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こんにちは。aquaです。

 内閣府が昨日発表した19年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値
は前期比年率換算で6.3%減と予想以上に弱く、新型コロナウイルスの感染
の広がりで1~3月期もマイナス成長になるとの見方もあり、実態経済の弱さ
が日本株の下押し圧力となっています。

 また、米アップルが、新型コロナウイルスの流行による生産と需要の下振れ
で、1~3月期の売上高が会社予想に届かない見通しだと発表したことも投資
家心理を悪化させています。

 一方、昨晩は欧州の代表的な株価指数「ストックス欧州600」やドイツの
DAX指数が過去最高値を更新しています。

 欧州の株高は、新型コロナウイルスの広がりはいずれ収束に向かい、景気の
拡大基調は崩れないとの見方が背景にあり、世界的な金融緩和による金融相場
の出現を先取りした動きとも言えます。

 欧州の株高は相場の先見性か。21日発表の、ユーロ圏および独仏英の企業
の景況感を示す2月の購買担当者景気指数(PMI)速報値が注目されます。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.キャッシュ・ポジションと株式投資





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  23193.80(-329.44)▼1.40%
◎TOPIX  1665.71(- 22.06)▼1.31%

◎売買高概算   11億5325万株
◎売買代金概算   2兆1244億円
◎時価総額   627兆1172億円

◎値上り銘柄数  248   ◎(昨年来)新高値  12
◎値下り銘柄数 1865   ◎(昨年来)新安値 122
◎変わらず     47

◎騰落レシオ(25日) 71.94%(前日比4.41低下)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 〇●〇〇〇●●〇●●●● 41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -1.80%  75日線比 -1.28%

◎為替  (対 ド ル)109.77(前日比0.09円高)
     (対ユーロ)118.92(前日比0.17円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 159.4円(-  0.9円) 8230万株
 2.日経Wイン<1357>   904円(+   24円) 3778万株
 3.三菱UFJ<8306> 565.8円(-  3.6円) 3644万株
 4.日産自  <7201> 494.7円(-  8.1円) 2438万株
 5.ソフバンG<9984>  5269円(-  271円) 1888万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 21390円(-  660円) 1406億円
 2.ソフバンG<9984>  5269円(-  271円) 1008億円
 3.ソニー  <6758>  7265円(-  187円)  552億円
 4.東エレク <8035> 24205円(- 1210円)  423億円
 5.日経Wイン<1357>   904円(+   24円)  339億円



◆相場概況

 昨晩のNY市場はプレジデントデーの祝日のため休場。3月5日開幕予定だ
った中国の「全国人民代表大会」(全人代、国会に相当)が延期になる見通し
と報じられたことで政策期待が減退して朝方から売りが優勢。

 13:14には下げ幅が390円となって2万3133円まで下押しする場
面がありました。その後は1月17日に付けたザラ場高値2万4115円から
1000円近く下げた水準、かつ節目の2万3000円に接近したことで先高
期待からの押し目買いが入り、幾分下げ幅を縮小しています。売買代金は2兆
1244億円、上海総合指数は日本時間15:26現在8ポイント安の297
5、香港ハンセン指数は同373ポイント(1.3%)安の2万7585です。

 業種別では、空運、海運、不動産、電力ガスが比較的しっかり。一方で電気、
機械、精密、情報通信、化学、鉄鋼、医薬品などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、相場全般安の中にあって昨日に好業績発表で260円高とな
った大井競馬場の大家の東京都競馬、本日も155円高の3545円と連日で
値を飛ばしています。19年12月期の連結営業利益がバブル末期で競馬ブー
ムだった1991年12月期を28年ぶりに上回り、今期も最高益が見込める
ことから先高を期待した買いが入っています。

 運動靴大手で自動車内装材やプラスチックフィルムも手掛けるアキレスがス
トップ高、400円高の2130円となっています。抗ウイルス性のフィルム
がテレビ番組で紹介され、新型肺炎関連として買いが集まっています。同社が
開発した抗ウイルス性フィルム「アキレスウイルセーフ」は滅菌効果が期待で
き、ドアノブへの使用が想定されます。

