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 　　　　　　　　　　 　◎　ハロー株式　◎　　　　　 　2020/04/08 夕刊

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こんにちは。ａｑｕａです。

　本日４月８日はお釈迦さまの誕生日とされ、例年であれば釈迦降誕祭「仏生
会（ぶっしょうえ）」が各地の寺院で行われます。

　色とりどりのたくさんの花が添えられることから「花まつり」として一般に
親しまれている行事で、甘茶をいただくことが参拝客の楽しみの一つですが、
今年は新型コロナの影響もあって甘茶のふるまいを取り止めたり、仏生会その
ものの中止も相次ぎました。

　ところで、駄目になってしまうことを「お釈迦になる」と言いますが、この
言葉の語源にはいくつかの説があります。

　この場合の「お釈迦」とは、作り損ねた不良品、使いものにならなくなった
状態を指しており、由来としては、阿弥陀仏の鋳物を注文して仕上がったもの
をよく見ると顔がお釈迦様の顔だったことから、それ以来「お釈迦」は不良品
を指すようになったという説。

　「ひ」と「し」が曖昧な江戸言葉に由来しているという説もあります。鋳物
職人が火が強くて失敗してしまった時に「火が強かった（しがつよかった）」
と言ったことから、「四月八日（釈迦の誕生日）」に掛けて「お釈迦になる」
という表現が生まれたというものです。

　また、往生際に南無阿弥陀仏を唱えることから派生して、物事が駄目になる
ことを「お陀仏」と言い、同じような連想から「お釈迦になる」が派生したと
も言われており、この説が最も自然なように思われます。

　ちなみに六曜の「仏滅」は釈迦も滅する最悪日とされますが、元は「物滅」
（もつめつ）と言い、本来はお釈迦様の入滅とは関係のない言葉です。もちろ
ん仏教とも無関係で、近年になって「物」と「仏」が入れ替わり、後付けの解
釈が広がったとされています。

　「物滅」とすれば「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」との意味に転化し、
「大安」よりも物事を始めるには良い日との解釈もあります。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な投資判断

 ３．本日の経済指標等の結果






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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１９３５３.２４（＋４０３.０６）△２.１３％
◎ＴＯＰＩＸ　　１４２５.４７（＋　２２.２６）△１.５９％

◎売買高概算　　　１６億８１５６万株
◎売買代金概算　　　２兆８１１４億円
◎時価総額　　　５３９兆０７３２億円

◎値上り銘柄数　１６３４　　　◎（年初来）新高値　２７
◎値下り銘柄数　　４７８　　　◎（年初来）新安値　　２
◎変わらず　　　　　５６

◎騰落レシオ（２５日）　８６.３５％（前日比９.０１％上昇）

◎サイコロ（日経平均）　７勝５敗　〇〇●〇●●●●〇〇〇〇　５８.３％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋３.６９％ ７５日線比 －１１.３９％

◎為替　　（対 ド ル）１０８.８８（前日比０.０１円安）
　　　　　（対ユーロ）１１８.０１（前日比０.４１円高）

◎出来高上位

 １.日経Ｗイン＜１３５７＞　 １１２６円（－　 　４８円）１４０３１万株
 ２.みずほ　　＜８４１１＞　１２３.３円（－　　０.７円）１２８５３万株
 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　４０７.０円（－　　８.６円）　９５２９万株
 ４.野村原油　＜１６９９＞　　 １６５円（－　　 １２円）　５０１０万株
 ５.ソフバンＧ＜９９８４＞ 　４１３９円（＋　 　１０円）　３１８３万株

◎売買代金上位

 １.日経レバＥ＜１５７０＞ １４５４０円（＋ 　５９０円）　３７５７億円
 ２.日経Ｗイン＜１３５７＞　 １１２６円（－ 　　４８円）　１６２５億円
 ３.ソフバンＧ＜９９８４＞　 ４１３９円（＋　 　１０円）　１３０１億円
 ４.ファストリ＜９９８３＞ ４６４２０円（＋ ３３２０円）　１０２８億円
 ５.任天堂　　＜７９７４＞ ４３５９０円（＋ 　４００円）　　７３０億円



◆相場概況

　本日の日経平均株価は４日連続高、４０３円（２．１３％）高の１万９３５
３円で取引終了です。

　昨晩のＮＹダウが２６ドル安となり、緊急事態宣言による経済停滞を警戒し
て朝方は売りが先行、９：３５には下げ幅が２２０円となる場面がありました。
ただ下値を売り込む動きは限定的。その後は緊急事態宣言が出たことで感染拡
大に歯止めがかかることへの期待感から押し目買いが優勢となり、プラスに浮
上。

　円相場が１ドル＝１０８．９０円前後まで円安に振れたことを好感し、また
外国人とみられる買いも入り、引けにかけて上げ幅を拡大しています。これで
日経平均株価は４日連続高、この間の上げ幅は１５３５円となります。売買代
金は２兆８１１４億円、上海総合指数は日本時間１５：１１現在５ポイント安
の２８１５です。

