■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


   今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。


   『 騰落レシオ40%と最高の買い場を示唆、

        ここで仕込んでおきたいど真ん中銘柄〇7〇〇!』


   『 突込み買い、採算買い、やれやれの売り、ろうばい売り 』



   ※配信についてのお問い合わせは・・・ aqua@aqua-inter.com まで。


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             ◎ ハロー株式 ◎       2020/03/18 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 新型コロナウイルスは空気中に漂った状態で一定時間生存し感染を広げてい
く、「エアロゾル感染」の可能性が指摘されていましたが、米研究チームは霧
のように空気中に漂う「エアロゾル」の状態で新型コロナウイルスは3時間以
上生存できるとし、エアロゾル感染は起こりうると結論づけています。

 ちなみに、新型コロナウイルスはステンレス上では48時間、プラスチック
の表面では72時間生存するそうです。

 ところで、最もよく利用される株価指標の一つ「PER(株価収益率)」に
ついて少し話をしてみたいと思います。

 PERは株価を1株利益で除して求める指標で、株価が2倍になったとして
も、企業の利益成長により1株利益が同程度増加していればPERの面から割
高感は生じません。

 分子(株価)も分母(1株利益)も同率で大きくなったためで、株価500
÷1株利益50円も株価1000÷1株利益100円も、PERは10倍で同
じということです。

 日経平均の予想PERは、今期(多くは20年3月期)の予想利益に基づい
て算出されており、昨日現在で10.75倍となっています。

 日経平均のPER10.75倍というのは通常であればかなり割安で、下落
した際の下支え要因ともなりえる水準ですが、現在は事情が違います。

 現在は新型コロナの影響で業績に対する下押し圧力が増しており、従来予想
から大きく下振れする恐れが存在します。

 株価500÷予想1株利益50円の場合、PERは10倍ですが、1株利益
が20円に下振れした場合、株価は一緒でもPERは25倍に跳ね上がり、割
高感が強まることになります。

 1株利益が20円に下振れしPER10倍まで調整した場合の株価は200
円となります。つまり、利益が下振れすれば株価にも下押し圧力がかかって下
がることになり、利益縮小の度合いが大きければ株価への下押し圧力もそれだ
け強まることになります。

 こうしたことにより、新型コロナの影響で業績悪化が懸念される現在のよう
な状況の時は、業績悪化の程度が分からない限り、利益成長に基づいたPER
は手掛かりになりにくいと言えます。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………



 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.2月の貿易統計






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  16726.55(-284.98)▼1.68%
◎TOPIX  1270.84(+  2.38)△0.19%

◎売買高概算   27億1881万株
◎売買代金概算   4兆1106億円
◎時価総額   481兆0891億円

◎値上り銘柄数  835   ◎(昨年来)新高値   0
◎値下り銘柄数 1298   ◎(昨年来)新安値 127
◎変わらず     33

◎騰落レシオ(25日) 45.58%(前日比0.93%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 ●〇〇●●〇●●●●〇● 33.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -20.77% 75日線比 -26.56%

◎為替  (対 ド ル)106.90(前日比0.04円安)
     (対ユーロ)117.83(前日比1.18円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 116.9円(+  1.4円)29540万株
 2.三菱UFJ<8306> 385.0円(-  7.2円)13759万株
 3.日経Wイン<1357>  1653円(+   52円)13731万株
 4.ソフバンG<9984>  3246円(-  397円) 6010万株
 5.日産自  <7201> 385.0円(+  6.8円) 4068万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 10830円(-  310円) 3089億円
 2.日経Wイン<1357>  1653円(+   52円) 2162億円
 3.ソフバンG<9984>  3246円(-  397円) 2015億円
 4.トヨタ自 <7203>  6317円(-   43円) 1198億円
 5.ソニー  <6758>  5992円(+  159円)  942億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は284円(1.68%)安の1万6726円で取引終
了です。

 FRBの金融支援策に続いてムニューシン財務長官が米国民への小切手支給
などを含む総額1兆ドル(約107兆円)という大規模な景気刺激策の検討を
発表したことを好感し、また一昨日に2997ドル安と過去最大の下げとなっ
た後だけに昨晩のNYダウは1048ドルの大幅高。

 これを受けて東京市場も朝方から買いが先行、9:14には上げ幅が385
円となる場面がありました。ただ昼からは時間外取引で米株価指数が大幅安と
なっていることで今晩のNY市場が下落するとの見方から売りが優勢となり、
マイナスに転じています。売買代金は4兆1106億円、上海総合指数は日本
時間15:12現在21ポイント(0.78%)安の2757です。

 業種別では、空運、海運、陸運、精密、化学、水産、食品、小売などの上げ
が目立ちます。

 個別銘柄では、富士フイルムがストップ高で700円高の5238円。中国
政府が昨日、新型コロナウイルスによる肺炎の治療で富士フイルム傘下の富山
化学が開発したインフルエンザ薬「アビガン」の有効性を臨床研究で確認した
と発表。好感した買いが集まっています。

 東大が新型コロナウイルスの感染阻止の可能性を発表した急性膵炎治療薬「
ナファモスタット(商品名フサン)」を販売している日医工もストップ高で15
0円高の1127円、タカラバイオも96円高の1873円と大幅高です。

 新型コロナウイルスの感染拡大で米国内でアマゾンなど宅配サービスの需要
が拡大。日本でもアマゾンへの需要が高まるとの思惑からアマゾンを顧客とす
る丸和運輸機関は昨日の183円高に続いて213円高の2089円と大幅高
です。

