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こんばんは。aquaです。

 松下幸之助の商売哲学に「商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその
当然の報酬なり」、または「売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永
久の客を作る」というのがありますが、松下幸之助の経営哲学には「奉仕」と
いう概念が色濃く投影されています。

 欧米では奉仕の一形態に「ノブレス・オブリージュ」という考え方がありま
す。

 これは「富や名声を持つ者の社会的義務、自発的で無私の行い」という意味
の言葉で、ゲイツ夫妻が創設した世界最大の慈善基金団体に数兆円の私財を寄
付したウォーレン・バフェット氏のような例もあります。

 お金を出すことだけが「ノブレス・オブリージュ」ではなく、もちろん富や
名声がなくても、自分の経験や知識を他人に分け与えてもよく、地域のボラン
ティアに参加するのでも構いません。

 「与える」ことと「与えられる」ことは表裏一体。1日から始まった赤い羽
根共同募金などもその精神に則っています。

 ちなみに、赤い羽根共同募金は社会福祉法第113条によって定義された特
別な社会福祉事業で、民間団体の運営ではありますが実質的には民と官の共同
事業となっています。

 寄付をするともらえる1本あたり1.6円のあの赤い羽根は、三銃士やロビ
ンフッドのように、昔のイギリスでは勇気と正義のシンボルとして真の騎士道
精神を持った者だけが兜や帽子につけることを許されたそうです。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.変化できる者






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  23975.62(-135.34)▼0.56%
◎TOPIX  1801.19(-  1.54)▼0.09%

◎売買高概算   15億9002万株
◎売買代金概算   3兆1077億円
◎時価総額   669兆7239億円

◎値上り銘柄数 1236   ◎(年初来)新高値 42
◎値下り銘柄数  800   ◎(年初来)新安値 48
◎変わらず     74

◎騰落レシオ(25日) 111.68%(前日比1.75%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 9勝3敗 〇〇〇〇〇〇●〇〇〇●● 75.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +2.98% 75日線比 +5.72%


◎為替  (対 ド ル)114.34(前日比0.47円安)
     (対ユーロ)131.25(前日比0.60円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 198.8円(+  2.5円)15578万株
 2.三菱UFJ<8306> 723.9円(+ 22.0円)10677万株
 3.スルガ銀 <8358>   617円(-   33円) 7075万株
 4.日経Wイン<1357>  1035円(+   12円) 2728万株
 5.野村   <8604> 554.0円(+  7.9円) 2232万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 23180円(-  290円) 1752億円
 2.任天堂  <7974> 40790円(-  540円) 1078億円
 3.ソフトBK<9984> 11200円(+  145円)  933億円
 4.三菱UFJ<8306> 723.9円(+ 22.0円)  773億円
 5.ファストリ<9983> 58310円(-  540円)  623億円



◆相場概況

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が135円(0.56%)安の2万
3975円で取引終了です。昨晩のNYダウが54ドル高となり、円相場も1
ドル=114.50円前後の円安に進行したことを好感して朝方は買いが先行、
寄付き直後には上げ幅が136円となる場面がありました。

 ただ、買い一巡後は香港や台湾、インドなどアジア主要市場が大きく下落し
ていることを横目に徐々に売りが優勢となり、また日本の長期金利が一時0.
155%と2年8ヶ月ぶりの高水準となったことも売りを誘い、マイナスに転
じています。原油価格が上昇していることで石油・非鉄・商社など市況関連株
の一角が強い動きとなっています。売買代金は3兆1077億円、上海市場は
国慶節で5日まで休場です。

 業種別では、銀行、石油、商社、非鉄、海運などが高く、一方で医薬品、化
学、不動産、小売、食品などが下げています。

 個別銘柄では、ソフトバンクが145円高の1万1200円と値を上げてい
ます。トヨタと共同で移動サービス分野の新会社を設立すると発表。18年度
中に事業を始め、企業向けの配車サービスのほかデータ解析サービスなどを展
開するとしており、材料視した買いが入っています。トヨタ自も41円高の7
005円と値を上げています。

 NY市場で原油価格が1.18ドル高で1バレル=76.41まで上昇して
いることから昭和シェルが48円高の2582円を上値追いの展開継続、出光
興産も170円高の6380円といずれも昨年来高値を更新しています。

 その他、後発医薬品の東和薬品が150円高の8730円と昨年来高値更新、
後発薬が売上の9割を占める日本ケミファが265円高の4840円と値を飛
ばし、香料で国内1位の高砂香料が205円高の4330円。

 業績上方修正発表でベネッセHD傘下の東京個別指導が96円高の1636
円、製パンや製菓用材料などの食品商社の正栄食品が220円高の4370円、
金属チタン世界首位で航空機向けが多い大阪チタニウムが95円高の2017
円と値を飛ばしています。

 国策5G関連ど真ん中銘柄のアンリツは28円高の1896円と上値指向の
展開継続中、冷凍機油原料や化粧品原料のKHネオケムも70円高の4320
円と強い動きが続いています。

 本日の新高値銘柄は、松井松島、セブン&アイ、ブレインパッド、王子紙、
東和薬、富士フイルム、高砂香、昭和シェル、出光興、アンリツ、古野電、カ
シオ、三菱重工、三井物・・・等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   B(4902)コニカミノルタ    850→ 1,250円

