朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 ⇒ https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2019/01/31 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。aquaです。 明日から2月、和名で言えば「きさらぎ」です。「きさらぎ」は日本の季節 感から来た呼び名で、奈良時代に成立した歴史書「日本書紀」ではすでに二月 を「きさらぎ」と読ませています。「如月」は古代中国での2月の異称です。 「きさらぎ」の由来は諸説あります。草木の芽が張り出すことから「草木張 月」(くさきはりづき)、草木が更生する意の「生更ぎ」(きさらぎ)、陽気 が発達する季節であることから「気更来」(きさらき)など。 「きさらぎ」と呼ぶ旧暦2月は新暦で言えば3月で、春めく季節を表す上記 のような表現は、2月4日を春立つ日(立春)としたことと考え合わせまして も季節的なずれは感じません。 ただ、新暦2月はまだまだ寒さが厳しい時期です。今晩など都心でも雪が降 るかもしれません。 「きさらぎ」の由来としては、寒くて着物の上にさらに重ねて着るという意 の「衣更着」が、現代人の感覚としては一番しっくりきます。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.好調なLVMH 〓アクアからのお知らせ〓 市場調査のため、明日2月1日(金)の夕刊の配信をお休みさせていただき ます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 20773.49(+216.95)△1.06% ◎TOPIX 1567.49(+ 16.73)△1.08% ◎売買高概算 13億5957万株 ◎売買代金概算 2兆5574億円 ◎時価総額 590兆3621億円 ◎値上り銘柄数 1563 ◎(昨年来)新高値 4 ◎値下り銘柄数 493 ◎(昨年来)新安値 19 ◎変わらず 72 ◎騰落レシオ(25日) 99.26%(前日比5.08%上昇) ◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 ●●〇〇●●●〇●〇●〇 41.6% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 +2.26% 75日線比 -2.93% ◎為替 (対 ド ル)108.78(前日比0.53円高) (対ユーロ)125.10(前日比0.15円安) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 179.4円(+ 1.5円)10993万株 2.三菱UFJ<8306> 583.6円(+ 3.4円) 4533万株 3.東京電力 <9501> 669円(- 58円) 4273万株 4.ソフトBK<9434> 1343円(- 35円) 3665万株 5.日経Wイン<1357> 1281円(- 27円) 2694万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 17040円(+ 340円) 1205億円 2.ソフトBG<9984> 8526円(+ 388円) 907億円 3.任天堂 <7974> 33830円(+ 680円) 764億円 4.武田薬 <4502> 4389円(- 110円) 610億円 5.ソフトBK<9434> 1343円(- 35円) 496億円 ◆相場概況 本日の東京マーケットは、日経平均株価が216円(1.06%)高の2万 0773円で取引終了です。 米FOMCで追加利上げが見送りとなり、金融政策の現状維持を決定したこ とを好感して昨晩のNYダウは434ドルの大幅高。東京市場も朝方から買い が先行し、9:06には上げ幅が312円となる場面がありました。その後は やや上げ幅を縮小していますが、TDKやアンリツ、ソフトバンクなどが値を 飛ばすなど終日高い水準を維持して引けています。売買代金は2兆5574億 円、上海総合指数は9ポイント高の2584です。 業種別では、石油、非鉄、電機、海運、鉄鋼、繊維、不動産などの上げが特 に目立ち、一方で電力ガス、医薬品が下げています。 個別銘柄では、スポーツウェア大手でルコック等も展開するデサントがスト ップ高、400円高の2271円となっています。伊藤忠が1株2800円で TOB(株式公開買い付け)すると発表。最大721万株を取得して出資比率 を40%まで引き上げるとしており、TOB価格にサヤ寄せする形で買いが集 まっています。 5G関連の本命で通信計測機器を手掛ける一押しのアンリツが大幅高、29 9円高の1928円となっています。19年3月期の連結純利益を従来計画5 5億円から前期比3倍の85億円に大幅上方修正し、好感した買いが集まって います。次世代の高速通信規格5Gの初期開発投資が高水準で計測機器販売が 拡大しています。 コンデンサーや2次電池を手掛けるTDKが大幅高、640円高の8570 円となっています。19年3月期の連結営業利益を従来計画1200億円から 前期比23%増の1100億円に下方修正しましたが、修正幅が小さかったこ とから見直し買いが集まっています。車載向けコンデンサーの好調が続いてい る模様です。 橋梁最大手で保全にも注力、土木・海洋の重量構造物も展開する横河ブリッ ジが大幅高、298円高の1978円となっています。19年3月期第3四半 期(18年4~12月)の好業績と増配方針を発表し、好感した買いが膨らん でいます。 その他、新春銘柄から精密小型モーターの日本電産が520円高の1万30 30円、ソニーが186円高の5467円、いすゞ自が32.5円高の161 6円、ソフトバンクも388円高の8526円、また建設ICTのシーティー エスも29円高の771円と既に大きく上昇してきています。 本日の新高値銘柄は、デジタルアーツ、NEC、アンリツ、カブドットコム ・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 有望銘柄や投資のノウハウ等 お役立ち情報満載! https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [野村証券] 据置き A(1944)きんでん 2,150→ 2,030円 据置き A(4099)四国化成 1,750→ 1,780円 据置き A(6146)ディスコ 23,638→21,480円 据置き A(6857)アドバンテスト 3,079→ 3,144円 据置き A(7459)メディパル 2,700→ 2,900円 据置き A(7735)スクリーン 9,188→ 8,706円 据置き A(9277)総合メディカル 2,680→ 2,660円 [三菱UFJMS証券] 据置き B(6807)日本航空電子 1,700→ 1,500円 据置き B(9983)ファーストリテ 51,000→48,000円 [ゴールドマンS証券] 据置き 2(6770)アルプスA 3,500→ 3,000円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎鉱工業生産 ――――― 18年12月の鉱工業生産指数(2010年=100)速報値は104.7 と前月に比べ0.1ポイントの低下。