　業種別では、空運、陸運、証券、医薬品、精密、小売、食品などの上げが目
立ち、一方で石油、鉄鋼、銀行などが下げています。

　個別銘柄では、コロナウイルスの感染拡大ピークアウト期待からこれまで売
り込まれていた空運セクターが値上がり率トップ。ＪＡＬが１６２．５円高の
２０１８円、ＡＮＡが１８４．５円高の２５３７円となっています。

　陸運セクターが第二位で、東武が２４５円高の３７２５円、富士急が１７１
円高の２７４７円、阪神阪急が１９０円高の３７６５円、京王が３３０円高の
６４７０円、近鉄も２８０円高の５３３０円。ＪＲ東日本は４３８円高の８５
００円、ＪＲ東海は８０５円高の１万８３５０円となっています。

　一押し銘柄、ソニー子会社で国内医師の９割程度が登録する医療情報サイト
を運営するエムスリーが４００円高の３７８０円と上場来高値更新。新型コロ
ナで遠隔診療整備が進んでおり、同社は全国の医師に健康相談ができるオンラ
インサービス「ＬＩＮＥヘルスケア」を提供しているだけに収益向上期待から
買いが膨らんでいます。

　アルバイトの「バイトル」などネット特化で求人情報を提供するディップが
３日連続高、１２８円高の１８４３円となっています。人手不足でアルバイト
求人サイト「バイトル」の広告掲載が伸びて業績好調。好感した買いが入って
います。２０２０年２月期単独税引き利益は前の期比１０％増の１００億円と
なっています。

　体温計国内トップのオムロンが１５０円高の５８４０円と上値追いの展開継
続。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて体温計需要が増加。生産能力を従
来比で７割増やすとし、好感した買いが入っています。

　その他、チケット販売の最大手ぴあが３１７円高の２２８０円、キッチンや
ユニットバスなど住設機器販売の北恵が９８円高の８０７円、無線通信関連で
ワイヤレスゲートが５０円高の５１２円、銅スクラップの黒谷が３０円高の３
７０円。巣ごもり関連で手芸専門店を展開する藤久が３月の売上高が前年同月
比約２倍になってストップ高で１００円高の７２５円となっています。

　本日の新高値銘柄は、モロゾフ、エムスリー、伊藤園、神戸物産、ＧＭＯペ
イ、中外薬、小林製薬、アグロカネショウ、ライオン、エフピコ、カチタス、
丸和運輸・・・等々です。



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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［モルガンＳＭＵＦＪ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ（2413）エムスリー　　　　 2,300→ 4,050円

［野村証券］
　据置き　　　Ｂ（3564）ＬＩＸＩビバ 　　　2,300→ 2,100円
　据置き　　　Ｂ（3774）ＩＩＪ　　　　　　 2,590→ 3,120円
　据置き　　　Ｂ（7649）スギＨＤ　　　　　 6,600→ 6,700円

［ＳＭＢＣ日興証券］
　据置き　　　Ｂ（8628）松井証券 　　　　　1,160→   790円
　据置き　　　Ｂ（8698）マネックスＧ　　　　 540→   210円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ（6952）カシオ　　　　　　　　　　 2,100円

［みずほ証券］
　据置き　　　Ａ（6758）ソニー　　　　　　 9,900→ 9,100円
　据置き　　　Ａ（9020）ＪＲ東日本　　　　13,000→10,000円
　据置き　　　Ａ（9021）ＪＲ西日本　　　　10,500→ 9,000円
　据置き　　　Ｂ（9022）ＪＲ東海　　　　　21,900→16,000円
　据置き　　　Ｃ（9501）東京電力　　　　　　 410→   320円


 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎機械受注
　――――
　設備投資の先行指標として注目される「船舶・電力を除く民需」の２月の受
　注額は前月比２．３％増と、市場予想（２．７％減）に反して２カ月連続で
　増加しました。

　　　※１月：２．９％増、１２月：１２．５％減　１１月：１８．０％増

　内訳では製造業が１．７％減少し３カ月ぶりの減少となった一方、非製造業
　が５．０％増と３カ月ぶりに増加に転じ全体を押し上げました。ちなみに、
　官公需は３９．１％減と大幅な落ち込みとなっています。

　尚、内閣府は機械受注の基調判断を「足踏みがみられる」で据え置きました。




◎国際収支
　――――
　２月の国際収支（速報）によりますと、海外との総合的な取引状況を示す経
　常収支は３兆１６８８億円の黒字でした。経常収支の黒字は６８カ月連続で、
　額は前年同月に比べ２１．２％増加しました。

　輸出は前年同月比べ０．４％増とわずかながら１５カ月ぶりに増加。一方、
　中国で新型コロナの感染が拡大した影響により輸入が１４．６％減（１０月
　連続減）の大幅マイナスとなったことが貿易収支の黒字額を拡大させ、経常
　収支の黒字拡大につながりました。
　
　訪日外国人が国内で使った金額から、日本人が海外で支払った金額を差し引
　いた２月の旅行収支は５７９億円の黒字。２月は新型コロナの影響で訪日外
　国人旅行者数が前年比で５８％減少した結果、旅行収支の黒字額は前年比で
　７１％減少しました。