 クスリのアオキが540円高の7540円と大幅高。新型コロナウイルスの
感染拡大でマスクや消毒液などの売れ行きが伸び、2月の既存店売上高は前年
同月比12%の大幅増。好感した買いが膨らんでいます。

 美顔器や痩身器具など家庭用美容・健康機器メーカーのヤーマンがストップ
高で100円高の634円。13日引け後に第3四半期決算発表と合わせ発行
済み株式数の3.57%に相当する200万株、金額にして10億円を上限と
する自社株買いを発表し、それをきっかけに3日連続高となっています。

 その他、手術用縫合針・眼科ナイフ・歯科用治療器で高シェアのマニーが2
50円高の2238円、補液や注射薬主力で医家向け専業の扶桑薬品が374
円高の1909円、高脂血症薬・降圧薬など循環器系得意の持田製薬が255
円高の3905円、後発薬の富士製薬が292円高の1346円、チケット販
売で最大手ぴあが215円高の2130円と大幅高。

 居酒屋「甘太郎」などを展開して子会社にアトムや「牛角」運営のレインズ、
カッパ・クリエイトなどを有するコロワイドが164円高の1642円、半導
体製造用高純度化学化合物のトリケミカルが550円高の7300円と大きく
値を上げています。



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【2】主な投資判断                        **
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[野村証券]
 据置き   A(7270)SUBARU    3,450→ 2,600円
 据置き   B(5803)フジクラ       350→   275円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(3415)TBASE      760→   540円
 据置き   A(9766)コナミ       6,100→ 4,900円
 据置き   B(7832)バンナム      5,600→ 5,400円
 据置き   B(9684)スクエニ      5,400→ 4,900円
 据置き   C(6506)安川電機      2,200→ 1,800円
 据置き   C(6954)ファナック    14,000→12,000円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ C→B(4527)ロート       3,200→ 2,700円
 据置き   B(2206)グリコ       5,000→ 4,000円

[みずほ証券]
 据置き   A(3612)ワールド      4,850→ 2,550円
 据置き   A(4901)富士フイルム    6,100→ 5,600円
 据置き   A(7202)いすゞ       1,450→ 1,100円
 据置き   B(2802)味の素       1,850→ 1,800円
 据置き   B(7205)日野自       1,050→   690円

[大和証券]
 据置き   1(3391)ツルハ      15,000→13,000円
 据置き   1(4568)第一三共      9,100→ 9,300円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎家計金融資産
 ――――――
 19年10~12月期の資金循環統計速報によりますと、家計が保有する金
 融資産残高は12月末時点で1903兆円と、前年同時期(1843兆円)
 に比べ3.3%(約60兆円)増加しました。四半期ベースでは3期ぶりの
 増加で、05年の統計開始以降で最高を更新しました。

 資産内訳では「株式等」と「投資信託」の増加が目立ち、それぞれ13.5
 %、10.9%の増加となっています。ちなみに、18年12月末と19年
 12月末の日経平均を比べますと18.2%の上昇となっています。

 尚、19年12月末時点で日銀が保有する日本国債の残高は495兆円で、
 国債残高全体に占める日銀の保有割合は43.7%と、引き続き最大の保有
 主体となっています。※保有割合は9月末時点の43.9%からやや低下。




◎ガソリン価格
 ――――――
 16日時点のレギュラーガソリンの給油所小売価格(1リットル当たり全国
 平均)は前週比2.9円安の143.5円と、8週連続で値下がりしました。





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【4】2月の貿易統計                       **
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 財務省が本日発表した2月の貿易統計(速報)によりますと、輸出額から輸
入額を差し引いた貿易収支は1兆1098億円の黒字となりました。黒字は4
カ月ぶり。市場予想は9170億円程度の黒字。前年同月は3287億円の黒
字。

 輸出額は、前年同月比1.0%減の6兆3216億円と15カ月連続の減少。

 輸入額は前年同月比14.0%減の5兆2117億円で10カ月連続の減少。


 貿易黒字の拡大は輸出以上に輸入が減少したためで、中でも対中輸入の減少
が際立ちます。


                  全体に占める割合  前年比増減率

   【輸出総額】  6兆3216憶円(100.0%) ▼ 1.0%

     対米    1兆2698億円( 20.1%) ▼ 2.6%
     対EU     6091億円(  9.6%) ▼ 7.7%
     対中    1兆1361億円( 18.0%) ▼ 0.4%
     対韓      4151億円(  6.6%) △ 1.0%


   【輸入総額】  5兆2117億円(100.0%) ▼14.0%

     対米      6430億円( 12.3%) ▼ 5.9%
     対EU     6275億円( 12.0%) ▼ 8.2%
     対中      6734億円( 12.9%) ▼47.1%
     対韓      2627億円(  5.0%) △ 1.6%



 対米貿易は、輸出・輸入ともに7カ月連続の減少。減少率は輸入の方が大き
く、結果、差し引きの黒字額6268億円と2カ月連続で増加しました。

 対EU貿易は、輸出が7月連続の減少で、輸入は2カ月連続減。差し引きで
は183億円の赤字となっています。赤字は8カ月連続。

 対中貿易は、輸出が2カ月連続で減少。輸入は大幅な落ち込みで7カ月連続
の減少。結果、差し引きで23カ月ぶりに黒字転換し、黒字額は4627億円
で過去最大となっています。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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昨晩のNY原油(WTI)先物価格は1バレル=26.95ドルで取引を終え
ました。終値としては2016年2月11日(26.21ドル)以来の安値で、
これを下回れば2003年5月以来の安値水準となります。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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