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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ～ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ～ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 ◎お申込み・詳細は・・・ https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2020/03/05 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。ａｑｕａです。 政府・与党は新型コロナウイルス感染症で「緊急事態宣言」を出せるように するため改正特別措置法の成立を目指していますが、安倍総理は現状について 「緊急事態宣言」を出すような状況ではないとも述べています。 政府はこれまでイベントの自粛や休校などを「要請」してきましたが、緊急 事態を宣言すれば、イベントの「禁止」、休校の「指示」となり、中国が行っ たような医療施設開設のための土地等の強制使用も可能となります。 ちなみに、人口４００万人のロサンゼルス市など含む米カリフォルニア州ロ サンゼルス郡では４日、郡内の新型コロナウイルスの感染例が６人増えて７人 になったため非常事態を宣言。その後、州全域で非常事態が宣言されました。 ところで、ＳＮＳ上で「マスクの次に品薄になるのはトイレットペーパー」 といった根拠のない情報（デマ）が拡散し、トイレットペーパーの買い占めが 起きたため一時的にスーパーの棚からトイレットペーパーか消える事態となり ました。 石油危機の時もそうでしたが、災害発生時にもみられる現象で、根拠のない 見立てや考えを元に行動が広がり、結果として現実化してしまうこうした現象 を「予言の自己成就」と呼ぶそうです。 トイレットペーパーを買い占める動きはオーストラリアやアメリカなどでも 見られます。米疾病対策センター（ＣＤＣ）が新型コロナウイルスの感染拡大 に備えるよう警鐘を鳴らしたことで、メディアがこぞって２週間程度の備蓄を 呼びかけたため、トイレットペーパーやミネラルウォーター、アルコール消毒 剤、コメ、シリアル、缶詰などがあっという間に品薄となったそうです。 いわゆる「パニック・バイイング」と呼ばれる消費行動ですが、「予言の自 己成就」と合わせて、株式市場でも似たような投資行動をよく目にします。 …………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ２．主な投資判断 ３．本日の経済指標等の結果 ４．相場師の信条 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 ２１３２９.１２（＋２２９.０６）△１.０９％ ◎ＴＯＰＩＸ １５１５.７１（＋ １３.２１）△０.８８％ ◎売買高概算 １３億８３８４万株 ◎売買代金概算 ２兆５２５５億円 ◎時価総額 ５７０兆９８５４億円 ◎値上り銘柄数 １１１５ ◎（昨年来）新高値 １ ◎値下り銘柄数 ９４３ ◎（昨年来）新安値 １３９ ◎変わらず １０５ ◎騰落レシオ（２５日） ６３.５１％（前日比１.９４％上昇） ◎サイコロ（日経平均） ５勝７敗 ●〇〇●●●●●〇●〇〇 ４１.６％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比 －６.７２％ ７５日線比 －８.６３％ ◎為替 （対 ド ル）１０７.３０（前日比０.２２円高） （対ユーロ）１１９.４９（前日比０.４９円高） ◎出来高上位 １.みずほ ＜８４１１＞ １４１.９円（＋ ０.２円）１１５９２万株 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ５０５.９円（－ ２.５円） ７５６４万株 ３.日経Ｗイン＜１３５７＞ １０５５円（－ ２４円） ５３１８万株 ４.アンジェス＜４５６３＞ ５０７.０円（＋ ８０.０円） １８５９万株 ５.ＺＨＤ ＜４６８９＞ ３９５.０円（－ ４.０円） １８５８万株 ◎売買代金上位 １.日経レバＥ＜１５７０＞ １８０６０円（＋ ３９０円） １６６９億円 ２.ソフバンＧ＜９９８４＞ ５０９２円（＋ ８４円） ７３５億円 ３.ファストリ＜９９８３＞ ５５０４０円（＋ ９００円） ５９２億円 ４.日経Ｗイン＜１３５７＞ １０５５円（－ ２４円） ５６２億円 ５.ソニー ＜６７５８＞ ６９２９円（＋ １１８円） ４７４億円 ◆相場概況 本日の日経平均株価は２２９円高の２万１３２９円で取引終了です。 