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             ◎ ハロー株式 ◎       2019/05/16 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 観光庁が昨日発表した2018年度の旅行取扱状況年度総計によりますと、
日本の旅行会社の総取扱額(下記)は全体で1.6%増加しました。※カッコ
内は前年度比。

  海外旅行  2兆1214億円( 5.0%増)
  外国人旅行   2414億円(12.9%増)※インバウンド旅行
  国内旅行  2兆8617億円( 1.6%減)

  合計    5兆2246億円( 1.6%増)

 ちなみに、旅行会社が目的地、日程、移動手段や宿泊などの内容と旅行代金
を予め定めた「募集型企画旅行」の取扱額は合計で6,2%減(うち海外旅行
は8.9%減)となっており、旅行者の依頼によって旅行会社が旅行計画を作
成する「受注型企画旅行」や旅行者の依頼で航空券やホテルなどを手配する「
手配旅行」が増えているとみられます。

 旅行会社別の取扱高ではガリバーのJTBが断トツで、上位5社は下記のよ
うになっています。尚、JTBは系列のエイ・ビー・アイなどを含む12社合
計、KNT-CTは近畿日本ツーリストなど13社合計、HISはジャパンホ
リデートラベルなどを含む6社合計、阪急交通社は3社合計。パーセントは前
年度比伸び率、カッコ内は海外旅行と国内旅行の伸び率となっています。

 JTB    1兆6932億円  1.7%減( 0.6%増 3.8%減)
 HIS      5524億円 13.3%増(13.2%増 2.0%増)
 KNT-CT   4954億円  0.8%増( 5.6%増 2.3%減)
 日本旅行     4498億円  3.7%増( 5.4%増 1.8%増)
 阪急交通社    3699億円  7.1%増(11.2%増 0.4%増)


 ところで、2018年の米国およびカナダからの訪日者数はそれぞれ152
万人と33万人でいずれも過去最高を記録しましたが、さらに増やすべく日本
政府観光局は米クルーズ大手のプリンセスクルーズと連携し、北米の売上高上
位の旅行会社70社の140名を日本に招き、三菱重工製のクルーズ船「ダイ
ヤモンド・プリンセス」で18日から高知、広島、松山、宮崎など日本各地を
巡るそうです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………



 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.投資力






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  21062.98(-125.58)▼0.59%
◎TOPIX  1537.55(-  6.60)▼0.43%

◎売買高概算   14億6158万株
◎売買代金概算   2兆3942億円
◎時価総額   579兆6588億円

◎値上り銘柄数  845   ◎(年初来)新高値  62
◎値下り銘柄数 1227   ◎(年初来)新安値 159
◎変わらず     68

◎騰落レシオ(25日) 73.93%(前日比3.83%低下)

◎サイコロ(日経平均) 3勝9敗 〇●〇●●●●●●●〇● 25.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -3.44% 75日線比 -1.57%


◎為替  (対 ド ル)109.47(前日比0.03円高)
     (対ユーロ)122.70(前日比0.08円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 161.9円(-   2.5円)11571万株
 2.三菱UFJ<8306> 494.8円(- 18.4円)11121万株
 3.日産自  <7201> 787.1円(+  1.3円) 2407万株
 4.ガンホー <3765>   344円(-   23円) 2393万株
 5.ヤフー  <4689>   316円(+    5円) 2355万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 17650円(-  250円) 1091億円
 2.ソフトBG<9984> 10075円(-  240円)  568億円
 3.任天堂  <7974> 36880円(-  530円)  556億円
 4.三菱UFJ<8306> 494.8円(- 18.4円)  552億円
 5.武田薬  <4502>  3851円(-  119円)  456億円



◆相場概況

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が125円(0.59%)安の2万
1062円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは115ドル高となりましたが、円相場が1ドル=109.
50円前後と円高傾向で推移していること、米国で日欧に自動車輸出規制を求
める大統領令を検討していること、また米国が中国の通信機器最大手の華為技
術(ファーウェイ)へ大統領令の署名で輸出を禁止したことで米中貿易摩擦か
ら貿易戦争への進展激化が懸念され、朝方から中国関連中心に売りが先行。そ
の後も安い水準での値動きで推移しています。売買代金は2兆3942億円、
上海総合指数は17ポイント(0.5%)高の2955です。

 業種別では、電力ガス、倉庫、空運、建設、陸運、精密、不動産などが高く、
一方で証券、銀行、石油、電機、鉄鋼、非鉄、機械、自動車などが下げていま
す。

 個別銘柄では、東京ディズニーランド&シーを運営するオリエンタルランド
が255円高の1万2935円と値を上げ、上場来高値を更新。米中貿易摩擦
が激化する中、今期も好業績が見込め、また外部環境に業績が左右されにくい
銘柄として物色の矛先が向かっています。

 産業小型ボイラーで国内5割超占有の三浦工業が連日で上昇、447円高の
3155円と大幅高。昨日の引け後に19年3月期業績と20年3月期業績計
画を発表し、今期も連続で最高利益を更新し、加えて増配意向も示したことで
好感した買いが入っています。 

 化学用精密ポンプ首位、人工腎臓でトップシェアを有する日機装が174円
高の1466円と大幅高。19年12月期第1四半期の営業利益が前年同期比
2.5倍と膨らみ、好感した買いが入っています。

 アパート経営提案、投資マンションも販売するシノケンGがストップ高、1
00円高の787円となっています。19年1~6月期の連結純利益が前期比
17%減の35億円になる見通しと発表しましたが、従来計画22億円からは
大幅上方修正となり、好感した買いが入っています。投資用アパート販売は融
資規制の影響で減少していますが、不動産販売事業などが当初計画よりも好調
です。

