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こんにちは。aquaです。

 20世紀前半に活躍したアメリカの相場師の話ですが、仲間内で株のキャッ
チボールを行いながら株価を吊り上げ(もちろん現在は違法行為)、飛びつい
てきた大衆投資家の買いに自分たちの売りをぶつけるやり方で大儲けしていた
ため悪名が高かったそうです。

 1929年10月の「暗黒の木曜日」の大暴落に始まる世界恐慌では、その
数カ月前に持ち株をすべて売り払い、売りに転じて稼ぎまくったことでもよく
知られており、そんな彼を当時のフランクリン・ルーズベルト大統領は新設の
証券取引委員会(SEC)の初代委員長に抜擢しました。

 その相場師とはジョセフ・パトリック・ケネディのことで、ある書物には彼
の投資家としての資質について「情報収集に対する熱意、感情にまったくとら
われない冷静さ、好機を逃さないすばやい行動・・。相場の日々の変動を追っ
て細かく稼ぐことには関心がなかった。彼の関心は情勢(潮目)の変化にあっ
た」と記されています。

 ところで、その彼の次男は、後にホワイトハウスの主となったジョン・フィ
ッツジェラルド・ケネディです。

 ジョン・F・ケネディは大統領就任時に「何をしてくれるかではなく、何が
できるかを考えよう」と演説しました。

 何につけ批判や否定的な意見が多い世の中ですが、今は感染を拡大させない
ために自分に何ができるかを考える時です。これは自由か不自由かの次元では
なく、生きるか死ぬかの問題です。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.昨日から「年初来」






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  17818.72(-246.69)▼1.37%
◎TOPIX  1329.87(- 21.21)▼1.57%

◎売買高概算   16億4426万株
◎売買代金概算   2兆5703億円
◎時価総額   502兆6610億円

◎値上り銘柄数  266   ◎(年初来)新高値  3
◎値下り銘柄数 1872   ◎(年初来)新安値 93
◎変わらず     29

◎騰落レシオ(25日) 64.45%(前日比1.93%低下)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 〇●●〇〇〇●〇●●●● 41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -6.69% 75日線比 -19.37%

◎為替  (対 ド ル)107.19(前日比0.45円高)
     (対ユーロ)117.38(前日比0.60円高)


◎出来高上位

 1.日経Wイン<1357>  1344円(+   32円)16933万株
 2.みずほ  <8411> 117.0円(-  3.8円)15217万株
 3.三菱UFJ<8306> 391.5円(-  8.3円) 8466万株
 4.ソフバンG<9984>  3768円(+   93円) 4523万株
 5.原油ブル <2038>   311円(+    8円) 4059万株

◎売買代金上位

 1.日経Wイン<1357>  1344円(+   32円) 2256億円
 2.日経レバE<1570> 12320円(-  360円) 2107億円
 3.ソフバンG<9984>  3768円(+   93円) 1688億円
 4.任天堂  <7974> 41330円(-  620円)  700億円
 5.ファストリ<9983> 40940円(- 1010円)  688億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は4日連続安、246円(1.37%)安の1万781
8円で取引終了です。4日間の下げ幅は1571円となります。

 感染拡大に伴う先行き不安から昨晩のNYダウが973ドルの大幅安となり、
東京市場も朝方から売りが先行。10:19には下げ幅が358円となる場面
がありました。売り一巡後は中国国家衛生健康委員会の専門家グループ長の鐘
南山氏が新型コロナの世界的感染拡大が4月末にピークアウトの可能性と述べ
たと報じられ、買いが優勢となって12:46には67円高まで浮上。もっと
も感染拡大に対する警戒感は根強く、その後は引けにかけて再びマイナスに転
じています。売買代金は2兆5703億円、上海総合指数は日本時間15:1
2現在25ポイント(0.9%)高の2759です。

 業種別では、石油、保険、情報通信が小高く、一方で空運、証券、繊維、銀
行、非鉄、不動産、建設などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、新型コロナウイルスの感染拡大で医療体制が厳しい状態とな
る中、昨日ストップ高となった医者と患者が直接接触しないオンライン診療シ
ステムを手掛けるメドレーが本日も215円高の2597円です。加藤勝信厚
生労働相が経済財政諮問会議で保険を適用するオンライン診療を初診から認め
る検討に入ると表明。現在は初診は対面診療が原則であり、収益拡大を期待し
た買いが連日で入っています。 

 スマートフォンでできる遠隔診療・健康相談アプリなどを運営するMRTは
ストップ高で300円高の1639円です。

 テルモが66円高の3605円。感染者が増えて肺炎治療向け人工心肺装置
(ECMO)の需要が高まる中、生産量を現在の倍以上に増やすと報じられ、
好感した買いが入っています。テルモは国内市場で約7割のシェアを持ちます。

