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             ◎ ハロー株式 ◎       2020/02/10 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 トランプ米大統領は本日、2021会計年度(20年10月~21年9月)
の「予算教書」を議会に提出します。

 予算教書とは、米大統領が連邦議会に提出する予算編成の基本方針で、今後
1年間の施政方針を示す「一般教書」と当面の経済情勢に関する判断をまとめ
た「大統領経済報告(経済教書)」とともに「三大教書」と呼ばれます。

 予算編成権は米議会が持つため、大統領の要求に強制力はありませんが、大
統領が必要と思う政策や歳入歳出の見積もりを予算教書として議会に提示し、
それに沿った予算編成を議会に促す「勧告」的なものとなっています。

 ちなみに、予算教書の名称をそのまま和訳しますと「予算に関する大統領の
メッセージ」となります。

 尚、伝わっているところによりますと、2021会計年度の予算教書では、
社会保障費や対外援助、環境保護局予算などを大きく削減する方針が示される
一方、国防予算は前年並みを要求する見通しです。

 歳出全体の規模は4兆8千億ドル(約527兆円)となる見通しで、景気浮
揚に直結するインフラ投資の規模などが注目されます。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.相場予想と商いについての名言






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  23685.98(-142.00)▼0.60%
◎TOPIX  1719.64(- 12.50)▼0.72%

◎売買高概算   11億6146万株
◎売買代金概算   2兆0685億円
◎時価総額   646兆9541億円

◎値上り銘柄数  588   ◎(昨年来)新高値 63
◎値下り銘柄数 1494   ◎(昨年来)新安値 14
◎変わらず     77

◎騰落レシオ(25日) 86.75%(前日比0.31%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇●●〇●〇●〇〇〇●● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.37%  75日線比 +1.09%

◎為替  (対 ド ル)109.81(前週末比0.11円安)
     (対ユーロ)120.34(前週末比0.20円高)

◎出来高上位

 1.ダイトウボ<3202> 215.0円(+ 50.0円) 5131万株
 2.みずほ  <8411> 164.7円(+  0.1円) 4994万株
 3.三菱UFJ<8306> 577.1円(-  2.3円) 3208万株
 4.日経Wイン<1357>   867円(+    9円) 3075万株
 5.ソフバンG<9984>  5140円(+   76円) 2421万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 22370円(-  260円) 1383億円
 2.ソフバンG<9984>  5140円(+   76円) 1239億円
 3.ソニー  <6758>  7691円(-  135円)  463億円
 4.任天堂  <7974> 40650円(+  150円)  365億円
 5.トヨタ自 <7203>  7748円(-  114円)  313億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は142円(0.60%)安の2万3685円で取引終
了です。

 新型肺炎の感染拡大が収まる気配がない中で先週末のNYダウは277ドル
安。これを受けて東京市場も朝方から売りが先行。9:20には下げ幅が20
6円となる場面がありました。その後は上海市場が堅調に推移していることを
横目に押し目買いが入って幾分下げ幅を縮小しています。

 新型肺炎の対策関連銘柄がストップ高を交えて軒並み大幅高です。売買代金
は2兆0685億円、上海総合指数は日本時間15:25現在8ポイントの小
幅高で2884、香港ハンセン指数は同151ポイント(0.5%)安の2万
7253です。

 業種別では、倉庫、保険、水産、食品が小高く、一方で海運、陸運、医薬品、
電機、非鉄、石油などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、新型肺炎の対策関連銘柄がストップ高を交えて大幅高。防護
服の川本産業がストップ高で400円高の2100円、同じく防護服のアゼア
スが248円高の1506円、防毒マスクの重松製作が280円高の1535
円、同じく防毒マスクの興研も381円高の2531円。

 クリーンルーム需要が伸びるとの期待と増配発表で日本エアーテックがスト
ップ高で150円高の1019円、除菌や消臭に使うクイックシールドエアー
マスクの中京医薬品もストップ高で100円高の758円、抗菌毛布などを手
掛けるダイトウボウもストップ高で50円高の215円となっています。

 ゴールドウインが430円高の7080円。第3四半期累計(19年4~1
2月)連結営業利益が前年同期比39%の大幅増で162億円となり、増配意
向も発表。好感した買いが入っています。ラグビー日本代表ユニホームだった
「カンタベリー」ブランドや「ザ・ノース・フェイス」ブランドが好調です。

 レンズのタムロンが284円高の2650円と大幅高。19年12月期営業
利益が前の期比29%増の69億円と大幅な伸びとなり、好感した買いが入っ
ています。

 企業や団体のイベント展示、ディスプレー制作など販促支援を手掛ける博展
が大幅高、53円高の690円となっています。東京モーターショーなど大型
案件を受注したことで19年4~12月期業績が好調、増配意向も示したこと
で好感した買いが入っています。

 その他、電子部品用フッ素高純度薬品でシェア国内7割のステラケミファが
170円高の3320円、無漏洩ポンプ最大手で国内シェア約6割の帝国電機
が98円高の1504円、防災設備大手で消防自動車も製造する日本ドライケ
ミカルが187円高の1946円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、東建コーポ、清水建、淺沼組、五洋建、日本ドライケ
ミ、ステラケミファ、栗本鉄、帝国電、平和不、京阪神ビル、SCSK・・・
等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[野村証券]
 据置き   A(7740)タムロン      3,200→ 3,850円
 据置き   B(1808)長谷工       1,320→ 1,510円

