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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 ⇒ https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2020/02/06 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。aquaです。 東京都は昨日、都内で3日からスギ花粉が飛び始めたと発表しました。記録 的な暖冬の影響で過去10年の平均と比べて14日早く、昨年よりも8日早い 飛散開始です。 ちなみに今シーズン、都内で飛散する花粉の量は例年の6割程度とやや少な めになると予想されています。 花粉症対策として多くの人がマスクを着用しますが、今シーズンは新型肺炎 の感染拡大の影響でマスクが手に入りにくく、医療機関でもマスクが不足する 異常事態となっています。 業界団体の日本衛生材料工業連合会によりますと、年明け時点で約10億枚 あったマスクの国内在庫は1月中旬以降の約2週間で払底したそうです。 また、国内で販売されているマスクの国内生産率は全量の約2割に過ぎず、 およそ8割が輸入で、その大半が中国で製造されているそうです。 各メーカーともマスクの増産を急いでいますが、中国の工場で生産したマス クについては現地当局の要請で中国国内に優先的に出荷せざるを得ないケース もあるとのこと。 たまたま今週は気温低下によって花粉の飛散が抑えられていますが、花粉対 策に加え、インフル対策や新型肺炎対策の需要で、逼迫した状況はもうしばら く続くかもしれません。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.投資家心理と相場の特性 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 23873.59(+554.03)△2.38% ◎TOPIX 1736.98(+ 35.15)△2.07% ◎売買高概算 16億5442万株 ◎売買代金概算 3兆0510億円 ◎時価総額 653兆1821億円 ◎値上り銘柄数 1838 ◎(昨年来)新高値 118 ◎値下り銘柄数 271 ◎(昨年来)新安値 1 ◎変わらず 50 ◎騰落レシオ(25日) 91.97%(前日比1.14%上昇) ◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇●〇●●〇●〇●〇〇〇 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 +1.17% 75日線比 +2.04% ◎為替 (対 ド ル)109.94(前日比0.61円安) (対ユーロ)120.89(前日比0.23円安) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 164.7円(+ 1.9円)12404万株 2.三菱UFJ<8306> 580.9円(+ 10.3円) 6756万株 3.日経Wイン<1357> 855円(- 42円) 6231万株 4.ZHD <4689> 445.0円(+ 25.0円) 5740万株 5.ダイトウボ<3202> 147.0円(- 74.0円) 3592万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 22750円(+ 1070円) 2602億円 2.トヨタ自 <7203> 7914円(+ 199円) 1007億円 3.ソニー <6758> 7845円(+ 186円) 763億円 4.任天堂 <7974> 40900円(+ 470円) 543億円 5.ソフバンG<9984> 4727円(+ 150円) 542億円 ◆相場概況 本日の日経平均株価は一昨日の112円高、昨日の234円高に続いて3日 連続高で554円(2.38%)高の2万3873円で取引終了です。13: 57には上げ幅が676円となる場面もありました。3日間の上げ幅は900 円となります。 英国の研究者チームが新型コロナウイルス・ワクチンの開発期間の大幅な短 縮に繋がる糸口を見いだし、また中国の研究チームが新型コロナウイルスを抑 える効果的な治療薬を発見したと報じられたことを受けて昨晩のNYダウは4 83ドルの大幅高。ナスダック指数とS&P500種指数は史上最高値を更新 し、東京市場も朝方から買いが優勢。 中国が対米追加関税の一部を引き下げると報じられ、またトヨタ自が業績上 方修正を発表したことも支援材料となり、上げ幅を拡大しています。売買代金 は3兆0510億円、上海総合指数は日本時間15:20現在48ポイント( 1.6%)高の2866です。 業種別では、33業種全て上昇。特に保険、石油、自動車、医薬品、機械、 精密、倉庫、紙パなどの上げが目立ちます。 個別銘柄では、13:25に決算発表した注目のトヨタ自動車は199円高 の7914円。14:03には8026円と8000円を上回る場面がありま した。20年3月期通期の連結営業利益が2兆587億円と市場予想の約2兆 円を上回り、また通期計画を2兆4000億円から2兆5000億円(前期比 1.3%増)に上方修正し、好感した買いが入っています。同期の売上高は2 2兆8301億円で過去最高を記録です。 ソフトバンクの子会社で国内最大級のポータルサイト「Yahoo! JAP AN」を運営するZHDが25円高の445円と6%の大幅高。20年3月期 通期の連結営業利益が前期比7%増の1500億円になる見通しと発表。従来 計画1406億~1500億円の上限に達する見通しとなり、好感した買いが 膨らんでいます。19年11月に連結子会社化したZOZOが寄与します。 ディスカウント店ドン・キホーテを展開するパン・パシフィックHDが31 4円高の2084円と17%を超える大幅高。20年6月期通期の連結営業利 益が前期比14%増の720億円になる見通しと発表。従来計画680億円か ら上方修正となり、好感した買いが膨らんでいます。 その他、半導体実装用テープや電子部品材料を手がける巴川製紙所がストッ プ高で150円高の1041円、自動車ワイパーモーターなどが主力でホンダ 向け5割弱のミツバも10~12月期の連結経常利益拡大を受けてストップ高 で100円高の741円。 セコム傘下の航空測量最大手パスコも好業績発表で254円高の2161円 と大幅高、イビデンも好業績発表で181円高の2761円と大幅高です。 