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こんにちは。aquaです。

 きょうから旧暦の10月となりますが、旧暦10月を「小春」と言ったこと
から、この時期の暖かく穏やかな晴天を「小春日和」と言います。

 一度冷え込んだ後の陽気にこそ相応しい言葉で、アメリカでは「インディア
ン・サマー」と言います。

 ところで、木々が色づき始めるのは最低気温が8度を下回るようになってか
らで、北の方から、高い山々からしだいに色づいてきます。

 紅葉(もみじ)とは、もともと「色を揉み出づる」の意で、秋になって草葉
の色が変ることを指し、万葉集では「黄葉」の字をあてています。

 たくさんの紅葉がある中で、楓(カエデ)の紅葉が愛されたことから、紅葉
(もみじ)と言えばカエデを指すようになったそうです。童謡「紅葉」で「水
の上にも織る錦」と歌われたのもカエデです。

 ちなみに、紅葉を象徴するカエデは花札の10月(旧暦)の札にも描かれて
います。カエデとともにそっぽ向いた鹿が描かれたこの札(鹿十、しかとお)
が、無視したりすることを意味する「しかと」の語源だそうです。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.儲ける忍耐







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  22486.92(+401.12)△1.82%
◎TOPIX  1681.25(+ 28.82)△1.74%

◎売買高概算   15億3779万株
◎売買代金概算   2兆7261億円
◎時価総額   624兆1675億円

◎値上り銘柄数 1733   ◎(年初来)新高値 29
◎値下り銘柄数  324   ◎(年初来)新安値 17
◎変わらず     54

◎騰落レシオ(25日) 83.75%(前日比8.76%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇●●●〇〇●〇●〇●〇 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.55% 75日線比 -0.88%


◎為替  (対 ド ル)113.61(前日比0.55円安)
     (対ユーロ)129.92(前日比0.43円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 196.5円(+  3.0円)13789万株
 2.スルガ銀 <8358>   590円(+   80円) 6956万株
 3.三菱UFJ<8306> 684.8円(+ 11.3円) 6472万株
 4.日経Wイン<1357>  1146円(-   43円) 2379万株
 5.SUMCO<3436>  1697円(+   66円) 2132万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 20160円(+  660円) 1919億円
 2.任天堂  <7974> 37430円(+ 1440円)  700億円
 3.ソフトBK<9984>  8805円(+  248円)  662億円
 4.東芝   <6502>  3775円(+  425円)  611億円
 5.ファストリ<9983> 61070円(+  620円)  527億円



◆相場概況

 = 相場底打ちで本日は

       騰落レシオが83%まで上昇してきました =

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、401円(1.82%)高
の2万2486円で取引終了です。

 米中間選挙が終わって予想通りの結果となったことへの安心感から昨晩のN
Yダウは545ドルの大幅高。円相場も1ドル=113.60円前後の円安に
振れたことも好感して朝方から幅広い銘柄に買いが先行。10:26には上げ
幅が497円となる場面がありました。その後は上海市場が下落していること
を横目に幾分上げ幅を縮めたものの、高い水準を維持して取引終了となってい
ます。売買代金は2兆7261億円、上海総合指数は5ポイント安の2635
です。

 業種別では、石油、電力ガス、水産、医薬品、食品などの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、エアコン世界トップクラスのダイキンがが850円高の1万
3315円と大幅高。米中貿易摩擦への懸念から中国景気と関連性の強い同社
株は10月以降下落していましたが、米中間選挙が終わったことから見直し買
いが入っています。大気汚染問題を抱える中国では環境負荷の低い同社製品の
優位性が高いです。

 国際帝石が79.5円高の1339円と大幅高。19年3月期の連結純利益
が前期比49%増の600億円になる見通しと発表。従来計画から120億円
の上方修正となり、好感した買いが入っています。

 ジオマテックが32円高の859円と値ををばしています。マツダと共同で
新型の流量センサーを開発したと発表。マツダの生産工程などで使われる予定
であり、収益拡大を期待した買いが入っています。 

