■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


   今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。


    『 目立たず静かに上昇中、

         上値余地大でそっと仕込んでおきたい〇6〇〇!』


     『 日銀のETF購入についての考察 』



   ※配信についてのお問い合わせは・・・ aqua@aqua-inter.com まで。


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             ◎ ハロー株式 ◎       2019/07/17 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 経済産業省がとりまとめた令和元年の通商白書は、保護主義が高まった時期
が20世紀以降で3回あると指摘しています。

 世界恐慌が発生し経済のブロック化が進んだ1930年前後が1回目、日米
貿易摩擦が激化した1980年前後が2回目、そして今回が3回目です。

 ちなみに、1回目の教訓によって設立されたのが関税貿易一般協定(GAT
T)で、GATTを吸収する形で発足し貿易紛争解決の任にあたってきたのが
世界貿易機関(WTO)です。

 ところで、1980年頃の日米貿易摩擦では、経済成長に伴う国際競争力の
向上によってメイド・イン・ジャパンの製品が米国に大量に流入し、対日貿易
赤字が膨張、米国民の仕事を奪っているとして米国が反発、貿易を巡る軋轢が
強まりました。

 米国では対日感情が急速に悪化し、全米自動車労働組合の組合員たちがハン
マーで日本車を叩き壊したり、日本人と間違われて中国系米国人が殺害された
りもしました。

 米国は米企業の輸出を妨げるものとして日本側の為替レートや業界慣行、関
税をやり玉にあげ、圧力に屈する形で日本は対米自動車輸出の台数を制限する
「自主規制」を導入することになりました。

 日本の自動車メーカーは対米輸出の制限を受け入れる一方で、米国での現地
生産を進めました。これが1980年代前半のことです。

 日本の自動車メーカーが米国生産を本格化してから30数年。米国の有力自
動車情報サイト「カーズ・ドットコム」が米国で生産された自動車を対象に、
部品の米国調達率や雇用などを指数化して発表した最新のアメリカ製自動車ラ
ンキングによりますと、トップ10にホンダ車が6車種ランクインしており、
例えばホンダ「オデッセイ」はシボレー・コルベットやカマロなどよりも「ア
メリカ車」であると評価されています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.米国債保有残高





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  21469.18(- 66.07)▼0.31%
◎TOPIX  1567.41(-  1.33)▼0.08%

◎売買高概算   10億2395万株
◎売買代金概算   1兆8421億円
◎時価総額   591兆1705億円

◎値上り銘柄数  672   ◎(年初来)新高値 40
◎値下り銘柄数 1399   ◎(年初来)新安値 45
◎変わらず     79

◎騰落レシオ(25日) 92.97%(前日比5.26%低下)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇〇●〇〇●○●〇〇●● 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.30% 75日線比 +0.12%


◎為替  (対 ド ル)108.21(前日比0.15円安)
     (対ユーロ)121.25(前日比0.30円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 158.0円(-   0.6円) 7351万株
 2.三菱UFJ<8306> 523.4円(+  0.5円) 3078万株
 3.オンキョー<6628>  80.0円(+  3.0円) 2672万株
 4.ヤフー  <4689> 329.0円(+  1.0円) 2472万株
 5.日本通信 <9424> 241.0円(-  1.0円) 2151万株

◎売買代金上位

 1.ソフトBG<9984>  5069円(-  122円)  666億円
 2.日経レバE<1570> 18330円(-  110円)  625億円
 3.ファストリ<9983> 69030円(-  440円)  466億円
 4.任天堂  <7974> 41350円(-  260円)  422億円
 5.ソニー  <6758>  5951円(+   85円)  384億円



◆相場概況

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が66円(0.31%)安の2万1
469円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが23ドル安となり、またトランプ大統領が中国との通商合
意の道のりは長く、場合によっては新たに追加関税を課す可能性があると述べ
たことを嫌気して朝方から売りが先行。もっとも下値では先高期待からの押し
目買い意欲は根強く、下値は限定的。2万1460円どころを中心に終日狭い
レンジ内でもみ合う展開となっています。売買代金は1兆8421億円、上海
総合指数は5ポイント安の2931です。

 業種別では、繊維、鉱業、機械、倉庫、非鉄、陸運などが高く、一方で精密、
証券、情報通信、小売、鉄鋼、海運、自動車などが下げています。

 個別銘柄では、昨日340円高となった創薬ベンチャーのそーせいが本日も
37円高の2650円と値を挙げています。スイス製薬大手ロシュ傘下のジェ
ネンテックとの提携を発表。契約一時金など2600万ドル、約28億円を受
領する模様であり、好感した買いが継続しています。

 イオン系で大型SC内に遊戯施設を展開するイオンファンタジーが大幅高、
273円高の2624円となっています。6月の既存店売上高が前年同月比1
3%増と高い伸びとなり、前年実績を上回るのは5カ月連続。今期業績の上方
修正期待の高まりから買いが入っています。人気の景品を投入したことでクレ
ーンゲームが好調です。

