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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ～ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ～ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 ◎お申込み・詳細は・・・ https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2020/04/16 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。ａｑｕａです。 新型コロナウイルスの感染拡大で世界の経済活動が突然ストップし、昨晩発 表された米経済指標は軒並み過去最悪レベルにまで悪化しました。 世界的にみれば一部地域で新型コロナウイルスの感染拡大に鈍化の兆しが見 えるものの、終息の時期は見通せません。 とはいえ、経済活動を停止した状態を続ければやがて経済も財政も立ち行か なくなることは目に見えており、欧米ではコロナウイルスに警戒しながらの経 済活動の再開が模索されています。 感染拡大を防ぐため外出や就労について厳しく制限されてきましたが、新た な感染者数の伸びが著しく且つ継続的に鈍化すること、検査体制が十分に整っ ていること、感染者の行動把握が容易であること、病床・医療器具・薬・集中 治療室（ＩＣＵ）の数が十分であることなどを条件に制限を緩める動きがみら れ、オーストリアとデンマークがまず一部店舗の営業再開を認め、ドイツもそ れに続く見通しです。 ただ、米ハーバード大学が厳しい外出制限は２２年まで続ける必要があると 主張するように、今の段階での制限措置の緩和には慎重な意見は多く、制限措 置が緩和された都市でも感染の再拡大のリスクはあるため、人と人の間で一定 の距離を保つソーシャル・ディスタンス（社会的距離）の保持、小売店であれ ば入店数の制限、マスクの着用などが求められる模様です。 制限措置の全面解除までの道のりは遠く、いずれにしましてもコロナウイル スへの感染リスクはしばらくはなくならないため、人々の行動に変化が起こっ たように、社会の非接触化（キャッシュレス化やリモート化、ＡＩ・ロボット への代替など）が一段と進みそうです。 …………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ２．主な投資判断 ３．本日の経済指標等の結果 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 １９２９０.２０（－２５９.８９）▼１.３３％ ◎ＴＯＰＩＸ １４２２.２４（－ １１.８３）▼０.８２％ ◎売買高概算 １２億９８５９万株 ◎売買代金概算 ２兆２１０２億円 ◎時価総額 ５３９兆２０２３億円 ◎値上り銘柄数 １５８７ ◎（年初来）新高値 ５０ ◎値下り銘柄数 ５３４ ◎（年初来）新安値 ７ ◎変わらず ４８ ◎騰落レシオ（２５日）１０６.１５％（前日比９.０７％上昇） ◎サイコロ（日経平均） ６勝６敗 ●●〇〇〇〇●〇●〇●● ５０.０％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋４.６５％ ７５日線比 －１０.１９％ ◎為替 （対 ド ル）１０７.７７（前日比０.４２円安） （対ユーロ）１１７.３７（前日比０.０５円安） ◎出来高上位 １.みずほ ＜８４１１＞ １１９.９円（－ ４.１円）１２５８０万株 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ４０８.３円（－ ８.７円） ６６６４万株 ３.日経Ｗイン＜１３５７＞ １１２３円（＋ ３１円） ５９３３万株 ４.ソフバンＧ＜９９８４＞ ４４３０円（＋ ９７円） ４７４６万株 ５.原油ブル ＜２０３８＞ ３１１円（－ １９円） ２８８７万株 ◎売買代金上位 １.ソフバンＧ＜９９８４＞ ４４３０円（＋ ９７円） ２０８０億円 ２.日経レバＥ＜１５７０＞ １４４１０円（－ ４００円） １７２３億円 ３.日経Ｗイン＜１３５７＞ １１２３円（＋ ３１円） ６６８億円 ４.任天堂 ＜７９７４＞ ４７０００円（＋ ２７０円） ６４８億円 ５.ファストリ＜９９８３＞ ４７８８０円（－ ５６０円） ４１４億円 ◆相場概況 本日の日経平均株価は前日比２５９円（１．３３％）安の１万９２９０円で 取引終了です。 ＮＹ原油（ＷＴＩ）が４日連続安で０.２４ドル安の１９.８７ドルと１８年 ぶりに節目の２０ドルを割り込み、また景気押し込みへの警戒感から昨晩のＮ Ｙダウは４４５ドル安。これを受けて東京市場も朝方から売りが先行し、９： ４１には下げ幅が３９６円となる場面がありました。