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こんにちは。aquaです。

 国際通貨基金(IMF)明日、世界経済の成長率見通しを公表します。

 IMFは1月時点で今年の世界経済の予想成長率を3.3%と発表しました
が、中国における新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮して2月22日に
は3.2%に下方修正しました。

 さらにIMFのゲオルギエバ専務理事は3月9日の講演で「今年世界経済は
1930年代の世界大恐慌以来最悪の景気後退に見舞われる」とし、世界経済
の成長率見通しの大幅な下方修正を示唆しています。

 ところで、新型コロナウイルスに感染する経路としては「飛沫感染」と「接
触感染」があげられます。すでに十分ご理解していることとは思いますが、改
めて取り上げてみたいと思います、

 飛沫感染とは、感染者の飛沫(くちゃみ、咳など)と一緒にウイルスが放出
され、それを他の人が口や鼻から吸い込むことによっておこる感染です。

 飛沫感染の防止で繰り返し呼びかけられているのが、喚起の悪い密閉空間、
多数が集まる密集場所、間近で会話や発声をする密接場所、いわゆる「3密」
の回避です。

 他者との距離を確保する「ソーシャル・ディスタンス」(社会的距離)も同
じ趣旨の取り組みで、他者に感染させないための「咳エチケット」も大切です。

 接触感染とは、感染者がくしゃみや咳を押さえた手で周りのモノにさわり、
他者がそれに触れることで手にウイルスが付着、その手で口や鼻をさわること
によっておこる粘膜からの感染です。

 新型コロナウイルスは、ステンレス上で48時間、プラスチック表面で72
時間生存すると言われています。ドアノブや手すり、エレベーターのボタンな
どにウイルスが付着していて、知らぬ間にさわっている可能性は十分にありま
す。

 また、人は無意識のうちに顔をさわっています。口に手をやったり、鼻をい
じったり、目をこするなどして、平均して1時間に23回、顔を触っていると
の実験結果もあります。

 従いまして、接触感染を防ぐためには、手洗いやアルコール消毒、顔をさわ
らないようにすることが重要となります。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.信用規制






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  19043.40(-455.10)▼2.33%
◎TOPIX  1405.91(- 24.13)▼1.69%

◎売買高概算   10億5607万株
◎売買代金概算   1兆6513億円
◎時価総額   532兆0965億円

◎値上り銘柄数  380   ◎(年初来)新高値 22
◎値下り銘柄数 1740   ◎(年初来)新安値  1
◎変わらず     49

◎騰落レシオ(25日) 93.11%(前日比2.46%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇●●●●〇〇〇〇●〇● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +3.20% 75日線比 -12.05%

◎為替  (対 ド ル)107.83(前週末比0.55円高)
     (対ユーロ)118.07(前週末比0.48円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 124.6円(-  2.4円) 9953万株
 2.三菱UFJ<8306> 420.8円(-  5.2円) 6447万株
 3.日経Wイン<1357>  1160円(+   53円) 6161万株
 4.野村原油 <1699>   161円(-    1円) 3325万株
 5.原油ブル <2038>   348円(-   10円) 2394万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 14000円(-  690円) 1635億円
 2.ソフバンG<9984>  4200円(-  147円)  973億円
 3.日経Wイン<1357>  1160円(+   53円)  701億円
 4.ファストリ<9983> 46350円(- 1840円)  588億円
 5.任天堂  <7974> 44310円(-   60円)  363億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は455円(2.33%)安の1万9043円で取引終
了です。

 先週末のNY市場は「グッドフライデー」(聖金曜日)で休場で材料難の中、
東京市場は国内で新型コロナウイルスの感染者数増加に歯止めがかからないこ
とを嫌気して朝方から売りが先行。

 円相場が1ドル=107.80円前後まで円高が進んだこと、中国で新たに
確認された感染者数が再び100人を超えたと報じられたこと、また時間外取
引でNYダウ先物が下落していることも売りを誘い、引けにかけて下げ幅を広
げています。売買代金は1兆6513億円、上海総合指数は日本時間15:0
8現在13ポイント安の2783です。

 業種別では、鉱業、水産が高く、医薬品がしっかり。一方で海運、証券、鉄
鋼、非鉄、建設、電機、自動車などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、紡績のシキボウがストップ高で300円高の1300円。抗
ウイルス加工「フルテクト」を施した繊維素材がコロナウイルスに対して効果
があるとの試験結果を得たと発表。防護服、マスク、医療従事者向け衣料など
に使われる不織布素材に同加工を実施しる模様であり、好感した買いが集まっ
ています。

