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             ◎ ハロー株式 ◎       2019/08/29 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 中国の漢書にあります「百聞不如一見」は誰もが知っている「百聞は一見に
如かず」という格言です。

 人から何度も聞くよりも、一度実際に自分の目で見るほうが素早く正確に理
解できるということを言っていますが、この言葉には続きがあります。


 「百聞不如一見、百見不如一考、百考不如一行」


 一見することで表面上は事実を捉えたようでありましても、深い部分では理
解していないケースが多々あります。漠然と見ただけでは本当の意味での理解
は難しく、そのことについて考えるてみることが必要であるとしています。

 さらに、いくら考えても行動に移さなければ何事も成さず、行動することに
よって知りえる事も多々あり、行動によって初めて価値を生ずるというところ
まで言及しています。

 「案ずるより産むが易し」という言葉もありますが、考えと実践とでは大き
く違ったというのもよくある話です。百考して効率的かつ効果的なやり方で行
動に移すというのが理想的で、考えてばかりでは前に進まないばかりか害にな
る可能性さえあります。

 「百聞不如一見、百見不如一考、百考不如一行」の言葉は 正しく理解し、
十分に考えをめぐらせ、その上で行動してみることが重要であるということを
教えてくれます。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.「売るな」という相場格言






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  20460.93(- 18.49)▼0.09%
◎TOPIX  1490.17(-  0.18)▼0.01%

◎売買高概算    9億9116万株
◎売買代金概算   1兆6651億円
◎時価総額   562兆2006億円

◎値上り銘柄数  919   ◎(年初来)新高値  24
◎値下り銘柄数 1112   ◎(年初来)新安値 141
◎変わらず    109

◎騰落レシオ(25日) 79.39%(前日比1.75%低下)

◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 〇●〇〇〇●〇〇●〇〇● 66.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -1.78% 75日線比 -3.08%

◎為替  (対 ド ル)105.88(前日比0.15円安)
     (対ユーロ)117.38(前日比0.10円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 152.7円(-  0.1円) 5476万株
 2.三菱UFJ<8306> 500.5円(+  2.1円) 3991万株
 3.日産自  <7201> 645.2円(-  3.2円) 3430万株
 4.日本通信 <9424> 172.0円(- 16.0円) 1986万株
 5.野村   <8604> 412.8円(-  3.3円) 1881万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 16560円(-   50円)  734億円
 2.ソフトBG<9984>  4688円(+   32円)  527億円
 3.リクルート<6098>  3154円(-  159円)  429億円
 4.任天堂  <7974> 40180円(-  170円)  282億円
 5.ファストリ<9983> 62570円(+  120円)  241億円



◆相場概況

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅安、18円安の2万0460円
で取引終了です。昨晩のNYダウが258ドル高となったことを受けて東京市
場は朝方は買いが先行、9:01には上げ幅が41円となる場面がありました。

 ただ、米中貿易摩擦激化に伴う世界的な景気減速懸念、米国で景気減速の予
兆とされる長短金利の逆転の進行、英国の欧州連合(EU)からの「合意なき
離脱」への警戒感が相場の重石となり、買い一巡後は戻り売りが優勢となり、
マイナスに転じています。もっとも下値では先高期待からの押し目買いが入り、
相場を下支えしています。売買代金は1兆6651億円と12日連続で2兆円
を下回っています。上海総合指数は2ポイント安の2890です。

 業種別では、水産、石油、鉄鋼、建設などが高く、一方でサービス、精密、
情報通信、証券などが下げています。

 個別銘柄では、作業服・関連用品専門チェーンのワークマンが80円高の5
670円となり、株式分割考慮後で3月28日に付けた上場来高値5870円
に迫っています。米中や日韓対立など日本を取り巻く外部環境が不透明な中、
業績拡大が期待できる内需関連として買いが入っています。

 国内軽2強で2輪3位、インド4輪シェア4割弱占有のスズキが63円高の
4148円と値を上げています。トヨタと資本提携すると発表し、自動運転関
連などの進展を期待した買いが入っています。

 福岡市本社で橋梁など土木工事主力の富士ピー・エスが21円高の478円
と値を飛ばしています。株主優待制度拡充の発表を好感し、また九州北部豪雨
の復興関連としての買いも入っています。

 その他、一押しで東京ディズニーランド&シーを運営するオリエンタルラン
ドが85円高の1万5380円と連日で上昇、キャンプ用品のスノーピークが
115円高の1383円。

 北野建設が自社株買い発表で150円高の2134円、健康食品や化粧品中
心のネット通販会社の北の達人が27円高の734円、中堅ゼネコンのナカノ
フドー建設が16円高の423円、下水・排水処理装置の三菱化工機が61円
高の1664円、製油家庭用首位の日清オイリオが120円高の3295円と
値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、ベネフィット、日ペ、ラウンドワン、クミアイ化、第
一精工、ケーズHD・・・等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   B(6586)マキタ       3,400→ 2,900円

