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こんにちは。aquaです。
立春から数えて八十八日目の明日は「夏も近づく八十八夜」。自粛している
間にも時は進み、いつの間にか若葉の季節、新緑の季節です。
ところで、厚生労働省は昨日、新型コロナウイルスに感染している人が、重
症化する前にあらわれる緊急性の高い13の症状のリスト(下記)を公表しま
した。
【 表情・外見 】
・顔色が明らかに悪い ・唇が紫色になっている
・いつもと違う 様子がおかしい
【 息苦しさなど】
・息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
・急に息苦しくなった ・生活をしていて少し動くと息苦しい
・胸の痛みがある ・横になれない 座らないと息ができない
・肩で息をしている ・突然(2時間以内を目安)ゼーゼーしはじめた
【 意識障害など 】
・ぼんやりしている(反応が弱い) ・もうろうとしている(返事がない)
・脈がとぶ 脈のリズムが乱れる感じがする
すでに感染していて自宅で療養している人が重症化する前に、自分や家族が
チェックできるように公表されたリストですが、多くの人に参考になると思わ
れます。
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~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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1.今日の相場
2.主な投資判断
3.本日の経済指標等の結果
4.来週の経済指標等のスケジュール
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【1】今日の相場 **
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◎日経平均 20193.69(+422.50)△2.14%
◎TOPIX 1464.03(+ 14.88)△1.03%
◎売買高概算 17億1766万株
◎売買代金概算 3兆0584億円
◎時価総額 553兆9608憶円
◎値上り銘柄数 1490 ◎(年初来)新高値 53
◎値下り銘柄数 630 ◎(年初来)新安値 1
◎変わらず 51
◎騰落レシオ(25日)108.36%(前日比4.60%低下)
◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 〇●●〇●●●〇●〇●〇 41.6%
◎カイリ率(日経平均)25日線比 +5.30% 75日線比 -3.81%
◎為替 (対 ド ル)106.56(前日比0.51円高)
(対ユーロ)115.71(前日比0.34円高)
◎出来高上位
1.野村原油 <1699> 70円(+ 5円)14150万株
2.みずほ <8411> 125.8円(+ 2.1円)14101万株
3.三菱UFJ<8306> 434.3円(+ 9.2円) 8487万株
4.日経Wイン<1357> 1013円(- 47円) 7527万株
5.アンジェス<4563> 1489円(+ 280円) 7267万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570> 15730円(+ 670円) 1817億円
2.ソフバンG<9984> 4633円(+ 23円) 1207億円
3.アンジェス<4563> 1489円(+ 280円) 1035億円
4.任天堂 <7974> 44650円(- 1570円) 799億円
5.ファストリ<9983> 51500円(+ 2500円) 781億円
◆相場概況
本日の日経平均株価は422円(2.14%)高の2万0193円と2万円
の大台を回復して取引終了です。13:19には上げ幅が594円となって2
万0365円まで上昇する場面がありました。
昨晩のNY市場はバイオ医薬品のギリアド・サイエンシズが新型コロナウイ
ルス治療薬「レムデシビル」の有効性を発表したことからコロナ終息→早期の
経済回復への期待が高まり、NYダウが532ドルの大幅高。これを受けて東
京市場も朝方から幅広い銘柄に買いが先行。特に景気敏感セクターの非鉄・銀
行・証券・不動産・機械などが業種別上昇率上位となって相場全般を牽引する
展開となっています。
これで1月17日の高値2万4115円(ザラ場)から3月19日のザラ場
安値1万6358円までの下げ幅7757円に対する半値戻し2万0236円
を達成し、「半値戻しは全値戻し」と言われるだけに今後の展開への期待が高
まります。売買代金は3兆0584億円、上海総合指数は日本時間15:05
現在35ポイント(1.2%)高の2857です。
業種別では、鉱業、証券、鉄鋼、非鉄、不動産、電機、機械、自動車、石油
などの上げが目立ち、一方で電力ガス、情報通信、食品、医薬品などは下げて
います。
個別銘柄では、創薬ベンチャーで遺伝子治療薬を開発するアンジェスが9日
連続高で280円高の1489円と大幅高。新型コロナウイルスのワクチンの
臨床試験を前倒しする方針と報じられており、またワクチン開発で世界的にも
先行しているとの見方があり、期待した買いが継続しています。