 乳酸生菌飲料のヤクルトが110円高の6760円と値を上げて年初来高値
更新。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、免疫力を高めたいと考える消費
者が増加しており、乳製品の購入が増えるとの思惑から買いが入っています。

 その他、業績上昇修正を発表したファブレス半導体企業のDMPがストップ
高で500円高の2694円、半導体関連装置のローツェも好業績発表を受け
て大幅高で675円高の4125円。ソフトウェアテスト事業がIT投資旺盛
な銀行向けに好調のSHIFTが昨日のストップ高に続いて本日も1150円
高の8980円と大幅高。

 栃木を地盤とする中堅ホームセンターのカンセキが好業績と増配意向、そし
て自社株買い発表で53円高の1826円と連日で上昇、工業資材ネット通販
のモノタロウが新型コロナウイルス感染拡大に伴うECサイト利用者増加で3
0円高の2940円と値を上げています。

 新型コロナウイルス感染症対策として透明ビニールカーテンの販売を強化し
たウェーブロックHDがストップ高で100円高の623円、アマゾンを最大
顧客としてEC事業者向け荷物取り扱いを手掛けるファイズHDが巣ごもり消
費増加でストップ高で150円高の1022円となっています。アマゾンジャ
パンと連携した食品宅配事業のライフコーポレーションも281円高の325
0円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、ヤクルト、神戸物、モノタロウ、日本調剤、大幸薬、
オカモト、ニホンフラッシュ、SGHD・・・等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[モルガンSMUFJ証券]
 据置き   A(9104)商船三井      3,200→ 2,800円
 据置き   B(9101)日本郵船      1,700→ 1,600円
 据置き   C(9107)川崎汽船      1,000→   700円

[野村証券]
 据置き   A(7459)メディパル     2,900→ 2,600円
 据置き   B(2784)アルフレッサ    2,600→ 2,200円
 据置き   B(8129)東邦HD      3,150→ 2,600円
 据置き   B(9987)スズケン      4,850→ 4,400円

[SMBC日興証券]
 新 規   A(9262)シルバーライフ       2,800円
 据置き   A(5401)日本製鉄      2,200→ 1,870円
 据置き   B(5411)JFE       1,310→   960円
 据置き   C(5406)神戸製鋼       390→   290円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   B(2809)キユーピー     2,500→ 2,100円

[みずほ証券]
 据置き   A(7013)IHI       4,200→ 2,300円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ 3→2(9086)日立物流      3,400→ 2,900円
 引下げ 2→3(9375)近鉄エクスプレス  2,350→ 1,700円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】信用規制                          **
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 信用取引は売買の厚みを増す一方、利用が過熱しますと相場が乱高下する可
能性があります。

 そのため、相場が過熱度を増してきますと、取引所や証券金融会社ならびに
証券会社は、信用取引が行える銘柄に対して信用取引の利用に規制をかけます。
こうした規制は株価にも影響するため、信用取引を利用しない現物株中心の投
資家にとりましても大きな関心事となります。

 銘柄の売買に規制がかかる前段階として、「日々公表銘柄」への指定があり
ます。

 これは値動きや売買高、信用残を考慮して取引所が発表するもので、信用取
引の残高が毎日公表されます。この段階では取引に規制があるわけではありま
せんが、次の段階として効力のある規制が控えているため注意を促す効果があ
ります。

 さらに、東証では「日々公表銘柄」のうち信用取引残高が継続的に増加して
いる銘柄を「特別周知銘柄」として公表し、周知を図っています。


 証券金融会社が発表する「注意喚起」も実際の規制ではありませんが、証券
金融会社が貸し株の調達が困難になっていることを意味しており、逆日歩注意
報といえます。

 注意喚起を通知すると同時に貸借取引に制限措置を実施する可能性があるこ
とを通知していますので、投資家はそのことを認識しているものと見なされま
す。

 それでも過熱感が収まらなければ、その銘柄の売買に対し、以下のような規
制が発せられます。

・委託保証金率の引き上げ

・代用制限(株券担保を認めず)

・貸株申込制限(信用新規売りや、場合によっては買い方の現引きも認めず)

・増担保規制(担保の上積み)など


 また、証券会社も独自の判断で「新規取引停止」(信用新規を受付けない)
等の規制をかけることがあります。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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国内地金商最大手の田中貴金属工業が公表した本日の地金の1グラムあたりの
小売価格は6513円と、これまでの最高値だった1980年1月の1グラム
6495円を超え、過去最高値を更新しました。ちなみに、NY金先物の現在
の水準(先週末終値)は史上最高値と比較して1割ほど安い水準にありますが、
為替が現在の方が4割近く円安水準にあることが邦貨換算の金価格を押し上げ
ています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2019
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