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             ◎ ハロー株式 ◎       2019/05/07 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 10連休に伴い東京証券取引所が閉まっている間、海外では注目イベントが
相次ぎました。時系列としては前後する部分もありますが、確認の意味も含め
て主なものをご紹介させていただきます。

 まず、1~3月期の米GDPは前期比年率3.2%増と、前四半期(18年
10~12月期)の2.2%増から伸びが加速、市場予想(2%程度)も大き
く上回りました。

 4月の米雇用統計では就業者数が予想以上に増加。失業率は3.6%と19
69年12月以来49年4カ月ぶりの低水準を記録しました。

 GDPや雇用統計が米経済の好調さを示した一方、より直近の米製造業の景
況感を示す4月の米ISM製造業景気指数は2年6カ月ぶりの低水準にまで悪
化。中国の4月の製造業PMIも2カ月ぶりに低下し、中国経済の腰の弱さを
示唆しました。

 こうした状況を踏まえ、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、金
融政策の運営は現時点では様子見が適切との認識を示し、早期の利上げ観測を
けん制しています。

 アップルの1~3月期決算は減収減益でしたが、水準としては市場予想を上
上回り、アナリストによる目標株価の引き上げが相次ぎました。
 
 また、日米首脳会談が行われ、トランプ米大統領は日米の貿易交渉に関して
5月に合意に達する可能性に言及していましたが、安倍首相が日本側の政治日
程を説明した結果、「夏の参院選後の秋ごろをメドに合意」と時期が後ずれし
たと報じられています。

 そして、東京証券取引所の取引再開の前に飛び込んきたのが、米国は今週末
の10日に対中関税を現行の10%から25%に引き上げるとのニュースです。

 協議が進展しないことに対するトランプ米大統領の交渉術の一つとの見方か
ら、NY株は一時の安値から切り返しましたが、6日の取引終了後、米通商代
表部(USTR)のライトハイザー代表が関税引き上げに言及したことで再び
貿易摩擦激化への警戒感が強まっています。

 ちなみに、著名投資家のウォーレン・バフェット氏は、米中貿易交渉絡みの
ニュースで株を売ることについて「ばかげている」と発言し、自身の投資戦略
に揺るぎがないことを強調しています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.マクロとミクロ






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  21923.72(-335.01)▼1.51%
◎TOPIX  1599.84(- 18.09)▼1.12%

◎売買高概算   15億6494万株
◎売買代金概算   3兆2176億円
◎時価総額   602兆2209億円

◎値上り銘柄数  623   ◎(年初来)新高値 119
◎値下り銘柄数 1457   ◎(年初来)新安値 121
◎変わらず     60

◎騰落レシオ(25日) 94.04(連休前比3.85%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 〇〇〇〇●〇〇〇●〇●● 66.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.33% 75日線比 +2.81%


◎為替  (対 ド ル)110.73(連休前比0.94円高)
     (対ユーロ)124.13(連休前比0.27円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 172.5円(-   1.0円) 9748万株
 2.三菱UFJ<8306> 541.8円(-  8.1円) 7201万株
 3.ヤフー  <4689>   302円(+    6円) 3486万株
 4.日経Wイン<1357>  1104円(+   34円) 2986万株
 5.日産自  <7201> 878.0円(- 15.3円) 2257万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 19150円(-  590円) 1539億円
 2.ソフトBG<9984> 11465円(-   90円) 1399億円
 3.ソニー  <6758>  5408円(+  196円) 1112億円
 4.任天堂  <7974> 37220円(-  780円) 1016億円
 5.村田製  <6981>  5173円(-  787円)  679億円



◆相場概況

 10連休明け、そして令和相場幕開けとなった本日の東京マーケットは日経
平均株価が連休前4月26日比335円(1.51%)安の2万1923円で
取引終了です。

 トランプ米大統領が5日、2000億ドル分の中国製品に対して10日から
現在10%の制裁関税を25%に引き上げると発表したことで昨晩のNYダウ
は66ドル安、円相場は1ドル=110.65円前後の円高に進行し、これを
嫌気して東京市場は朝方から売りが先行。週内に予定されている米中貿易協議
での合意は難しいとの見方が重石となり、終日安い水準での値動きとなってい
ます。

 そうした中、好業績を発表したソニー、HOYA、日立は値を上げて年初来
高値を更新しています。売買代金は3兆2176億円、昨日5.5%と大幅安
の上海総合指数は19ポイント(0.6%)高の2926です。

 業種別では、医薬品、精密、水産、不動産、情報通信などが高く、一方で石
油、機械、海運、非鉄、電機、商社、自動車などが下げています。

 個別銘柄では、眼鏡レンズと半導体用マスク基板に強いHOYAが312円
高の8127円と値を飛ばして上場来高値更新。好業績と自社株買いを発表し、
好感した買いが膨らんでいます。医療用内視鏡が欧米で堅調、白内障用眼内レ
ンズ、情報通信事業も好調です。

