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こんにちは。aquaです。

 値動きが激しい「ボラタイル」な相場展開が続いています。例えばNY株は
急落と急騰を繰り返していますが、先週月曜日の2月24日から昨日までのダ
ウの騰落は下記のようになっています。※カッコ内は日中の値幅(高安の差)


   2月24日( 490ドル) -1031ドル ※過去4番目の下げ幅

   2月25日(1151ドル) - 879ドル 

   2月26日( 651ドル) - 123ドル 

   2月27日(1022ドル) -1190ドル ※過去最大の下げ幅

   2月28日( 813ドル) - 357ドル 

   3月 2日(1314ドル) +1293ドル ※過去最大の上げ幅

   3月 3日(1378ドル) - 785ドル 

   3月 4日( 816ドル) +1173ドル ※過去2番目の上げ幅

   3月 5日( 728ドル) - 969ドル 


 ちなみに、2月24日の1031ドル安は、その時点で、18年2月5日の
1175ドル安、同年同月8日の1032ドル安に次いで過去3番目の下げ幅
でしたが、2月27日にダウが1190ドル下落し、下げ幅の記録を更新する
とともに2月24日の下げ幅は過去4番目に後退しました。

 上げた際の値動きも大きく、3月2日の1314ドル高は18年12月26
日の1086ドル高を上回り、過去最大の上げ幅。3月4日の1173ドル高
はそれに次ぐ上げ幅となっています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.3月末の分割銘柄






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  20749.75(-579.37)▼2.72%
◎TOPIX  1471.46(- 44.25)▼2.92%

◎売買高概算   17億4964万株
◎売買代金概算   2兆8335億円
◎時価総額   554兆5827億円

◎値上り銘柄数   40   ◎(昨年来)新高値   0
◎値下り銘柄数 2114   ◎(昨年来)新安値 702
◎変わらず      9

◎騰落レシオ(25日) 58.13%(前日比5.38%低下)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 〇〇●●●●●〇●〇〇● 41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -8.84%  75日線比 -10.98%

◎為替  (対 ド ル)105.96(前日比1.40円高)
     (対ユーロ)118.87(前日比0.55円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 137.0円(-  4.9円)19342万株
 2.三菱UFJ<8306> 487.4円(- 18.5円)10264万株
 3.日経Wイン<1357>  1114円(-   59円) 9696万株
 4.ZHD  <4689> 394.0円(-  1.0円) 2752万株
 5.野村   <8604> 451.0円(- 34.5円) 2576万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 17020円(- 1040円) 2487億円
 2.日経Wイン<1357>  1114円(+   59円) 1073億円
 3.ソフバンG<9984>  4783円(-  309円) 1048億円
 4.ファストリ<9983> 54770円(-  270円)  583億円
 5.トヨタ自 <7203>  6794円(-  214円)  559億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は579円(2.72%)安の2万0749円で取引終
了です。

 新型コロナウイルスが米国内にまん延しつつあることを警戒して昨晩のNY
ダウは969ドルの大幅安。また円相場が1ドル=105.80円前後の円高
に振れたことも嫌気し、東京市場は朝方から売りが先行。安倍首相が昨晩、新
型コロナウイルスの感染拡大をめぐり中国や韓国からの入国を3月末まで大幅
に制限する方針を表明したことで経済活動停滞への懸念も強まり、更に金曜日
でポジション調整の売りも重なったことで終日安い水準での値動きとなってい
ます。売買代金は2兆8335億円、上海総合指数は30ポイント(1.0%
)安の3040です。

 業種別では33業種全て下落。特に、鉄鋼、証券、非鉄、海運、銀行、建設、
不動産、自動車、機械、繊維などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、感染が拡大する新型コロナウイルスの影響で医薬品や日用品
などの販売が増加しているクスリのアオキが70円高の6890円、イオン子
会社のウエルシアHDも250円高の6580円と値を上げています。

 100円ショップを展開するセリアが122円高の3095円。2月の既存
店売上高が前年同月比9.1%増えたと発表。増加率は2014年3月の13
.7%増以来、5年11カ月ぶりの大きさとなり、好感した買いが入っていま
す。マスクを手作りするためのガーゼや除菌用の液体などを詰め替えるボトル
などの売り上げが増えています。

 セブン&アイが214円高の3842円。米石油精製会社マラソン・ペトロ
リアムのコンビニエンスストア併設型ガソリンスタンド部門「スピードウェイ
」の買収を断念したと報じられ、これまで買収額が巨額で財務負担が重すぎる
との見方があっただけに好感した買いが入っています。

 その他、診断薬や検査キットを手掛ける日水製薬が49円高の1293円、
感染管理クレベリンの大幸薬品が180円高の4790円、業務用アルコール
消毒製剤を手掛けるニイタカが1月後半から注文急増と発表で54円高の24
34円、院内感染対策関連でクリーンルームの日本エアーテックが3円高の8
60円、ぜんそく薬のキョーリン製薬が81円高の2141円と値を上げてい
ます。地盤改良など基礎工事大手の日本基礎技術は自社株買い発表で20円高
の340円です。