半導体マスク検査装置のレーザーテックが大幅高、940円高の7210円
と上場来高値を更新です。20年6月期第3四半期累計(19年7月~20年
3月)業績が大幅増収増益となり、好感した買いが膨らんでいます。次世代技
術EUV(極端紫外線)関連装置の需要が好調です。新型コロナウイルスで世
界経済の減速懸念が強まっていますが、次世代通信規格「5G」向け投資やテ
レワークの拡大による通信量の増大で半導体需要は中長期的に拡大が見込めま
す。
国内最大級の技術系人材サービスグループの持株会社テクノプロHDがスト
ップ高で1000円高の6210円。新型コロナウイルス感染拡大の影響が懸
念される中、増収増益と好調な業績を発表し、好感した買いが集まっています。
その他、越境EC事業のBEENOSがストップ高で150円高の1005
円、外食・サービス・小売り向け顧客満足度覆面調査を実施するMS&Con
sultingがストップ高で100円高の601円、郊外で衣食住を格安販
売する超大型スーパーセンター運営のPLANTが連日のストップ高で100
円高の750円、東海の工作機械大手でマシニングセンタなどトップクラスの
オークマが中国需要復活期待から470円高の4120円と大幅高です。
本日の新高値銘柄は、MonotaRO、日本調剤、朝日ネット、ダイフク、
日本電産、アンリツ、レーザーテック、カチタス、サイバーエージ・・・等々
です。
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【2】主な投資判断 **
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[JPモルガン証券]
引上げ C→B(6954)ファナック 17,000→15,000円
[野村証券]
据置き A(6920)レーザーテック 5,931→ 7,359円
新 規 A(7740)タムロン 3,400円
据置き B(1942)関電工 1,050→ 925円
据置き B(8218)コメリ 2,600→ 2,200円
引下げ B→C(2212)山崎パン 1,900→ 1,700円
[SMBC日興証券]
据置き B(4684)オービック 12,100→13,500円
据置き B(5741)UACJ 2,400→ 1,700円
引上げ C→B(7518)ネットワン 2,600→ 2,900円
[三菱UFJMS証券]
据置き B(4684)オービック 13,600→14,500円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】 **
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◎小売業販売額
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商業動態統計(速報)によりますと、3月の小売業販売額は前年同月に比べ
4.6%減少しました。減少幅は市場予想並み。
百貨店は32.7%減と過去最大の減少幅を記録しました。
2月は買いだめによりドラッグストアの売上高が大きく伸びたため小売業全
体の販売額は5カ月ぶりに増加しており、経産省は小売業の基調判断を「増
加している」に引き上げていましたが、3月は一転して「低下している」に
引き下げています。
◎鉱工業生産指数
―――――――
3月の鉱工業生産指数(2015年=100)速報値は前月比3.7%低下
の95.8と2カ月連続の低下。市場予想は5%程度の低下でした。
低下幅は19年10月(4.0%低下)以来の大きさ、水準としては13年
1月(94.8)以来、7年2カ月ぶりの低さです。
これを受けて経産省は鉱工業生産の基調判断を前月までの「一進一退ながら
弱含み」から「低下している」に下方修正しました。
尚、製造工業生産予測指数では、4月は前月比1.4%上昇、5月は1.4
%低下見込みとなっていますが、4月に関しては「1.3%低下」との補正
値も発表しています。
◎ガソリン価格
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4月27日時点のレギュラーガソリンの給油所小売価格(1リットル当たり
全国平均)は前週比1.9円安の129.0円と、14週連続で値下がりし
ました。
水準としては16年12月12日時点(127.7円)以来、およそ3年4
カ月ぶりの安値となっています。
※ガソリン価格の推移 http://www.aqua-inter.com/document/200430.html
◎中国PMI
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中国国家統計局が発表した4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、
前月比1.2ポイント低下の50.8と、市場予想(51)を下回ったもの
の、景気拡大・縮小の分岐点となる50を2カ月連続で上回りました。
4月の非製造業PMIは前月比0.9ポイント上昇の53.2と、市場予想
(52.5)を上回り、2カ月連続で50超えとなっています。
一方、財新メディアが発表した4月の製造業PMIは前月比0.7ポイント
低下の49.4と予想(0.3ポイント上昇の50.3)に反して悪化し、
2カ月ぶりに50を下回りました。
