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             ◎ ハロー株式 ◎       2018/11/19 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 2020年のオリンピックは2度目の東京開催ですが、2025年の国際博
覧会(万博)では開催地として大阪市が立候補しており、決まれば2度目の大
阪開催となります。

 2025年万博の開催地に立候補しているのは、大阪の他にロシアのエカテ
リンブルクとアゼルバイジャンのバクーの計3都市で、23日にパリで開かれ
る博覧会国際事務局(BIE)総会で加盟各国の投票によって開催地が決まり
ます。

 官民挙げて大阪誘致に取り組んできた日本は、途上国約100カ国に対しパ
ビリオンの出展や関係者の宿泊などで約240億円の支出を表明するなど、票
の取り込みに動いてきましたが、決まれば初めての開催となるロシアやアゼル
バイジャンも票獲得に向け猛アピールしています。

 尚、BIE加盟170カ国のうち、分担金を納めている約130カ国が投票
権を持つとされ、3分の2以上の票を集めた都市が開催地となります。

 1回目の投票でいずれの都市も3分の2以上の獲得票がなければ、最下位が
落選し2都市で決戦投票を行い、そこで過半数を獲得した方が開催地となりま
す。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.三猿金泉秘録






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  21821.16(+140.82)△0.65%
◎TOPIX  1637.61(+  8.31)△0.51%

◎売買高概算   12億8646万株
◎売買代金概算   2兆1367億円
◎時価総額   608兆3992億円

◎値上り銘柄数 1289   ◎(年初来)新高値  12
◎値下り銘柄数  756   ◎(年初来)新安値 168
◎変わらず     67

◎騰落レシオ(25日) 93.64%(前日比7.61%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇●〇●〇●〇●〇●●〇 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.87% 75日線比 -3.54%


◎為替  (対 ド ル)112.75(前週末比0.54円高)
     (対ユーロ)128.54(前週末比0.04円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 190.3円(-  2.3円)12393万株
 2.三菱UFJ<8306> 639.4円(- 12.4円) 9773万株
 3.RIZAP<2928>   260円(-    5円) 2624万株
 4.JDI  <6740>    78円(-    7円) 2358万株
 5.ヤフー  <4689>   309円(+    4円) 1908万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 18990円(+  230円)  827億円
 2.任天堂  <7974> 33100円(+ 1240円)  790億円
 3.ソフトBK<9984>  9250円(+  448円)  766億円
 4.三菱UFJ<8306> 639.4円(- 12.4円)  622億円
 5.三井住友 <8316>  4183円(-   90円)  468億円



◆相場概況

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日ぶりに上昇、140円(0.6
5%)高の2万1821円で取引終了です。

 先週末のNYダウが123ドル高となり、また「45日ルール」の関係によ
るヘッジファンドの売りも一巡したとの見方から朝方から買いが先行。ソフト
バンクが448円高の9250円となって日経平均を49円、東京エレクが5
20円高の1万4920円となって同じく19円押し上げるなど半導体関連が
指数を牽引する形となっています。学会の開催による材料期待で医薬品株も高
いです。売買代金は2兆1367億円、上海総合指数は24ポイント(0.9
%)高の2703です。

 業種別では、情報通信、精密、電機、医薬品、機械、繊維などの上げが目立
ち、一方で銀行、紙パ、鉄鋼、海運、建設、不動産などが下げています。

 個別銘柄では、再生細胞薬開発バイオベンチャーのサンバイオが690円高
の7870円と大幅高。開発中の新薬の臨床試験(治験)で良好な結果が出た
と1日に発表してから連日のように上昇。11月1日の終値3685円から本
日まで2倍超となっています。

 他にも、秋は医療関連の学会が多く開催されるため、新たな材料が出ること
への期待と思惑から創薬ベンチャーのそーせいGが59円高の1098円、シ
ンバイオ製薬も10円高の214円、再生医療関連のタカラバイオは66円高
の2555円、がん免疫薬「オプジーボ」の小野薬品も63円高の2737.
5円と値を上げています。

 任天堂が1240円高の3万3100円と値を飛ばしています。直近、大き
く下落していた後だけに下げ過ぎとみた向きから自律反発期待の押し目買いが
入っています。ニンテンドースイッチ向けのゲームソフトが16日に発売され、
今後もポケットモンスターシリーズなど人気ゲームの発売が続く模様であり、
年末商戦への期待も高まっています。

 セントラル警備保障が290円高の5640円と大幅高で上場来高値更新。
来年の新天皇即位、G20大阪サミット、ラグビーワールドカップ、2020
年東京五輪など大型イベントが続き、警備需要拡大への期待から買いが継続し
ています。

 その他、立ち食い店「いきなりステーキ」のペッパーフードサービスが22
0円高の3760円と大幅高、歌手等のファンサイト運営のエムアップ312
円高の2661円、電子制御横編み機世界首位の島精機が315円高の340
0円。

 モッピーなどスマホ向けポイントサイトを運営するセレスが190円高の2
196円、半導体マスク欠陥検査装置のレーザーテックが260円高の332
0円と大幅高、一押しの保管搬送システムのダイフクが190円高の5530
円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、神戸物産、ブレインパッド、チェンジ、バンダイナム
コ、ユニーファミマ、Gウイン、東邦瓦斯、セントラル警備・・・等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   C(4581)大正製薬     10,500→ 9,500円
 据置き   C(6366)千代田化工建設    800→   300円

