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こんにちは。aquaです。

 関東地方がようやく梅雨明けしました。昨年は6月29日梅雨明けしていま
したので、梅雨が1カ月ほど長く続いたことになります。ちなみに平年差では
8日遅い梅雨明けです。

 ようやく夏本番といったところですが、スタートの遅れを取り戻すかのよう
にいきなり灼けつくような暑さとなっています。何事もちょうどよくはいかな
いものです。

 ところで、日銀の金融政策決定会合が本日から明日までの日程で開催されて
います。結果の公表は、通常最終日の昼ごろに行われます。

 利下げが確実視されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の直前に行わ
れる今回の日銀会合に対する注目度は高いものの、追加緩和(マイナス金利の
深堀り)の決定はないとの見方が大勢です。

 ちなみに、日銀の現在の金融緩和政策は、短期金利をマイナス0.1%、長
期金利をゼロ%程度にするというものですが、マイナス金利の深堀りとはマイ
ナス金利のマイナス幅を広げることを言います。

 年6兆円ベースとしてきた上場投資信託(ETF)の買い入れ額については
増額する可能性があります。

 日銀は昨年7月の会合で、それまでの「ETFを年間6兆円に相当するペー
スで増加するよう買い入れを行う」という文言に「市場の状況に応じて、買い
入れ額は上下に変動しうるものとする」との文言を付け加え、実質的に上限を
取り払った結果、昨年のETFの買い入れ額は6兆5千億円に達しました。

 ただ、現状では増額は一時的で、元の6兆円に戻ることもあるということで
あり、恒常的に6兆円超とするために目標額を引き上げることは日銀が取りえ
る選択肢の一つです。

  参考)日銀のETF購入実績 → www.aqua-inter.com/hint/boj.html


 また、「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)が会合の結果と同時に公
表されます。

 展望リポートに示される政策金利の先行き指針(フォワードガイダンス)で
はこれまで、現在のきわめて低い長短金利の水準を「少なくとも2020年春
頃まで」継続するとしてきましたが、この期間を延長して、出口(金融引き締
め)へ向かう時期の先延ばしをアナウンスする可能性があります。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.ベンチマークとインデックス運用






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  21616.80(- 41.35)▼0.19%
◎TOPIX  1568.57(-  2.95)▼0.19%

◎売買高概算    9億6264万株
◎売買代金概算   1兆7443億円
◎時価総額   592兆2592億円

◎値上り銘柄数  952   ◎(年初来)新高値 80
◎値下り銘柄数 1091   ◎(年初来)新安値 46
◎変わらず    108

◎騰落レシオ(25日)104.64%(前日比2.81%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇〇●●●〇●〇〇〇●● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.45% 75日線比 +0.76%


◎為替  (対 ド ル)108.63(前週末比0.01円安)
     (対ユーロ)120.86(前週末比0.08円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 157.1円(-   0.3円) 5136万株
 2.三菱UFJ<8306> 529.4円(-  0.7円) 2839万株
 3.ソフトBG<9984>  5885円(+  220円) 2193万株
 4.日産自  <7201> 720.1円(- 20.9円) 1569万株
 5.日本通信 <9424> 268.0円(+  8.0円) 1455万株

◎売買代金上位

 1.ソフトBG<9984>  5885円(+  220円) 1276億円
 2.日経レバE<1570> 18500円(-  100円)  678億円
 3.キーエンス<6861> 62150円(- 2890円)  487億円
 4.任天堂  <7974> 40320円(+  100円)  343億円
 5.東エレク <8035> 18150円(-  145円)  333億円



◆相場概況

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が41円(0.19%)安の2万1
616円で取引終了です。

 週末のNYダウは51ドル高でしたが、東京市場は東京エレクトロンが第1
四半期41%営業減益、キーエンスも同15%減益だったことを嫌気して電機
や機械などを中心に朝方から売りが先行、10:00には下げ幅が139円と
なる場面がありました。ただ下値を売り込む動きは限定的。円相場が1ドル=
108.60円前後まで円安に振れたことを横目に引けにかけては下げ幅を縮
小しています。売買代金は1兆7443億円、上海総合指数は3ポイント安の
2941です。

 業種別では、海運、電力、水産、情報通信、精密、食品などが高く、一方で
電機、証券、非鉄、建設、機械、、自動車などが下げています。

 個別銘柄では、エアコンの富士通ゼネラルが46円高の1734円と値を飛
ばしています。関東甲信地方が梅雨明けとなり、全国的にこれから気温が高く
なる見通しです。猛暑到来によるエアコン買い替えへの思惑、また欧州での熱
波も買いを誘う要因となっています。関東甲信の梅雨明けは統計開始以降で最
も早かった2018年より30日遅く、平年より8日遅いです。

 ソフトバンクGが7日連続高、220円高の5885円となっています。米
司法省がSBG傘下の米携帯通信4位のスプリントと同3位のTモバイルUS
の合併を承認すると発表し、好感した買いが入っています。統合新会社はベラ
イゾンとAT&Tの米携帯電話2強に迫る規模となります。

