ、元 気寿司・・・等々です。 ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ~ 株 式 投 資 の 指 針 ~ ┗━━━━━━━━━━┛ (詳細)https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [クレディS証券] 引上げ C→B(9697)カプコン 2,000→ 2,400円 引下げ A→B(9766)コナミHD 6,200→ 4,600円 [野村証券] 据置き A(9470)学研HD 6,500→ 7,600円 新 規 A(9828)元気寿司 6,800円 [SMBC日興証券] 据置き A(1801)大成建設 7,500→ 6,500円 据置き A(1802)大林組 1,600→ 1,400円 据置き A(1803)清水建設 1,450→ 1,300円 据置き A(5108)ブリヂストン 5,600→ 4,800円 据置き B(1812)鹿島 1,150→ 1,050円 据置き B(1860)戸田建設 800→ 750円 据置き B(5101)横浜ゴム 2,700→ 2,500円 据置き B(5110)住友ゴム 2,150→ 1,850円 [三菱UFJMS証券] 据置き B(6502)東芝 340→ 310円 [みずほ証券] 据置き A(6501)日立 1,200→ 1,180円 据置き B(3774)IIJ 2,120→ 2,450円 据置き B(6816)アルパイン 2,040→ 2,410円 [大和証券] 引上げ 3→1(1605)国際帝石 1,410→ 1,680円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎車名別新車販売 ――――――― 8月の車名別新車販売(軽含む)の上位は下記のようになっています。 1位)ホンダ N-BOX(軽) 1万5509台(53.9%増) 2位)スズキ スペーシア(軽) 1万0974台(63.8%増) 3位)日産 ノート 1万0647台( 9.9%増) 4位)日産 デイズ (軽) 9995台( 3.6%増) 4位)トヨタ アクア 9054台(16.7%減) 尚、ホンダ「N-BOX」の首位は12カ月連続です。 ◎対内証券投資・株式(財務省集計)※カッコ内は前週の動向 ――――――――― 8月26日~9月1日 海外投資家 - 46億円(-2097億円) 6週連続売り越し ◎投資部門別の売買状況(東証集計)※カッコ内は前週の動向 ―――――――――― 8月第5週(8月27日~31日、日経平均263円上昇・週間) 個人投資家 -2363億円(- 437億円) 2週連続売り越し 海外投資家 + 483億円(- 840億円) 5週ぶり買い越し 事業法人 + 118億円(+ 631億円) 9週連続買い越し 信託銀行 - 476億円(- 160億円) 3週連続売り越し ※個人の取引別動向は、現金が差し引き17545円の売り越し、信用取引 は差し引き608億円の売り越しとなっています。 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」 は年金資金等の売買動向を反映しています。 ※海外投資家の売買状況の推移は下記にてご確認いただけます。 (週間)→ http://www.aqua-inter.com/hint/w_data.html#weekly (月間)→ http://www.aqua-inter.com/hint/m_data.html#monthly ◎新規上場 公開価格 初値 終値 ―――― anfac(7035) 2570円 4010円 3975円 ナルミヤ (9275) 1560円 1501円 1494円 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】イベント・ドリブン戦略 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 企業の買収・合併や増資、指数組み入れなど、個別銘柄の株価に影響を与え る事象(イベント)の発生が予想される場合、将来から見た現在の株価の歪み を利用して利益を得ようとする手法を「イベント・ドリブン戦略」と呼びます。 例えば、企業買収が見込まれる時、被買収企業の株式を購入すると同時に買 収企業の株式をカラ売りするリスク・アービトラージなどがその例にあたりま す。 株価形成は一般的に複合的なものであり、イベント完了までの展開も様々で リスクも存在するため、この戦略必ず成功するとは限りませんが、イベント・ ドリブンはヘッジファンドの代表的な投資手法の一つとなっています。 このような投資手法ができなくても、例えば株式分割や増資の発表、指数へ の採用等、株価に何らかの影響を与えそうなイベントの発生あるいは発表があ った際は、市場はどのように反応しどのように株価が推移したかを調べ、知識 を得ることができます。このことを「イベント・スタディー」といいます。 もう少し分かりやすい観点から、例えばオリンピックや自動車ショーのよう な世界的なイベント、新型ゲーム機の発表と発売、新しいスマホの発売、新し いサービスや制度の開始、政治的イベント等々、これらは予めスケジュールが 決まっており、事象の成り行きと株価形成のシナリオを想定し、検証すること も比較的容易です。 場合によりましては、イベント発生以前に期待先行で既に割高な水準だとい うこともあるでしょうし、イベント発生時には必ず話題になるであろう銘柄で も現在は割安な水準に放置されているというようなケースもあるかと思います。 そういったことを具体的に考えることが投資力アップにつながります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 札幌証券取引所(札証)は全銘柄の売買を終日停止し、現段階で再開は未定と なってます。現在は札証でのみ取引できるRIZAPグループの売買も停止中 です。ところで、現在はスマホで情報を取得したり、伝えたりする人が多く、 昼頃のテレビニュースはスマホ用のバッテリーを買い求める人の長蛇の列を映 していました。ライフランとしての電源の復旧はもちろんですが、災害時には スマホの電源の確保も重要となっています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 12年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ◎まぐまぐ大賞 2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 株式資産運用部門 第4位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━