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こんにちは。aquaです。

 予定よりも少し遅い本日午前11時40分頃、菅官房長官は緊張した面持ち
で平成に代わる新しい元号を『令和』に決定したと発表しました。

 典拠(出典)は現存する日本最古の歌集「万葉集」で、万葉集の「梅花(う
めのはな)の歌」三十二首の序文、「令月にして気淑く風和ぎ(き よく かぜ
やわらぎ)、梅は鏡前の粉を披き(きょうぜんのこをひらき)蘭は珮後(はい
ご)の香を薫す(かおらす)」から引用したことを明らかにしました。

 参考までに、明治以降の元号とその典拠、および意味は下記のようになって
います。

 明治:古代中国の書物「易経」にある「聖人南面にして天下を聴き、明に嚮
    いて(むかい)治む」から引用。「聖人が南に向かい天下の政務を行
    えば、明るい方向に治まる」との意。

 大正:同じく易経から、「大いに亨りて(とおりて)以て正しきは、天の道
    なり」を引用。「大いに順調に進み、正を得るは、天の道である」と
    の意。

 昭和:古代中国の歴史書「書経」の「百姓(ひゃくせい)昭明にして、万邦
    を協和す」から引用。「人々がよき徳を持ち、天下の国々を協調和合
    させた」との意。

 平成:易経の「地平らかに天成る」と、古代中国の歴史書「史記」の「内平
    らかに外成る」から、「天地、内外ともに平和が達成される」との意。


 平成までの247の元号の中で、易経からの典拠が35回と過去最も多く、
日本の書物(国書)からの典拠は今回が初めてです。また、「和」は過去19
回使われ、今回が20回目となり、頻度は「応」と並び4番目の多さ。一方で
「令」の字が元号に使われるのは初めてのことです。

 ちなみに、「嘉辰令月」(かしんれいげつ、めでたい月日の意)と言われま
すように、令の字には「めでたい」「立派な」「良い」などの意味があります。

 尚、安倍首相は談話で、令和について「人々が美しく心を寄せ合う中で文化
が生まれ育つ、という意味が込められている」と説明しました。

 また、新元号に込めた願いを「悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美し
い自然。こうした日本の国柄を、しっかりと次の時代へと引き継いでいく。厳
しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとり
の日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることがで
きる。そうした日本でありたいとの願いを込め、『令和』に決定した」と述べ
ています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.本日から「年初来」





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  21509.03(+303.22)△1.43%
◎TOPIX  1615.81(+ 24.17)△1.52%

◎売買高概算   14億1919万株
◎売買代金概算   2兆4846億円
◎時価総額   607兆3723億円

◎値上り銘柄数 1837   ◎(年初来)新高値 228
◎値下り銘柄数  259   ◎(年初来)新安値  18
◎変わらず     43

◎騰落レシオ(25日)101.63%(前日比8.08%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ●〇〇●〇〇●〇●●〇〇 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -1.03% 75日線比 +1.08%


◎為替  (対 ド ル)111.05(前週末比0.31円安)
     (対ユーロ)124.74(前週末比0.38円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 173.3円(+   2.0円)13438万株
 2.三菱UFJ<8306> 558.8円(+  8.8円) 5227万株
 3.JDI  <6740>    76円(+    7円) 4208万株
 4.日経Wイン<1357>  1150円(-   34円) 3940万株
 5.JXTG <5020> 532.5円(+ 26.0円) 2717万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 18450円(+  530円) 1706億円
 2.ソフトBG<9984> 10900円(+  155円)  791億円
 3.第一三共 <4568>  5521円(+  421円)  638億円
 4.任天堂  <7974> 31920円(+  360円)  529億円
 5.ファストリ<9983> 52490円(+  460円)  455億円



◆相場概況

 4月、新年度入りした本日の東京マーケットは日経平均株価が先週末の17
2円高に続いて連日で上昇、303円(1.43%)高の2万1509円で取
引終了です。

 週末のNYダウが211ドル高となったこと、中国の景気指数が改善したこ
とを好感して朝方から買いが先行。新元号へのご祝儀的な買いも入り11:2
9には上げ幅が477円となる場面がありました。その後は戻り売りで幾分上
げ幅を縮小したものの、上海や香港市場が大幅高していること、また円相場が
1ドル=111.10円前後と111円台の円安に振れたことを横目に先高期
待からの買いが入り、高い水準を維持して取引終了です。売買代金は2兆48
46億円、上海総合指数は79ポイント(2.5%)の大幅高で3170です。

 業種別では、石油、鉄鋼、非鉄、自動車、繊維、海運、紙パなどの上げが目
立ちます。

 個別銘柄では、森永乳が65円高の3820円と値を上げています。本日出
荷分から牛乳やヨーグルトを値上げすると発表し、物流費の増加分など価格転
嫁による採算改善を期待した買いが入っています。明治HDも130円高の9
120円と値を上げています。

 イベント・展示会・テレビCM等の企画や映像制作を行うレイが23円高の
339円と7%を超える大幅高。新元号が「令和」に決まり、社名に「レイ」
の読みが入っていることで連想的な思惑買いが入っています。

 先週末にストップ高となった第一三共が本日も大幅高、421円高の552
1円となっています。開発中のがん治療薬「DS-8291」について、英製
薬大手アストラゼネカと商業化契約を締結したと発表。第一三共は契約に基づ
いて最大で総額69億ドル(約7590億円)を受領することになり、将来の
収益拡大を期待した買いが継続しています。

 タカラバイオが39円高の2606円と値を上げています。ウイルスを使っ
てがん治療するバイオ医薬品の製造・販売の承認申請をしたと発表。厚生労働
省が承認すれば同社として初めての医薬品になり、好感した買いが入っていま
す。がんの一種の悪性黒色腫(メラノーマ)の治療薬です。