本日の新高値銘柄は、戸田建、中部飼、日清食、東急不、イビデン、日本曹 達、信越化、扶桑化、中外薬、小野薬、第一三共、TOTO、横河ブリッジ、 リクルート、三菱電、パナソニック、伊藤忠、NTT・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 有望銘柄や投資のノウハウ等 お役立ち情報満載! https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [野村証券] 据置き A(2897)日清食品 10,000→11,000円 据置き A(4290)PI 990→ 1,080円 据置き A(6727)ワコム 720→ 650円 据置き A(6869)シスメックス 8,600→ 9,300円 据置き A(7532)パンパシフィック 2,420→ 2,450円 据置き A(8804)東京建物 1,850→ 2,150円 据置き C(7261)マツダ 700→ 670円 [SMBC日興証券] 引下げ A→B(2267)ヤクルト 7,000→ 5,500円 [三菱UFJMS証券] 据置き B(6201)豊田織機 7,300→ 6,000円 据置き B(6762)TDK 11,000→12,500円 据置き B(2175)SMS 2,900→ 2,700円 据置き B(6923)スタンレー 3,000→ 3,200円 [大和証券] 据置き 2(2413)エムスリー 2,700→ 3,400円 据置き 2(2801)キッコーマン 5,700→ 6,000円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎オフィス空室率 ――――――― 20年1月の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の 平均空室率は1.53%と前月から0.02ポイント低下し、月次データが 残る02年1月以降で過去最低を更新しました。低下は5カ月連続。 1月の東京都心5区の平均賃料(円/坪)は2万2448円で、前年同月比 1438円(6.84%)の上昇。前月比では242円(1.09%)上昇 しました。上昇は73カ月連続で、08年10月以来の高水準となっていま す。 ◎車名別新車販売 ――――――― 19年1月の車名別新車(軽含む)販売ランキング ※前年同月比 1位)ホンダ N-BOX(軽) 1万8953台( 1.2%減) 2位)日産 デイズ (軽) 1万4266台( 5.4%増) 3位)スズキ スペーシア(軽) 1万2411台(13.5%減) 4位)ダイハツ タント (軽) 1万2332台( 6.0%減) 5位)トヨタ ライズ 1万0220台※昨年11月発売 ◎対内証券投資・株式(財務省統計)※カッコ内は前週の動向 ――――――――― 1月26日~ 2月1日 海外投資家 -2956億円(-2840億円) 2週連続売り越し ◎投資部門別の売買状況(東証統計)※カッコ内は前週の動向 ―――――――――― 1月第4週(1月27日~1月31日、日経平均622円下落、週間) 個人投資家 +3164億円(+1954億円) 3週連続買い越し 海外投資家 -2401億円(- 714億円) 2週連続売り越し 事業法人 +1360億円(+ 868億円) 5週連続買い越し 信託銀行 - 448億円(- 481億円) 8週連続売り越し ※同期間の日銀のETF購入額は2166億円です。 → http://www.aqua-inter.com/hint/boj.html#latest ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」 は年金資金等の売買動向を反映しています。 ※個人の取引別動向は、現金取引が差し引き1984億円の買い越し、信用 取引は差し引き1180億円の買い越しでした。 ※指数先物については、海外投資家は5427億円の売り越し。現物と指数 先物の合計では7828億円の売り越し。現物・先物合計での売り越しは 5週連続で、売越額は昨年8月第1週以来の大きさでした。 ※海外投資家の売買状況の推移については下記をご参照ください。 → http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】投資家心理と相場の特性 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 企業の収益力や成長性や景気、金利や為替、相場環境や政治状況などは株価 形成に大きな影響を与えます。もちろん実際に売り買いする投資家の心理によ っても株価は影響されます。 様々な材料や相場そのものが投資家心理を変化させるという側面もあります が、「思惑」あるいは「悲観」「楽観」などの言葉で表現されますように投資 家心理の起伏そのものが株価に及ぼす影響もかなり大きいと言えます。 投資家の思惑や心理に影響されることによって、株価はしばらく一定方向に 動きやすいという性質を持つことになります。 つまり、株価の上昇を見て買いたいと思う人が増え、株価が下がったのを見 て皆がまた売りたいと思うために、買いが買いを呼ぶ、売りが売りを呼ぶとい う展開になりやすいということです。 また、株価はこれとは逆の性質も持っています。 長い上昇相場の後である日突然暴落したり、逆に長い低迷相場の後で突然に 反発するという性質です。 上昇相場が長く続いた後の皆に利が乗っている状態では、上値が重いとの認 識が広がれば売りが出て反落します。 反対に弱気相場でも売りが出尽くせばそれ以降の売り圧力は減少することに なります。底近辺では悪材料でも下がりにくくなると同時に、徐々に買いが増 えることによって株価は反発していきます。その際、売り方の買戻しを呼び込 み、急反発となるケースもあります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― アジアでは新型コロナウイルスによる肺炎拡大が警戒されていますが、米国で はインフルエンザが猛威を振るっています。米疾病対策センター(CDC)で は、今シーズンのインフルエンザの患者数は1900万人に達し、死者数は1 万人を超えたとしています。米国では2年前にもインフルエンザが大流行し、 その際は4500万人が感染し、6万1000人が亡くなったとされています が、今回はそれ以上の規模になるとの見方もあるようです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 = ◎まぐまぐ大賞 2019  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 資産運用(株式)部門 第2位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除はご自身にてお願い いたします。登録解除用のURLをメルマガ最下段に記載しておりますので ご利用ください。 ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━