 花王が400円高の8957円と大幅高で年初来高値更新。米中貿易摩擦の
激化で景気敏感株が売られる中、景気などに業績が左右されにくいディフェン
シブ株の代表格として物色の矛先が向かっている面があります。

 大塚家具が40円高の338円と13%の大幅高。大塚久美子社長が対立し
ていた大塚家具創業者の父・勝久氏と4月26日に4年ぶりに面会。和解によ
る将来的な業績回復を期待した思惑的な買いが入っています。

 健康食宅配のファンデリーがストップ高、300円高の1495円となって
います。高齢者などを想定した食事宅配ビジネスが伸びており、好業績発表を
好感した買いが集まっています。

 その他、3期連続で最高益見通しの日立が135円高の3824円、ソニー
も2期連続最高益更新で196円高の5408円といずれも年初来高値更新。
カテーテル治療に必要な医療機器開発の朝日インテックが90円高の5700
円。

 マツキヨHDと資本業務提携検討のドラッグストア大手ココカラFが165
円高の4585円、マツキヨも75円高の3730円。スポーツウェアのGウ
インは240円高の1万7960円と昨年来高値を更新です。

 本日の新高値銘柄は、中電工、日清粉、エムスリー、ABCマート、東洋水、
トリドール、花王、第一三共、サイボウズ、資生堂、日立、ソニー、日本電子、
HOYA、オリンパス、Gウイン・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[野村証券]
 据置き   A(1878)大東建託     18,350→18,280円
 据置き   A(4689)ヤフー        450→   480円
 据置き   A(4927)ポーラオルビス   4,220→ 4,180円
 据置き   A(5333)ガイシ       2,630→ 2,600円
 据置き   A(6501)日立        5,300→ 5,800円
 据置き   A(6503)三菱電機      1,750→ 1,850円
 据置き   A(6504)富士電機      4,700→ 5,100円
 据置き   A(6724)エプソン      2,311→ 2,432円
 据置き   A(6981)村田製作所     7,600→ 6,800円
 据置き   A(7269)スズキ       6,550→ 6,000円
 据置き   A(8035)東エレク     17,544→20,841円
 据置き   A(8806)ダイビル      1,590→ 1,520円
 据置き   A(9437)NTTドコモ    2,830→ 2,800円
 据置き   A(9715)トランスコス    2,510→ 2,700円
 据置き   A(9719)SCSK      6,000→ 6,500円
 引下げ A→B(6301)コマツ       3,360→ 3,000円
 引下げ B→C(5332)TOTO      3,820→ 3,310円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   2(6807)航空電子      1,500→ 1,800円

[みずほ証券]
 据置き   2(6417)SANKYO    4,000→ 4,300円

[大和証券]
 据置き   1(4768)大塚商会      5,300→ 5,400円
 据置き   1(7518)ネットワン     3,300→ 3,400円
 据置き   2(4206)アイカ工業     3,900→ 4,300円
 据置き   2(4689)ヤフー        370→   340円
 据置き   2(4967)小林製薬      8,470→ 9,960円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎新車販売台数(4月)
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  登録車  23万0954台 前年同月比 2.5%増 2カ月ぶり増加
  軽自動車 14万7733台   同   4.9%増 2カ月ぶり増加

   合計  37万8687台   同   3.4%増 2カ月ぶり増加



◎ユニクロ売上高
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 ファーストリテイリングが発表した4月の国内ユニクロの既存店売上高は、
 前年同月に比べ1.7%減少しました。減少は3カ月ぶり。

 ※3月4.5%増、2月3.0%増、1月1.0%減、12月5.2%増

 4月の客数は前年比0.7%増、客単価は2.4%ダウンしています。客数
 の増加は4カ月連続で、客単価の低下は5カ月連続です。





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【4】マクロとミクロ                       **
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 経済動向を解説する際に「マクロ」と「ミクロ」という言葉がよく使われま
す。例えば、「マクロ経済指標が・・・・」とか「ミクロ的には回復傾向が見
られる・・」といった具合です。

 「マクロ」とは巨視的とか総合的といった意味であり、経済学的には、国民
所得や設備投資、消費・輸出入といった社会全体の流れを把握し、経済全体に
関わる問題を分析することを指しています。マクロ経済指標としては、GDP
統計や失業率、鉱工業生産指数などがあります。

 それに対して、微視的という意味の「ミクロ」は、経済学で言う場合、個々
の企業や家計など個別的な事象に着目します。

 ミクロ的な変化はマクロ的な変化に先んじて表れるものです。もちろん、現
状認識にはどちらも重要な要素となります。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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プロが運用する投資信託で長期的な資産形成を図るようなやり方は日本では根
付きにくく、巨額の資金を運用していた「日本株戦略ファンド」や「毎月分配
型の外債ファンド」などもブームが過ぎれば資金流出が加速し、運用成績は低
迷しました。一昨年の2月にテレビ番組で取り上げられたのをきっかけに運用
資産を膨らませ、国内屈指の大規模ファンドに成長した「ひふみプラス」もこ
の4月は100億円規模で資金が流出しているそうです。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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