売り一巡後は先高期待か らの押し目買いが入って下げ幅を縮小したものの、新型コロナウイルス感染拡 大への警戒感は根強く、１万９３００円を中心に安い水準での値動きとなって います。売買代金は２兆２１０２億円、上海総合指数は日本時間１５：０７現 在２ポイントの小幅高で２８１３です。 業種別では、情報通信、倉庫、水産、電力ガス、小売などが高く、一方で非 鉄、海運、石油、銀行、電機、精密、自動車、不動産、医薬品などの下げが目 立ちます。 個別銘柄では、防塵・防毒マスクの興研が昨日の１３１円高に続いて連日の 上昇、３０４円高の２７６７円となっています。同社社長が安倍首相とのテレ ビ会議で高性能医療用マスク「Ｎ９５」の増産に取り組むと表明し、好感した 買いが膨らんでいます。夏ごろから設備を稼働して供給量を倍増します。 エコモットがストップ高で１５０円高の９４６円。ＡＩ顔認識と高機能サー モグラフィーカメラで最大１６人の体温を同時測定する検温システムの提供を 始めたと発表。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため新千歳空港で利 用されており、利用拡大を期待した買いが集まっています。 ソニー関連会社で医療従事者向け情報サイトを展開するエムスリーが１２５ 円高の３９７５円。ソニーと新型コロナウイルスの感染症対策で協業し、胸部 ＣＴ検査画像の診断支援サービスや画像診断支援ＡＩの開発と普及を進めると いい、好感した買いが入っています。遠隔医療関連としての買いも入っていま す。 その他、アルコール消毒液が出回らないのはプラスチック容器の不足が原因 と報じられ、竹本容器がストップ高で１００円高の７１８円、不足するアルコ ール消毒液の代替として台所洗剤に含まれる成分が注目され、ライオンが７２ 円高の２３９９円。除菌液の次亜塩素酸水液を手掛けるナックも６１円高の８ ６０円と大幅高です。 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で食料の安定供給に対する関 心が高まり、農業関連として農薬・肥料開発製造のＯＡＴアグリオがストップ 高で１５０円高の１０８３円、農薬の北興化学が３６円高の５７７円、同じく 農薬のクミアイ化学も２７円高の８５８円。 付着したウイルス・細菌の活動を抑制する軟質フィルムを手掛けるアキレス が１７９円高の１６９２円。 アマゾンを最大顧客としてＥＣ事業者向け配送及び庫内作業代行を手掛ける 巣ごもり消費関連のファイズＨＤが４日連続の大幅高で５８円高の１２８６円。 これで２月５日の４２６円から株価はちょうど３倍となります。アマゾンを顧 客とする丸和運輸機関も２２５円高の３０５５円と連日で上昇、アマゾンジャ パンと連携した食品宅配事業のライフコーポレーションも５日連続高で１００ 円高の３４００円です。 本日の新高値銘柄は、ヤクルト、エムスリー、伊藤園、神戸物、Ｍｏｎｏｔ ａＲＯ、ウエルシア、コスモス薬品、ツルハ、ＧＭＯペイメント、任天堂、菱 洋エレク、ニホンフラッシュ、丸和運輸、ファイズ・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 有望銘柄や投資のノウハウ等 お役立ち情報満載！ https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な投資判断 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［野村証券］ 据置き Ａ（2413）エムスリー 3,700→ 4,400円 据置き Ｂ（2587）サントリーＢＦ 4,600→ 4,200円 据置き Ｂ（2579）コカコーラ 2,550→ 2,100円 ［ＳＭＢＣ日興証券］ 据置き Ａ（5334）日特殊陶 3,400→ 2,800円 据置き Ａ（6594）日電産 9,000→ 7,700円 据置き Ａ（6723）ルネサス 910→ 860円 据置き Ａ（6963）ローム 8,600→ 6,900円 据置き Ｂ（5333）ガイシ 2,000→ 1,600円 据置き Ｂ（6479）ミネベアミツミ 1,900→ 1,500円 据置き Ｂ（6592）マブチ 4,800→ 4,900円 据置き Ｂ（6674）ＧＳユアサ 1,900→ 1,600円 ［三菱ＵＦＪＭ証券］ 据置き Ｂ（4985）アース製薬 6,000→ 7,000円 ［みずほ証券］ 据置き Ａ（8410）セブン銀行 420→ 350円 据置き Ｂ（5332）ＴＯＴＯ 3,900→ 3,300円 引下げ Ａ→Ｂ（9201）ＪＡＬ 3,500→ 2,000円 据置き Ｂ（9202）ＡＮＡ 3,400→ 2,200円 据置き Ｂ（9706）日空ビル 4,500→ 4,000円 ［大和証券］ 引上げ ３→２（8864）空港施設 560→ 540円 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】本日の経済指標等の結果 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎中国の主要都市住宅価格 ――――――――――― 中国主要７０都市の３月の新築住宅価格は前月から平均で０．