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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   B(9983)ファーストリテ  65,600→60,300円

[野村証券]
 据置き   A(5333)ガイシ       2,500→ 2,430円
 据置き   B(1928)積水ハウス     2,380→ 2,250円
 据置き   B(6804)ホシデン      1,170→ 1,150円

[SMBC日興証券]
 引上げ B→A(9983)ファーストリテ  67,000→66,000円
 据置き   B(9962)ミスミG      2,100→ 2,000円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(1801)大成建設      6,300→ 6,000円
 据置き   A(1812)鹿島        1,900→ 1,800円
 据置き   A(4151)協和キリン     3,000→ 3,300円
 据置き   B(4516)日本新薬      9,500→ 8,700円
 据置き   B(4911)資生堂       8,100→ 6,000円

[みずほ証券]
 引上げ B→A(5802)住友電工      1,650→ 1,500円

[大和証券]
 据置き   1(4661)OLC      19,000→16,500円
 据置き   1(7701)島津製作所     3,800→ 3,400円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎新規上場          公開価格     初値     終値
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 きずなHD (7086) 2320円  2220円  1955円

 ウイルテック(7087) 1200円  1200円  1002円



◎家計調査
 ――――
 20年1月の家計調査によりますと、物価変動の影響を除いた実質消費支出
 は、暖冬の影響でウィンターレジャーや暖房家電が振るわず、前年同月比で
 3.9%減少しました。4カ月連続の減少で、減少率は市場予想と一致しま
 した。



◎毎月勤労統計
 ――――――
 20年1月の毎月勤労統計速報によりますと、実際の支給額である名目賃金
 (現金給与総額)は前年同月比1.5%増と、ボーナスの増加が寄与し2カ
 月ぶりに増加。

 物価変動の影響を除いた実質賃金も0.7%増加し、4カ月ぶりのプラスと
 なっています。



◎景気動向指数
 ――――――
 景気の方向や強さを示す指数で、景気の現状を示す20年12月の一致指数
 CI(2015年=100、速報値)は94.7と前月から0.3ポイント
 上昇しました。上昇は4カ月ぶりですが、トレンドを示す3カ月後方移動平
 均は4カ月連続の下降となっています。

 一致指数の動きから機械的に求められる景気の基調判断は、「悪化を示して
 いる」で据え置きです。

 尚、数カ月先の景気を示す先行指数は90.3と、前月比0.7ポイント下
 降。2カ月ぶりの下降で、トレンドを示す3カ月後方移動平均は19カ月連
 続で下降しています。




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【4】3月末の分割銘柄                      **
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 3月末で株式分割を予定している主な銘柄をコード番号順にご紹介させてい
ただきます。


   (コード)(銘 柄 名)  (分割比率)  (市 場)

   2970 グッドライフC   1:3   ジャスダック
   3322 アルファG     1:2   ジャスダック
   3341 日本調剤      1:2   東証1部
   3397 トリドール     1:2   東証1部
   3452 ビーロット     1:2   東証1部
   3563 スシローG     1:4   東証1部
   3626 TIS       1:3   東証1部
   3694 オプティム     1:2   東証1部
   3739 コムシード     1:2   名証2部
   3835 eBASE     1:2   東証1部
   3918 PCI       1:2   東証1部
   4424 Amazia    1:2   マザーズ
   4526 理研ビタミン    1:2   東証1部
   4574 大幸薬品      1:3   東証1部
   4767 TOW       1:2   東証1部
   4923 COTA      1:1.1  東証1部
   6078 バリューHR    1:2   東証1部
   6594 日本電産      1:2   東証1部
   7033 MSOL      1:3   東証1部
   7071 アンビス      1:2   ジャスダック
   7505 扶桑電通      1:2   東証2部
   7749 メディキット    1:2   ジャスダック
   7839 SHOEI     1:2   東証1部
   8337 千葉興銀      1:1   東証1部
   9470 学研        1:4   東証1部
   9625 セレスポ      1:2   ジャスダック


 なお、3月決算銘柄の権利付き最終売買日は3月27日(金)で、3月30
日(月)権利落ち日となります。

 ちなみに、1:2の株式分割を行った場合、権利落ち後(分割後)の持ち株
は2倍の株数になり、分割後の理論上の株価は権利落ち前と比べて2分の1に
低下します。



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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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欧州や米国内での新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されていますが、ウイ
ルスの発生元である中国では省や直轄市などの警戒レベルを相次いで引き下げ
ており、中国当局の専門家は3月末までに湖北省武漢市で新たな感染者がゼロ
になるとの見方を示してします。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2019
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  資産運用(株式)部門 第2位

→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html


◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
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  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位

→ http://melma.com/contents/moy2017/


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