[モルガンSMUFJ証券]
 引上げ C→B(6770)アルプスA     1,500→ 1,850円
 引下げ B→C(3048)ビックカメラ    1,570→   890円

[野村証券]
 据置き   B(5110)住友ゴム      1,400→ 1,350円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(4452)花王       10,000→ 9,700円
 据置き   A(4911)資生堂       9,740→10,000円
 据置き   A(4917)マンダム      3,720→ 3,400円
 据置き   A(4921)ファンケル     3,870→ 4,000円
 据置き   A(8113)ユニチャーム    4,300→ 4,000円
 引下げ A→B(4927)ポーラオルビス   4,630→ 2,730円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(5706)三井金属      3,640→ 3,210円
 引上げ B→A(6326)クボタ       1,800→ 1,800円 
 据置き   A(6902)デンソー      5,800→ 5,600円
 据置き   A(6856)堀場製       9,000→ 8,600円
 据置き   A(7276)小糸製       6,700→ 5,900円
 据置き   A(9616)共立メンテ     6,900→ 6,500円
 引下げ A→B(6432)竹内製作      2,900→ 1,600円

[みずほ証券]
 据置き   A(4183)三井化学      4,500→ 4,000円
 据置き   A(4188)三菱ケミカル    1,050→ 1,000円
 据置き   A(7267)ホンダ       4,100→ 3,300円
 据置き   A(7613)シークス      2,490→ 2,420円
 据置き   C(5486)日立金属      1,000→   810円
 据置き   C(8035)東エレク     12,500→15,000円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ 4→3(6326)クボタ       1,600→ 1,550円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎建設機械出荷額
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 7月の建機出荷額は前年同月比6.0%増と、2カ月ぶりに前年実績を上回
 りました。

 輸出は前年比1.6%増と3カ月ぶりに増加。国内向けは14.2%増加し、
 10カ月連続のプラスとなりました。



◎消費者態度指数
 ――――――――
 8月の消費動向調査によりますと、消費者心理を示す消費者態度指数は前月
 比0.7ポイント低下の37.1と、11カ月連続で前月を下回りました。

 指数を構成する4項目のうち、「耐久消費財の買い時判断」「暮らし向き」
 および「雇用環境」が前月から低下し、「収入の増え方」は前月と変わらず
 でした。

 消費者マインドの基調判断は「弱まっている」で据え置きです。




◎対内証券投資・株式(財務省統計)※カッコ内は前週の動向
 ―――――――――
 8月16日~8月24日

  海外投資家 +  39億円(-3596億円) 4週ぶり買い越し




◎投資部門別の売買状況(東証統計)※カッコ内は前週の動向
 ――――――――――
 8月第3週(8月19日~8月23日、日経平均292円上昇・週間)

  個人投資家 -1314億円(+ 842億円) 4週ぶり売り越し

  海外投資家 - 402億円(-3035億円) 4週連続売り越し

  事業法人  +1076億円(+1313億円) 8週連続買い越し

  信託銀行  +  11億円(+ 365億円) 2週連続買い越し


 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。

 ※個人の取引別動向は、現金取引が差し引き840億円の売り越し、信用取
  引も差し引き473億円の売り越しでした。

 ※指数先物については、海外投資家は971億円の買い越し。現物と指数先
  物の合計では568億円の買い越しでした。現物・先物合計での買い越し
  は4週ぶりです。

 ※海外投資家の売買状況の推移については下記をご参照ください。
  (週間)→ http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly




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【4】「売るな」という相場格言                  **
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 相場に関わってきた投資家たちは、長年の経験を踏まえて相場での出処進退
の方法や心構えを相場格言として今に残しています。

 その中に「天災には買い向かえ、人災には手を出すな」または「突発事件は
売るな」というのがあります。

 何か大きな突発事件が発生した場合、たいてい一旦は売り込まれます。海外
での事件や海外市場での急落などの場合も相場は一時的に売り一色となるよう
な場面がありますが、その一方で短時日のうちに相場が回復するケースもあり
ます。

 投資家の恐怖や不安といった心理が強まれば相場は下げますが、発生した事
象について実質的な影響はあるのかないのか、一時的か否か、あるいは感情的
なパニックではないか、それとも広範囲に長く影響するのかといったことを考
え、冷静な判断をせよということです。

 ファンダメンタルズに大きな影響がなく、収益見通しに変化がなければ相場
は戻します。

 もちろん事の大きさにもよりますが、場合によりましては不謹慎という声を
背に冷徹な行動を取れる者が大きな利益を手にします。どのような時も、過度
に悲観的にならず、過度に楽観的にもならず、チャンスがあれば冷静にそれを
活かすことが投資の要です。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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「自社株買い」(の発表)で上昇するケースが目立ちます。投資部門別の売買
状況では、自社株買いの動向を映す「事業法人」の買い越し傾向が続いており、
今年になってこれまで2兆9247億円買い越しています。これは昨年の同時
期と比べ約2倍、一昨年の同時期と比べ3倍の規模です。ちなみに、NY市場
では主要500社だけで年間80兆円の自社株買いを実施しています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 13年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2018
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