１３％上昇し ました。※２月は前月比０．０２％上昇とほぼ横ばい。 尚、主要７０都市のうち、新築住宅価格が前月から上昇したのは３８都市で、 前月の２１都市から１７都市増加しました。 ◎マンション販売 ――――――― ３月の首都圏の新築マンション発売戸数は前年同月比３５．８％減の２１４ ２戸と、７カ月連続で減少しました。 ３月の初月契約率は７０．０％と、前月から１０．７％ポイントアップし、 好不調の目安される７０％を７カ月ぶりに上回りました。 ３月の１戸当たり平均価格は６１５６万円で前年同月比３９６万円（６．０ ％）のダウンプ。平均価格の下落は３カ月ぶり。 平米単価は９７．３万円で前年同月比２．６万円（２．７％）アップ。平米 単価の上昇は３カ月連続です。 尚、１９年度（１９年４月～２０年３月）の首都圏の新築マンション発売戸 数は前年度比２２．０％減の２万８５６３戸で、２７年ぶりの３万戸割れ。 初月契約率の平均は６１．３％で、前年度と比べ０．７ポイント低下しまし た。 １９年度の１戸当たり平均価格は６０５５万円で前年度に比べ１２８万円（ ２．２％）上昇。平米単価の平均は９０．１万円で前年度から２．６万円（ ３．０％）上昇しました。 ◎対内証券投資・株式（財務省統計）※カッコ内は前週の動向 ――――――――― ４月５日～４月１１日 海外投資家 － １５５億円（＋３２４２億円） ２週ぶり売り越し ◎投資部門別の売買状況（東証統計）※カッコ内は前週の動向 ―――――――――― ４月第２週（４月６日～４月１０日、日経１６７８円高・２週ぶり上昇） 個人投資家 －１５８４億円（＋ ２５５億円） ２週ぶり売り越し 海外投資家 ＋ ５４３億円（－ ６５４億円） ９週ぶり買い越し 事業法人 ＋ ４３２億円（＋ ７５億円） ２週連続買い越し 信託銀行 ＋２６８１億円（＋２７９０億円） ６週連続買い越し ※同期間に日銀はＥＴＦを２４６４億円購入。 → http://www.aqua-inter.com/hint/boj.html#latest ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」 は年金資金等の売買動向を反映しています。 ※個人の取引別動向は、現金取引が差し引き１２７７億円の売り越し、信用 取引は差し引き３０７億円の売り越しでした。 尚、４月１０日申し込み時点の信用評価損益率はマイナス２５．４９％と ２週ぶりに改善しています。 ※指数先物については、海外投資家は４７１６億円の売り越し。現物と指数 先物の合計では４１７２億円の売り越し。現物・先物合計での売り越しは ９週連続です。 → http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【４】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 不足するアルコール消毒液の代用品として、厚労省は成分にメタノールを含ま ず、アルコール度数が７０％から８３％の範囲の「酒」の利用を特例として認 め、酒造メーカーに問い合わせが殺到。また、経産省は台所用洗剤の洗浄成分 の「界面活性剤」、塩酸と食塩水を電気分解した「次亜塩素酸水」、除菌ウエ ットティッシュに含まれる「第４級アンモニウム塩」に新型コロナウイルスに 対する消毒効果があり、消毒液の代用品として使えるとしており、アース製薬 やスガイ化学、ライオン、テイカ、竹本容器、東邦化学、ＯＳＧコーポなどの 関連銘柄が改めて物色されています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝ １４年連続受賞 ＝ ◎まぐまぐ大賞 ２０１９ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 資産運用（株式）部門 第２位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１７ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ １０年連続で『総合大賞』 ０６年～０８年はマネー部門賞第１位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除はご自身にてお願い いたします。登録解除用のＵＲＬをメルマガ最下段に記載しておりますので ご利用ください。 ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行：アクアリンクス株式会社 関東財務局長（金商）第２２８２号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