 若い女性向けの衣料・服飾雑貨を手掛けるバロックがストップ高、150円
高の1077円となっています。昨日発表した業績が好調であり、自社株買い
も発表したことから買いが膨らんでいます。創業ブランドの「MOUSSY」
やシューズ専門ブランドの「STACCATO」等の販売が好調です。

 マツキヨHDが115円高ぼ3515円と値を上げています。香港とベトナ
ムで出店準備に入ったと発表。アジアでの出店を増やすことによる業績拡大を
期待した買いが入っています。

 その他、一押しで東京ディズニーランド&シーを運営するオリエンタルラン
ドが290円高の1万4150円、増配発表の日本国土開発が20円高の56
2円、ソニーが85円高の5951円、刺すヒアルロン酸化粧品「ヒアロディ
ープパッチ」がヒットの北の達人が52円高の666円、賞与年4回にと報じ
られたシャープが業績拡大期待から60円高の1416円と値を飛ばしていま
す。

 本日の新高値銘柄は、タマホーム、積水ハウス、北の達人、ツルハ、バロッ
ク、第一三共、オリエンタルランド、吉野家、図研・・・等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   A(6326)クボタ       1,900→ 2,000円
 据置き   A(6367)ダイキン     14,000→16,000円
 引下げ A→B(6301)コマツ       3,500→ 2,700円
 引下げ A→B(6305)日立建機      4,200→ 3,100円
 据置き   B(6586)マキタ       3,700→ 3,400円

[UBS証券]
 新 規   A(9551)メタウォーター       4,200円

[野村証券]
 据置き   B(3349)コスモス薬    18,500→19,500円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(6370)栗田工       3,700→ 3,500円

[三菱UFJMS証券]
 引下げ A→B(1808)長谷工       2,130→ 1,300円
 据置き   B(9716)乃村工芸      1,610→ 1,660円

[みずほ証券]
 据置き   B(2579)コカコーラ     2,840→ 2,900円
 据置き   B(2587)サントリBF    5,030→ 4,600円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎訪日外国人客数
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 6月の訪日外国人客数は前年同月比6.5%(約17万5千人)増の288
 万人と6月として過去最高を記録。単月として過去最高を記録した今年4月
 の292万人に迫りました。

 尚、半期(1~6月)累計では、前年同期比4.6%(約73万4千人)増
 の1663万3600人となっています。





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【4】米国債保有残高                       **
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 米財務省が発表する対米証券投資統計は米国債や政府機関債などに投資され
た金額を調査したもので、米国債の国別の保有残高なども明らかになります。

 16日に発表された5月の調査結果によりますと、中国の米国債保有残高は
前月比28億ドル減の1兆1102億ドル(約120兆円)で、米国にとって
最大の債権国という地位を中国は2017年6月から丸2年維持していますが、
残高としては2年ぶりの低水準となっています。


 ◆米国債保有残高

        《5月》      《4月》      《3月》

 1位)中国 1兆1102億ドル 1兆1130億ドル 1兆1205億ドル

 2位)日本 1兆1010億ドル 1兆0640億ドル 1兆0781億ドル



 中国が過去3カ月連続で米国債の保有残高を減らした一方で、日本は5月に
米国債の保有残高を370億ドル増やしており、この傾向が続けば首位逆転も
遠からずです。

 ちなみに、3位の英国の米国債の5月の保有残高は3231億ドルで、上位
2カ国の存在感が際立ちます。また、少し前まではブラジルが3位の保有国で
したが、英国は米国債の保有を増やす傾向にあります。英国の残高増加は、英
国経由の中国の買いという見方もあります。

 尚、米国との貿易摩擦の激化により、最大の米国債の保有国である中国は、
米国に対する報復として米国債を大量に売却して米金融市場を混乱に陥れるの
ではないかとの不安が時おり市場を駆け巡りますが、影響の甚大さに「核オプ
ション」とも称されるそのカードを中国が切る可能性は低いとみられています。

 その理由はまず第1に、大量の売りで米国債の価値が下がれば、最大の保有
国である中国も大きな痛手を被ること。第2に、中国の巨額の外貨を受け入れ
られる規模の投資先は米債市場以外にないことがあげられます。

 最近の中国の米国債の保有残高の減少について、米国をけん制する狙いを指
摘する声もありますが、中国は人民元の下落を防ぐためにドル売り・人民元買
いの為替介入を頻繁に行っており、その原資調達のために米国債を売却した結
果、保有残高が減ることはこれまでもよくあったことです。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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本日の東証1部の売買代金は1兆8421億円。2兆円を割り込むのは11営
業日連続で、2016年10月以来2年9カ月ぶりの連続記録となっています。
ちなみに、2016年10月に出来高が低迷した後どうなったかと申しますと、
2016年10月末に1万7400円程度だった日経平均は約2カ月かけて2
千円ほど上昇しています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 13年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2018
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  株式資産運用部門 第3位

→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2018/category/asset-stock.html


◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
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