 作業服大手のワークマンが170円高の5910円。3月の既存店売上高が
前年同月比17%増となり、2桁増基調の継続を好感した買いが入っています。
3月は例年と比べ気温が高く、ショートソックスや薄手の長袖Tシャツ、カー
ゴパンツの販売が伸びています。屋内の人混みの多い場所を避け、山など自然
環境の良い場所や屋外のレジャー施設に行く人が増えたことでアウトドア向け
の商品販売が好調のようです。

 巣ごもり関連でネットによる動画配信ビジネスのJストリームが143円高
の1278円、ユーチューバーのマネジメントを手掛けるUUUMが160円
高の2139円、巣ごもり消費関連で山パンが12円高の2295円と年初来
高値更新、マスク生産設備の販売開始でヘリオステクノが49円高の343円。

 テレワーク関連でテラスカイが172円高の2934円と連日で大幅高、W
iーFiレンタルのワイヤレスゲートが75円高の484円、新型コロナウイ
ルス検出試薬キットの栄研化学が84円高の2047円、アンメルツの小林製
薬が300円高の1万0030円と1万円大台乗せとなっています。

 本日の新高値銘柄は、山パン、ワッツ、Jストリーム、メドレー、MRT、
ズーム、大都魚類・・・等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[野村証券]
 新 規   A(4483)JMDC          5,500円
 据置き   A(4661)OLC      17,300→17,000円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   B(2914)JT        2,500→ 2,200円
 据置き   B(8604)野村         570→   560円

[みずほ証券]
 引上げ B→A(8028)ファミマ      2,650→ 2,450円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   2(6923)スタンレー     3,000→ 2,500円
 据置き   2(7244)市光工        870→   720円
 据置き   3(7276)小糸製       5,000→ 3,800円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎対内証券投資・株式(財務省統計)※カッコ内は前週の動向
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 3月22日~28日

  海外投資家 -1兆4219億円(-1兆4747億円)7週連続売越




◎投資部門別の売買状況(東証統計)※カッコ内は前週の動向
 ――――――――――
 3月第4週(3月23日~27日、日経2836円下落・7週ぶり上昇)

  個人投資家 -1232億円(+2424億円) 7週ぶり売り越し

  海外投資家 -9517億円(-4134億円) 7週連続売り越し

  事業法人  - 203億円(+ 695億円)13週ぶり売り越し

  信託銀行  +4450億円(+2458億円) 4週連続買い越し


 ※同期間の日銀のETF購入額は4068億円。
  → http://www.aqua-inter.com/hint/boj.html#latest

 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。

 ※個人の取引別動向は、現金取引が差し引き261億円の買い越し、信用取
  引は差し引き1493億円の売り越しでした。

 ※信託銀行の買越額(4450億円)は2016年2月第3週(4999億
  円)以来、約4年1カ月ぶりの大きさ。

 ※海外投資家の売越額(9517億円)は2016年3月第2週(1兆19
  32億円)以来、約4年ぶりの大きさ。

 ※指数先物については、海外投資家は3399億円の買い越し。現物と指数
  先物の合計では6118億円の売り越し。現物・先物合計での売り越しは
  7週連続です。
  → http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly

 ※3月第4週は個人や海外勢の売りに対し、公的部門の日銀と年金が買い向
  かった格好です。



 
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【4】昨日から「年初来」                     **
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 四本値(始値、高値、安値、終値)のうち、高値と安値は、その日(または
週、月、年)の株価がこれ以上先には行かなかったという限界を示しています。

 その限界点を突き破り、主にその年の高値・安値を更新した際の株価を「新
値」と言い、「新高値(新安値)更新」または「新値を取った」などと表現さ
れます。

 いつからの高値(安値)を更新したのかについては「昨年来」と「年初来」
を時期によって使い分けています。

 通常は年明けから3月31日までの期間は、前年1年間を含めた高値・安値
の更新を対象にし「昨年来高値(安値)」と表現します。

 4月1日以降はその年の大発会(年の一番最初の取引日)から当日までの期
間の高値あるいは安値の更新が対象となり、「年初来高値(安値)」と表現し
ます。ただし、4月以降でありましても、前年に目立った高値(安値)がある
場合はあえて「昨年来」と表記する場合もあります。

 ちなみにアメリカでは、現在から過去1年間の新値更新を「52週高値(安
値)更新」として重視しています。

 尚、日経新聞の株式欄で白抜きで表示される高値・安値も、4月からは年初
来ベースとなります。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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トランプ米大統領は、サウジアラビアとロシアの原油を巡る対立について数日
内に収まるだとうとの見方を示したためNY原油先物(WTI)が時間外取引
で4%超上昇しています。1日には米シェール企業の破たん第1号が発生し、
今後も相次ぐだろうとみられているだけに、需給改善で原油相場が上昇に転じ
れば懸念材料の一つが後退することになります。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2019
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