 KDDIが60.5円高の2745.5円と連日で上昇。2020年3月期
の連結純利益が前期比微増の6200億円と過去最高を更新する見通しと発表。
年間配当も110円と前期比で5円増配し、発行済み株式総数の3.1%に当
たる自社株買いも実施し、好業績と株主還元を好感した買いが入っています。

 その他、酸化チタン老舗のチタン工業が好業績発表で262円高の2520
円、電気自動車(EV)関連の安永が169円高の1573円、居住用不動産
販売・仲介のオープンハウスが好業績を受けて460円高の4090円と大幅
高です。

 本日の新高値銘柄は、淺沼組、東亜建、森乳、エムスリー、JINS、大幸
薬品、オリエンタルランド、サイボウズ、三浦工、日機装、日本電子、オリン
パス、近鉄、KDDI・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[野村証券]
 据置き   A(4183)三井化学      3,130→ 2,900円
 据置き   A(6849)日本光電      4,100→ 3,800円
 据置き   A(7747)朝日インテク    6,300→ 6,750円
 据置き   B(3863)日本製紙      2,220→ 2,100円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(6758)ソニー       8,600→ 8,400円
 据置き   A(9749)富士ソフト     7,300→ 7,350円

[大和証券]
 据置き   1(3774)IIJ       3,400→ 3,700円
 据置き   1(6098)リクルート     3,620→ 3,940円
 据置き   2(4911)資生堂       7,730→ 8,980円
 据置き   2(9735)セコム      11,000→10,250円
 据置き   4(4917)マンダム      2,500→ 2,560円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎企業物価
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 4月の企業物価指数(2015年=100)は101.5と前年同月に比べ
 1.2%上昇と28カ月連続で前年の水準を上回り、伸び率も市場予想を上
 回りました。前月比では0.3%上昇と3カ月連続のプラスとなっています。



◎中国の主要都市住宅価格
 ―――――――――――
 中国主要70都市の3月の新築住宅価格は前月に比べ平均で0.6%上昇。
 上昇率は前月と同じでした。

 尚、主要70都市のうち、新築住宅価格が前月から上昇したのは67都市で
 前月の65都市から2都市増加しました。



◎ESPフォーキャスト調査(民間エコノミストのGDP予測集計)
 ――――――――――――
 本日発表の5月調査では、民間エコノミストが見込む19年1~3月期の実
 質GDP成長率(前期比年率)はマイナス0.06%と、前月調査から変化
 はありませんでした。

 尚、37名のエコノミストの中で、景気の山を過ぎたとみる回答者は6人、
 そのうち5人は18年10月を山とみており、他の予測も合わせて1年以内
 に山が来る確率は54.1%に上昇しました。



◎対内証券投資・株式(財務省統計)※カッコ内は前週の動向
 ―――――――――
 5月5日~5月11日

  海外投資家 +2825億円(前週該当取引なし)2週ぶり買い越し

  ※取引のなかった前週がカウントに入らないだけで実際には3月24日の
   週から買い越しは続いています。



◎投資部門別の売買状況(東証統計)※カッコ内は前週の動向
 ――――――――――
 5月第1週(5月7日~10日、日経平均913円下落・週間)

  個人投資家 +3690億円(- 419億円) 5週ぶり買い越し

  海外投資家 - 191億円(+3079億円) 5週ぶり売り越し

  事業法人  + 704億円(+ 345億円) 5週連続買い越し

  信託銀行  - 659億円(- 436億円) 2週連続売り越し


 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。

 ※個人の取引別動向は、現金が差し引き1820億円の買い越し、信用取引
  は差し引き1869億円の買い越しでした。

 ※指数先物については、海外投資家は8314億円の売り越し。現物と指数
  先物の合計では8505億円の売り越しとなっています。

 ※海外投資家の売買状況の推移については下記をご参照ください。
  (週間)→ http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly




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【4】投資力                           **
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 相場は景気の体温計であり、経済の先行きを映す鏡であり、景気や経済の動
向を示す日銀短観やGDP統計などの指標に敏感に反応し、常に先読みで動い
ています。また、個別銘柄の株価に影響を及ぼす業績動向にも相場は敏感に反
応します。

 それ故に投資家は、消費動向や世の中のトレンド、売上げ動向を示す新聞記
事などの細目から、最終的な企業業績にどのように影響してくるかを考え、断
片的な情報から影響や結果を類推します。

 つまり、投資家が何らかの手掛かりを基に先読みで動いた結果が相場の動き
となってあらわれます。

 もちろん、情報に対する理解力、判断力、感応度は投資家によって異なり、
相場に参戦するタイミングも投資家毎に異なります。

 「特別な情報を持っている人だけが儲けることができる」という意見を耳に
することがありますが、決してそうではありません。

 ほとんどの場合、情報は平等に与えられています。一見、株式投資や具体的
な銘柄等とは関係のないような情報でも、自分の頭の中で再構成して銘柄に結
びつけることができる人は、他人よりも先んじて動くことができます。

 そういった思考の過程が株式投資の醍醐味の一つであり、個々に並列に置か
れた情報を組み合わせ、その先をイメージできる人は株式投資において有利な
ことは明白です。

 リスク管理能力や実行力の他、断片的な情報から影響や結果を連想し、正し
い判断ができる能力を「投資力」と言います。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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東証では5月7日~10日を「5月第1週」としていますが、NY株との比較
上、下記では日本が全休だった週を5月第1週としてカウントししています。

 → http://www.aqua-inter.com/hint/wny_data.html#weekly

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 13年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2018
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  株式資産運用部門 第3位

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→ http://melma.com/contents/moy2017/


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 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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