 安川電機が大幅高、175円高の3650円と4カ月ぶりの高値水準となっ
ています。日銀短観で大企業・全産業の19年度の設備投資計画が18年度比
1.2%増と市場予想の0.7%減を上回り、設備投資関連として業績拡大を
期待した買いが入っています。ファナックも455円高の1万9335円、オ
ークマも80円高の6070円と値を上げています。

 その他、一押しのJR東海が445円高の2万6155円、警備最大手のセ
コムが102円高の9584円、トヨタグループ本家の豊田織機が150円高
の5700円、西武鉄道とプリンスホテルが中核の西武HDも33円高の19
70円とご紹介銘柄が順調に値を上げてきています。

 本日の新高値銘柄は、大林組、鹿島、協和エクシオ、伊藤園、持田薬、第一
三共、オリエンタルランド、オービック、ウェザーニューズ、タカラバイオ、
日本ビューホテル、ツガミ、安川電、日本電産、富通ゼネ、JR東海、京成電、
京浜急、松竹・・・等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 引下げ B→C(6103)オークマ      5,500→ 5,300円

[モルガンSMUFJ証券]
 引上げ C→B(1812)鹿島        1,530→ 1,670円
 引下げ A→B(4980)デクセリアル    1,100→   750円
 引下げ A→B(8830)住友不動産     4,800→ 4,800円
 引下げ B→C(1801)大成建設      5,210→ 4,880円
 引下げ B→C(6988)日東電工      5,600→ 5,300円

[野村証券]
 据置き   B(4578)大塚HD      5,200→ 4,900円
 据置き   B(5440)共英製鋼      2,140→ 1,860円

[みずほ証券]
 据置き   A(1332)日本水産      1,020→ 1,130円
 据置き   A(4021)日産化学      6,500→ 6,200円
 据置き   B(4523)エーザイ     10,500→ 6,200円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎日銀短観 ※カッコ内は前回12月調査
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 大企業・ 製造業DI プラス12 (プラス19)7ポイント悪化
 大企業・非製造業DI プラス21 (プラス24)3ポイント悪化


 大企業・製造業の景況感の悪化は2四半期ぶりで、悪化幅は12年12月以
 来、6年2カ月ぶりの大きさ、水準としては17年3月以来、2年ぶりの低
 さとなりました。※市場予測平均はプラス14。

 先行きについては、大企業・製造業がプラス8とさらに悪化する見通しで、
 大企業・非製造業はプラス20と小幅な悪化に留まる見通しです。

 19年度の純利益見通しは大企業・製造業で前年度比0.5%減、19年度
 の事業計画の前提となる想定為替レートは大企業・製造業で1ドル=108
 円87銭となっています。

 なお、19年度の設備投資計画は大企業・全産業が前年度比1.2%増と、
 減少予想に反して増加する見通しで、底堅さを維持しています。




◎中国財新PMI
 ―――――――
 民間調査の3月の中国製造業PMIは50.8と、前月(40.9)および
 市場予想(50.0)を上回り、景況判断の分かれ目となる50を上回りま
 した。

 ちなみに、中国国家統計局が昨日発表した3月の中国製造業PMIは前月比
 1.3ポイント上昇の50.5でした。




◎新車販売台数
 ―――――――
 2018年度の国内新車販売台数は前年度比1.2%増の525万9587
 台で、3年連続で増加しました。

 ちなみに、内訳としては軽自動車の販売が3.4%増加した一方、登録車の
 販売台 数はわずかに減少しています。




◎新規上場          公開価格     初値      終値
 ――――
 Welby(4438)  5200円  18030円  16900円
 エードット(7063)  1110円   2453円   2953円





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【4】本日から「年初来」                     **
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 四本値(始値、高値、安値、終値)のうち、高値と安値は、その日(または
週、月、年)の株価がこれ以上先には行かなかったという限界を示しています。

 その限界点を突き破り、主にその年の高値・安値を更新した際の株価を「新
値」と言い、「新高値(新安値)更新」または「新値を取った」などと表現さ
れます。

 いつからの高値(安値)を更新したのかについては「昨年来」と「年初来」
を時期によって使い分けています。

 通常は年明けから3月31日までの期間は、前年1年間を含めた高値・安値
の更新を対象にし「昨年来高値(安値)」と表現します。

 4月1日以降はその年の大発会(年の一番最初の取引日)から当日までの期
間の高値あるいは安値の更新が対象となり、「年初来高値(安値)」と表現し
ます。ただし、4月以降でありましても、前年に目立った高値(安値)がある
場合はあえて「昨年来」と表記する場合もあります。

 ちなみにアメリカでは、現在から過去1年間の新値更新を「52週高値(安
値)更新」として重視しています。

 尚、日経新聞の株式欄で白抜きで表示される高値・安値も、4月の商いから
は年初来ベースとなります。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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小渕官房長官(当時)が新元号「平成」を発表したのは、昭和天皇が崩御なさ
れた当日で、世間の雰囲気は喪失感とともに自粛ムードが強かったのを覚えて
います。本日の新元号の発表においては歴史的な瞬間に立ち会えることへの高
揚感、桜の季節と相まって新しい時代を迎える時のような祝賀ムードを強く感
じました。本日、新元号が発表された際の世間の様子は、一瞬の驚きの後、好
意的な意見がじわじわと広がりました。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 13年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2018
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  株式資産運用部門 第3位

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     〓重要〓    ~~ メルマガの未着について ~~


 メルマガが未着となるケースがあるようです。未着の際は下記を参考に
 ご対応していただければ改善するものと思われます。

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