予備選でバイデン氏が躍進したことを好感して昨晩のＮＹダウは今週２度目 となる１０００ドル超えの１１７３ドル高。これを受けて東京市場も朝方から 買いが先行、寄付き直後には上げ幅が２９９円となる場面がありました。もっ とも新型コロナウイルスの感染拡大による国内景気の先行きへの警戒感は根強 く、その後は２万１３００円を中心にもみ合う展開となっています。売買代金 は２兆５２５５億円、上海総合指数は日本時間１５：１４現在５６ポイント（ １．８％）の大幅高で３０６８です。 業種別では、電力ガス、医薬品、食品、化学、精密、情報通信などの上げが 目立ち、一方で鉄鋼、建設、非鉄、不動産、保険などが下げています。 個別銘柄では、創薬ベンチャーのアンジェスがストップ高で８０円高の５０ ７円。新型コロナウイルスのワクチン開発を大阪大学と共同で行うと発表し、 好感した買いが集まっています。関連銘柄としてタカラバイオにも買いが向か い、１８９円高の２１３７円と大幅高です。 臨床検査薬大手の富士レビオと受託臨床検査首位のＳＲＬが統合して発足し た「みらかＨＤ」が６７円高の２７４１円。６日から新型コロナウイルスの臨 床検査を受託すると発表。厚生労働省が新型コロナウイルスを検出するＰＣＲ 検査を６日から保険適用することを受けた措置で、関連銘柄として買いが入っ ています。 三井物が連日で上昇、５０円高の１７７８円です。９日から６月２３日にか けて５００億円を上限に自社株を取得すると発表。株式還元の強化や株式需給 の引き締まりを好感した買いが入っています。昨年１０月にも自社株買いを発 表しており、合わせると１０００億円規模となります。 国内製薬首位の武田薬品が１３２円高の３８９６円と値を飛ばしています。 新型コロナウイルスに対する治療薬の開発を始めると発表し、好感した買いが 入っています。新型コロナから回復した患者の血液を活用し、免疫機能を高め る治療薬をつくると言います。 日本ビルファンドが２万６０００円高の８６万４０００円。米ＦＲＢの緊急 利下げなど世界的に利下げ機運が高まっており、地方金融機関や個人投資家な ど相対的に利回りの高いＲＥＩＴ需要が高まっています。 その他、巣ごもりゲーム関連でｇｕｍｉが３４円高の７１８円、オルトプラ スが５８円高の９３８・円、マスク関連でユニチャームが１６０円高の３５３ ５円、キリン傘下の協和キリンが１１２円高の２５９４円と値を飛ばしていま す。ホームセンターのＬＩＸＩＬビバはマスクや除菌シートなどの販売が伸び て５４円高の２１６４円と値を上げています。 本日の新高値銘柄は、東京インキ、日本ユピカ、ヤマエ久野、北沢産業・・ ・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 有望銘柄や投資のノウハウ等 お役立ち情報満載！ https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な投資判断 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［ＪＰモルガン証券］ 引上げ Ｃ→Ｂ（6103）オークマ 4,300円 ［モルガンＳＭＵＦＧ証券］ 引下げ Ａ→Ｂ（8078）阪和興業 2,500円 ［三菱ＵＦＪＭＳ証券］ 引下げ Ａ→Ｂ（6376）日機装 1,700→ 1,200円 ［大和証券］ 引上げ ３→２（4041）日本曹達 2,900→ 3,200円 引下げ ２→３（5726）大阪チタニウム 2,010→ 1,250円 引下げ ２→３（5727）東邦チタニウム 1,300→ 860円 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】本日の経済指標等の結果 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎車名別新車販売 ――――――― ２月の車名別新車（軽含む）販売ランキング ※前年同月比 １位）ホンダ Ｎ－ＢＯＸ（軽） １万９１７７台（ ６．０％減） ２位）日産 デイズ （軽） １万５４９５台（ ６．６％増） ３位）ダイハツ タント （軽） １万４４９６台（ ４．４％減） ４位）スズキ スペーシア（軽） １万３９４５台（１１．９％減） ５位）ダイハツ ムーヴ （軽） １万１５７０台（ ６．５％減） ちなみに、登録車では昨年１１月発売のトヨタの小型ＳＵＶ「ライズ」が ９９７９台で１位でした。 ◎対内証券投資・株式（財務省統計）※カッコ内は前週の動向 ――――――――― ２月２３日～ ２月２９日 海外投資家 －７４５０億円（－ ６８１億円） ３週連続売り越し ◎投資部門別の売買状況（東証統計）※カッコ内は前週の動向 ―――――――――― ２月第４週（２月２５日～２月２８日、日経平均２２４３円下落、週間） 個人投資家 ＋３５３４億円（＋ ９７３億円） ３週連続買い越し 海外投資家 －３８９４億円（－ ３５３億円） ３週連続売り越し 事業法人 ＋１８９８億円（＋１００４億円） ９週連続買い越し 信託銀行 － ８４億円（－１３８５億円）１２週連続売り越し ※同期間の日銀のＥＴＦ購入額は２８６０億円です。 → http://www.aqua-inter.com/hint/boj.html#latest ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」 は年金資金等の売買動向を反映しています。 ※個人の取引別動向は、現金取引が差し引き２３０９億円の買い越し、信用 取引は差し引き１２２５億円の買い越しでした。 ※指数先物については、海外投資家は１兆４１３６億円の売り越し。先物の 単月の売越額としては１８年１０月第２週（１０月９日～１２日、１兆４ ９９２億円）以来、約１年４カ月ぶりの大きさ。現物と指数先物の合計で は１兆８０３０億円の売り越し。現物・先物合計での売り越しは３週連続 で、合計額はやはり１８年１０月第２週以来の大きさです。 → http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】相場師の信条 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 「最後の相場師」として知られる是川銀蔵（通称是銀）は、時代を先読みす る鋭い視点と日々の新聞記事を丹念に読み考えることで培った論理的な独自の 観点から株式取引を行った相場師でした。 １９８１年９月のある日、金属鉱業事業団が鹿児島県菱刈金山に高品位金鉱 脈を発見したとの日経新聞の記事を目にした是銀は、その鉱脈はとなりの住友 鉱山の鉱脈までつながっているはずだと直感し、直後から住友鉱山の株を買い まくります。 当初２００円台だった株価は、その後付和雷同の投資家も参戦し５カ月あま りで１０００円の大台を突き抜けさらに上伸。その間、是銀個人で買い付けた 株数は５０００万株に達したとの話もあります。 当時、証券会社からは目標株価３０００円との声も聞かれましたが、是銀は １０００円台に乗せた後わずか１０日程度で全株を処分し、数百億円の巨利を 得たといいます。 ちなみに、是銀は投資の信条ともいえる言葉を残していますのでご紹介させ ていただきます。 ＜三原則＞ 銘柄は水面下にある優良なものを選んでじっと待つ。 経済、相場の動きから常に目を離さず自分で勉強する。 過大な思惑はせず、手持ち資金の中で行動する。 ＜五箇条＞ 銘柄は人が奨めるものではなく、自分で勉強して選ぶ。 二年後の経済の変化を自分で予測し大局観を持つ。 株価には妥当な水準がある。値上がり株の深追いは禁物。 株価は最終的に業績で決まる。腕力相場は敬遠する。 不測の事態などリスクはつきものと心得る。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【５】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「コロナウイルスに関する大切な説明がある。これから、ご自宅に伺います」 などと「アポ電（予兆電話）」とみられる不審な電話や、「コロナウイルスが 水道管に付着している。菌を除去するには、お金がかかる」などと、新型コロ ナウイルス感染拡大に乗じた詐欺電話が相次いでいるようです。高齢者宅が狙 われるケースが多く、皆さまもくれぐれもお気をつけください。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝ １４年連続受賞 ＝ ◎まぐまぐ大賞 ２０１９ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 資産運用（株式）部門 第２位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１７ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ １０年連続で『総合大賞』 ０６年～０８年はマネー部門賞第１位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除はご自身にてお願い いたします。登録解除用のＵＲＬをメルマガ最下段に記載しておりますので ご利用ください。 ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行：アクアリンクス株式会社 関東財務局長（金商）第２２８２号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