尚、中国国家統計局のPMIの調査対象は大規模な国営企業が中心で、財新
のPMIは主に民間企業を対象に調査を行っています。
◎建設機械出荷額
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3月の建設機械出荷額は前年同月比17.6%減の2476億円で、6カ月
連続で前年実績を下回りました。
輸出は前年比30.3%減の1232億円で8カ月連続の減少。国内向けは
0.6%増の1243億円と小幅ながら2カ月連続で増加しました。
◎住宅着工戸数
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3月の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比7.6%減と、9カ月連続で前
年実績を下回りましたが、減少率は市場予想(16%減)ほどではありませ
でした。
◎消費動向調査
――――――
4月の消費動向調査によりますと、消費者心理を示す消費者態度指数は前月
比9.3ポイント低下(悪化)の21.6でした。低下は4カ月連続で、低
下幅は過去最大です。
指数を構成する4項目(暮らし向き、収入の増え方、雇用環境、耐久消費財
の買い時判断)すべてが前月から低下しています。
これを受けて内閣府は消費者マインドの基調判断を前月の「悪化している」
から「急速に悪化している」に引き下げました。判断の引き下げは3カ月連
続です。
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【4】来週の経済指標等のスケジュール **
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4日(月) 日本:「みどりの日」で休場
中国:「労働節」連休で休場
欧州:独・仏・ユーロ圏4月の製造業PMI改定値
米国:3月の製造業受注
5日(火) 日本:「こどもの日」で休場
中国:「労働節」連休で休場
米国:3月の貿易収支
米国:4月の非製造業・総合PMI改定値
米国:4月のISM非製造業景気指数
6日(水) 日本:「振替休日」で休場
日本:非常事態宣言の当初期限
中国:連休明けで取引再開
欧州:独・仏・ユーロ圏4月の非製造業PMI改定値
米国:4月のADP雇用報告
7日(木) 日本:連休明けで取引再開
日本:ワークマン、ヤマダ電、任天堂などが決算を発表
中国:4月の財新非製造業PMI
中国:4月の貿易統計
英国:イングランド銀行(中銀)が政策金利を発表
米国:週間の新規失業保険申請件数
8日(金) 日本:3月の家計調査、毎月勤労統計
日本:ミネベアM、伊藤忠、三菱商、野村などが決算を発表
米国:4月の雇用統計(雇用者数増減、失業率、平均時給)
※予定は変更になる場合があります。
尚、来週の本誌無料版の配信は5月7日(木)朝刊から、有料版の次回配信
は5月13日となりますので何卒よろしくお願いいたします。
日本が大型連休の間のNY株(ダウとナスダック指数)の動きは下記をご参
照ください。
※相場データ → http://www.aqua-inter.com/hint/data.html
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【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com
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米ギリアド・サイエンシズは、同社の新型コロナウイルス感染症治療薬候補の
「レムデシビル」に関して、明確な効果が確認できたと発表しました。米国立
アレルギー感染症研究所も同薬の有効性を認めており、治験結果の全容は5月
半ばまでに明らかになる見通しです。米国では治療薬の開発・治験とは別に新
型コロナのワクチン開発も進められています。ワクチン開発には通常、1年以
上かかるとされますが、米製薬会社は米政府機関や軍と連携してワクチンを開
発する計画「オペレーション・ワープ・スピード」(超高速作戦)を進めてお
り、年内に1億人分、来年1月までに3億人分のワクチン製造を目指すと報じ
られています。
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~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =
◎まぐまぐ大賞 2019
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
資産運用(株式)部門 第2位
→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html
◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位
→ http://melma.com/contents/moy2017/
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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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