 シリコンウエハのSUMCOが66円高の1697円と値を飛ばしています。
18年12月期の連結純利益が前期比2.1倍の571億円になる見通しと発
表。増配計画も発表し、好感した買いが入っています。スマートフォン向けな
ど半導体生産の高水準が続き、収益拡大を見通しています。

 極小ベアリングで世界シェア6割のミネベアが61円高の1770円と値を
上げています。キーセットなど自動車電装品製造のユーシンをTOBで完全子
会社化すると発表。相乗効果による収益拡大を期待した買いが入っています。
ユーシンもTOB価格985円にサヤ寄せする形で111円高の978円と大
幅高です。

 その他、一押しのソニーが154円高の6259円、JR東海が75円高の
2万1510円、ウェディングのテイクアンドギヴ・ニーズは業績上方修正で
400円高の2096円とストップ高、小売り・流通向けソフト開発でイオン
取引が柱のヴィンクスも好業績発表で300円高の1673円とストップ高。

 発行済み株式総数の約40%に相当する2億6000万株、取得総額700
0億円を上限とする自社株買いを発表した東証2部市場の東芝は425円高の
3775円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、日清オイリオ、神戸物産、すかいらーく、大日住薬、
東和薬品、芝浦メカ、ドンキホーテ、エスケイ、Gウイン、ユニーファミマ、
ファーストリテイ・・・等々です。


 東証が発表した10月第5週(10月29日~11月2日)の投資家別売買
動向を見ますと、外国人は4週ぶりに買い越しに転じて買越額は262億円(
前の週は31744億円の売り越し)。個人は5週ぶりに売り越しで売越額は
1662億円、年金基金の売買動向を反映する信託銀行は3週連続の買い越し
で買越額は1425億円です。



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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 引上げ B→A(6268)ナブテスコ     4,000→ 3,400円

[野村証券]
 据置き   A(3232)三重交通       550→   600円
 据置き   A(4536)参天製薬      2,700→ 2,800円
 据置き   A(4901)富士フイルム    5,455→ 5,412円
 据置き   A(5201)AGC       6,400→ 5,700円
 据置き   A(9201)JAL       4,800→ 4,700円
 据置き   A(9513)Jパワー      3,450→ 3,810円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(8218)コメリ       3,400→ 3,600円
 据置き   B(4091)大陽日酸      1,720→ 1,670円
 据置き   B(4188)三菱ケミカル     970→   900円

[大和証券]
 据置き   1(3774)IIJ       3,090→ 3,140円
 据置き   1(8056)ユニシス      4,140→ 4,170円
 据置き   1(9409)テレビ朝日     2,550→ 2,600円
 引下げ 3→4(8028)ユニーファミマ   7,000→ 9,500円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎国際収支
 ――――
 9月の国際収支(速報)によりますと、海外との総合的な取引状況を示す経
 常収支は1兆8216億円の黒字でした。黒字は51カ月連続ですが、黒字
 額は前年同月に比べ19%減少。輸出額の減少と輸入額の増加で貿易黒字が
 62%減少したことが響きました。

 訪日外国人が国内で使った金額から、日本人が海外で支払った金額を差し引
 いた9月の旅行収支は1145億円の黒字。前年同月比では約4.2%減少
 し、18カ月ぶりのマイナスです。尚、上期(4~9月)の旅行収支は前年
 同期比23%増となっています。



◎機械受注
 ――――
 設備投資の先行指標として注目される「船舶・電力を除く民需」の9月の受
 注額は前月比18.3%減と。過去最大の落ち込みとなりました。

 一方、7~9月でみれば前期比0.9%増と5四半期連続の増加で、水準と
 してはリーマン危機直前の2008年4~6月期以来、約10年ぶりの水準
 を回復しました。

 こうした状況を踏まえ、内閣府では機械受注の基調判断について前月の「持
 ち直しの動きがみられる」の表現を維持しつつも、「9月の実績は大きく減
 少した」の文言を付け加えています。