◎対内証券投資
　――――――
　財務省発表の「対外及び対内証券売買契約などの状況」（月次）によります
　と、２月月間の海外投資家の日本株投資は４兆８４２０億円売り越しました。
　売り越しは４カ月連続で、単月の売越額としては月次データがさかのぼれる
　０５年以降で最大です。

　　　　　３月　▼３兆５５９１億円
　　　　　４月　△４兆０５８４億円 ※過去最大の買越額
　　　　　５月　▼　　１９１２億円
　　　　　６月　▼　　４９７２億円
　　　　　７月　▼　　　３３７億円
　　　　　８月　▼　　９１２３億円
　　　　　９月　▼２兆４７８９億円　　　　買い越し（△）
　　　　１０月　△３兆０４２０億円　　　　売り越し（▼）　
　　　　１１月　△１兆２８５３億円
　　　　１２月　▼　　　２２７億円
　　　　　１月　▼　　３３２３億円
　　　　　２月　▼　　７４６０億円
　　　　　３月　▼４兆８４２０億円 ※過去最大の売越額




◎特定サービス産業動態統計（２月速報、売上高の前年同月比増減）
　――――――――――――
　結婚式場業　　　　　　　２１．０％増（　２カ月連続増収）
　ゴルフ場　　　　　　　　１６．９％増（　２カ月ぶり　　）
　ゴルフ練習場　　　　　　１４．０％増（　３カ月連続　　）
　クレジットカード業　　　１３．０％増（５９カ月連続　　）
　学習塾　　　　　　　　　　１．６％増（　２カ月連続　　）
　外国語会話教室　　　　　　１．６％増（　２カ月ぶり　　）
　フィットネスクラブ　　　　０．５％増（　２カ月連続　　）

　広告業　　　　　　　　　　２．２％減（　５カ月連続減収）
　葬儀業　　　　　　　　　　２．８％減（　２カ月連続　　）
　パチンコホール　　　　　　３．１％減（　８カ月連続　　）
　ボウリング場　　　　　　　４．６％減（　８カ月連続　　）
　遊園地・テーマパーク　　１７．８％減（　５カ月連続　　）




◎ガソリン価格
　――――――
　４月６日時点のレギュラーガソリンの給油所小売価格（１リットル当たり全
　国平均）は前週比２．６円安の１３３．７円と、１１週連続で値下がりしま
　した。

　水準としては１７年１０月２日時点（今回と同値）以来、およそ２年半ぶり
　の安値となっています。 

　※ガソリン価格の推移 http://www.aqua-inter.com/document/200408.html




◎企業倒産
　――――
　帝国データバンク発表の３月の倒産件数は７４４件で、前年同月に比べ９３
　件（１４．３％）増加。倒産件数の前年同月比増加は７カ月連続。負債総額
　は８９０億１９００万円で前年同月に比べ１２０億９２００万円（１５．７
　％）増加しました。

　主因別では、販売不振・輸出不振・売掛金回収難・不良債権の累積・業界不
　振の「不況型倒産」が前年比１７％増で全体の８割を占めています。


　尚、東京商工リサーチの集計では、４月７日現在で「新型コロナウイルス」
　関連の経営破たんは、倒産の２０件と法的手続き準備中の２５件を合わせて
　計４５件に達しています。４５件を業種別で見ると、宿泊業の１２件、飲食
　業の７件が目立ちます。




◎景気ウォッチャー調査（街角景気）
　――――――――――
　３月の景気ウォッチャー調査によりますと、現状判断ＤＩ（季節調整値）は
　前月比１３．２ポイント低下の１４．４と、２カ月連続で大幅に悪化しまし
　た。

　水準としてはデータがさかのぼれる０２年以降で、金融危機の渦中にあった
　０８年１２月の１９．０を下回り過去最低を更新しました。

　２～３カ月先の景気に対する先行き判断ＤＩ（季節調整値）は前月比５．８
　ポイント低下の１８．８と４カ月連続で悪化し、０８年１２月の２１．３を
　下回り過去最低を更新しました。

　こうした状況を踏まえ、内閣府は３月の街角景気について「新型コロナウイ
　ルス感染症の影響により、極めて厳しい状況にある」とし、先行きについて
　は「一段と厳しさが増すとみている」とまとめています。





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【４】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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年を重ねていれば、知人や肉親の死を経験しながら「死」を意識する機会が増
えます。大きな自然災害が発生しても意識の面での「死」との距離が縮まりま
すが、今回の新型コロナウイルスも然りです。ごく身近な人から感染すること
があり、発症してから容態が悪化してしまうと、自分の「死」について準備し
たりする間もなく死に至るケースもあるため、現実として自分の「死」につい
て考えざるをえず、その準備をしておくに越したことはないと感じています。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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～ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝　１４年連続受賞　＝


◎まぐまぐ大賞 ２０１９
 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　資産運用（株式）部門　第２位

→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html


◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１７
 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　１０年連続で『総合大賞』　　０６年～０８年はマネー部門賞第１位

→ http://melma.com/contents/moy2017/


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　ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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