[SMBC日興証券]
 据置き   B(3003)ヒューリック    1,390→ 1,420円
 据置き   B(4661)OLC      14,100→14,700円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(7282)豊田合成      3,300→ 3,200円
 据置き   B(2371)カカクコム     2,100→ 2,600円
 引下げ A→B(4369)トリケミカル   12,000→12,000円

[大和証券]
 据置き   A(4385)メルカリ      3,600→ 3,000円
 据置き   A(9409)テレビ朝日     2,000→ 2,500円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎国際収支
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 19年12月の国際収支(速報)によりますと、海外との総合的な取引状況
 を示す経常収支は5240億円の黒字でした。経常収支の黒字は66カ月連
 続で、額は前年同月に比べ約13%増加しました。サービス収支の黒字転化
 が貿易黒字の拡大に寄与しています。

 輸出は前年同月比7.2%減と13カ月連続の減少。輸入は6.0%減と8
 カ月連続の減少となりました。
 
 訪日外国人が国内で使った金額から、日本人が海外で支払った金額を差し引
 いた19年12月の旅行収支は2209億円の黒字で、前年同月比では中国
 からの訪日客の減少により約1.2%の減少となっています。減少は2カ月
 ぶりです。



◎特定サービス産業動態統計
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 19年12月の特定サービス産業動態統計(速報)によりますと、クレジッ
 トカード取扱高は前年同月比11.0%増で57カ月連続の増加。キャッシ
 ュレス決済の広がりにより増加が続いています。

 ゴルフ練習場が3カ月ぶりに増収となった一方、ゴルフ場は2カ月ぶり減収。
 結婚式場は2カ月ぶり、フィットネスクラブは3カ月連続の減収。遊園地・
 テーマパークは3カ月連続の減収となっています。



◎景気ウォッチャー調査(街角景気)
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 1月の景気ウォッチャー調査によりますと、現状判断DI(季節調整値)は
 前月比2.2ポイント上昇の41.9と、3カ月連続で改善しました。

 2~3カ月先の景気の先行きに対する判断DI(季節調整値)は前月に比べ
 3.7ポイント低下の41.8と、2カ月連続で悪化。

 こうした状況を踏まえ、内閣府は1月の街角景気について「このところ回復
 に弱い動きがみられる」との見方を据え置きました。



◎中国CPI・PPI(20年1月)
 ―――――――――
 消費者物価指数(CPI) 前年同月比5.4%上昇 (前月4.5%上昇)

 卸売物価指数 (PPI) 前年同月比0.1%上昇 (前月0.5%下落)


 CPIは、春節休暇前に食材を買い込む人が多かったことや新型肺炎の感染
 拡大で物流が滞ったことにより上げ幅が拡大、2011年8月以来8年3カ
 月ぶりの大幅上昇となりました。PPIは8カ月ぶりに上昇しました。



◎対内証券投資
 ――――――
 財務省発表の「対外及び対内証券売買契約などの状況」(月次)によります
 と、20年1月月間の海外投資家の日本株投資は3323億円の売り越しで、
 2カ月連続の売り越しとなりました。

     1月 ▼  6329億円    買い越し(△)
     2月 ▼  4219億円    売り越し(▼)  
     3月 ▼3兆5591億円
     4月 △4兆0584億円 ※過去最大の買越額
     5月 ▼  1912億円
     6月 ▼  4972億円
     7月 ▼   337億円
     8月 ▼  9123億円
     9月 ▼2兆4789億円
    10月 △3兆0420億円
    11月 △1兆2853億円
    12月 ▼   227億円
     1月 ▼  3323億円




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【4】相場予想と商いについての名言                **
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 『 証券価値がいくらになるかということについて、答えなどあるものではな
  い。まさに十人十色であって、専門家でも10人寄れば10の違った答え
  が出る。

   しかも、2、3分後にもう一度考えるチャンスを与えると、条件が変わっ
   たという理由で、10人が10人とも先の意見を変更することも珍しくな
  い。

  ごく一部については、証券の市場価値が貸借対照表と損益計算書とで決ま
  るともいえる。しかし実際には、株価は人間の期待と恐れによるところが
  大きい。』


 (補足)

  投資に際してはブレないことが大切で、故にしっかりとした自分の投資観
  と投資ルールを持つ必要があります。




 『 相場は見込みの適不中如何にかかわらず、

  商いの方法だに宜しきを得ば、必ず利益を博するを得るべし。』


 (補足)

  利益をもたらすのは、読みの当たりはずれではなく、商いの方法。「思惑
  を立てて売買するに、あたることは十にニ、三、たがうことは十に七、八
  なり」であるため、十のうちニか三の確率を最終的にトータルで利益にす
  るのは「商いの方法」です。




 『 相場に勝つには自分の性質や長所短所を知り、
 
      それに合うように商いの方法を工夫することである。』


 (補足)

  相場上手になるために必要なことは、やり方を磨くことです。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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ヘッジファンドを解約するには45日前に申し込むという取り決め、いわゆる
「45日ルール」があります。ほとんどのヘッジファンドは、解約できるタイ
ミングを3月、6月、9月、12月の四半期末に限定しており、解約したい投
資家は各四半期末の45日前までにその旨を申し出、その申し出に沿ってファ
ンドは現金化に動きます。例えば3月末期限であれば2月中旬の今週がその時
期に当たり、ファンド解約に伴う売り圧力で相場が下押すことがありますが、
季節的要因であるためその後は需給が改善する傾向があります。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2019
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  資産運用(株式)部門 第2位

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◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
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  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位

→ http://melma.com/contents/moy2017/


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