 環境測定・分析を手掛ける環境管理センターがストップ高、150円高の9
06円となっています。昨日に業績の上方修正を発表し、好感した買いが集ま
っています。環境大気調査や外壁アスベスト調査などが利益寄与しています。

 就業時間管理システム国内最大手で「働き方改革」で注目のアマノが190
円高の3285円と値を上げて上場来高値更新。19年4~6月期の連結純利
益が前年同期比86%増の14億円と好調。政府が進める「働き方改革」を追
い風に就業管理ソフトが好調です。

 業種別で海運セクターがトップ。川崎汽船が48円高の1449円、郵船が
36円高の1895円、商船三井が18円高の2737円となっています。郵
船の4~6月期の連結経常損益が60億円程度、川崎汽も20億~40億円程
度の黒字になった模様と報じられ、好感した買いが入っています。

 三井不が17.5円高の2508.5円となっています。東京都千代田区の
内幸町で大型再開発に乗り出すと報じられ、好感した買いが入っています。東
京五輪後としては都内最大級の再開発です。

 その他、一押しで冷凍食品など食材販売の「業務スーパー」を手掛ける神戸
物産が90円高の5940円、東京ディズニーランド&シーを運営するオリエ
ンタルランドも140円高の1万4260円。

 福島本拠のラーメンチェーン幸楽苑HDが253円高の3180円、ホッチ
キスや建築作業用くぎ打ち機で国内首位のマックスが好業績発表で148円高
の1742円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、日比谷総合設備、エス・エム・エス、トレファク、信
越化学、チタン工業、大幸薬品、オリエンタルランド、NEC、富士通、OK
I、シスメックス、マニー、ソフトバンクG・・・等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   B(5334)特殊陶       3,200→ 2,200円

[野村証券]
 据置き   A(5334)特殊陶       3,500→ 3,300円
 据置き   A(6504)富士電機      5,100→ 5,000円
 据置き   A(8035)東エレク     17,290→20,869円
 据置き   A(8585)オリコ        220→   170円
 据置き   A(9436)沖縄セルラー    4,220→ 4,280円
 据置き   A(9437)NTTドコモ    2,790→ 2,910円
 据置き   A(9962)ミスミG      3,040→ 2,800円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(6999)KOA       2,300→ 1,650円

[みずほ証券]
 据置き   B(2501)サッポロ      2,550→ 2,570円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ 3→2(7272)ヤマハ発動機    2,500→ 2,600円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎新規上場          公開価格      初値      終値    
 ――――
 ブシロード(7803)  1890円   2204円   2138円



◎小売業販売額
 ――――――
 6月の商業動態統計(速報)によりますと、小売業販売額は前年同月に比べ
 0.5%の増加となりました。基調判断は「持ち直しの動きがみられる小売
 業販売」に上方改定となっています。




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【4】ベンチマークとインデックス運用               **
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 運用の世界では「ベンチマーク」という言葉がよく使われます。ベンチマー
クというのは運用する際の評価基準という意味で、国内では日経平均株価やT
OPIX(東証株価指数)、海外ではS&P500種指数やMSCI(モルガ
ン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数などがベンチマーク
として利用されています。

 また、実際の運用では、ベンチマークのパフォーマンスを上回ることを目指
して運用することを『アクティブ運用』、ベンチマークとなっている指数と同
じパフォーマンスとなるよう運用を行うことを『パッシブ運用』と呼びます。

 アクティブ運用の「アクティブ」とは「積極的・能動的」という意味で、ベ
ンチマークとなっている指数が上がれば、それ以上のパフォーマンスを上げる
ことを目指しており、ベンチマークが下降局面にある際には下がりにくい銘柄
のウエイトを上げたり、現金比率を上げたり、場合によっては先物でヘッジし
たりと、能動的な運用を行います。

 パッシブ運用の「パッシブ」とは「消極的・受動的」という意味で、基準価
額の動きがベンチマークの値動きと連動するように運用されることから「イン
デックス運用」とも呼び、そのように設計されたファンドを「インデックス・
ファンド」と呼びます。

 インデックス・ファンドは指数と連動するよう指数とほぼ同じ構成で銘柄が
組み入れられています。

 そのため、例えば日経平均採用銘柄の入れ替えや東証1部に新規上場した際
など、インデックス・ファンドの構成も同じような変更や追加を行うため、新
たに指数構成銘柄に採用される銘柄には大きな買い需要が発生します。

 指数構成銘柄の入れ替えや上場市場の指定替え等の話題で株価が動くのはこ
うしたことが背景にあります。

 ちなみに、日銀によるTOPIX連動型ETFの購入は、日銀が東証1部に
上場している全銘柄に分散投資するのと同じ効果を持ちます。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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割り切りで材料株の勢いに乗るのも良し、優良株をコツコツ仕込むのも良し、
チャンスは至る所にあります。具体的に銘柄が決まらない方は、本誌【スペシ
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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