◎景気ウオッチャー調査
 ――――――――――
 景気ウォッチャー調査は、生活実感としての景況感を示すことから「街角景
 気」ともいわれます。本日発表された10月の景気ウォッチャー調査により
 ますと、現状判断DIは前月比0.9ポイント上昇の49.5で、飲食関連
 や住宅関連などの上昇により2カ月ぶりに改善しました。

 内閣府では今回の結果を踏まえ、「緩やかな回復基調が続いている」として
 基調判断を維持しており、先行きについては「コストの上昇、通商問題の動
 向等に対する懸念もある一方、年末商戦等への期待がみられる」としていま
 す。



◎中国貿易統計
 ――――――
 中国税関総署が発表した10月の貿易統計によりますと、ドルベースの輸出
 額は前年同月比15.6%増と、市場予想(11.0%増)を上回り、9月
 (14.5%増)から伸びが拡大しました。

 ドルベースの輸入額は前年比で21.4%増で、同じく市場予想(14.0
 %増)を上回り、9月(14.3%増)から大幅な伸びとなりました。

 対米貿易でみた場合、10月の対米輸出は前年比13%増と前月の14%増
 から伸びが鈍化。対米輸入は2%減で2カ月連続で減少しています。

 輸出から輸入を引いた対米貿易収支は317億ドルの黒字で、過去最高だっ
 た9月(341億ドル)から縮小しました。



◎対内証券投資・株式(財務省集計)※カッコ内は前週の動向
 ―――――――――
 10月28日~11月3日

  海外投資家 +1076億円(-3569億円) 2週ぶり買い越し



◎投資部門別の売買状況(東証集計)※カッコ内は前週の動向
 ――――――――――
 10月第5週(10月29日~11月2日、日経平均1059円上昇・週間)

  個人投資家 -1662億円(+3251億円) 5週ぶり売り越し

  海外投資家 + 262億円(-3174億円) 4週ぶり買い越し

  事業法人  + 446億円(+ 460億円) 4週連続買い越し

  信託銀行  +1425億円(+ 412億円) 3週連続買い越し


 ※個人の取引別動向は、現金が差し引き1058億円の売り越し、信用取引
  も差し引き604億円の売り越しとなっています。

 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。

 ※海外投資家の売買状況の推移は下記にてご確認いただけます。
  (週間)→ http://www.aqua-inter.com/hint/w_data.html#weekly




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【4】儲ける忍耐                    **
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 持ち株の評価損が膨らみましても多くの人は我慢して持ち続けます。結局、
我慢しきれずに大損で手放すようなことになりがちで、反対に利が乗ってくる
とすぐに手放したりします。

 「損は少なく、儲けは多く」というのが投資の基本ですが、その逆をやるの
が下手な投資家の特徴です。


 小豆相場で活躍したある相場師は次のように言っています。


 「不思議なんですけど、人は損には耐えられるんですわ。相場が下がると、

  もう少し下がれば上がる、もう少し、とよう握って離さん。ところが十円

  上がるとすぐ利喰っちゃう。利の方が我慢できん。玄人と素人の差なんて

  大してない。十回相場張って一、二回あたればよろし。それはどちらも同

  じような確率なんです。


  違うとすれば、その一度の当りで利が乗った時にどこまで耐えられるかと

  いうことですな。百円で利喰うか、千円までまてるか。それが人間の器量

  なんですわ。どこで見切るか、だけです。」



 相場格言に「損する忍耐より儲ける忍耐」とありますが、損は我慢せず小損
のうちに手仕舞い、利益は早く利食いたいのを我慢して小利が大利になるのを
待つ忍耐が大切だということです。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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財務省集計の海外投資家による10月の日本株投資は1兆5659億円の買い
越し。1月からの累計ではまだ売り越しですが、単月では3カ月ぶりの買い越
しとなりました。東証集計の10月の部門別売買状況では、海外投資家は25
65億円の売り越しと、3カ月連続の売り越しとなっています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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