[野村証券]
 据置き   A(2269)明治HD     10,000→ 9,700円
 据置き   A(3355)クリヤマ      2,700→ 2,600円
 据置き   A(7296)FCC       3,900→ 3,750円
 据置き   A(9065)山九        6,700→ 6,800円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(1662)石油資源開発    2,940→ 2,950円
 据置き   A(4385)メルカリ      4,600→ 4,000円
 据置き   A(6861)キーエンス    82,000→80,000円
 据置き   A(6958)日本CMK     1,050→ 1,100円
 据置き   A(7274)ショーワ      2,200→ 2,100円

 据置き   A(4681)リゾートトラスト  2,600→ 2,850円
 据置き   A(7821)前田工繊      2,710→ 2,940円
 据置き   C(5440)共英製鋼      1,630→ 1,800円

[みずほ証券]
 据置き   A(3088)マツモトキヨシ   5,400→ 5,500円
 据置き   A(3101)東洋紡       2,500→ 2,100円
 引上げ B→A(3360)シップヘルスケア  4,000→ 5,000円
 据置き   A(4202)ダイセル      1,700→ 1,600円
 据置き   A(5423)東京製鉄      1,100→ 1,150円
 据置き   A(5440)共英製鋼      2,480→ 2,550円
 据置き   A(9989)サンドラッグ    4,900→ 4,800円

[大和証券]
 据置き   1(3288)オープンハウス   8,100→ 4,700円
 据置き   2(8279)ヤオコー      6,600→ 6,800円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎貿易統計
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 10月の貿易統計(速報)によりますと、輸出額から輸入額を差し引いた貿
 易収支は4493億円の赤字となりました。赤字は2カ月ぶり。

 輸出額は前年同月比8.2%増の7兆2434億円(10月としては過去2
 位の額)で、自動車や船舶エンジン、半導体電子部品などが好調で2カ月ぶ
 りの増加となりました。

 輸入額は前年同月比19.9%増の7兆6927億円(10月としては過去
 最大)。原油や液化天然ガスの価格上昇に伴い輸入額が大きく伸び、7カ月
 連続の増加となっています。

                  全体に占める割合 前年比伸び率

   【輸出総額】  7兆2434億円(100.0%)  8.2%増

     対米    1兆4299億円( 19.7%) 11.6%増

     対中    1兆4756億円( 20.4%)  9.0%増


   【輸入総額】  7兆6927億円(100.0%) 19.9%増

     対米      8566億円( 11.1%) 34.3%増

     対中    1兆8817億円( 24.5%) 16.1%増


   ※貿易総額  14兆9361億円(100.0%)

     対米    2兆2865億円( 15.3%)

     対中    3兆3573億円( 22.5%)





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【4】三猿金泉秘録                        **
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 目に強変を見て、心に強変の淵に沈むことなかれ。只心に売りを含むべし。

 耳に弱変を聞いて心に弱変の淵に沈むことなかれ。只心に買いを含むべし。

 強弱変を見聞とも人に語ることなかれ。言えば人の心を迷わす。

 是三猿(さんえん)の秘密なり。金泉録とは、此の書の號(な)なり。



 上記が記されているのは、本間宗久と同時代の伊勢の人、慈雲斉牛田権三朗
著の「三猿金泉秘録」です。


 「目に強変を・・」の部分は見猿(見ざる)であり、相場上昇の最終段階で
は、買えば儲かるような錯覚を起こし、強気一色になりがちですが、こういっ
た場面では市場のムードに流されず、冷静に売り時を考えるべきだとしていま
す。

 「耳に弱変を・・」とは聞猿(聞かざる)です。相場の急落に直面しますと
不安感の高まりから急いで売り払ってしまいたくなるものですが、そういう時
は雰囲気に同調せず、冷静に買い時を考えるべきだとしています。

 そして「強弱変を・・」は言猿(言わざる)です。人の意見に左右され、ま
たは影響を及ぼすという人の弱さを語ったものです。人の意見で方針を変えて
失敗すればつまらないでしょうし、人に自説を披露してそのとおりに行かなけ
れば評価を下げるだけで、場合によっては逆恨みを買うこともあります。


 他に、よく知られた下記のような教訓も、相場の聖典と言われた「三猿金泉
秘録」が出典となっています。


 「野も山も、皆いちめんに弱気なら、あほうになって買うべし」

 「いつとても買落城の弱峠、怖いところを買うが極意ぞ」

 「万人が万人ながら弱きなら、のぼるべき理を含む相場なり」

 「売買を、せけばせくほど損をする。とんと休んで、手を変えてみよ」

 「万人が、心に迷う米(米相場)ならば、つれなき道へおもむくがよし」

 「備えのたたぬ商いは、高下の変がでればやぶるる」





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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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「主力銘柄(主力株)」とは、時価総額の規模が大きく、売買代金や出来高が
平均的に上位に位置するような銘柄の総称で、「TOPIX Core30」
に採用されている銘柄などがそれに該当します。具体的には信越化学、武田薬、
ソニー、ソフトバンク、トヨタ自動車、キーエンス、ファナック、任天堂など
で、本日の取引ではいずれも上昇しています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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     〓重要〓    ~~ メルマガの未着について ~~


 メルマガが未着となるケースがあるようです。未着の際は下記を参考に
 ご対応していただければ改善するものと思われます。

    まぐまぐ https://help.mag2.com/000335.html
 
    メルマ! http://melma.com/contents/help/reder_3_4.html


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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 12年連続受賞 =


◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位

  → http://melma.com/contents/moy2017/


◎まぐまぐ大賞 2017
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  株式資産運用部門 第4位

  → http://www.mag2.com/events/mag2year/2017/


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