[野村証券]
 据置き   A(3382)セブン&アイ    5,500→ 6,600円
 据置き   A(7453)良品計画     46,000→47,000円
 引下げ A→B(4565)そーせい      2,750→ 1,500円
 引下げ B→C(2801)キッコーマン    4,500→ 5,300円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   B(9843)ニトリ      16,400→16,900円

[みずほ証券]
 据置き   A(9983)ファーストリテ  57,000→65,000円
 据置き   B(4613)関西ペイント    2,400→ 2,100円
 据置き   B(4689)ヤフー        500→   420円

[大和証券]
 新 規   1(7806)MTG           8,800円
 引下げ 2→3(5803)フジクラ       900→   600円

[ゴルドマンS証券]
 引上げ 3→2(6908)イリソ電子     6,500→ 7,200円
 引下げ 2→3(6810)マクセル      3,000→ 2,000円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎車名別新車販売
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 8月の車名別新車販売(軽含む)の上位は下記のようになっています。

  1位)ホンダ  N-BOX(軽)  2万2540台(16.5%減)
  2位)日産   デイズ  (軽)  1万2540台( 0.5%減)
  3位)スズキ  スペーシア(軽)  1万3801台(44.4%増)
  4位)日産   ノート       1万3589台(12.2%減)
  5位)ダイハツ タント  (軽)  1万1858台( 1.9%増)

  尚、ホンダ「N-BOX」の首位は13カ月連続。上期(4~9月)累計
  でもN-BOXが2年連続の首位となっています。




◎対内証券投資・株式(財務省集計)※カッコ内は前週の動向
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 9月23日~29日

  海外投資家 +8357億円(-5175億円)10週ぶり買い越し



◎投資部門別の売買状況(東証集計)※カッコ内は前週の動向
 ――――――――――
 9月第4週(9月25日~28日、日経平均250円上昇・週間)

  個人投資家 -3363億円(-6698億円) 3週連続売り越し

  海外投資家 +3770億円(+2770億円) 2週連続買い越し

  事業法人  - 433億円(- 555億円) 2週連続売り越し

  信託銀行  - 582億円(- 644億円) 2週連続売り越し


 ※個人の取引別動向は、現金が差し引き2936億円の売り越し、信用取引
  も差し引き427億円の売り越しとなっています。

 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。

 ※海外投資家の売買状況の推移は下記にてご確認いただけます。
  (週間)→ http://www.aqua-inter.com/hint/w_data.html#weekly




◎新規上場         公開価格   初値     終値
 ――――
 ブリッジ(7039)  2310円 4920円 5620円買い気配




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【4】変化できる者                        **
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 花札やトランプを作っていた任天堂が、世界的な家庭用ゲーム機メーカーに
変貌したように、創業時と違う形で成長し生き残ってきた企業は少なくありま
せん。

 例えば、化学肥料が発祥の信越化学は、現在でこそ塩化ビニール樹脂や半導
体ウエハで世界最大のメーカーとなっていますが、1973年の第一次オイル
ショック時に社内の慎重論を押し切って米国の塩ビメーカーを完全子会社した
ことが同社発展の礎になっています。

 東レの飛躍のきっかけは同社がまだ東洋レーヨンだった1951年、米デュ
ポンからナイロンの製造技術を導入したことに始まります。

 デュポンが開発したナイロン66と、東レが独自開発したナイロン6はよく
似た商品であっても物性としては違うものでしたが、将来の特許係争を危惧し
た東レはデュポンの特許に使用対価を支払う決断をしました。

 その際、デュポンに支払った金額は、当時の東レの資本金の約1.5倍にも
なる巨費でした。社運を賭けた無謀ともいえる決断に内外から批判もあったそ
うですが、とにもかくにも東レのナイロンは戦後日本の経済復興を牽引するほ
どの大発展を遂げ、それまで2流メーカーに甘んじていた同社を一躍業界トッ
プに押し上げました。

 三越や松下(現パナソニック)の専属配送業者だったヤマト運輸は、197
0年代、日本経済が戦後初のマイナス成長に落ち込み、大口貨物輸送の採算悪
化やオイルショックの追い打ちで経営危機に直面しますが、それまで前例のな
かった個々の家庭を顧客とする小荷物配送(宅配事業)を開始し危機を脱しま
す。

 イビデンは揖斐川(いびがわ)水系の電力会社として創業したのが始まりで、
その後、カーバイト、カーボン、プリント配線基板、セラミックファイバー、
半導体パッケージなど、時代の変化に合わせて事業を切り開いてきたという歴
史があります。

 こうした事例は、進化論を唱えたイギリスの自然科学者チャールズ・ダーウ
ィンの以下の言葉を思い出させます。


 「 最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。

   唯一生き残るのは、変化できる者である。」




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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9月第3週(9月18日~21日)の海外投資家の現物と先物(225先物、
225ミニ、TOPIX先物、ミニTOPIX)合わせた買い越し額は1兆4
703億円と約4年ぶりの巨額買い越しとなりましたが、9月第4週(9月2
5日~28日)は先物が売り越しに転じ、現物・先物計の買越額は1995億
円に縮小しています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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