低下は2カ月連続ですが、市場予想( 104.5)は上回りました。 経産省は鉱工業生産の基調判断を「緩やかな持ち直し」で据え置きました。 ◎中国PMI ――――― 中国国家統計局が本日発表した1月の製造業購買担当者景気指数(PMI) は49.5で、前月から0.1ポイント上昇(改善)しました。 市場予想(49.3)に反して5カ月ぶりの改善となりましたが、景気拡大 縮小の分岐点となる50を2カ月連続で下回っています。 一方、1月の非製造業(サービス業)PMIは54.7と前月(53.8) から上昇しました。上昇は2カ月連続で、景況感の分岐点となる50を大き く上回っています。 ◎建設機械出荷額 ――――――― 18年12月の建機出荷額は前年同月に比べ8.2%増と3カ月連続で前年 実績を上回りました。 輸出は前年比5.9%増で3カ月連続のプラス。国内向けも前年比12.6 %増と3カ月連続で増加しました。 18年の建機出荷額は前年比8.1%増の2兆7590億円と2年連続の増 加で、これまでの過去最高だったリーマンショック直前の08年の水準を超 えて過去最高を更新しました。 ◎住宅着工戸数 ―――――― 12月の新設住宅着工戸数は前年同月比2.1%増と2カ月ぶりに増加しま したが、市場予想(2.2%増)には届きませんでした。 18年の新設住宅着工戸数は前年比2.3%減と2年連続で減少しました。 ◎対内証券投資・株式(財務省集計)※カッコ内は前週の動向 ――――――――― 1月20日~26日 海外投資家 +1666億円(- 674億円) 4週ぶり買い越し ◎投資部門別の売買状況(東証集計)※カッコ内は前週の動向 ―――――――――― 1月第4週(1月21日~25日、日経平均107円上昇・週間) 個人投資家 - 757億円(- 996億円) 3週連続売り越し 海外投資家 +1201億円(- 542億円)11週ぶり買い越し 事業法人 - 34億円(+ 264億円) 4週ぶり売り越し 信託銀行 - 152億円(+ 259億円)10週ぶり売り越し ※個人の取引別動向は、現金が差し引き829億円の売り越し、信用取引は 差し引き71億円の売り越しでした。 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」 は年金資金等の売買動向を反映しています。 ※海外投資家の売買状況の推移は下記にてご確認いただけます。 (週間)→ http://www.aqua-inter.com/hint/w_data.html#weekly ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】好調なLVMH ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ フランスの高級ブランドグループ、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンの 業績が好調です。 18年の売上高は468億ユーロ(約5兆8500億円)で、前年の426 億ユーロから約1割の増収で同社として過去最高を記録しました。 同社はすべての地域で成長が続いたとし、中国での需要が好調だったことに も言及、中国での高級品の需要鈍化懸念を後退させました。 ちなみに、LVMHの傘下には下記のようなブランドがあります。 【ファッション・革製品】 ルイ・ヴィトン、ロエベ、モワナ、ベルルッティ、セリーヌ、フェンディ、 エミリオ・プッチ、ロロ・ピアーナ、ジバンシィ、イードゥン、ケンゾー、 リモワ、クリスチャン・ディオール・クチュール 等 【時計・宝石】 タグ・ホイヤー、ゼニス、ブルガリ、ショーメ、フレッド、ウブロ 等 【コスメ・香水】 パルファン・クリスチャン・ディオール、パフュームス・ロエベ、ゲラン、 パルファム・ジバンシィ、フレッシュ、メゾン・フランシス・クルジャン、 アクア・ディ・パルマ、ベネフィット、メイクアップ・フォーエバー 等 【ワイン・蒸留酒】 モエ・エ・シャンドン、ドン・ペリニヨン、ルイナール、ヴーヴ・クリコ、 シャトー・ディケム、クロ・デ・ランブレイ、アードベッグ、クリュッグ、 ヘネシー、メルシエ、グレンモーレンジィ 等 世界最大の免税店「DFS」や世界最初の百貨店として知られる「ル・ボ ン・マルシェ」などもLVMHの運営です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― IBMやマイクロソフトなどのハイテク企業は事業の軸足を移してきました。 アップルも然りで、今やサービス部門が成長ドライバーとなっており、アマゾ ンの強みは電子商取引(EC)事業ばかりではありません。「最も強い者が生 き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは変化 できる者である」と言ったのは進化論で有名なダーウィンですが、古い日本企 業においても自らの変化によって新たな成長段階に入った例が少なくありませ ん。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 13年連続受賞 = ◎まぐまぐ大賞 2018  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 株式資産運用部門 第3位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2018/category/asset-stock.html ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 〓重要〓 ~~ メルマガの未着について ~~ メルマガが未着となるケースがあるようです。未着の際は下記を参考に ご対応していただければ改善するものと思われます。 まぐまぐ https://help.mag2.com/000335.html メルマ! http://melma.com/contents/help/reder_3_4.html ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━