 調剤2位で関東甲信越の門前薬局が地盤の日本調剤が大幅高、325円高の
4045円です。3月末現在の株主に対して1株を2株に分割すると発表、ま
た同社のオンラインストア優待券を保有株式100株以上500株未満の株主
に3000円分、500株以上なら同1万5000円を贈呈するとし、好感し
た買いが入っています。

 荏原実業が105円高の2128円。新型コロナウイルスの感染拡大を受け
て東京都が都立病院の専用病床増床など総額約390億円の緊急対策事業を盛
り込んだ補正予算案を編成する方針と報じられ、ウイルスの漏出を防ぐ専用の
「陰圧室」を増設するとしており、関連銘柄として物色の矛先が向かっていま
す。

 その他、ジェネリック医薬品11成分21製品の製造販売承認を取得した日
医工が105円高の1340円、JR東日本と2020年春に開業予定のJR
山手線「高輪ゲートウェイ駅」に無人の人工知能(AI)決済店舗を開業する
サインポストが131円高の2214円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、日本調剤、サイボウズ、リクルート、SPDRゴール
ド、森ヒルズリート・・・等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   A(4507)塩野義製薬     6,900→ 7,100円
 据置き   A(4552)JCRファーマ   8,800→12,000円

[野村証券]
 据置き   A(2871)ニチレイ      3,000→ 3,300円
 据置き   A(3978)マクロミル     1,700→ 1,650円
 据置き   A(7220)武蔵精密      1,700→ 1,600円
 据置き   A(7296)FCC       3,050→ 2,900円
 据置き   A(8058)三菱商事      3,580→ 3,850円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(6113)アマダ       2,000→ 1,800円
 据置き   A(6407)CKD       2,100→ 2,500円
 据置き   A(9031)西鉄        3,300→ 3,500円
 据置き   B(2413)エムスリー     2,060→ 3,100円
 据置き   B(3003)ヒューリック    1,100→ 1,250円

[みずほ証券]
 据置き   A(4114)日本触媒      7,800→ 7,000円
 据置き   B(8282)ケーズHD     1,180→ 1,340円
 据置き   B(9831)ヤマダ電機      440→   580円

[大和証券]
 据置き   1(4849)エンジャパン    5,930→ 4,550円
 据置き   2(3288)オープンハウス   3,350→ 3,560円
 据置き   2(3673)ブロードリーフ    850→   600円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】キャッシュ・ポジションで考える株式投資           **
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 売り買いをするということは、キャッシュ・ポジション(現金比率)を変動
させることでもあります。

 株価が下がったのを見て弱気になり慌てて売ったり、株価が上がったのを見
て強気になって買いに走りるようなことは初心者によくあるケースで、そうい
った場合、買いはかなり上昇してから、売りはかなり下落してから行われがち
です。

 高く仕入れて、安く売っているようなもので、これをキャッシュ・ポジショ
ンの観点から見ますと、天井で目一杯資金を使い、わざわざ底値で換金して目
減りした現金を受けとっていることになります。

 本来は逆で、高く売って、安く仕入れることを実行すれば、相場が大きく上
昇した際は換金を多めにして現金比率を高め、底値付近では買い付けを増やす
ため現金比率が低下するはずです。

 買い付けばかりですといずれ資金が枯渇し、後は評価損益の増減で一喜一憂
するだけのことになってしまいますが、資金さえあれば下げた時をチャンスと
捉えることができます。この効用は計り知れません。

 昔から伝わる相場格言に「相場のカネと凧の糸は出し切るな」とありますが、
先立つものはまずは資金です。不測の事態に備えるのも、次の大きなチャンス
を活かせるのも資金あってのこと。投資家は相場をコントロールすることはで
きませんが、自身のキャッシュ・ポジションをコントロールすることは可能で
す。

 投資家の思惑どおりに相場が動くとは限りませんので、裏目が出た際に窮地
に陥らないためにも、現金比率を意識することは大切です。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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日本各地の観光地では中国からの団体客のキャンルが相次ぎ、観光客が激減し
ています。日本国内でもイベントが中止されたりしているため、ホテルや旅館
の宿泊料金が通常料金の半額以下に値下がりしているケースがあるようです。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2019
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